67 / 203
第3章 魔国での一幕
第64話 お菓子とフリフリエプロンのおじさん!
しおりを挟む
店の前
綺麗なケーキ屋をイメージするようなお店である。 着いた時は、30名近く並んでいたが、やっとあと1組のとこまできた。
「凄い人気ですね。 出てくるお客さんも満足そうにしてますし、期待できますね」
「お父さん、本当に行きますか? 私的にあまりおすすめしないのですが...」
ラリサがあまり行きたくなさそうにしている。
「えっ!?どういうこと? ラリサは来たことがあるの?」
その返答を聞く前にセバスが話しかけてくる。
「拓哉様、次は私たちですよ。 さぁさぁ入りましょう」
あのお菓子で驚かせたいセバスは急かすように言う。
何故か、ラリサが落ち着かない様子だ。
店内を見渡すと少数のテーブルと椅子がある。あとはカウンターがあり、そこで購入して持ち帰るかここで食べるか選べるらしい。
お店の人が、近づいてきた。
「いらっしゃいま...え?ラリサ様ですか? 今日はどうされたのですか? 今すぐ、店長お呼びしますね」
「ちょっと、待ってください! 店長呼ばなくて...あ!行っちゃいましたか...」
ラリサが声をかけるも、女性店員が慌てて店の奥に行く。
店の奥から凄い音が聞こえたと思ったら、奥からフリフリのエプロンを付けたゴツいおっさん!?が出てきた。 一直線にラリサの方に走り出し抱きしめる。
「ラリサちゃ~ん、来てくれたのね。 あれから顔も見せないからお姉さん心配しちゃったわよ。 あら!セバスに、そちらはお連れさんかしら。 それにしても、いいオ・ト・コがいるじゃない...ウフフ」
ラリサは、されるがまま抱きしめられて苦笑いを浮かべる。
オカマ店長に見つめられた拓哉は、悪寒が走りぶるっと震える。
「もう、ジュリアーナさん早く離してください。苦しいです。 それから、この人は私のお父さんでこっちがアニカこっちが桜花さんです。 お父さんを変な目で見ないでください」
ラリサが、必死になりながら言う。
「うふふ、あら、貴方が噂のお父様ね。 ラリサちゃんから色々聞いているわ。 それから、エルマーナ(マドレーヌ)のこと感謝しているのよ。 大盛況なのよ」
あ~お菓子ってマドレーヌのことか!見事に広まったのね。 それにしても、ジュリアーナさんパンチ効いた人だな。 顔面の圧が凄い。
「そうだったのですね。 いや~お役に立てたのならよかったです」
ジュリアーナが近づいてきて、拓哉に話しかける。
「是非、食べてほしいわ。 それに、エルマーナを参考に新しいお菓子も開発したのよ。 まだ販売前なんだけど試食していって」
そういうと、ジュリアーナが拓哉の腕を掴み引っ張って席まで案内する。 あまりの腕力に振り解けない拓哉。
「すぐ用意するわ。 飲み物は紅茶でいいかしら?」
みんなが頷く。 ジュリアーナは、腰をクネクネさせながら奥に行く。
「ふぅ~ラリサ...あの人、凄い人だな!」
拓哉が疲れた表情で言う。
「悪い人ではないけど、スキンシップが凄くて大変です」
「それにしても、見事に広めてラリサよくやったな! それにしてもアニカと一緒に教えに行かなかったのか?」
「ヴィクトリアさんが、城下町の活性化に繋がるから知り合いに教えてもいい?って言われて許可をしたら、いつの間にか知れ渡って私が教えにいくことに...アニカは、勉学の時間がなくなるからってことで、アニカは今日初めて来ました」
「そうだったのか。 ヴィクトリアさんらしいな。 ラリサも時間なかった中、本当に頑張って偉いぞ」
頭を撫でながら褒める拓哉。 ラリサも、頬を赤らめて嬉しそうにする。
「拓哉様、ジュリアーナですが、元は第一部隊の将軍でして、長い軍歴の中で目覚めてしまったといいますか...それから、1年前に将軍を辞めて、お店を開くと言い残して城を去って行ったのです」
あ、そういうことか、男性が多い軍で目覚めたパターンか。
「納得しました。 先程の振り解けない腕力、只者ではないと思いましたが、そんな遍歴があったんですね」
何か後ろに気配を感じて振り返るとジュリアーナがいる。
「あら~2人して私の事を話していたのかしら。 モテる女は辛いわね。 それからね...」
拓哉とセバスは隣同士で座っていたのだが、その間に顔を突っ込ませドスの効いた小声で、「あまり人の過去をぺちゃくちゃ話すなよ。殺されてぇのか!?」と言ってくるジュリアーナ。
次に、みんなに聞こえる声で
「拓哉さん、セバス~私、か弱いかわいい女性よね?」
思わず恐怖から首を縦に振る2人。
「ウフフ、かわいい2人だこと。 それより、エルマーナと新しいお菓子よ。食べてみて」
何食わぬ顔で話すジュリアーナに、絶対逆らってはダメだと思う2人。
ビクビクしている2人には気づいていない3人は、エルマーナと新しいお菓子を食べる。
「あれ? ジュリアーナさんエルマーナの味変えましたか? ほのかに花のような香りと食べると爽やかな感じがします」
「よく気づいたわね。 ハチミツを入れたのよ。 より女性が好む味になったと思うわ」
「僕は、どっちも好きだよ。 バターが効いた方も濃厚でおいしいんだよ」
「新しいのアニカ好きなの。 外がサクサク中がふんわり柔らかくて、甘い味がいいの」
拓哉は、それを聞いてあれではないかと思い新しいお菓子を口に入れる。
「あ!これ! フィナンシェだな。 アーモンドの甘さに、焦がしたバターの香ばしい感じ...うまいな。 ジュリアーナさん、これよく見つけましたね」
まさかの、フィナンシェを自力で作り上げていたのだ。
「頑張って試行錯誤したのよ。 でも、拓哉さんはやっぱり知ってたみたいね。 悔しいわ」
「いやいや、自力で発見したのが凄いですよ。 それに、まだ誰も売り出してませんし、新しいお菓子を生み出したのはジュリアーナさんですよ。 あと、参考になればいいのですが、チーズや紅茶を練り込んでもおいしくなりますから試してみてください」
この人の努力は、本物だしこれからも新しい物を作り続けて人々を笑顔にするだろうと思いアドバイスをする。
「そう言って貰えると嬉しいわ。 それに、チーズに紅茶とは恐れいったわ。 まだまだ、試す価値のあることがいっぱいね。 色々勉強になったわ。 ありがとうね」
「これからも、おいしい物を作り続けてください。 それから、お土産にしたいので30個程包んでください」
「50個包んであげるわ。 もちろんお代はいらないわよ。 このお菓子を教えてもらってからお礼がしたかったのよ。 受け取ってくれるかしら?」
「では、有り難く頂いて帰ります」
外を見ると夕陽が射し、いい時間となっていたので、お土産を持ちながら帰宅したのだが、城に着くなりメイドさんや執事さんが、一斉に「おかえりなさいませ」とお出迎えをしてくれてすれ違う使用人全員から「ありがとうございました。 幸せな気持ちになりました」と言われた拓哉。
後々、セバスに聞くとキャラメルが、あまりにもおいしかったのが原因で、拓哉の株が勝手に上がったらしい。 残ったキャラメルも争奪戦になったようだ。 そんな喜ばれるならまた作ろうと思う拓哉であった。
綺麗なケーキ屋をイメージするようなお店である。 着いた時は、30名近く並んでいたが、やっとあと1組のとこまできた。
「凄い人気ですね。 出てくるお客さんも満足そうにしてますし、期待できますね」
「お父さん、本当に行きますか? 私的にあまりおすすめしないのですが...」
ラリサがあまり行きたくなさそうにしている。
「えっ!?どういうこと? ラリサは来たことがあるの?」
その返答を聞く前にセバスが話しかけてくる。
「拓哉様、次は私たちですよ。 さぁさぁ入りましょう」
あのお菓子で驚かせたいセバスは急かすように言う。
何故か、ラリサが落ち着かない様子だ。
店内を見渡すと少数のテーブルと椅子がある。あとはカウンターがあり、そこで購入して持ち帰るかここで食べるか選べるらしい。
お店の人が、近づいてきた。
「いらっしゃいま...え?ラリサ様ですか? 今日はどうされたのですか? 今すぐ、店長お呼びしますね」
「ちょっと、待ってください! 店長呼ばなくて...あ!行っちゃいましたか...」
ラリサが声をかけるも、女性店員が慌てて店の奥に行く。
店の奥から凄い音が聞こえたと思ったら、奥からフリフリのエプロンを付けたゴツいおっさん!?が出てきた。 一直線にラリサの方に走り出し抱きしめる。
「ラリサちゃ~ん、来てくれたのね。 あれから顔も見せないからお姉さん心配しちゃったわよ。 あら!セバスに、そちらはお連れさんかしら。 それにしても、いいオ・ト・コがいるじゃない...ウフフ」
ラリサは、されるがまま抱きしめられて苦笑いを浮かべる。
オカマ店長に見つめられた拓哉は、悪寒が走りぶるっと震える。
「もう、ジュリアーナさん早く離してください。苦しいです。 それから、この人は私のお父さんでこっちがアニカこっちが桜花さんです。 お父さんを変な目で見ないでください」
ラリサが、必死になりながら言う。
「うふふ、あら、貴方が噂のお父様ね。 ラリサちゃんから色々聞いているわ。 それから、エルマーナ(マドレーヌ)のこと感謝しているのよ。 大盛況なのよ」
あ~お菓子ってマドレーヌのことか!見事に広まったのね。 それにしても、ジュリアーナさんパンチ効いた人だな。 顔面の圧が凄い。
「そうだったのですね。 いや~お役に立てたのならよかったです」
ジュリアーナが近づいてきて、拓哉に話しかける。
「是非、食べてほしいわ。 それに、エルマーナを参考に新しいお菓子も開発したのよ。 まだ販売前なんだけど試食していって」
そういうと、ジュリアーナが拓哉の腕を掴み引っ張って席まで案内する。 あまりの腕力に振り解けない拓哉。
「すぐ用意するわ。 飲み物は紅茶でいいかしら?」
みんなが頷く。 ジュリアーナは、腰をクネクネさせながら奥に行く。
「ふぅ~ラリサ...あの人、凄い人だな!」
拓哉が疲れた表情で言う。
「悪い人ではないけど、スキンシップが凄くて大変です」
「それにしても、見事に広めてラリサよくやったな! それにしてもアニカと一緒に教えに行かなかったのか?」
「ヴィクトリアさんが、城下町の活性化に繋がるから知り合いに教えてもいい?って言われて許可をしたら、いつの間にか知れ渡って私が教えにいくことに...アニカは、勉学の時間がなくなるからってことで、アニカは今日初めて来ました」
「そうだったのか。 ヴィクトリアさんらしいな。 ラリサも時間なかった中、本当に頑張って偉いぞ」
頭を撫でながら褒める拓哉。 ラリサも、頬を赤らめて嬉しそうにする。
「拓哉様、ジュリアーナですが、元は第一部隊の将軍でして、長い軍歴の中で目覚めてしまったといいますか...それから、1年前に将軍を辞めて、お店を開くと言い残して城を去って行ったのです」
あ、そういうことか、男性が多い軍で目覚めたパターンか。
「納得しました。 先程の振り解けない腕力、只者ではないと思いましたが、そんな遍歴があったんですね」
何か後ろに気配を感じて振り返るとジュリアーナがいる。
「あら~2人して私の事を話していたのかしら。 モテる女は辛いわね。 それからね...」
拓哉とセバスは隣同士で座っていたのだが、その間に顔を突っ込ませドスの効いた小声で、「あまり人の過去をぺちゃくちゃ話すなよ。殺されてぇのか!?」と言ってくるジュリアーナ。
次に、みんなに聞こえる声で
「拓哉さん、セバス~私、か弱いかわいい女性よね?」
思わず恐怖から首を縦に振る2人。
「ウフフ、かわいい2人だこと。 それより、エルマーナと新しいお菓子よ。食べてみて」
何食わぬ顔で話すジュリアーナに、絶対逆らってはダメだと思う2人。
ビクビクしている2人には気づいていない3人は、エルマーナと新しいお菓子を食べる。
「あれ? ジュリアーナさんエルマーナの味変えましたか? ほのかに花のような香りと食べると爽やかな感じがします」
「よく気づいたわね。 ハチミツを入れたのよ。 より女性が好む味になったと思うわ」
「僕は、どっちも好きだよ。 バターが効いた方も濃厚でおいしいんだよ」
「新しいのアニカ好きなの。 外がサクサク中がふんわり柔らかくて、甘い味がいいの」
拓哉は、それを聞いてあれではないかと思い新しいお菓子を口に入れる。
「あ!これ! フィナンシェだな。 アーモンドの甘さに、焦がしたバターの香ばしい感じ...うまいな。 ジュリアーナさん、これよく見つけましたね」
まさかの、フィナンシェを自力で作り上げていたのだ。
「頑張って試行錯誤したのよ。 でも、拓哉さんはやっぱり知ってたみたいね。 悔しいわ」
「いやいや、自力で発見したのが凄いですよ。 それに、まだ誰も売り出してませんし、新しいお菓子を生み出したのはジュリアーナさんですよ。 あと、参考になればいいのですが、チーズや紅茶を練り込んでもおいしくなりますから試してみてください」
この人の努力は、本物だしこれからも新しい物を作り続けて人々を笑顔にするだろうと思いアドバイスをする。
「そう言って貰えると嬉しいわ。 それに、チーズに紅茶とは恐れいったわ。 まだまだ、試す価値のあることがいっぱいね。 色々勉強になったわ。 ありがとうね」
「これからも、おいしい物を作り続けてください。 それから、お土産にしたいので30個程包んでください」
「50個包んであげるわ。 もちろんお代はいらないわよ。 このお菓子を教えてもらってからお礼がしたかったのよ。 受け取ってくれるかしら?」
「では、有り難く頂いて帰ります」
外を見ると夕陽が射し、いい時間となっていたので、お土産を持ちながら帰宅したのだが、城に着くなりメイドさんや執事さんが、一斉に「おかえりなさいませ」とお出迎えをしてくれてすれ違う使用人全員から「ありがとうございました。 幸せな気持ちになりました」と言われた拓哉。
後々、セバスに聞くとキャラメルが、あまりにもおいしかったのが原因で、拓哉の株が勝手に上がったらしい。 残ったキャラメルも争奪戦になったようだ。 そんな喜ばれるならまた作ろうと思う拓哉であった。
27
お気に入りに追加
3,744
あなたにおすすめの小説
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる