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第2章 日常の憩い亭
第52話 前編!魔力たっぷりの畑作り!精霊のスライムが揺れている!?
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畑を作ろうかなと、ふと拓哉は思った。
何故作ろうと思ったかは、先日師匠と森に行った際に食べた果実がきっかけである。 見た目は、ドラゴンフルーツみたく決しておいしそうには見えなかったのだが、自然に実っているにも関わらず糖度があまりにも高くて甘かったのだ。 何故かと師匠に聞いたところ、魔力が影響しているのではという話をしてくれた。
それから気になった拓哉は、焼肉パーティーの時に精霊女王のキャリーナに聞いたところ、魔力が多い場所では食物すべてが何倍にも美味しくなるらしいとのこと。 じゃあこの世界のどこで育ててもおいしいのかと尋ねてみたが、この魔境だけが特別とのことらしい。普通の地より魔力が何百倍もあるとのことだ。 では、精霊や妖精が住んでいるところも魔力は高いのではと思い聞いてみたが、そもそも働くのが嫌いらしく、自然の恵みに頼ってるとのことで畑などの手間がかかることはしないのだと言っていた。 ただのニートじゃね~かと思ったのは内緒である。
そんなことがあり、桜花と2人で家庭菜園程度を考えていたのだが、どこからか聞きつけたヴァレリーさんと師匠とバルトと精霊女王のキャリーナさんと上位精霊2人がいた。
「師匠とバルトはわかりますよ。 何故、ヴァレリーさんとキャリーナさんと他の精霊の方もいるんですか?」
「バルトと小次郎から拓哉が新しいことをすると聞いてな。 気になって来てみたんだ。仕事より楽しそうではないか!フハハハ」
只々、仕事をしたくないから逃げてきたんだろと思う拓哉。
「そうですか...あとでヴィクトリアさんに報告しときますからね」
それを聞いたヴァレリーは顔面蒼白になり冷や汗をかき始める。
「それだけはやめてくれないか...殺されてしまう」
「自業自得です。 嫌なら帰って仕事してください」
「俺は帰らんぞ~もう書類にハンコを押すのは疲れたのだ~」
いやいや!あんた仮にも魔王だろうが、仕事しろよ。
「貴方、ここで何をしているのかしら?」
ゴォーと効果音が付きそうな程の黒いオーラを発しているヴィクトリアがヴァレリーの後ろに現れる。
「あぁぁヴィクトリア違うんだ。 これは拓哉を助けようと。ぐはぁ...」
見えない早さで、首に手刀を打ち込み気絶させるヴィクトリアさん。
「申し訳ございません。うちの旦那がご迷惑をお掛けしてしまって、すぐに連れて帰りますので。ホホホホ」
そのまま首根っこを掴まれ転移で連れて行かれた。
ヴィクトリアさんだけは怒らせたらダメだと思う拓哉。
「凄い光景でしたが忘れましょう。 それでキャリーナさんは何故いるのですか?」
「使徒様のお手伝いするのは当たり前ですよ。 それに1番魔力が溜まっている最適な場所を見つけるのに、私たちは不可欠だと思いまして」
相変わらず使徒様呼びなんだよな。 でも魔力を感知できるならいてもらった方がいいのは確かだ。 しかし何故今日やることを知ってるのだろうか?
「じゃあ申し訳ございませんが、お手伝いお願いします。 でも何故今日やることを知っていたのですか?」
「...乙女の秘密です。さぁ始めましょう」
あの間はなに? それにこの圧力も。これは聞いたらダメなやつだ。
「はぁ~聞かないようにします。 それから始める前に服が汚れてはいけないので皆さん、このシャツとズボンと長靴を履いてください」
あ!ボトムスとかパンツとか最近の若者は言うがおじさんはズボンだ。 ツッコむなよ若者よ!←どうでもいいわ!
そんなことを考えていたら、師匠とバルトが着替えてきた。 それからすぐ精霊達も着替えて走ってきたのだがアレはいかんぞ。
3人のおっきなメロンが6つも激しく上下しているのだ。スライムかあれは!
「お待たせしました。 ハァハァ」
ハァハァもやめてほしいし、膝に手をついて上目遣いもやめてもらっていいですか? 谷間と表情がエロ過ぎます。
バルトも小次郎も拓哉も鼻を伸ばす。
バコーン! あ痛~!
桜花が拓哉の尻に蹴りを入れる。
「あるじ~!プンプンだよ」
「あ!ごめん。 思わず見とれ、あ痛~」
「あ・る・じ!」
「はい!桜花様、申し訳ございませ~ん」
スライディング土下座する拓哉。
「まったくなんだよ。 男はすぐ胸ばっかり見るんだよ」
それを見ていたバルトと師匠は関係ありませんといった感じで鍬を持って準備している。
拓哉は横目でコイツら~と睨みつける。
「あるじ、いつまで土下座してるんだよ。早く始めるよ」
「はい~!!!」
テキパキと鍬を持って準備する拓哉。
(神様)
いい気味じゃわい。 こないだワシを売った罰じゃ! 今日はうまい酒が呑めるぞい。
(ルカ)
またサボっていましたね。
(神様)
違うんじゃ~!やめとくれ~
またお仕置きされる神様であった!
「この辺りがいいですね。 魔力が満ち溢れています」
「まず畑にする四方にこの杭を打ち込んで行きましょう。実験なのでそこまで広くなくていいですよ」
四方に杭を打ち込み、ヒモを結んで囲う。
「バルトに作ってもらったスコップで掘っていきましょう」
全員で掘り起こしていく。 順調に掘り起こしていたのだが、キャーと言う声が聞こえた。 なんだなんだとみんな近寄る。
「どうした?」
拓哉が聞く。
「これ見てください! デカいのがうねうね動いてしゃべったんです」
精霊の1人が言う。
そこには、うねうね動く50センチくらいの芋虫がいた。
「せっかく気持ちよく寝ていた俺様を起こしやがって。 お前らはなんだ?」
マジで!?この化け物芋虫しゃべるの?
「いや~ごめんな。畑を作ろうとして掘り返していたんだよ。 居るとは知らずに...凄く申し訳ないんだけど移動してもらえないかな?」
「おいおい!俺様の寝床だぜ! 無理言っちゃいけねぇ~よ。 お前らが場所を変えるんだな」
そうだよな。俺たちが勝手に掘り返したし場所変えるか。
「あるじ、僕に任せるんだよ」
え?桜花を見ると芋虫の胴体を掴んでどっかに行ってしまった。 数分経って戻ってきたのだが、なぜか芋虫が一回りほど小さくなっている気がする。
「あるじ、気持ちよく移動してくれるって言ってくれたんだよ」
凄く褒めて欲しそうな顔で言う桜花。
あの~芋虫さん縮こまってますけど、絶対脅したよね?ねぇ? プルプル震えてるよ。
「桜花、ありがとうな。 芋虫さん、畑耕し終わったらまたここの地中に潜っていいからそれまで待っててもらっていいかな?」
桜花の頭を撫でながら言う。 桜花は満足そうな顔をする。
「了解です。 私はずっとお待ちしておりますのでごゆっくり畑を耕してくださいませ~」
敬礼しそうな勢いで尻尾?を使いピーンと立ち上がる芋虫。
それにしても、あれ魔物だよな?なんでここにいるんだろう? 神様に会ったら聞いてみるか。
「よ~し!色々あったけど再開しよう」
その後は、なにもなく綺麗に掘り返し作業が進んだ。
「次は、鍬で耕して行きましょう」
みんなで耕していく。 時々精霊達が耕している姿をチラ見していたのは内緒だ。決して揺れるの見たいとかじゃないからね!
「本来は、ふるいって作業で砂利とか石とかを除去しないと行けないんだけど、この土には必要無さそうだからこの腐葉土を混ぜ合わせて土を畑に適した状態にします。 2週間放置しないといけないから今日はここまでかな」
畑作りは意外に大変なのだ。 全部で1ヶ月くらいは要すると思う。
「あの~?私、時空魔法が使えるので、このくらいの規模なら時間も自由自在に進めれるのですが?」
なんだって~!? 上位精霊って凄いな。
「凄いな! 是非手伝ってほしい。 ちなみに今更だけど2人の名前聞いてなかったから教えてもらっていいかな?」
「私は、シャーリーです。 やっと名前を聞いてもらえて嬉しいです。」
水色のロングヘアーの美人さんがシャーリーさんね。 覚えました。
「私は、ビーチェです。 よろしくお願いします」
ピンクのボブの美人さんがビーチェさんね。覚えました。
「では早速、腐葉土を混ぜていきますか」
それにしても、バルトも師匠も力あるな。 片手で腐葉土の入った袋を軽々持って撒いていく。 それをひたすら俺と女性陣が鍬で混ぜていく。
「そろそろ、一旦昼飯にしよう。 昼飯を食ったらシャーリーさんの魔法お願いします」
みんなには、手を洗いに行ってもらい拓哉はブルーシートを敷いて準備をする。
何故作ろうと思ったかは、先日師匠と森に行った際に食べた果実がきっかけである。 見た目は、ドラゴンフルーツみたく決しておいしそうには見えなかったのだが、自然に実っているにも関わらず糖度があまりにも高くて甘かったのだ。 何故かと師匠に聞いたところ、魔力が影響しているのではという話をしてくれた。
それから気になった拓哉は、焼肉パーティーの時に精霊女王のキャリーナに聞いたところ、魔力が多い場所では食物すべてが何倍にも美味しくなるらしいとのこと。 じゃあこの世界のどこで育ててもおいしいのかと尋ねてみたが、この魔境だけが特別とのことらしい。普通の地より魔力が何百倍もあるとのことだ。 では、精霊や妖精が住んでいるところも魔力は高いのではと思い聞いてみたが、そもそも働くのが嫌いらしく、自然の恵みに頼ってるとのことで畑などの手間がかかることはしないのだと言っていた。 ただのニートじゃね~かと思ったのは内緒である。
そんなことがあり、桜花と2人で家庭菜園程度を考えていたのだが、どこからか聞きつけたヴァレリーさんと師匠とバルトと精霊女王のキャリーナさんと上位精霊2人がいた。
「師匠とバルトはわかりますよ。 何故、ヴァレリーさんとキャリーナさんと他の精霊の方もいるんですか?」
「バルトと小次郎から拓哉が新しいことをすると聞いてな。 気になって来てみたんだ。仕事より楽しそうではないか!フハハハ」
只々、仕事をしたくないから逃げてきたんだろと思う拓哉。
「そうですか...あとでヴィクトリアさんに報告しときますからね」
それを聞いたヴァレリーは顔面蒼白になり冷や汗をかき始める。
「それだけはやめてくれないか...殺されてしまう」
「自業自得です。 嫌なら帰って仕事してください」
「俺は帰らんぞ~もう書類にハンコを押すのは疲れたのだ~」
いやいや!あんた仮にも魔王だろうが、仕事しろよ。
「貴方、ここで何をしているのかしら?」
ゴォーと効果音が付きそうな程の黒いオーラを発しているヴィクトリアがヴァレリーの後ろに現れる。
「あぁぁヴィクトリア違うんだ。 これは拓哉を助けようと。ぐはぁ...」
見えない早さで、首に手刀を打ち込み気絶させるヴィクトリアさん。
「申し訳ございません。うちの旦那がご迷惑をお掛けしてしまって、すぐに連れて帰りますので。ホホホホ」
そのまま首根っこを掴まれ転移で連れて行かれた。
ヴィクトリアさんだけは怒らせたらダメだと思う拓哉。
「凄い光景でしたが忘れましょう。 それでキャリーナさんは何故いるのですか?」
「使徒様のお手伝いするのは当たり前ですよ。 それに1番魔力が溜まっている最適な場所を見つけるのに、私たちは不可欠だと思いまして」
相変わらず使徒様呼びなんだよな。 でも魔力を感知できるならいてもらった方がいいのは確かだ。 しかし何故今日やることを知ってるのだろうか?
「じゃあ申し訳ございませんが、お手伝いお願いします。 でも何故今日やることを知っていたのですか?」
「...乙女の秘密です。さぁ始めましょう」
あの間はなに? それにこの圧力も。これは聞いたらダメなやつだ。
「はぁ~聞かないようにします。 それから始める前に服が汚れてはいけないので皆さん、このシャツとズボンと長靴を履いてください」
あ!ボトムスとかパンツとか最近の若者は言うがおじさんはズボンだ。 ツッコむなよ若者よ!←どうでもいいわ!
そんなことを考えていたら、師匠とバルトが着替えてきた。 それからすぐ精霊達も着替えて走ってきたのだがアレはいかんぞ。
3人のおっきなメロンが6つも激しく上下しているのだ。スライムかあれは!
「お待たせしました。 ハァハァ」
ハァハァもやめてほしいし、膝に手をついて上目遣いもやめてもらっていいですか? 谷間と表情がエロ過ぎます。
バルトも小次郎も拓哉も鼻を伸ばす。
バコーン! あ痛~!
桜花が拓哉の尻に蹴りを入れる。
「あるじ~!プンプンだよ」
「あ!ごめん。 思わず見とれ、あ痛~」
「あ・る・じ!」
「はい!桜花様、申し訳ございませ~ん」
スライディング土下座する拓哉。
「まったくなんだよ。 男はすぐ胸ばっかり見るんだよ」
それを見ていたバルトと師匠は関係ありませんといった感じで鍬を持って準備している。
拓哉は横目でコイツら~と睨みつける。
「あるじ、いつまで土下座してるんだよ。早く始めるよ」
「はい~!!!」
テキパキと鍬を持って準備する拓哉。
(神様)
いい気味じゃわい。 こないだワシを売った罰じゃ! 今日はうまい酒が呑めるぞい。
(ルカ)
またサボっていましたね。
(神様)
違うんじゃ~!やめとくれ~
またお仕置きされる神様であった!
「この辺りがいいですね。 魔力が満ち溢れています」
「まず畑にする四方にこの杭を打ち込んで行きましょう。実験なのでそこまで広くなくていいですよ」
四方に杭を打ち込み、ヒモを結んで囲う。
「バルトに作ってもらったスコップで掘っていきましょう」
全員で掘り起こしていく。 順調に掘り起こしていたのだが、キャーと言う声が聞こえた。 なんだなんだとみんな近寄る。
「どうした?」
拓哉が聞く。
「これ見てください! デカいのがうねうね動いてしゃべったんです」
精霊の1人が言う。
そこには、うねうね動く50センチくらいの芋虫がいた。
「せっかく気持ちよく寝ていた俺様を起こしやがって。 お前らはなんだ?」
マジで!?この化け物芋虫しゃべるの?
「いや~ごめんな。畑を作ろうとして掘り返していたんだよ。 居るとは知らずに...凄く申し訳ないんだけど移動してもらえないかな?」
「おいおい!俺様の寝床だぜ! 無理言っちゃいけねぇ~よ。 お前らが場所を変えるんだな」
そうだよな。俺たちが勝手に掘り返したし場所変えるか。
「あるじ、僕に任せるんだよ」
え?桜花を見ると芋虫の胴体を掴んでどっかに行ってしまった。 数分経って戻ってきたのだが、なぜか芋虫が一回りほど小さくなっている気がする。
「あるじ、気持ちよく移動してくれるって言ってくれたんだよ」
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その後は、なにもなく綺麗に掘り返し作業が進んだ。
「次は、鍬で耕して行きましょう」
みんなで耕していく。 時々精霊達が耕している姿をチラ見していたのは内緒だ。決して揺れるの見たいとかじゃないからね!
「本来は、ふるいって作業で砂利とか石とかを除去しないと行けないんだけど、この土には必要無さそうだからこの腐葉土を混ぜ合わせて土を畑に適した状態にします。 2週間放置しないといけないから今日はここまでかな」
畑作りは意外に大変なのだ。 全部で1ヶ月くらいは要すると思う。
「あの~?私、時空魔法が使えるので、このくらいの規模なら時間も自由自在に進めれるのですが?」
なんだって~!? 上位精霊って凄いな。
「凄いな! 是非手伝ってほしい。 ちなみに今更だけど2人の名前聞いてなかったから教えてもらっていいかな?」
「私は、シャーリーです。 やっと名前を聞いてもらえて嬉しいです。」
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「私は、ビーチェです。 よろしくお願いします」
ピンクのボブの美人さんがビーチェさんね。覚えました。
「では早速、腐葉土を混ぜていきますか」
それにしても、バルトも師匠も力あるな。 片手で腐葉土の入った袋を軽々持って撒いていく。 それをひたすら俺と女性陣が鍬で混ぜていく。
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