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第1章 森の長による開拓
第365話 1年記念!デュアルアイドルオーディションその一!
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なんとなんと遂に、この日がやって参りました!365回目!1年目突入です!長いようで短かった1年間、皆様の応援のお陰でなんとか心が折れることなく書き続けることが出来ました!本当にありがとうございます!
◆
「アレク様~365回目ですよ!チート薬学が1年目を迎えました!」
パスクが、執務室のドアを開け放ち、アレクに伝える。
「え?もう365回目なの?驚きだよ。早く水晶を持ってきて!続きを見ないといけないしね」
アレクは、すっかり1年目を迎えたことを忘れていたのだ。
「はい!そう言われると思い、既に用意してあります」
パスクは、後ろ手に持っていた水晶をアレクに差し出す。
「流石、パスクだね。用意周到だよ!早速、みんなも待っていることだし、あの二人の過去を覗いてみよう」
「はい!」
アレクは、すぐに水晶を設置して覗き込む。
すると、1年記念だからなのか?すぐに映し出される。
◆
「隼人~オーディションてやらないといけないかな?」
デュアル改め、デュアル秋元が執務室の椅子に座りながら隼人に尋ねる。
「やらないでどうするんだ?デュアルが、大々的に公表した所為で、200人以上も集まってしまったんだぞ」
デュアルは、街の中心で演説をしてアイドルの素晴らしいをみんなに宣伝して募集をかけまくっていた。最初は、民達もよくわかっていなかったみたいだが、デュアルのあまりの熱弁に心を奪われたのか?当日200人以上の女性達が集まったのである。
「やっぱりしないとダメ?出来ればみんな可愛いし採用したいんだよね」
何故かわからないのだが、魔族は全員可愛いし綺麗なのだ。
「ダメだ!ちゃんとやるからには、一人一人の魅力ややる気を見る必要がある」
「なんだかんだ。隼人もやる気だね。それに、アイドルに詳し......あ痛ぁぁぁ」
隼人は、デュアルの頭をバチコ~ンと叩く!
「馬鹿なことを言ってないで、早く会場に行け!デュアル秋元なんだろ?」
「もう冗談なのに殴ることないじゃないか......仕方ないなぁ~行こうか」
渋々重い腰を上げるデュアルに隼人は、お前がやりたいと言い出したことだろと思うのだ。それから、デュアルと隼人は、200人以上が集まった会場に向かう。
「皆さん、よく来てくれました。早速オーディション.....選抜を始めたいと思います。この中から48人を選ぶのは忍びないのですが、公平に選びますので恨みっこなしでお願いしますね」
デュアルは、拡張器の魔法を使って全員に聞こえる声で伝える。
「まずは、事前に街に流したダンス......踊りをマスターしているかを見ますので、呼ばれた人から5人ずつ前に出てきて下さい」
あれから、映像の魔道具をあっという間に作り上げて、街の中心に大モニターを設置したのだ。今回のオーディションも街の住人に対して生放送されている。
それから、5組ずつ呼ばれて、一人一人が必死にダンスを踊り、200人以上の1次審査が終わった。
「あのさ、レベル高すぎない?これからどう選べばいいのさ」
魔族は、元々身体能力が高く、なんなくダンスをこなしている。しかも、日本のアイドル以上のダンスをこなす魔族すらいるのだ。
「こればかりは、デュアルに同意する!考えが、甘かったな!」
流石の、隼人もこの現状を見ると、同意せざるを得ないのだ。なんせ、アレンジまで加えて来ている人物までいるくらいだ。それがまた優雅で一切邪魔をしていないのである。
「とりあえず、俺には選べない!隼人任せたよ」
「おい~なんで俺なんだ!元はと言えばお前の考えたことだろうが!」
デュアル秋元は、完全に丸投げをする。しかも、プイッとそっぽを向いて決めといてと丸投げをする。
「はぁ~何故俺はこいつと付き合っていられるのだろうか?俺以外なら見限られるぞ」
こんな自由奔放な一切相手を思いやらないデュアルと長年共に出来ている自分がわからなくなる隼人。
「頼りにしているよ!唯一の心友!」
親友と言わず、わざとらしく心友と言うデュアル。どれだけ調子がいいんだと思う隼人。
「とりあえず、この70名でどうだ?これから落ちる22名も、本人が良ければ研究生にするか少数精鋭のアイドルとして競わせることも出来るからな」
「流石、隼人!それで行こう!少数精鋭アイドルいいじゃないか!やっぱり隼人に頼るのが一番だね」
調子のいいデュアルに、隼人は「はぁぁ」とため息を漏らす。
◆
プチンッ!水晶がここで真っ白になる。
「ちょ、ちょっと、これからって時だよね。なんで消えちゃうの?」
アレクは、水晶を鷲掴みにして揺らす。
「いつもながらに思いますが、この水晶意思を持っていませんか?我々を馬鹿にしてるとしか思えません」
水晶に意思なんてと思うアレクだが、これを作ったのもデュアルである為に、きっと何か工作されているなと感じるのだ。
「はぁぁ~またいいところで終わっちゃった。いつになったらMZK48が見られるんだろう?」
トントントン!後ろからアレクの肩を叩く誰かがいる。振り返るとヘルミーナである。
「あなた!何やら不穏な空気を感じて来てみたら、子供達を放ったらかして何がMZK48ですか!ちゃんと、子供達の面倒を見てください」
そう言ってノシノシと歩いて、執務室を出て行くヘルミーナ。
「怒られちゃった......」
「母は強しですね。早く子供達の下に行って下さい。水晶は片付けておきますので」
「ありがとう~パスク~」
そう言ってアレクは、急いでヘルミーナのご機嫌取りと子供達の下に向かう。
「世界最強が尻に敷かれているとは、いやはやなんとも言えませんね」
パスクは、そう呟きながら水晶を持って部屋を出ていくのだった。
◆
1年記念作品如何だったでしょうか?物足りない?それくらいがちょうどいいのです!次回の記念日作品をお楽しみ頂けたらと思います。
それから、これからもチート薬学をよろしくお願いします。年内には嬉しいお知らせが出来そうですので、お楽しみくださると幸いです!これからも、応援よろしくお願いします!
◆
「アレク様~365回目ですよ!チート薬学が1年目を迎えました!」
パスクが、執務室のドアを開け放ち、アレクに伝える。
「え?もう365回目なの?驚きだよ。早く水晶を持ってきて!続きを見ないといけないしね」
アレクは、すっかり1年目を迎えたことを忘れていたのだ。
「はい!そう言われると思い、既に用意してあります」
パスクは、後ろ手に持っていた水晶をアレクに差し出す。
「流石、パスクだね。用意周到だよ!早速、みんなも待っていることだし、あの二人の過去を覗いてみよう」
「はい!」
アレクは、すぐに水晶を設置して覗き込む。
すると、1年記念だからなのか?すぐに映し出される。
◆
「隼人~オーディションてやらないといけないかな?」
デュアル改め、デュアル秋元が執務室の椅子に座りながら隼人に尋ねる。
「やらないでどうするんだ?デュアルが、大々的に公表した所為で、200人以上も集まってしまったんだぞ」
デュアルは、街の中心で演説をしてアイドルの素晴らしいをみんなに宣伝して募集をかけまくっていた。最初は、民達もよくわかっていなかったみたいだが、デュアルのあまりの熱弁に心を奪われたのか?当日200人以上の女性達が集まったのである。
「やっぱりしないとダメ?出来ればみんな可愛いし採用したいんだよね」
何故かわからないのだが、魔族は全員可愛いし綺麗なのだ。
「ダメだ!ちゃんとやるからには、一人一人の魅力ややる気を見る必要がある」
「なんだかんだ。隼人もやる気だね。それに、アイドルに詳し......あ痛ぁぁぁ」
隼人は、デュアルの頭をバチコ~ンと叩く!
「馬鹿なことを言ってないで、早く会場に行け!デュアル秋元なんだろ?」
「もう冗談なのに殴ることないじゃないか......仕方ないなぁ~行こうか」
渋々重い腰を上げるデュアルに隼人は、お前がやりたいと言い出したことだろと思うのだ。それから、デュアルと隼人は、200人以上が集まった会場に向かう。
「皆さん、よく来てくれました。早速オーディション.....選抜を始めたいと思います。この中から48人を選ぶのは忍びないのですが、公平に選びますので恨みっこなしでお願いしますね」
デュアルは、拡張器の魔法を使って全員に聞こえる声で伝える。
「まずは、事前に街に流したダンス......踊りをマスターしているかを見ますので、呼ばれた人から5人ずつ前に出てきて下さい」
あれから、映像の魔道具をあっという間に作り上げて、街の中心に大モニターを設置したのだ。今回のオーディションも街の住人に対して生放送されている。
それから、5組ずつ呼ばれて、一人一人が必死にダンスを踊り、200人以上の1次審査が終わった。
「あのさ、レベル高すぎない?これからどう選べばいいのさ」
魔族は、元々身体能力が高く、なんなくダンスをこなしている。しかも、日本のアイドル以上のダンスをこなす魔族すらいるのだ。
「こればかりは、デュアルに同意する!考えが、甘かったな!」
流石の、隼人もこの現状を見ると、同意せざるを得ないのだ。なんせ、アレンジまで加えて来ている人物までいるくらいだ。それがまた優雅で一切邪魔をしていないのである。
「とりあえず、俺には選べない!隼人任せたよ」
「おい~なんで俺なんだ!元はと言えばお前の考えたことだろうが!」
デュアル秋元は、完全に丸投げをする。しかも、プイッとそっぽを向いて決めといてと丸投げをする。
「はぁ~何故俺はこいつと付き合っていられるのだろうか?俺以外なら見限られるぞ」
こんな自由奔放な一切相手を思いやらないデュアルと長年共に出来ている自分がわからなくなる隼人。
「頼りにしているよ!唯一の心友!」
親友と言わず、わざとらしく心友と言うデュアル。どれだけ調子がいいんだと思う隼人。
「とりあえず、この70名でどうだ?これから落ちる22名も、本人が良ければ研究生にするか少数精鋭のアイドルとして競わせることも出来るからな」
「流石、隼人!それで行こう!少数精鋭アイドルいいじゃないか!やっぱり隼人に頼るのが一番だね」
調子のいいデュアルに、隼人は「はぁぁ」とため息を漏らす。
◆
プチンッ!水晶がここで真っ白になる。
「ちょ、ちょっと、これからって時だよね。なんで消えちゃうの?」
アレクは、水晶を鷲掴みにして揺らす。
「いつもながらに思いますが、この水晶意思を持っていませんか?我々を馬鹿にしてるとしか思えません」
水晶に意思なんてと思うアレクだが、これを作ったのもデュアルである為に、きっと何か工作されているなと感じるのだ。
「はぁぁ~またいいところで終わっちゃった。いつになったらMZK48が見られるんだろう?」
トントントン!後ろからアレクの肩を叩く誰かがいる。振り返るとヘルミーナである。
「あなた!何やら不穏な空気を感じて来てみたら、子供達を放ったらかして何がMZK48ですか!ちゃんと、子供達の面倒を見てください」
そう言ってノシノシと歩いて、執務室を出て行くヘルミーナ。
「怒られちゃった......」
「母は強しですね。早く子供達の下に行って下さい。水晶は片付けておきますので」
「ありがとう~パスク~」
そう言ってアレクは、急いでヘルミーナのご機嫌取りと子供達の下に向かう。
「世界最強が尻に敷かれているとは、いやはやなんとも言えませんね」
パスクは、そう呟きながら水晶を持って部屋を出ていくのだった。
◆
1年記念作品如何だったでしょうか?物足りない?それくらいがちょうどいいのです!次回の記念日作品をお楽しみ頂けたらと思います。
それから、これからもチート薬学をよろしくお願いします。年内には嬉しいお知らせが出来そうですので、お楽しみくださると幸いです!これからも、応援よろしくお願いします!
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