143 / 804
第5章 大和ノ国へ出発
第258話 朝チュンからのアレクとヘルミーナのデート!
しおりを挟む
チュンチュンと鳥が鳴いている。魔ノ国と違ってこういう朝の鳥ですら日本に近いのである。
「ふわぁぁぁ~」
アレクが、伸びをしながら大あくびをする。
「あなた、おはよう」
「ごめん!起こしたかな?」
「ううん。起きていたから大丈夫よ...ってあなた...ん!あっ!」
アレクは、寝起きのかわいいヘルミーナに我慢が出来ず抱きしめてキスをする。その後は、言わずもがなである。
◆
「もうあなたたら...朝から激しすぎるわよ」
ベッドの上のシーツは、あり得ない程乱れていた。アレク自身もここまで自我を失う程、ヘルミーナのことを愛しているんだと再確認する。
「ごめん...あまりに可愛いから我慢できなくて」
申し訳無さそうにシュンとなるアレク。それを見たヘルミーナは、優しく頭を撫でるのだ。
「フフッ、嬉しいから謝らなくていいのよ。私だって幸せを感じるもの。でも、今日はこれからデートに連れて行ってくれるのよね?」
アレクは、欲望のままに動いていたが、デートと聞いて、あっ!となる。
「そうだね。明日には帰るから早く行かないと時間なくなっちゃう...」
「デートのこと忘れてたでしょ?」
ジト目でアレクのことを見るヘルミーナにアレクは慌てる。
「ごめんなさい!衝動に駆られて記憶から消えてました~」
その場で土下座をするアレク。それを見たヘルミーナは、クスクスと笑うのだった。
「もういいわ。それより、湯浴みをしてから出掛けましょ」
尾を引かないヘルミーナに救われるのであった。アレクは、こういう性格も好きになった要因なのである。
「うん。そうしよう」
◆
それから、旅館にある湯浴み場で体を綺麗にしてからアレクとヘルミーナは、ロビーに集まる。ちなみにマンテ爺は、気を遣ってくれたのか、昨晩からパスクの部屋に行ってくれているのだ。
「どこに行くか決めてるの?」
「着いてからのお楽しみと言うことで、ほら行くよ」
ヘルミーナの手を握って街に出るのであった。
「初日は、ゆっくり観光出来なかったからあまり見られなかったけど、王国とは全然違う世界よね?」
ゆっくり見れなかったのは、師匠が悪いとは言えないアレクは、苦笑いを浮かべるのであった。しかし、ヘルミーナの言う通り建物や街ゆく人の衣服からして王国とは全然違うのである。
「本当だね。だからこそ余計に旅行に来たって感じがするよ」
「フフッ、確かにそうね。何故か時間がゆっくり流れている気がするわ」
走っている人や慌てている人が誰もいないので、自然とそう感じてしまうのだろう。
「じゃあ、俺達もこの国の住人になろう。まずは、この店だよ」
「ここの住人に?なんのお店なのかしら?」
外観からは一切どんなお店か、想像できない感じであった。
だが、中に入ると袴や浴衣や着物が展示されている。所謂、呉服屋である。
「いらっしゃいませ。これは珍しいお客様だこと。ゆっくり見ていって下さいね」
着物を着た和をイメージする黒髪のキレイな女性が出迎えてくれた。
「私と彼女に似合う着物を選んでもらえませんか?」
「あなた、この国の住人になるって、そう言うことだったのね。でも、着てみたかったし嬉しいわ」
「似合う着物ですね。お任せ下さい。ちょっと、こちらの旦那様をお願い出来るかしら?私は、奥様を担当するわ」
どうやら、男女別々のところで着付けをするようなので担当を分けて対応するらしい。そして、アレクの担当として呼ばれたのが、30代だとは思うが、また別嬪さんであった。
「奥様を虜にする着物をお選び致しますので、こちらに付いてきて下さい」
「奥様、私達も行きましょう。旦那様に、かわいいと言って頂ける物をご用意致しますわ」
「は、はい!」 「よ、よろしくお願いします」
アレクもヘルミーナも、店員さんのやる気に満ちた表情にタジタジになるのであった。
それから、何着か着付けをする二人は、お互いに気に入ったものを見つけて店員さんもOKを出してくれたので、それを買うことにした。
そして、お互いが着付けしていた部屋から出てきてご対面する。
「わぁぁ!ヘルミーナ、凄く似合っているしかわいいよ」
「あなたこそ、いつもカッコいいけど、それ以上にカッコいいわ」
ヘルミーナは、帯は白で全体は黄色を基調とした花柄が散りばめられたかわいい着物であった。
アレクは、茶を基調としたレトロモダンな感じの着物であった。
「あら~ご馳走さま」
店員さんが、二人の甘酸っぱい姿を見て言う。それを聞いた二人は顔を赤くして恥ずかしがるのであった。
「お二人ともお似合いですよ。異国の方が着る姿など滅多にお目にかかれませんが、ここまでお似合いになるとは驚きました」
「ありがとうございます」
褒められて嬉しさもあるが、気恥ずかしさもある二人は頬を染めるのである。
それから、アレクは会計を済ませて二人で街に戻るのだった。
「あなた、凄く見られてるわね」
「そうだね。物珍しいんだよきっと。それに、ヘルミーナがかわいいからね」
「フフッ、ありがとう。あなたもカッコいいわ」
街ゆく人にアレク達は見られるのだ。日本でも外国人が着物を着たりしたら見られるあれである。
「おっ!かわいい姉ちゃんじゃねぇか!俺達と遊ばねぇか?」
幸せいっぱいの二人の前に、4人組の若い男達が声をかけてくるのであった。
「ふわぁぁぁ~」
アレクが、伸びをしながら大あくびをする。
「あなた、おはよう」
「ごめん!起こしたかな?」
「ううん。起きていたから大丈夫よ...ってあなた...ん!あっ!」
アレクは、寝起きのかわいいヘルミーナに我慢が出来ず抱きしめてキスをする。その後は、言わずもがなである。
◆
「もうあなたたら...朝から激しすぎるわよ」
ベッドの上のシーツは、あり得ない程乱れていた。アレク自身もここまで自我を失う程、ヘルミーナのことを愛しているんだと再確認する。
「ごめん...あまりに可愛いから我慢できなくて」
申し訳無さそうにシュンとなるアレク。それを見たヘルミーナは、優しく頭を撫でるのだ。
「フフッ、嬉しいから謝らなくていいのよ。私だって幸せを感じるもの。でも、今日はこれからデートに連れて行ってくれるのよね?」
アレクは、欲望のままに動いていたが、デートと聞いて、あっ!となる。
「そうだね。明日には帰るから早く行かないと時間なくなっちゃう...」
「デートのこと忘れてたでしょ?」
ジト目でアレクのことを見るヘルミーナにアレクは慌てる。
「ごめんなさい!衝動に駆られて記憶から消えてました~」
その場で土下座をするアレク。それを見たヘルミーナは、クスクスと笑うのだった。
「もういいわ。それより、湯浴みをしてから出掛けましょ」
尾を引かないヘルミーナに救われるのであった。アレクは、こういう性格も好きになった要因なのである。
「うん。そうしよう」
◆
それから、旅館にある湯浴み場で体を綺麗にしてからアレクとヘルミーナは、ロビーに集まる。ちなみにマンテ爺は、気を遣ってくれたのか、昨晩からパスクの部屋に行ってくれているのだ。
「どこに行くか決めてるの?」
「着いてからのお楽しみと言うことで、ほら行くよ」
ヘルミーナの手を握って街に出るのであった。
「初日は、ゆっくり観光出来なかったからあまり見られなかったけど、王国とは全然違う世界よね?」
ゆっくり見れなかったのは、師匠が悪いとは言えないアレクは、苦笑いを浮かべるのであった。しかし、ヘルミーナの言う通り建物や街ゆく人の衣服からして王国とは全然違うのである。
「本当だね。だからこそ余計に旅行に来たって感じがするよ」
「フフッ、確かにそうね。何故か時間がゆっくり流れている気がするわ」
走っている人や慌てている人が誰もいないので、自然とそう感じてしまうのだろう。
「じゃあ、俺達もこの国の住人になろう。まずは、この店だよ」
「ここの住人に?なんのお店なのかしら?」
外観からは一切どんなお店か、想像できない感じであった。
だが、中に入ると袴や浴衣や着物が展示されている。所謂、呉服屋である。
「いらっしゃいませ。これは珍しいお客様だこと。ゆっくり見ていって下さいね」
着物を着た和をイメージする黒髪のキレイな女性が出迎えてくれた。
「私と彼女に似合う着物を選んでもらえませんか?」
「あなた、この国の住人になるって、そう言うことだったのね。でも、着てみたかったし嬉しいわ」
「似合う着物ですね。お任せ下さい。ちょっと、こちらの旦那様をお願い出来るかしら?私は、奥様を担当するわ」
どうやら、男女別々のところで着付けをするようなので担当を分けて対応するらしい。そして、アレクの担当として呼ばれたのが、30代だとは思うが、また別嬪さんであった。
「奥様を虜にする着物をお選び致しますので、こちらに付いてきて下さい」
「奥様、私達も行きましょう。旦那様に、かわいいと言って頂ける物をご用意致しますわ」
「は、はい!」 「よ、よろしくお願いします」
アレクもヘルミーナも、店員さんのやる気に満ちた表情にタジタジになるのであった。
それから、何着か着付けをする二人は、お互いに気に入ったものを見つけて店員さんもOKを出してくれたので、それを買うことにした。
そして、お互いが着付けしていた部屋から出てきてご対面する。
「わぁぁ!ヘルミーナ、凄く似合っているしかわいいよ」
「あなたこそ、いつもカッコいいけど、それ以上にカッコいいわ」
ヘルミーナは、帯は白で全体は黄色を基調とした花柄が散りばめられたかわいい着物であった。
アレクは、茶を基調としたレトロモダンな感じの着物であった。
「あら~ご馳走さま」
店員さんが、二人の甘酸っぱい姿を見て言う。それを聞いた二人は顔を赤くして恥ずかしがるのであった。
「お二人ともお似合いですよ。異国の方が着る姿など滅多にお目にかかれませんが、ここまでお似合いになるとは驚きました」
「ありがとうございます」
褒められて嬉しさもあるが、気恥ずかしさもある二人は頬を染めるのである。
それから、アレクは会計を済ませて二人で街に戻るのだった。
「あなた、凄く見られてるわね」
「そうだね。物珍しいんだよきっと。それに、ヘルミーナがかわいいからね」
「フフッ、ありがとう。あなたもカッコいいわ」
街ゆく人にアレク達は見られるのだ。日本でも外国人が着物を着たりしたら見られるあれである。
「おっ!かわいい姉ちゃんじゃねぇか!俺達と遊ばねぇか?」
幸せいっぱいの二人の前に、4人組の若い男達が声をかけてくるのであった。
124
お気に入りに追加
6,165
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
魅了が解けた貴男から私へ
砂礫レキ
ファンタジー
貴族学園に通う一人の男爵令嬢が第一王子ダレルに魅了の術をかけた。
彼女に操られたダレルは婚約者のコルネリアを憎み罵り続ける。
そして卒業パーティーでとうとう婚約破棄を宣言した。
しかし魅了の術はその場に運良く居た宮廷魔術師に見破られる。
男爵令嬢は処刑されダレルは正気に戻った。
元凶は裁かれコルネリアへの愛を取り戻したダレル。
しかしそんな彼に半年後、今度はコルネリアが婚約破棄を告げた。
三話完結です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
側妃に追放された王太子
基本二度寝
ファンタジー
「王が倒れた今、私が王の代理を務めます」
正妃は数年前になくなり、側妃の女が現在正妃の代わりを務めていた。
そして、国王が体調不良で倒れた今、側妃は貴族を集めて宣言した。
王の代理が側妃など異例の出来事だ。
「手始めに、正妃の息子、現王太子の婚約破棄と身分の剥奪を命じます」
王太子は息を吐いた。
「それが国のためなら」
貴族も大臣も側妃の手が及んでいる。
無駄に抵抗するよりも、王太子はそれに従うことにした。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
冷遇された第七皇子はいずれぎゃふんと言わせたい! 赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていました
taki210
ファンタジー
旧題:娼婦の子供と冷遇された第七皇子、赤ちゃんの頃から努力していたらいつの間にか世界最強の魔法使いになっていた件
『穢らわしい娼婦の子供』
『ロクに魔法も使えない出来損ない』
『皇帝になれない無能皇子』
皇帝ガレスと娼婦ソーニャの間に生まれた第七皇子ルクスは、魔力が少ないからという理由で無能皇子と呼ばれ冷遇されていた。
だが実はルクスの中身は転生者であり、自分と母親の身を守るために、ルクスは魔法を極めることに。
毎日人知れず死に物狂いの努力を続けた結果、ルクスの体内魔力量は拡張されていき、魔法の威力もどんどん向上していき……
『なんだあの威力の魔法は…?』
『モンスターの群れをたった一人で壊滅させただと…?』
『どうやってあの年齢であの強さを手に入れたんだ…?』
『あいつを無能皇子と呼んだ奴はとんだ大間抜けだ…』
そして気がつけば周囲を畏怖させてしまうほどの魔法使いの逸材へと成長していたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。