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第2章 魔ノ国の調査隊
第193話 歓迎会と魔王様の憂いの謎!
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あの後アレク達は、歓迎会まで部屋で寛いでいたのだが、魔王城の執事から歓迎会が行われると言われて会場に向かっているのだ。
「マンテ爺には、ちゃんと肉と飲み物を用意してあるから一緒に食べような」
謁見の間も、大人しくしていてくれていたので、ご褒美をいっぱいあげないといけないなと思うアレクであった。
「それは、楽しみじゃのぅ。そろそろ腹が減っておったところじゃわい」
ぬいぐるみのように抱きかかえられて首だけアレクの方に向けて話すマンテ爺。
「それはよかった。あと、明日の親善試合にマンテ爺も参加できるか聞いてみないとね。ずっと小さいままだと退屈だろ?」
「じゃな!ワシも体を動かしたいわい。聞いてみてくれんか」
小さくなると表情もわかりやすくなるマンテ爺は、ワクワクした表情を浮かべて嬉しそうにしている。
「タカハシ伯爵様、こちらでございます。ごゆっくりお楽しみ下さいませ」
マンテ爺と話していると、執事から会場に着いたことを告げられる。執事にお礼を言って、会場に入ると沢山の人がいた。
この沢山の人は、魔王の一声で各地から集められた貴族達なのである。もちろん、ドリガン子爵も参加している。
「うわぁぁぁ、凄い人だね」
「魔王様が、歓迎の意味を込めて、急遽各地から貴族達を招集致しました。今宵は、貴方方も歓迎の宴です。是非楽しんでいってください」
「うおっ!ジキタリスさん!急に後ろから話しかけるから驚きましたよ」
「フフッ、失礼致しました。それと、あちらにお仲間の方は居られます。では私は、引き続き魔王様からの命令を遂行しないといけませんので、これにて失礼致します」
また謁見の時と同じように転移してどこかに行ってしまうジキタリス。アレクは、神出鬼没だなと思うのであった。
それよりも、謁見から数時間しか経っていないにも関わらず、各地から集めることの出来る機動力に驚くアレク。
それから、みんなのいる場所へと向かうのだった。
「アレク坊、やっときたか。遅いから先に飲み始めているぞ」
ノックスや他のみんなは、すでに料理やお酒を持ってきて飲み食いを始めているのであった。
「皆さん早いですね。じゃあ俺も何か取ってきます」
「皆様、大変お待たせ致しました。魔王様、入場~」
アレクが、飲み物と食べ物を取りに行こうとした時に、正装した人物が皆に聞こえる声で、魔王の入場を口にする。すると、大歓声が上がり、黒の綺麗なドレスに身を包んだ魔王が登場する。そして中央に着いた魔王は、立ち止まり声を上げる。
「皆の者、急な呼び出しにも関わらずよく来てくれた。事前に連絡した通り、ウズベル王国から使節団一行がきておる。その者らを歓迎する為に宴を開いた。今日は、飲んで食って大いに楽しむとよい」
「お~」と歓声が上がる中、一部の貴族はこちらを睨みつけるように見てくる。
アレク達は、気付いていながらも無視をして料理を取りに行ったり飲み物を取りに行くのであった。
「アレク伯爵様、昨日振りですね。魔王様とは、良いお話が出来ましたか?」
アレクが、料理を取って戻ろうとすると、ドリガン子爵が話しかけてきた。
「ドリガン殿、昨日は本当にありがとうございました。ラヴァーナ様とは、有意義な話し合いが出来ました。ですが、親善試合を申し込まれてしまいましたよ」
ドリガン子爵は、それを聞いて「えっ!?」と言いながら驚く。
「それは、四天王様達と戦いになるということですか?」
「そうらしいです。なんでも、余興を楽しみたいと言っていまして...困ったものです」
アレクが、ヤレヤレという表情をしていると、後ろから柔らかい感触と甘い匂いが漂ってきた。アレクの頭におっぱいを乗せて抱きついてきたのだ。
「何が困ったのだ?おっ!ドリガン子爵ではないか!昨日は、使節団を丁重に扱ってくれたと聞いている。感謝するぞ」
それを聞いたドリガン子爵は、涙を浮かべながら膝を突いて家臣の礼を取る。
「魔王様から、そのようなお言葉を頂けるとは、嬉しい限りでございます」
普段魔王から直々に名指しで話しかけられることがない中、こうやって名前を呼ばれて感謝の言葉を言われたことに感激するドリガン子爵であった。
「フフッ、ドリガン子爵よ。これからも期待しておるから頼んだぞ」
「は、はい!」
ドリガン子爵は、本当に嬉しかったのだろう。涙が止まらないのであった。
「アレクよ。一つ謝らねばならんことがある。本来なら娘と息子を紹介せねばならないのだが、今は病で伏せておるのだ」
魔王は、この時初めて母親の顔と悲しそうな顔をするのであった。
「病気なら仕方ありません。それよりも、あまり病状がよろしくないのですか?」
「あぁ...1年以上ベッドから起き上がれない状況のだ。夫も亡くなってしまった今妾には、子供達しか残っていない...どうにか救いたいが手立てがないのが現状なのだ」
それを聞いたアレクは、助けられるだろうけど、秘密がバレてしまったらどうなるかを考えた。しかし、目の前に救うことの出来る命があるなら、救わずに後悔するより救って後悔した方がいいと思ったのだ。
「ラヴァーナ様、お耳をよろしいでしょうか?聞かれたくない話でして」
魔王はなんだと思ったが、アレクの真剣な顔を見て、魔王も真剣な顔になる。
「遮音結界を張ったから、話しても誰にも聞かれん。話してみよ」
アレクは、耳がキーンとしたのは遮音結界の所為かと認識するのだった。
「ラヴァーナ様を信じてお話します。裏切られても後悔はしません。私には、どんな病も治せるスキルがあります。もし、信じて頂けるなら子供達を治してみせます」
それを聞いた魔王は、驚いた顔をするが、すぐ真剣な顔をして聞き返してくる。
「見返りはなんだ?」
「見返りですか?なら王国に戦争を仕掛ける話をなかったことにして頂けませんか?」
魔王は、目が点になった後、大笑いする。
「フフッ、フハハハハ...ウズベル王国から来た本当の理由はそれか!わかった。もし、子供達が元気になれば戦争の話はなかったことにしよう。では、早速ついて参れ」
これが、うまく行けばわざわざ一対一の謁見をする必要もなくなるのと、親善試合もなくなるのではないかと思うアレク。だが、全て魔王が約束を守ることが前提である。
「マンテ爺には、ちゃんと肉と飲み物を用意してあるから一緒に食べような」
謁見の間も、大人しくしていてくれていたので、ご褒美をいっぱいあげないといけないなと思うアレクであった。
「それは、楽しみじゃのぅ。そろそろ腹が減っておったところじゃわい」
ぬいぐるみのように抱きかかえられて首だけアレクの方に向けて話すマンテ爺。
「それはよかった。あと、明日の親善試合にマンテ爺も参加できるか聞いてみないとね。ずっと小さいままだと退屈だろ?」
「じゃな!ワシも体を動かしたいわい。聞いてみてくれんか」
小さくなると表情もわかりやすくなるマンテ爺は、ワクワクした表情を浮かべて嬉しそうにしている。
「タカハシ伯爵様、こちらでございます。ごゆっくりお楽しみ下さいませ」
マンテ爺と話していると、執事から会場に着いたことを告げられる。執事にお礼を言って、会場に入ると沢山の人がいた。
この沢山の人は、魔王の一声で各地から集められた貴族達なのである。もちろん、ドリガン子爵も参加している。
「うわぁぁぁ、凄い人だね」
「魔王様が、歓迎の意味を込めて、急遽各地から貴族達を招集致しました。今宵は、貴方方も歓迎の宴です。是非楽しんでいってください」
「うおっ!ジキタリスさん!急に後ろから話しかけるから驚きましたよ」
「フフッ、失礼致しました。それと、あちらにお仲間の方は居られます。では私は、引き続き魔王様からの命令を遂行しないといけませんので、これにて失礼致します」
また謁見の時と同じように転移してどこかに行ってしまうジキタリス。アレクは、神出鬼没だなと思うのであった。
それよりも、謁見から数時間しか経っていないにも関わらず、各地から集めることの出来る機動力に驚くアレク。
それから、みんなのいる場所へと向かうのだった。
「アレク坊、やっときたか。遅いから先に飲み始めているぞ」
ノックスや他のみんなは、すでに料理やお酒を持ってきて飲み食いを始めているのであった。
「皆さん早いですね。じゃあ俺も何か取ってきます」
「皆様、大変お待たせ致しました。魔王様、入場~」
アレクが、飲み物と食べ物を取りに行こうとした時に、正装した人物が皆に聞こえる声で、魔王の入場を口にする。すると、大歓声が上がり、黒の綺麗なドレスに身を包んだ魔王が登場する。そして中央に着いた魔王は、立ち止まり声を上げる。
「皆の者、急な呼び出しにも関わらずよく来てくれた。事前に連絡した通り、ウズベル王国から使節団一行がきておる。その者らを歓迎する為に宴を開いた。今日は、飲んで食って大いに楽しむとよい」
「お~」と歓声が上がる中、一部の貴族はこちらを睨みつけるように見てくる。
アレク達は、気付いていながらも無視をして料理を取りに行ったり飲み物を取りに行くのであった。
「アレク伯爵様、昨日振りですね。魔王様とは、良いお話が出来ましたか?」
アレクが、料理を取って戻ろうとすると、ドリガン子爵が話しかけてきた。
「ドリガン殿、昨日は本当にありがとうございました。ラヴァーナ様とは、有意義な話し合いが出来ました。ですが、親善試合を申し込まれてしまいましたよ」
ドリガン子爵は、それを聞いて「えっ!?」と言いながら驚く。
「それは、四天王様達と戦いになるということですか?」
「そうらしいです。なんでも、余興を楽しみたいと言っていまして...困ったものです」
アレクが、ヤレヤレという表情をしていると、後ろから柔らかい感触と甘い匂いが漂ってきた。アレクの頭におっぱいを乗せて抱きついてきたのだ。
「何が困ったのだ?おっ!ドリガン子爵ではないか!昨日は、使節団を丁重に扱ってくれたと聞いている。感謝するぞ」
それを聞いたドリガン子爵は、涙を浮かべながら膝を突いて家臣の礼を取る。
「魔王様から、そのようなお言葉を頂けるとは、嬉しい限りでございます」
普段魔王から直々に名指しで話しかけられることがない中、こうやって名前を呼ばれて感謝の言葉を言われたことに感激するドリガン子爵であった。
「フフッ、ドリガン子爵よ。これからも期待しておるから頼んだぞ」
「は、はい!」
ドリガン子爵は、本当に嬉しかったのだろう。涙が止まらないのであった。
「アレクよ。一つ謝らねばならんことがある。本来なら娘と息子を紹介せねばならないのだが、今は病で伏せておるのだ」
魔王は、この時初めて母親の顔と悲しそうな顔をするのであった。
「病気なら仕方ありません。それよりも、あまり病状がよろしくないのですか?」
「あぁ...1年以上ベッドから起き上がれない状況のだ。夫も亡くなってしまった今妾には、子供達しか残っていない...どうにか救いたいが手立てがないのが現状なのだ」
それを聞いたアレクは、助けられるだろうけど、秘密がバレてしまったらどうなるかを考えた。しかし、目の前に救うことの出来る命があるなら、救わずに後悔するより救って後悔した方がいいと思ったのだ。
「ラヴァーナ様、お耳をよろしいでしょうか?聞かれたくない話でして」
魔王はなんだと思ったが、アレクの真剣な顔を見て、魔王も真剣な顔になる。
「遮音結界を張ったから、話しても誰にも聞かれん。話してみよ」
アレクは、耳がキーンとしたのは遮音結界の所為かと認識するのだった。
「ラヴァーナ様を信じてお話します。裏切られても後悔はしません。私には、どんな病も治せるスキルがあります。もし、信じて頂けるなら子供達を治してみせます」
それを聞いた魔王は、驚いた顔をするが、すぐ真剣な顔をして聞き返してくる。
「見返りはなんだ?」
「見返りですか?なら王国に戦争を仕掛ける話をなかったことにして頂けませんか?」
魔王は、目が点になった後、大笑いする。
「フフッ、フハハハハ...ウズベル王国から来た本当の理由はそれか!わかった。もし、子供達が元気になれば戦争の話はなかったことにしよう。では、早速ついて参れ」
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