95 / 808
第2章 魔ノ国の調査隊
第210話 え?料理長も?アレクと同じだった!?
しおりを挟む
アレクとヤトが店に入ろうとすると入り口に誰か立っていたのだ。
「ヤト様、お久しぶりでございます。そちらが、タカハシ伯爵様でしょうか?」
その人物は、きっちりとした正装で綺麗な挨拶をするのであった。
「はい!こちらがタカハシ伯爵様でございます」
「お初にお目にかかります。この店の支配人をさせて頂いております。カルチェと申します。以後お見知り置きを」
流石は、支配人という感じで挨拶をしてくるのと、どこか気品溢れる人物なのだ。
「こちらこそよろしくお願いします。アレク・フォン・タカハシと申します」
セバスに習った慣れない動きで挨拶をするアレク。
「これはご丁寧にありがとうございます。では、店内で料理長がお待ちです。こちらにいらしてください」
そう言うと裏口へ向かうカルチェ。まだ開店前なので正面からは入ることが出来ないのである。
「大変申し訳ございませんが、こちらからお入り下さい」
裏口も綺麗に掃除がされていて、いい店なのが窺える。
裏口から店内に入ると、開店前にも関わらず掃除が行き届いており、店内で働く人もキビキビ動いているのだ。その人達に指示を出しているのが、大柄で立派な1本の角が生えた魔族であった。
「料理長~お客様をお連れしました」
「おっ!来たな!よっしゃ!早速作ってやるから待ってろ」
そう言ってろくに挨拶もなく料理長は厨房へ向かうのであった。
「挨拶もなく申し訳ございません。今日は、魔王様が認めた方に料理を振る舞うことだけを考えていたものですから」
カルチェが頭を下げて謝ってくる。
「構いませんよ。王城以外の魔ノ国の料理気になりますし、わざわざ振る舞いたいと思ってくれる気持ちが嬉しいですからね」
アレクが、全然気にしていないと答えるとカルチェは、一安心したように胸をなでおろす。
「そう言って頂けてありがとうございます。とりあえずこちらの席にお座り下さい」
目の前にあるテーブルに案内されたのだが、綺麗なテーブルクロスが敷かれており、綺麗な花まで生けられておしゃれな感じである。
「細かいところまで行き届いているいい雰囲気のお店ですね」
マンテ爺を膝の上に乗せて頭を撫でながら言うアレク。
「そう言って頂けると、料理長も喜ぶと思います。前職を早く退任して料理の道を歩みたいとおっしゃっておりましたので」
それを聞いて前職は、何をしていたんだろうなとアレクが考えていると料理長とウェイトレスらしき人が料理を運んでやってきた。
「待たせたな!俺が愛して止まない大和料理だ。馴染みはないだろうが味は保証するから食ってくれ」
アレクは、その並べられた料理を見て目を丸くする。何故かと言うと、味噌汁と焼き魚とご飯と漬物とだし巻き卵がそこにあったからだ。
「え?味噌汁に焼き魚にご飯に漬物にだし巻き...」
「なんだ?知ってるのか?もしかして、大和ノ国に行った感じか?」
料理長は、少し残念そうな顔をしながら問いかけてくる。
「いやなんと言ったらいいか...村の人に聞いたんです。こんな料理があるよと」
「そうなのか。もう食ったあとかと思ったぞ。じゃまぁ、冷めないうちに早速食ってみてくれ」
「はい!頂きます」
転生者だとは言えないアレクは、なんとか誤魔化す。しかし、それよりも目の前の料理に釘付けになってしまったのだ。
そして、なんと箸まで用意されていたのだ。フォークもあったが、迷わず箸を手に取るアレク。
「うっま~い!はぁぁぁ、味噌汁なんて何年振りだろう?それに、白米うま~い!これだよこれ!この噛む度に甘みが口に広がるこの感じ...ってあ!これはですね...違うんです」
夢中になって日本食を楽しんでいたアレクは、つい要らないことを口走ってしまう。そして、それを聞いていた全員が一斉にアレクの方を向いていたのだ。マンテ爺は、なんとなく理解しているのでやれやれという顔をする。
「どういうことだ?さっきは聞いただけって言って...ちょっとこっちこい」
料理長は、アレクの腕を引っ張って店の隅に連れて行く。
「もしかして、転生者か転移者か?」
それを聞いたアレクは、え?っと驚く。そして、暫く沈黙が続いたあとにアレクが口を開く。
「転生者です。一応秘密にしているので内緒にしてくれませんか?」
すると料理長は、大笑いをする。
「ブッハハハハ、安心しろ!俺も転生者だ。秘密にしといてやるよ」
「え!?えぇぇぇぇ」
アレクは、大声を出して驚くのであった。
「ブッハハハハ、驚いたか?その話はあとでしてやるから、とりあえずは料理を食え」
料理長がアレクの背中をバンッと叩いて席に戻るぞと合図を送る。
アレクも、ここでする話ではないなと思い、とりあえずは落ち着こうと席に戻るのであった。
その後は、転生者のことは一度忘れようと決めて、大和料理を大満足するまで食べるのであった。
「ヤト様、お久しぶりでございます。そちらが、タカハシ伯爵様でしょうか?」
その人物は、きっちりとした正装で綺麗な挨拶をするのであった。
「はい!こちらがタカハシ伯爵様でございます」
「お初にお目にかかります。この店の支配人をさせて頂いております。カルチェと申します。以後お見知り置きを」
流石は、支配人という感じで挨拶をしてくるのと、どこか気品溢れる人物なのだ。
「こちらこそよろしくお願いします。アレク・フォン・タカハシと申します」
セバスに習った慣れない動きで挨拶をするアレク。
「これはご丁寧にありがとうございます。では、店内で料理長がお待ちです。こちらにいらしてください」
そう言うと裏口へ向かうカルチェ。まだ開店前なので正面からは入ることが出来ないのである。
「大変申し訳ございませんが、こちらからお入り下さい」
裏口も綺麗に掃除がされていて、いい店なのが窺える。
裏口から店内に入ると、開店前にも関わらず掃除が行き届いており、店内で働く人もキビキビ動いているのだ。その人達に指示を出しているのが、大柄で立派な1本の角が生えた魔族であった。
「料理長~お客様をお連れしました」
「おっ!来たな!よっしゃ!早速作ってやるから待ってろ」
そう言ってろくに挨拶もなく料理長は厨房へ向かうのであった。
「挨拶もなく申し訳ございません。今日は、魔王様が認めた方に料理を振る舞うことだけを考えていたものですから」
カルチェが頭を下げて謝ってくる。
「構いませんよ。王城以外の魔ノ国の料理気になりますし、わざわざ振る舞いたいと思ってくれる気持ちが嬉しいですからね」
アレクが、全然気にしていないと答えるとカルチェは、一安心したように胸をなでおろす。
「そう言って頂けてありがとうございます。とりあえずこちらの席にお座り下さい」
目の前にあるテーブルに案内されたのだが、綺麗なテーブルクロスが敷かれており、綺麗な花まで生けられておしゃれな感じである。
「細かいところまで行き届いているいい雰囲気のお店ですね」
マンテ爺を膝の上に乗せて頭を撫でながら言うアレク。
「そう言って頂けると、料理長も喜ぶと思います。前職を早く退任して料理の道を歩みたいとおっしゃっておりましたので」
それを聞いて前職は、何をしていたんだろうなとアレクが考えていると料理長とウェイトレスらしき人が料理を運んでやってきた。
「待たせたな!俺が愛して止まない大和料理だ。馴染みはないだろうが味は保証するから食ってくれ」
アレクは、その並べられた料理を見て目を丸くする。何故かと言うと、味噌汁と焼き魚とご飯と漬物とだし巻き卵がそこにあったからだ。
「え?味噌汁に焼き魚にご飯に漬物にだし巻き...」
「なんだ?知ってるのか?もしかして、大和ノ国に行った感じか?」
料理長は、少し残念そうな顔をしながら問いかけてくる。
「いやなんと言ったらいいか...村の人に聞いたんです。こんな料理があるよと」
「そうなのか。もう食ったあとかと思ったぞ。じゃまぁ、冷めないうちに早速食ってみてくれ」
「はい!頂きます」
転生者だとは言えないアレクは、なんとか誤魔化す。しかし、それよりも目の前の料理に釘付けになってしまったのだ。
そして、なんと箸まで用意されていたのだ。フォークもあったが、迷わず箸を手に取るアレク。
「うっま~い!はぁぁぁ、味噌汁なんて何年振りだろう?それに、白米うま~い!これだよこれ!この噛む度に甘みが口に広がるこの感じ...ってあ!これはですね...違うんです」
夢中になって日本食を楽しんでいたアレクは、つい要らないことを口走ってしまう。そして、それを聞いていた全員が一斉にアレクの方を向いていたのだ。マンテ爺は、なんとなく理解しているのでやれやれという顔をする。
「どういうことだ?さっきは聞いただけって言って...ちょっとこっちこい」
料理長は、アレクの腕を引っ張って店の隅に連れて行く。
「もしかして、転生者か転移者か?」
それを聞いたアレクは、え?っと驚く。そして、暫く沈黙が続いたあとにアレクが口を開く。
「転生者です。一応秘密にしているので内緒にしてくれませんか?」
すると料理長は、大笑いをする。
「ブッハハハハ、安心しろ!俺も転生者だ。秘密にしといてやるよ」
「え!?えぇぇぇぇ」
アレクは、大声を出して驚くのであった。
「ブッハハハハ、驚いたか?その話はあとでしてやるから、とりあえずは料理を食え」
料理長がアレクの背中をバンッと叩いて席に戻るぞと合図を送る。
アレクも、ここでする話ではないなと思い、とりあえずは落ち着こうと席に戻るのであった。
その後は、転生者のことは一度忘れようと決めて、大和料理を大満足するまで食べるのであった。
172
お気に入りに追加
6,166
あなたにおすすめの小説

悪役令嬢、資産運用で学園を掌握する 〜王太子?興味ない、私は経済で無双する〜
言諮 アイ
ファンタジー
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない"切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!

黒豚辺境伯令息の婚約者
ツノゼミ
ファンタジー
デイビッド・デュロックは自他ともに認める醜男。
ついたあだ名は“黒豚”で、王都中の貴族子女に嫌われていた。
そんな彼がある日しぶしぶ参加した夜会にて、王族の理不尽な断崖劇に巻き込まれ、ひとりの令嬢と婚約することになってしまう。
始めは同情から保護するだけのつもりが、いつの間にか令嬢にも慕われ始め…
ゆるゆるなファンタジー設定のお話を書きました。
誤字脱字お許しください。

我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
西園寺わかば🌱
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!
古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。
そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は?
*カクヨム様で先行掲載しております

10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
勇者パーティを追放された聖女ですが、やっと解放されてむしろ感謝します。なのにパーティの人たちが続々と私に助けを求めてくる件。
八木愛里
ファンタジー
聖女のロザリーは戦闘中でも回復魔法が使用できるが、勇者が見目麗しいソニアを新しい聖女として迎え入れた。ソニアからの入れ知恵で、勇者パーティから『役立たず』と侮辱されて、ついに追放されてしまう。
パーティの人間関係に疲れたロザリーは、ソロ冒険者になることを決意。
攻撃魔法の魔道具を求めて魔道具屋に行ったら、店主から才能を認められる。
ロザリーの実力を知らず愚かにも追放した勇者一行は、これまで攻略できたはずの中級のダンジョンでさえ失敗を繰り返し、仲間割れし破滅へ向かっていく。
一方ロザリーは上級の魔物討伐に成功したり、大魔法使いさまと協力して王女を襲ってきた魔獣を倒したり、国の英雄と呼ばれる存在になっていく。
これは真の実力者であるロザリーが、ソロ冒険者としての地位を確立していきながら、残念ながら追いかけてきた魔法使いや女剣士を「虫が良すぎるわ!」と追っ払い、入り浸っている魔道具屋の店主が実は憧れの大魔法使いさまだが、どうしても本人が気づかない話。
※11話以降から勇者パーティの没落シーンがあります。
※40話に鬱展開あり。苦手な方は読み飛ばし推奨します。
※表紙はAIイラストを使用。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。