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第4章 アレクの子供と日常
チート薬学!書籍化決定!歓喜と感謝とお礼!
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アレクは、のんびり寝室でヘルミーナと話していると、廊下から凄い音がする。
ドンドンドン!壁ドンならぬ、ドアドンドンドン事件になりそうなくらいの勢いで叩かれるのだ。
「アレク様!僕達が本になるらしいです!」
パスクが、腕に本を抱えて息を切らせながら必死で説明し始める。
「パスク、どういうこと?僕達が本になるって?」
アレクは、パスクが何を言っているのだろうと、頭に???を浮かべる。
「ですから、書籍化されるんですよ!第1巻の発売なんです!」
アレクは、前世の記憶から書籍化という3文字を引っ張り出す。そして、大パニックになるのだ。
「しょ、書籍化ぁぁぁぁぁ!俺達がぁぁぁぁ!待ってよ!本当なの?」
アレクは、寝室を走り回って変な行動をする。はたから見れば怪しい人この上ないのだ。
「本当です!第1巻になりますので、アレク様とヴェルトロ家の方々とナタリー様とセバス様とノックス様が主体です!」
パスクが、アレクに内容を伝えていると、寝室の窓からノックスが入ってくる。アレクは、ここ5階くらいの高さがあるけどと思うのだが、ノックスならよじ登るくらい朝飯前かと思うのだ。
「パスク!本当か?俺も出るのか?見せてみろ?カッコよく仕上がっているか見てやる」
ノックスは、パスクが持っていたラノベをひったくってパラパラと読み進める。
「おっ!この話懐かしいな。それに、書籍化限定の話まであるんだな!おぉ!これが俺か?アレクを指導していた時だな!イラストもカッコよく描いてくれてるじゃないか。待て!この話は、恥ずかしいやつだ!やめてくれぇぇ」
どうやらノックスも懐かしみながら読み進めているようだ。そして、イラストにも大満足をしたのだが、書籍化限定でノックスの過去が書かれているらしく、恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしている。
「そんな恥ずかしい過去なのですか?ちょっと貸してください」
「おっ、おい!待てぇぇ」
恥ずかしがっているノックスは、いつもより力が弱く、アレクはすぐに奪い取って、ノックスの過去の話を見る。
「これは......見てしまってごめんなさい!こんなことがあったなんて......」
アレクは、ノックスに見てしまったことを申し訳なく思い謝る。
「まぁ、過去のことだ!もういい。それより、皆にも知ってもらう時期だろうしな」
ノックスは、真顔になって読者にも知ってもらおうと言う。
「師匠が、そう言うなら是非知ってもらいましょう!恥ずかしい過去ではないですし、もっと師匠を好きになる人が増えると思います」
「そうか?だが、俺達が書籍になって出るとは感動的だな」
ノックスは、感無量のような表情で、うんうんと頷く。
「でも、私は出られないよね......寂しいわ」
ヘルミーナが、寂しそうな顔をして自分も出たいなと思うのだ。
「そうだね。本当なら全員出られたら嬉しいよね」
アレクも、共感するように返事をする。
「可能性はありますよ!続編が出ればですがね。そのためには、皆様の応援が必要です!アレク様、皆様に感謝とお礼と応援の言葉を述べてください」
パスクが、まだ全員が出られる道を示してくれるのだ。
「いつも応援やコメントを頂ける皆様、本当に感謝感激しております。今後も、おもしろく活躍できるよう頑張っていくので応援よろしくお願いします」
アレクが、頭を下げると、その場にいたノックスとヘルミーナとパスクも同じように頭を下げる。
「よし!書籍化祝いだ!今すぐ全員集めて飲み明かすぞ~」
ノックスは、部屋を飛び出して、そのまま祝いを理由に朝まで飲み明かそうとする。アレクとヘルミーナとパスクは、相変わらずだなとノックスを見送るのだった。
◆
作者の芽狐でございます!書籍化に伴い、めこに名前を改めさせて頂きます!
本当に書籍化出来たのも皆様が応援してくださったお陰であり、私の心の支えになったからこそです。
まだ出せませんが、素晴らしい表紙イラストと挿絵になっております!是非見て頂きたいです!そして、内容も書籍化限定の話が詰まっていたりとおもしろい内容になっているかなと思いますので、是非見て頂きたいです。
アルファポリス様から発売は10月下旬になっております。
詳しい内容等は下記のURLリンクから更新されると思います!
https://www.alphapolis.co.jp/book/coming_soon
今後とも何卒よろしくお願い致します!
ドンドンドン!壁ドンならぬ、ドアドンドンドン事件になりそうなくらいの勢いで叩かれるのだ。
「アレク様!僕達が本になるらしいです!」
パスクが、腕に本を抱えて息を切らせながら必死で説明し始める。
「パスク、どういうこと?僕達が本になるって?」
アレクは、パスクが何を言っているのだろうと、頭に???を浮かべる。
「ですから、書籍化されるんですよ!第1巻の発売なんです!」
アレクは、前世の記憶から書籍化という3文字を引っ張り出す。そして、大パニックになるのだ。
「しょ、書籍化ぁぁぁぁぁ!俺達がぁぁぁぁ!待ってよ!本当なの?」
アレクは、寝室を走り回って変な行動をする。はたから見れば怪しい人この上ないのだ。
「本当です!第1巻になりますので、アレク様とヴェルトロ家の方々とナタリー様とセバス様とノックス様が主体です!」
パスクが、アレクに内容を伝えていると、寝室の窓からノックスが入ってくる。アレクは、ここ5階くらいの高さがあるけどと思うのだが、ノックスならよじ登るくらい朝飯前かと思うのだ。
「パスク!本当か?俺も出るのか?見せてみろ?カッコよく仕上がっているか見てやる」
ノックスは、パスクが持っていたラノベをひったくってパラパラと読み進める。
「おっ!この話懐かしいな。それに、書籍化限定の話まであるんだな!おぉ!これが俺か?アレクを指導していた時だな!イラストもカッコよく描いてくれてるじゃないか。待て!この話は、恥ずかしいやつだ!やめてくれぇぇ」
どうやらノックスも懐かしみながら読み進めているようだ。そして、イラストにも大満足をしたのだが、書籍化限定でノックスの過去が書かれているらしく、恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にしている。
「そんな恥ずかしい過去なのですか?ちょっと貸してください」
「おっ、おい!待てぇぇ」
恥ずかしがっているノックスは、いつもより力が弱く、アレクはすぐに奪い取って、ノックスの過去の話を見る。
「これは......見てしまってごめんなさい!こんなことがあったなんて......」
アレクは、ノックスに見てしまったことを申し訳なく思い謝る。
「まぁ、過去のことだ!もういい。それより、皆にも知ってもらう時期だろうしな」
ノックスは、真顔になって読者にも知ってもらおうと言う。
「師匠が、そう言うなら是非知ってもらいましょう!恥ずかしい過去ではないですし、もっと師匠を好きになる人が増えると思います」
「そうか?だが、俺達が書籍になって出るとは感動的だな」
ノックスは、感無量のような表情で、うんうんと頷く。
「でも、私は出られないよね......寂しいわ」
ヘルミーナが、寂しそうな顔をして自分も出たいなと思うのだ。
「そうだね。本当なら全員出られたら嬉しいよね」
アレクも、共感するように返事をする。
「可能性はありますよ!続編が出ればですがね。そのためには、皆様の応援が必要です!アレク様、皆様に感謝とお礼と応援の言葉を述べてください」
パスクが、まだ全員が出られる道を示してくれるのだ。
「いつも応援やコメントを頂ける皆様、本当に感謝感激しております。今後も、おもしろく活躍できるよう頑張っていくので応援よろしくお願いします」
アレクが、頭を下げると、その場にいたノックスとヘルミーナとパスクも同じように頭を下げる。
「よし!書籍化祝いだ!今すぐ全員集めて飲み明かすぞ~」
ノックスは、部屋を飛び出して、そのまま祝いを理由に朝まで飲み明かそうとする。アレクとヘルミーナとパスクは、相変わらずだなとノックスを見送るのだった。
◆
作者の芽狐でございます!書籍化に伴い、めこに名前を改めさせて頂きます!
本当に書籍化出来たのも皆様が応援してくださったお陰であり、私の心の支えになったからこそです。
まだ出せませんが、素晴らしい表紙イラストと挿絵になっております!是非見て頂きたいです!そして、内容も書籍化限定の話が詰まっていたりとおもしろい内容になっているかなと思いますので、是非見て頂きたいです。
アルファポリス様から発売は10月下旬になっております。
詳しい内容等は下記のURLリンクから更新されると思います!
https://www.alphapolis.co.jp/book/coming_soon
今後とも何卒よろしくお願い致します!
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