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第3章 アレクを狙って
第580話 遂に王都にアイツらがやってきた!
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「レッドドラゴン、上空から被害が出ない感じで、王城に向かってブレスを放て」
ノックスは、オレールのとことんやると言う言葉を聞いて、開幕の一撃を王城へ食らわせることにした。
「はい!わかりました!城が見えたら、すぐに放っていいですか?」
レッドドラゴンは、普段アレク以外には、敬語を使わなったが、ノックスに模擬戦でズタボロにされ続けた結果、上下関係が出来上がってしまったのだ。
「見えた瞬間、ブレスを吐いて兵士達を下ろせ!その後は、兵士達が侵入するまで上空を旋回して、侵入を確認したら人型になって、好きに暴れていいぞ」
侵入するまで、レッドドラゴンに注意を引き付ける作戦なのである。
「はい!わかりました!では、そろそろ見えてくるので、ド派手な一発を撃ち込みます」
レッドドラゴンは、全身から口に向かって魔力を移動させて準備をする。
「訓練で見せたアレをぶち込んでみろ!普通のブレスなら被害が出るからな」
ノックスは、ニヤリと笑いながら、レッドドラゴンの新技ブレスを撃ち込むように言う。
「アレですね!任せてください!では、見えてきましたので、早速ぶち込みます!火の砲弾ブレス」
エネルギー弾のような丸い球体が、真っ直ぐに城に向かって飛んでいく。そして、城の一番てっぺんに当たる。
すると、次の瞬間、爆発するのではなく、一部を飲み込むように吸収したあと、大爆発が起こって、城の一部が跡形もなく消え去るのだった。
「ブッハハハ、もし本気で放ったら王城は、跡形もなく消えてただろうな!レッドドラゴン、陽動を頼むぞ」
「はい!任せてください!お前ら背中から降りて、敵を殲滅してこい」
レッドドラゴンの一言を受けた魔物の兵士達は、一斉に背中から飛び降りて、地上へと降り立つ。
そして、魔物らしくなく「行くぞ~」や「うぉ~」と言う掛け声とともに、王都へ突撃していく。
「ブッハハハ、圧巻過ぎるだろ!俺も......あっ!その前に、オレールに連絡だったな!オレール、聞こえるか?」
事前に、話していた通り、侵入開始と同時にオレールへと連絡をする。
「聞こえますよ!もう王都に到着したのですか?」
ノックスが、通信用の魔道具でオレールに呼びかけるとすぐに返答が返ってくる。
「今さっき、突撃したところだ!あぁ、もうすぐに行った方がいいぞ!デストロイが、壊滅させて、兵士と一緒に王都に入っていった」
魔物の兵士が、降り立った瞬間、デストロイも急降下して、そのまま先頭を切って突撃して行ったのだ。
「わかりました!こちらも、すぐに動きます。では、王城で合流しましょう」
オレールは、そう言って通信を切る。
「よし!豪牙、ロナン、スベア、俺達も行くぞ」
ノックスは、通信が切れると、すぐに全員へ声をかける。全員が、返事を返して王都内に進軍する。
◆
「お前ら、門を破壊しても構わねぇ!突撃だぁぁ」
「お~!」
デストロイは、バトルアックスを握って突撃をし、門にいた10人の敵をあっという間に、吹き飛ばしながらなぎ倒していく。
「弱い!弱すぎるぜ!つぇ~やつは、どこに嫌がるんだ」
「デストロイさん、もう門の敵は全員死にました!早く入りましょう」
「オラァァァ」と威圧しながら、バトルアックスを振り回していたが、すでに全員倒しており、兵士の一人から倒したことを伝えられる。
「お、おう!全員少し離れてろ!」
デストロイは、言われて少し恥ずかしくなる。そして、恥ずかしさを誤魔化すように、門に一撃を食らわせて破壊するのだ。
「お前ら、行くぞ!」
デストロイの一撃によって門は瓦礫と化した。その瓦礫を登ってデストロイと兵士達が、王都に進軍するのであった。
ノックスは、オレールのとことんやると言う言葉を聞いて、開幕の一撃を王城へ食らわせることにした。
「はい!わかりました!城が見えたら、すぐに放っていいですか?」
レッドドラゴンは、普段アレク以外には、敬語を使わなったが、ノックスに模擬戦でズタボロにされ続けた結果、上下関係が出来上がってしまったのだ。
「見えた瞬間、ブレスを吐いて兵士達を下ろせ!その後は、兵士達が侵入するまで上空を旋回して、侵入を確認したら人型になって、好きに暴れていいぞ」
侵入するまで、レッドドラゴンに注意を引き付ける作戦なのである。
「はい!わかりました!では、そろそろ見えてくるので、ド派手な一発を撃ち込みます」
レッドドラゴンは、全身から口に向かって魔力を移動させて準備をする。
「訓練で見せたアレをぶち込んでみろ!普通のブレスなら被害が出るからな」
ノックスは、ニヤリと笑いながら、レッドドラゴンの新技ブレスを撃ち込むように言う。
「アレですね!任せてください!では、見えてきましたので、早速ぶち込みます!火の砲弾ブレス」
エネルギー弾のような丸い球体が、真っ直ぐに城に向かって飛んでいく。そして、城の一番てっぺんに当たる。
すると、次の瞬間、爆発するのではなく、一部を飲み込むように吸収したあと、大爆発が起こって、城の一部が跡形もなく消え去るのだった。
「ブッハハハ、もし本気で放ったら王城は、跡形もなく消えてただろうな!レッドドラゴン、陽動を頼むぞ」
「はい!任せてください!お前ら背中から降りて、敵を殲滅してこい」
レッドドラゴンの一言を受けた魔物の兵士達は、一斉に背中から飛び降りて、地上へと降り立つ。
そして、魔物らしくなく「行くぞ~」や「うぉ~」と言う掛け声とともに、王都へ突撃していく。
「ブッハハハ、圧巻過ぎるだろ!俺も......あっ!その前に、オレールに連絡だったな!オレール、聞こえるか?」
事前に、話していた通り、侵入開始と同時にオレールへと連絡をする。
「聞こえますよ!もう王都に到着したのですか?」
ノックスが、通信用の魔道具でオレールに呼びかけるとすぐに返答が返ってくる。
「今さっき、突撃したところだ!あぁ、もうすぐに行った方がいいぞ!デストロイが、壊滅させて、兵士と一緒に王都に入っていった」
魔物の兵士が、降り立った瞬間、デストロイも急降下して、そのまま先頭を切って突撃して行ったのだ。
「わかりました!こちらも、すぐに動きます。では、王城で合流しましょう」
オレールは、そう言って通信を切る。
「よし!豪牙、ロナン、スベア、俺達も行くぞ」
ノックスは、通信が切れると、すぐに全員へ声をかける。全員が、返事を返して王都内に進軍する。
◆
「お前ら、門を破壊しても構わねぇ!突撃だぁぁ」
「お~!」
デストロイは、バトルアックスを握って突撃をし、門にいた10人の敵をあっという間に、吹き飛ばしながらなぎ倒していく。
「弱い!弱すぎるぜ!つぇ~やつは、どこに嫌がるんだ」
「デストロイさん、もう門の敵は全員死にました!早く入りましょう」
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「お、おう!全員少し離れてろ!」
デストロイは、言われて少し恥ずかしくなる。そして、恥ずかしさを誤魔化すように、門に一撃を食らわせて破壊するのだ。
「お前ら、行くぞ!」
デストロイの一撃によって門は瓦礫と化した。その瓦礫を登ってデストロイと兵士達が、王都に進軍するのであった。
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