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第8章 復学生活の始まり
第339話 厄災に備える!仲間の大事さを知るアレク!
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「話は変わるんだけど、もし王国...いや、世界が滅ぼされるような敵が現れたら皆はどうする?」
ランスの恋愛の話からガラッと変わるようなことを口にするアレク。
「そりゃ、戦うに決まってんだろ!黙って見てられっかよ」
ランスが、鼻を鳴らしながら当たり前のことだろうと言ってくる。
「そうだね。僕も戦うよ。戦力にならないと思うけど、お父さんとお母さんが死ぬのなんて見たくないもん」
セトも、同様に怖いながらも戦うことを選ぶのだ。
「僕も参戦させてもらいますよ。父上に反対されても、仲間を放っておけないです」
レオナードも、やる気満々で答える。
「私も私も!どうせ死ぬなら一撃入れてから死にたいしね」
「俺も、一矢報いてから死にたいな」
レティーとスローは、自分の実力を理解しているからこその答えを言うのだ。
「そっか...じゃあ、今から話す話はここだけにしてくれるかな?」
アレクは、真剣な顔になって皆を見るのだ。
そして、全員が「うん」と答えて真剣な顔になる。
「よし!皆を信じるよ。詳しくは言えないけど、前に起こったスタンピードと王都襲撃は同じやつの仕業なんだ。そして、まだそのボスは生きてる。しかも、俺よりも強い...」
「おいおい!アレクよりつぇ~のかよ」
ランスが驚きの声を出す。他のみんなも黙ってはいるが、顔は驚いているのだ。
「うん。強いと思う。仲間は、何人も倒したけど、まだいるんだよね...って皆この話信じてくれるの?」
突拍子もない話過ぎるので、普通は信じないだろうと思っているのだが、誰一人否定をしたり茶化して来たりする者はいないのだ。
「信じますよ。これまでにアレクくんが嘘をついたことはありましたか?それに、こんな縁起の悪い嘘をつくような人ではないと思ってます」
「そうだぜ!知り合って短いけど、それくらいはわかるぜ。なぁ~みんな?」
レオナードとランスが、そういうと他のみんなは、うんうんと頷く。
「まさか信じてくれるとはね。なら話が早いよ!全員今より強くならない?そして、騎士団なんかに入らず、俺の領地に来てくれない?最強の私兵部隊を作りたいんだ」
アレクが、将来の理想をみんなに話すのだ。
「俺は、アレクについていくぜ!正直、騎士団に誘われてるけどよ。アレクといた方が楽しそうだしよ」
ランスは、すぐに承諾をするのだ。だか、普通は平民で騎士団に誘われてるなど、まずないことなので、それを蹴ってまでアレクのところに行きたいというのは凄いことなのだ。
「僕も、アレクくんのところに行くよ!前に、領地の話をしてくれた時から行ってみたかったんだ」
セトも来る気満々のようである。
「私も強くなりたいし、アレクくんの領地に行きたい。そして、大切な人を守りたい」
レティーは、真剣な顔で絶対に強くなるんだと誓う。
「俺も、強くないたい!そして、いつか大切な人ができた時に守れる男になりたい!だから、領地に行くぞ」
スローも、将来の自分を夢見ながらアレクの誘いを受けるのだ。
「僕は、父上に頼んでアレクくんの領地で色々学んだ後、領主になった時に、アレクくんの派閥に入ることにします。まぁ、弟が出来たら譲るって手もありますからね」
なんだかんだレオナードも、戦うことが好きであり、アレクを尊敬しているから、ついていきたいという気持ちはあるのだ。
「それなら、放課後は特訓だね。厳しくいくけど、投げ出さないことを願ってるよ」
「投げ出すかよ!世界の運命がかかってるんだぜ!」
ランスが、そう言うとみんなもその通りだといった感じで頷く。
「改めて思ったけど仲間っていいね!本当に復学してよかったよ」
「何言ってんだよ!俺達は、ずっとアレクを待ってたんだぜ」
ランスは、アレクの肩を抱いて言うのだ。
「そうだよ!会いたかったけど、忙しそうだったからね。それに、アレクくんがいなかったら今頃学園を辞めていたと思うよ」
セトは、イジメられていたことを思い出して、アレクがいなかったら絶対に耐えれなかったなと感じる。
「僕も、アレクくんを尊敬してますからね。それに、こんないい友達と巡り会えるなんて思ってなかったです」
レオナードが、全員を見渡しながら言う。すると、全員が頷くのだ。
アレクは、仲間っていいなと思うと同時に、どんな強敵が来ても、絶対仲間を失わせるものかと強く思うのであった。
ランスの恋愛の話からガラッと変わるようなことを口にするアレク。
「そりゃ、戦うに決まってんだろ!黙って見てられっかよ」
ランスが、鼻を鳴らしながら当たり前のことだろうと言ってくる。
「そうだね。僕も戦うよ。戦力にならないと思うけど、お父さんとお母さんが死ぬのなんて見たくないもん」
セトも、同様に怖いながらも戦うことを選ぶのだ。
「僕も参戦させてもらいますよ。父上に反対されても、仲間を放っておけないです」
レオナードも、やる気満々で答える。
「私も私も!どうせ死ぬなら一撃入れてから死にたいしね」
「俺も、一矢報いてから死にたいな」
レティーとスローは、自分の実力を理解しているからこその答えを言うのだ。
「そっか...じゃあ、今から話す話はここだけにしてくれるかな?」
アレクは、真剣な顔になって皆を見るのだ。
そして、全員が「うん」と答えて真剣な顔になる。
「よし!皆を信じるよ。詳しくは言えないけど、前に起こったスタンピードと王都襲撃は同じやつの仕業なんだ。そして、まだそのボスは生きてる。しかも、俺よりも強い...」
「おいおい!アレクよりつぇ~のかよ」
ランスが驚きの声を出す。他のみんなも黙ってはいるが、顔は驚いているのだ。
「うん。強いと思う。仲間は、何人も倒したけど、まだいるんだよね...って皆この話信じてくれるの?」
突拍子もない話過ぎるので、普通は信じないだろうと思っているのだが、誰一人否定をしたり茶化して来たりする者はいないのだ。
「信じますよ。これまでにアレクくんが嘘をついたことはありましたか?それに、こんな縁起の悪い嘘をつくような人ではないと思ってます」
「そうだぜ!知り合って短いけど、それくらいはわかるぜ。なぁ~みんな?」
レオナードとランスが、そういうと他のみんなは、うんうんと頷く。
「まさか信じてくれるとはね。なら話が早いよ!全員今より強くならない?そして、騎士団なんかに入らず、俺の領地に来てくれない?最強の私兵部隊を作りたいんだ」
アレクが、将来の理想をみんなに話すのだ。
「俺は、アレクについていくぜ!正直、騎士団に誘われてるけどよ。アレクといた方が楽しそうだしよ」
ランスは、すぐに承諾をするのだ。だか、普通は平民で騎士団に誘われてるなど、まずないことなので、それを蹴ってまでアレクのところに行きたいというのは凄いことなのだ。
「僕も、アレクくんのところに行くよ!前に、領地の話をしてくれた時から行ってみたかったんだ」
セトも来る気満々のようである。
「私も強くなりたいし、アレクくんの領地に行きたい。そして、大切な人を守りたい」
レティーは、真剣な顔で絶対に強くなるんだと誓う。
「俺も、強くないたい!そして、いつか大切な人ができた時に守れる男になりたい!だから、領地に行くぞ」
スローも、将来の自分を夢見ながらアレクの誘いを受けるのだ。
「僕は、父上に頼んでアレクくんの領地で色々学んだ後、領主になった時に、アレクくんの派閥に入ることにします。まぁ、弟が出来たら譲るって手もありますからね」
なんだかんだレオナードも、戦うことが好きであり、アレクを尊敬しているから、ついていきたいという気持ちはあるのだ。
「それなら、放課後は特訓だね。厳しくいくけど、投げ出さないことを願ってるよ」
「投げ出すかよ!世界の運命がかかってるんだぜ!」
ランスが、そう言うとみんなもその通りだといった感じで頷く。
「改めて思ったけど仲間っていいね!本当に復学してよかったよ」
「何言ってんだよ!俺達は、ずっとアレクを待ってたんだぜ」
ランスは、アレクの肩を抱いて言うのだ。
「そうだよ!会いたかったけど、忙しそうだったからね。それに、アレクくんがいなかったら今頃学園を辞めていたと思うよ」
セトは、イジメられていたことを思い出して、アレクがいなかったら絶対に耐えれなかったなと感じる。
「僕も、アレクくんを尊敬してますからね。それに、こんないい友達と巡り会えるなんて思ってなかったです」
レオナードが、全員を見渡しながら言う。すると、全員が頷くのだ。
アレクは、仲間っていいなと思うと同時に、どんな強敵が来ても、絶対仲間を失わせるものかと強く思うのであった。
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