705 / 797
第3章 アレクを狙って
第812話 蔵之助vs土流&風花!
しおりを挟む
アレク達が話し合っていると馬車が止まり、抜刀という声が辺りに響き渡る。
戦場になる予定の場所に、まだ着いていないにも関わらず、開戦する声が聞こえて、アレク達は馬車から降りた。すると、武士と忍者が刃を混じえて交戦を始めていた。
「アレク坊、どうする?参戦するか?待つか?」
「どうしようかな?でも、持東親王が自軍でどうにかしたいみたいだから待ちましょうか」
目の前では、短刀と刀のぶつかり合いが起こっており、一見戦国時代の戦のような状態になっていた。
「わかった。だが、前線も崩壊しそうだな。蔵之助が唯一奮闘してるが、面倒なやつと対峙しそうになってるし。そろそろ来るだろう」
蔵之助の奮闘で前線をどうにか保つことは出来ているのだが、他の兵が弱いので押されていた。
しかも、蔵之助に強者が迫ろうとしている。
◆
蔵之助は、前線の危ない部分を瞬時に把握して、敵を一掃してはまた別の危ない場所に行っていた。そのせいで、自分の動きが思ったように出来ず、肉体的にも精神的にも疲弊し始める。だが、そこに追い打ちをかけるように強そうな2人の忍者が現れた。
「長様が、殺せと。恨みはないが、死んでもらおう」
蔵之助の目の前に現れたのは、以前忍者の里で長を助けた土流と風花だ。
「面倒な二人でござるな。一つ疑問に思ったのだが、なにゆえ背後から殺さなかったのでござるか?二人であればできたでござろう?」
蔵之助は、息を整えるためにわざわざ聞く必要性のない質問を投げかける。
「キャハハハ、だってぇ、おじさんのことすぐ殺せちゃうから、不意打ちなんて勿体ないよ」
風花は、手を叩きながら馬鹿笑いをする。だが、蔵之助は怒る様子もなく、表情一つ変えない。
「そうでござるか。ならば、これを見てもまだ余裕でござろうか?修羅羅刹解放」
蔵之助は、まだ開戦したばかりにも関わらず、修羅羅刹解放を解放する。一瞬で、蔵之助の体からワインレッドのオーラが放出されて鬼の目つきとなる。
「キャハハハ、何そ......」
「笑ってる暇があるなら、こいつの背後から殺せ」
蔵之助は、縮地を使って風花を切ろうとしたが、土流が割って入り刀を受け止めた。
しかし、土流は冷や汗を流しながら耐えている。そして、蔵之助は力で押し切り土流の短刀をへし折るが、後ろから風花が短刀で刺しに来ようとしていた。
「そう慌てないでほしいでござるな。時間はまだまだあるでござろうに」
蔵之助は、瞬時に体を移動させて、柄を短刀の剣先に当ててへし折った。
しかも、ノックスとの戦いの時よりも、平常心かつ心身共に充実した状態でいる。
「あぁ~、もうムカつく!風遁:風手風足旋風」
完全に、背後を取ったと思った風花だったが、蔵之助にあっさりと短刀を折られて、頭に血が登った風花は、手と足に小さなトルネード纏い、蔵之助に迫る。
「やるでござるな」
蔵之助は、刀で風花の連打を受け止めているが、刀に当たった瞬間、ネジ曲がるような感覚に次の行動が遅れてしまう。
更に、蔵之助が攻撃をしようとするも、風花の腕に纏われたトルネードによって弾かれる。
「土遁:泥泥沼」
土流は、蔵之助が後ろにも気を配りながら風花と戦っているのを知っていたので、敢えて直接攻撃はせず、離れたところから忍術を使った。
そして、土流の忍術によって泥沼になった地面に蔵之助は足を取られて一瞬の隙が生まれる。その瞬間、風花は先程よりも出力を上げて連打を繰り出した。
「くっ、油断したでござるよ」
「あり得ないんだけど!なんで吹き飛ばないの」
蔵之助は、連打をうまく受け流しながら、最後の一撃がきた瞬間、両手をクロスして防いだ。しかし、風花は吹き飛ばす勢いで放ったにも関わらず、少し後退りしただけの蔵之助に納得がいかない。
「左腕が使い物にならなくなったでござるな。それに、受け流してはいたでこざるが、体のあちこちが悲鳴を上げているでござるよ」
蔵之助の左腕の一部が螺旋状のあとが残り、骨が粉砕骨折していた。そして、体のあちこちの骨にヒビが入っており、次の一撃で決めなければならないと考える。蔵之助は、刀を鞘に入れて、大きく息を吐いて目を瞑った。
「風花!落ち着け!こいつは、満身創痍だ。俺と同時に攻撃を仕掛ける。いいな?」
「はぁ~、もうわかってるってば~。土流こそ、ちゃんとしてよ」
土流は、風花を落ち着かせたあと、連携して蔵之助を討ち取ろうと決める。
だが、蔵之助は一切微動だにすることなく、目を閉じたまま柄に添える形で手を置いた。
「土遁:土剛体堅」
「風遁:螺旋牙」
土流は、体全体が岩のゴーレムのようなゴツゴツしさとなり、風花は体全体がトルネードのようになる。二人は、その状態のまま、蔵之助に襲い掛かるのだった。
戦場になる予定の場所に、まだ着いていないにも関わらず、開戦する声が聞こえて、アレク達は馬車から降りた。すると、武士と忍者が刃を混じえて交戦を始めていた。
「アレク坊、どうする?参戦するか?待つか?」
「どうしようかな?でも、持東親王が自軍でどうにかしたいみたいだから待ちましょうか」
目の前では、短刀と刀のぶつかり合いが起こっており、一見戦国時代の戦のような状態になっていた。
「わかった。だが、前線も崩壊しそうだな。蔵之助が唯一奮闘してるが、面倒なやつと対峙しそうになってるし。そろそろ来るだろう」
蔵之助の奮闘で前線をどうにか保つことは出来ているのだが、他の兵が弱いので押されていた。
しかも、蔵之助に強者が迫ろうとしている。
◆
蔵之助は、前線の危ない部分を瞬時に把握して、敵を一掃してはまた別の危ない場所に行っていた。そのせいで、自分の動きが思ったように出来ず、肉体的にも精神的にも疲弊し始める。だが、そこに追い打ちをかけるように強そうな2人の忍者が現れた。
「長様が、殺せと。恨みはないが、死んでもらおう」
蔵之助の目の前に現れたのは、以前忍者の里で長を助けた土流と風花だ。
「面倒な二人でござるな。一つ疑問に思ったのだが、なにゆえ背後から殺さなかったのでござるか?二人であればできたでござろう?」
蔵之助は、息を整えるためにわざわざ聞く必要性のない質問を投げかける。
「キャハハハ、だってぇ、おじさんのことすぐ殺せちゃうから、不意打ちなんて勿体ないよ」
風花は、手を叩きながら馬鹿笑いをする。だが、蔵之助は怒る様子もなく、表情一つ変えない。
「そうでござるか。ならば、これを見てもまだ余裕でござろうか?修羅羅刹解放」
蔵之助は、まだ開戦したばかりにも関わらず、修羅羅刹解放を解放する。一瞬で、蔵之助の体からワインレッドのオーラが放出されて鬼の目つきとなる。
「キャハハハ、何そ......」
「笑ってる暇があるなら、こいつの背後から殺せ」
蔵之助は、縮地を使って風花を切ろうとしたが、土流が割って入り刀を受け止めた。
しかし、土流は冷や汗を流しながら耐えている。そして、蔵之助は力で押し切り土流の短刀をへし折るが、後ろから風花が短刀で刺しに来ようとしていた。
「そう慌てないでほしいでござるな。時間はまだまだあるでござろうに」
蔵之助は、瞬時に体を移動させて、柄を短刀の剣先に当ててへし折った。
しかも、ノックスとの戦いの時よりも、平常心かつ心身共に充実した状態でいる。
「あぁ~、もうムカつく!風遁:風手風足旋風」
完全に、背後を取ったと思った風花だったが、蔵之助にあっさりと短刀を折られて、頭に血が登った風花は、手と足に小さなトルネード纏い、蔵之助に迫る。
「やるでござるな」
蔵之助は、刀で風花の連打を受け止めているが、刀に当たった瞬間、ネジ曲がるような感覚に次の行動が遅れてしまう。
更に、蔵之助が攻撃をしようとするも、風花の腕に纏われたトルネードによって弾かれる。
「土遁:泥泥沼」
土流は、蔵之助が後ろにも気を配りながら風花と戦っているのを知っていたので、敢えて直接攻撃はせず、離れたところから忍術を使った。
そして、土流の忍術によって泥沼になった地面に蔵之助は足を取られて一瞬の隙が生まれる。その瞬間、風花は先程よりも出力を上げて連打を繰り出した。
「くっ、油断したでござるよ」
「あり得ないんだけど!なんで吹き飛ばないの」
蔵之助は、連打をうまく受け流しながら、最後の一撃がきた瞬間、両手をクロスして防いだ。しかし、風花は吹き飛ばす勢いで放ったにも関わらず、少し後退りしただけの蔵之助に納得がいかない。
「左腕が使い物にならなくなったでござるな。それに、受け流してはいたでこざるが、体のあちこちが悲鳴を上げているでござるよ」
蔵之助の左腕の一部が螺旋状のあとが残り、骨が粉砕骨折していた。そして、体のあちこちの骨にヒビが入っており、次の一撃で決めなければならないと考える。蔵之助は、刀を鞘に入れて、大きく息を吐いて目を瞑った。
「風花!落ち着け!こいつは、満身創痍だ。俺と同時に攻撃を仕掛ける。いいな?」
「はぁ~、もうわかってるってば~。土流こそ、ちゃんとしてよ」
土流は、風花を落ち着かせたあと、連携して蔵之助を討ち取ろうと決める。
だが、蔵之助は一切微動だにすることなく、目を閉じたまま柄に添える形で手を置いた。
「土遁:土剛体堅」
「風遁:螺旋牙」
土流は、体全体が岩のゴーレムのようなゴツゴツしさとなり、風花は体全体がトルネードのようになる。二人は、その状態のまま、蔵之助に襲い掛かるのだった。
186
お気に入りに追加
6,176
あなたにおすすめの小説
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
子爵家の長男ですが魔法適性が皆無だったので孤児院に預けられました。変化魔法があれば魔法適性なんて無くても無問題!
八神
ファンタジー
主人公『リデック・ゼルハイト』は子爵家の長男として産まれたが、検査によって『魔法適性が一切無い』と判明したため父親である当主の判断で孤児院に預けられた。
『魔法適性』とは読んで字のごとく魔法を扱う適性である。
魔力を持つ人間には差はあれど基本的にみんな生まれつき様々な属性の魔法適性が備わっている。
しかし例外というのはどの世界にも存在し、魔力を持つ人間の中にもごく稀に魔法適性が全くない状態で産まれてくる人も…
そんな主人公、リデックが5歳になったある日…ふと前世の記憶を思い出し、魔法適性に関係の無い変化魔法に目をつける。
しかしその魔法は『魔物に変身する』というもので人々からはあまり好意的に思われていない魔法だった。
…はたして主人公の運命やいかに…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。