155 / 203
第6章 開拓とエルフ国へ家族旅行!
第152話 拓哉・バルト・小次郎のよるのプチ飲み会!
しおりを挟む
バルトと小次郎と拓哉は、夜な夜な集まって月1の飲み会をしている。以前なら、拓哉が作りながら呑むといった感じだったのだが、桜花が、ある程度料理を作れるようになって拓哉も一緒に楽しめるようになった。
「師匠とバルトは、何食べますか?」
「ワシは、焼酎とそれに合うつまみがほしいのぅ」
「俺も、久々に焼酎にするかな。あとつまみは、桜花に任せる」
「じゃあ俺も、焼酎とつまみを適当にお願い」
こんな感じで、お任せにしてもおいしい料理を作ってくるようになった桜花。一度教えただけで覚えてしまう神獣の記憶力に毎回驚く拓哉である。
「わかったんだよ。あるじが、砂出しをしてくれたあさり使っていいかな?」
セールで大量のあさりが売られていたので、衝動買いしてしまったのである。タライ2つ分くらいあり、早く減らさないといけないのだ。
「いいよ。じゃああさり尽くしにしちゃってよ」
「わかったんだよ。時間かかるから先に焼酎とあさりの酒蒸しを持ってくるんだよ」
この世界に来てこうやって、お客の立場を味わえると思っていなかった拓哉は嬉しくなる。ちなみに、ジュリアーナのお店で接客されたことを、拓哉の記憶からは抹消されている。思い出したくない過去なのだろう。
桜花に、3人がゆっくりでいいよと伝える。
「そうじゃ、最近アレンところに子供が出来たらしいんじゃ。二人は知っておったかのぅ?」
えっ?そんなの初耳なんだけどと思う拓哉と小次郎。
「え?知らないよ。いつ聞いたの?」
「俺も知らんぞ」
それにしても、何故バルトは知っているんだ?と思う拓哉。
「昨日聞いたんじゃ。アレンいわく、通りすがりにボーンが教えてくれたらしいんじゃ」
ボーンさん、貴方は通りすがりに何を見ているの?と思う拓哉。
「まぁ、なんにせよ。めでたい!この村で初の子供が生まれようとしているからな」
確かに、小次郎の言う通りめでたいなと思う拓哉。
そんな話をしていると、桜花がやってきた。
「焼酎とあさりの酒蒸しだよ。今しぐれ煮を作っているから待っててほしいんだよ」
微かなバターと磯のいい香りがするあさりの酒蒸しと焼酎が置かれる。
「久々のあさりの酒蒸しじゃ。やはりうまいのぅ。あさりの旨味と醤油の味が相まって更にうまくなるんじゃ」
以前に、あさりの酒蒸しを食べたことのあるバルトは久しぶりの味に感動する。
「あさりの酒蒸しと焼酎も合うな。日本酒も合うが、偶には新たな挑戦もしてみるもんだな」
あさりの酒蒸しを食べながら焼酎の水割りを呑む小次郎。
「本当に、うまく作ってるね。バターの風味と醤油が合うな。焼酎のウーロン茶割りもうまい」
久しぶりのウーロンハイを呑みながら、桜花の作ったあさりの酒蒸しを褒める拓哉。
「追加のお酒とあさりのしぐれ煮を持ってきたんだよ。あさりの酒蒸しをおいしそうに食べてくれて嬉しいんだよ。じゃあ次作ってくるよ」
桜花は、バルトが飲み干しているだろうと気を利かせて新しい酒を用意していた。そして、持ってきた物を置いて、すぐに次の物を作りに行く。
「ほほぉ~気が利くのぅ。それに、やはり焼酎は、ロックに限るんじゃ。どれどれ...うまいんじゃ!甘辛く煮込まれた濃いあさりと焼酎が合うわい。くぅ~うまい酒とつまみ最高じゃな」
ロックをゴクゴクとすぐ飲み干してしまうバルト。足りなくなりそうなので、拓哉がアイテムボックスから出す。バルトが、「すまんのぅ」と言ってすぐ注いで呑む。
「こいつは、ライスにも合いそうだな。しかも、バルトの言う通り濃くて、あさりの旨味が凝縮されているからうまいし、これを、食べながらちびちび酒を味わえそうだ」
バルトとは、打って変わって味わいながら焼酎の水割りを味わう小次郎。
そして、二人がうまいと言うあさりのしぐれ煮がどんなものかと口に入れる拓哉。
「おっ!ちゃんとあさりの出汁を使ってうまいこと煮ている。以前教えたことをちゃんと実践出来ていて偉い」
「桜花も、すっかり料理人だな。流石に、拓哉の方がまだまだ上だが、じきに追いつきそうなくらい成長しているぞ」
「そうじゃな。十分今のままでも満足できる味じゃ」
拓哉が、桜花を褒めるとそれに続いて、小次郎もバルトも褒める。そこに、ちょうど桜花がやってくる。
「みんなして恥ずかしんだよ。嬉しいけど僕はまだまだなんだよ。次は、あさりたっぷりのあさりご飯だよ」
恥ずかしそうに顔を赤くして、そのまま去っていく桜花。
「これも、うまいよ。わざと濃い目にしてくれているんだろうな。あさりの味と生姜と醤油の味がご飯にうまく混ざっててうまい」
拓哉は、バクバクあさりご飯を食べて、お櫃からあさりご飯を入れる。
「うまいのぅ。ワシ以外のドワーフは、人生を損しとるわい。火酒だけで満足しておるんじゃからな。まぁワシは、ここを別のドワーフに教える気はサラサラないがのぅ」
「酒の合間に挟む食事もいいな。腹が満たされると、また酒を呑みたくなる」
こうやって、最初の住人と月1回飲み会を楽しむ。今回は、桜花のお陰で凄く楽しめたと感謝する拓哉であった。
「師匠とバルトは、何食べますか?」
「ワシは、焼酎とそれに合うつまみがほしいのぅ」
「俺も、久々に焼酎にするかな。あとつまみは、桜花に任せる」
「じゃあ俺も、焼酎とつまみを適当にお願い」
こんな感じで、お任せにしてもおいしい料理を作ってくるようになった桜花。一度教えただけで覚えてしまう神獣の記憶力に毎回驚く拓哉である。
「わかったんだよ。あるじが、砂出しをしてくれたあさり使っていいかな?」
セールで大量のあさりが売られていたので、衝動買いしてしまったのである。タライ2つ分くらいあり、早く減らさないといけないのだ。
「いいよ。じゃああさり尽くしにしちゃってよ」
「わかったんだよ。時間かかるから先に焼酎とあさりの酒蒸しを持ってくるんだよ」
この世界に来てこうやって、お客の立場を味わえると思っていなかった拓哉は嬉しくなる。ちなみに、ジュリアーナのお店で接客されたことを、拓哉の記憶からは抹消されている。思い出したくない過去なのだろう。
桜花に、3人がゆっくりでいいよと伝える。
「そうじゃ、最近アレンところに子供が出来たらしいんじゃ。二人は知っておったかのぅ?」
えっ?そんなの初耳なんだけどと思う拓哉と小次郎。
「え?知らないよ。いつ聞いたの?」
「俺も知らんぞ」
それにしても、何故バルトは知っているんだ?と思う拓哉。
「昨日聞いたんじゃ。アレンいわく、通りすがりにボーンが教えてくれたらしいんじゃ」
ボーンさん、貴方は通りすがりに何を見ているの?と思う拓哉。
「まぁ、なんにせよ。めでたい!この村で初の子供が生まれようとしているからな」
確かに、小次郎の言う通りめでたいなと思う拓哉。
そんな話をしていると、桜花がやってきた。
「焼酎とあさりの酒蒸しだよ。今しぐれ煮を作っているから待っててほしいんだよ」
微かなバターと磯のいい香りがするあさりの酒蒸しと焼酎が置かれる。
「久々のあさりの酒蒸しじゃ。やはりうまいのぅ。あさりの旨味と醤油の味が相まって更にうまくなるんじゃ」
以前に、あさりの酒蒸しを食べたことのあるバルトは久しぶりの味に感動する。
「あさりの酒蒸しと焼酎も合うな。日本酒も合うが、偶には新たな挑戦もしてみるもんだな」
あさりの酒蒸しを食べながら焼酎の水割りを呑む小次郎。
「本当に、うまく作ってるね。バターの風味と醤油が合うな。焼酎のウーロン茶割りもうまい」
久しぶりのウーロンハイを呑みながら、桜花の作ったあさりの酒蒸しを褒める拓哉。
「追加のお酒とあさりのしぐれ煮を持ってきたんだよ。あさりの酒蒸しをおいしそうに食べてくれて嬉しいんだよ。じゃあ次作ってくるよ」
桜花は、バルトが飲み干しているだろうと気を利かせて新しい酒を用意していた。そして、持ってきた物を置いて、すぐに次の物を作りに行く。
「ほほぉ~気が利くのぅ。それに、やはり焼酎は、ロックに限るんじゃ。どれどれ...うまいんじゃ!甘辛く煮込まれた濃いあさりと焼酎が合うわい。くぅ~うまい酒とつまみ最高じゃな」
ロックをゴクゴクとすぐ飲み干してしまうバルト。足りなくなりそうなので、拓哉がアイテムボックスから出す。バルトが、「すまんのぅ」と言ってすぐ注いで呑む。
「こいつは、ライスにも合いそうだな。しかも、バルトの言う通り濃くて、あさりの旨味が凝縮されているからうまいし、これを、食べながらちびちび酒を味わえそうだ」
バルトとは、打って変わって味わいながら焼酎の水割りを味わう小次郎。
そして、二人がうまいと言うあさりのしぐれ煮がどんなものかと口に入れる拓哉。
「おっ!ちゃんとあさりの出汁を使ってうまいこと煮ている。以前教えたことをちゃんと実践出来ていて偉い」
「桜花も、すっかり料理人だな。流石に、拓哉の方がまだまだ上だが、じきに追いつきそうなくらい成長しているぞ」
「そうじゃな。十分今のままでも満足できる味じゃ」
拓哉が、桜花を褒めるとそれに続いて、小次郎もバルトも褒める。そこに、ちょうど桜花がやってくる。
「みんなして恥ずかしんだよ。嬉しいけど僕はまだまだなんだよ。次は、あさりたっぷりのあさりご飯だよ」
恥ずかしそうに顔を赤くして、そのまま去っていく桜花。
「これも、うまいよ。わざと濃い目にしてくれているんだろうな。あさりの味と生姜と醤油の味がご飯にうまく混ざっててうまい」
拓哉は、バクバクあさりご飯を食べて、お櫃からあさりご飯を入れる。
「うまいのぅ。ワシ以外のドワーフは、人生を損しとるわい。火酒だけで満足しておるんじゃからな。まぁワシは、ここを別のドワーフに教える気はサラサラないがのぅ」
「酒の合間に挟む食事もいいな。腹が満たされると、また酒を呑みたくなる」
こうやって、最初の住人と月1回飲み会を楽しむ。今回は、桜花のお陰で凄く楽しめたと感謝する拓哉であった。
19
あなたにおすすめの小説
辺境のスローライフを満喫したいのに、料理が絶品すぎて冷酷騎士団長に囲い込まれました
腐ったバナナ
恋愛
異世界に転移した元会社員のミサキは、現代の調味料と調理技術というチート能力を駆使し、辺境の森で誰にも邪魔されない静かなスローライフを送ることを目指していた。
しかし、彼女の作る絶品の料理の香りは、辺境を守る冷酷な「鉄血」騎士団長ガイウスを引き寄せてしまった。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【完結】うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる