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第2章 日常の憩い亭
第44話 待ちに待ったドラゴンステーキ!
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未だに責められている拓哉を放っておき、ヴァレリーは置いてあったナイフで解体を始める。
「アニカ、あやつらは放っておいて解体を始めるぞ。 まずは、足を全て切り落とす。それからケツの方から皮を剥いでいく。ドラゴンは皮膚が硬いから、気をつけて剥ぐんだ」
デカいドラゴンの足をスパスパ切る度に、アニカは「お~」と感嘆の声を漏らす。
うむ、流石はオリハルコンナイフであるな。最(いと)も簡単に切れる。
「このまま慎重に、ケツの方から皮を剥いでいく。剥がし終わった皮から鱗を剥がす作業は本来後でやるのだが、手伝ってみるか?」
「うん!やってみたいの」
「戦闘用ナイフだがこれを使いなさい。まず、皮と鱗の間にゆっくりとナイフを入れて剥がしていく。 力任せにすると傷が付くのでな。 ではアニカ、やってみなさい」
アニカは言われた通りに剥がしていく。
おぉ~やるではないか! アニカには才能があるかもしれんな。
「うまいぞアニカ、この調子で剥がしてくれ。もし、わからないことがあればすぐ言うんだぞ。」
なんだかんだ面倒見のいい魔王様である。
ヴァレリーが、次の作業に取り掛かろうとした時、拓哉が声をかける。
「すいません...ヴァレリーさん、ご迷惑をお掛けしてしまって」
申し訳なさそうに謝る拓哉。
「気にするな。 アニカも才能があるようだし、手伝ってくれている。 次は内臓を取り出す作業だ。手伝ってくれ」
人生経験が長いのか?男女のことに関わりたくないのか? ヴァレリーは、解体の話をすぐするのだった。
ヴァレリーと拓哉は、内臓を取り出していく。
「前回、ワイバーンの内臓を料理で出してくれたが、ドラゴンも食えるのか? 本来はドラゴンの内臓は薬に使うのだがな」
元々異世界では、ホルモンを食べる習慣がないが、何気なく聞くヴァレリー。
「一応、今鑑定したところ食用可になっていますね。元々師匠が仕留めた獲物ですし、食べるか売るかは聞いてみてからにしましょう」
本当は食べたくて仕方がない拓哉だが、小次郎の物を勝手にする訳にはいかずそう答える。
「うむ!許可が出れば、俺も食いたいから声をかけてくれ」
「わかりました。 それにしてもアニカはうまいこと剥がしていくな」
「アニカもやればできるの。パパに褒められたの」
偉いぞと頭を撫でる拓哉。 アニカは尻尾を揺らしながら「えへへ」と言っている。
内臓を取り出したあとは、拓哉が部位ごとに切り分け始める。
「細かく切り分けるのか。 普通は適当に切り分けて焼いて食うからな」
おかしなことをするなという感じで見てくるヴァレリー。
「肉質を見た感じ、適当でも十分おいしいと思いますが、部位ごとに分けた方が味の違いや切り方1つで美味さが変わってくるんですよ」
「奥が深いのだな。 今まで気にしたこともなかったぞ」
そりゃそうだよな。こっちの世界に焼肉屋や鉄板焼き屋なんてないもんな。 異世界で焼肉屋したら儲かるのでは!と思う拓哉。
「まぁ今日はステーキにする予定ですが、後日焼肉パーティーでもしましょう。 色々な部分を味わってみてください」
異世界人にも違いをしっかり知ってもらいたいしな。 あとは、今まで来てくれた人に振る舞えたら最高だし日程を決めてパーティーやりたいな。
「その日を楽しみにしよう。 ラリサとアニカは連れてくる様にするが、妻と娘もよいかな?」
「当たり前ですよ。 楽しみにしていてください」
そのような話をしていると、離れたところで話し合っていたラリサと桜花がこっちにきた。
「うわぁ~凄いですね。 おいしそうなお肉です」
「僕もこのお肉食べたいよ。 おいしそうなだよね。ラリサ」
えっ!?いつも間に2人は仲良くなったんだと思う拓哉。
離れたところで、ラリサと桜花は恨みっこなしの協定を結んでいたのだ。
これ以上、悪化させたくない拓哉はわざわざこの話に触れることはなく解体を進める。
「2人共、焼肉パーティーの時に食べさせてあげるから」
2人は喜びながらはしゃいでいた。 アニカも話に入ってくると思ったのだが、ヴァレリーと真剣な顔をして鱗を剥がしているな。
頑張っているアニカを見て、その鱗でアニカの装備を作ってやりたいなと思う拓哉。
そんなことを考えていたら、バルトと師匠が帰ってきた。
「これはまた賑やかじゃのぅ。 また土産じゃ。 火竜がおったので倒してきたぞい」
「拓哉、こいつの解体も頼む」
お~い!今やっと地竜の解体終わったところに、なんちゅうもんさげて帰ってきてんだよ。 しかも地竜よりデカいし...
「バルトと小次郎やるではないか。 見事なレッドドラゴンだ」
ヴァレリーも褒める。
ラリサもアニカも桜花も「お~」とか「凄い」とか言っている。
嬉しいが解体する身にもなってくれと思う拓哉だった。
「わかったわかった。 後日、解体するから今から片付けて地竜ステーキをみんなで食べるぞ。 とりあえず、ラリサ悪いけどみんなにクリーンを頼む」
みんな血だらけか、埃まみれなのでクリーンをお願いした。
ラリサは、「は~い」と言ってあっという間にみんなを綺麗にする。
本当に魔法は凄いなと思う拓哉。
「アイテムボックスに仕舞い終わったから、みんなは店の席に座って待ってて」
楽しみだったのか、キビキビと動き出すみんな。
厨房に着いた拓哉は、一口サイズを塩 コショウで焼いて試食してみる。
モグモグ
「うっ...うま~い!なんだこの脳天を突き抜ける美味さは!霜降りなのに脂っこさがなく、肉汁からでる肉の甘みが脳天を突き抜ける」
ひと口食べただけなのに、この美味さは凄い。 これは塩 コショウだけで味わってもらおう。
ジュワージュージュー
「焼いてる音もそうだけど、1番は焼いた時の匂いが牛を焼く何倍もの匂いを発してくるな! ドラゴンの肉世界一かもしれない」
ホールでも匂いが伝わり出す。
「まだなのか? この匂いを嗅いでしまってはヨダレがとまらんではないか。ジュルリ」
「早く僕にそのお肉を恵んでほしいんだよ。ジュルリ」
「ワシは、もう我慢できんわい。拓哉~まだなのかのぅ。ジュルリ」
「精神統一しなければ...負けて。ジュルリ」
「早く食べたいの。ジュルリ」
「皆さん、はした無いですよ。ゆっくり待ちましょ。ジュルリ」
もうホールでは、誰も待つことができない状態になっている。
拓哉がホールにステーキを持って現れる。
「まずは、狩ってくれた師匠とナイフを作ってくれたバルトから食べてください。 順番に持ってきますからね」
一回で持って来れない為、厨房にまた戻る拓哉。
小次郎とバルトは、すぐに口に運ぶ。
「うっうぉぉぉ!なんだこの肉は。昇天しかけてしまった...溢れる肉汁とこれでもかという肉の旨味が押し寄せてくる」
「なんじゃ~昔食べたドラゴンとは別物じゃ! あの時もうまかったが、この脳天に突き刺さる美味さはなかったぞい」
それはその筈だ。 部位など気にしない異世界では適当に切って焼くだけ。 今回は、サーロインを切り分けて焼いている。しかも拓哉は、焼き方も考えているのだ。違って当たり前である?
厨房から次々に持ってきてみんなに行き渡らせる。
「美味すぎる。この口に入れた瞬間、トロける肉とガツンとくる美味さ! やはりうちの専属料理人が調理するドラゴンよりうまいな。 塩 コショウだけで、この美味さとは素晴らしいぞ」
ヴァレリーが褒める。
「僕はもう幸せだよ。 神界にいたらこんなお肉食べれなかったんだよ。 肉汁がドバドバ溢れ出てすぐ口からなくなるんだよ」
桜花がとろけた顔で言う。
「お、おいしいの~柔らかいし、甘いし、肉汁が溢れ出るし、口の中が幸せなの~」
尻尾を凄いスピードで動かしながら言うアニカ。
「止まりません。 お肉がお肉が食べて食べてと訴えかけてきます。 頭と口の中が、お肉で支配されてしまいました。 お父さん次のお肉を焼いてください」
いつものラリサと違って、凄い勢いで食べ尽くしていく。
ラリサだけではなく、周りも同じようにもう皿には何も残っていない。
ドラゴンは死んでも尚、世界を支配し続ける最強種なのだと拓哉は思うのだった。
それから全員合わせて計120枚を焼かされることになり、後日拓哉は腱鞘炎になるのだった。
「アニカ、あやつらは放っておいて解体を始めるぞ。 まずは、足を全て切り落とす。それからケツの方から皮を剥いでいく。ドラゴンは皮膚が硬いから、気をつけて剥ぐんだ」
デカいドラゴンの足をスパスパ切る度に、アニカは「お~」と感嘆の声を漏らす。
うむ、流石はオリハルコンナイフであるな。最(いと)も簡単に切れる。
「このまま慎重に、ケツの方から皮を剥いでいく。剥がし終わった皮から鱗を剥がす作業は本来後でやるのだが、手伝ってみるか?」
「うん!やってみたいの」
「戦闘用ナイフだがこれを使いなさい。まず、皮と鱗の間にゆっくりとナイフを入れて剥がしていく。 力任せにすると傷が付くのでな。 ではアニカ、やってみなさい」
アニカは言われた通りに剥がしていく。
おぉ~やるではないか! アニカには才能があるかもしれんな。
「うまいぞアニカ、この調子で剥がしてくれ。もし、わからないことがあればすぐ言うんだぞ。」
なんだかんだ面倒見のいい魔王様である。
ヴァレリーが、次の作業に取り掛かろうとした時、拓哉が声をかける。
「すいません...ヴァレリーさん、ご迷惑をお掛けしてしまって」
申し訳なさそうに謝る拓哉。
「気にするな。 アニカも才能があるようだし、手伝ってくれている。 次は内臓を取り出す作業だ。手伝ってくれ」
人生経験が長いのか?男女のことに関わりたくないのか? ヴァレリーは、解体の話をすぐするのだった。
ヴァレリーと拓哉は、内臓を取り出していく。
「前回、ワイバーンの内臓を料理で出してくれたが、ドラゴンも食えるのか? 本来はドラゴンの内臓は薬に使うのだがな」
元々異世界では、ホルモンを食べる習慣がないが、何気なく聞くヴァレリー。
「一応、今鑑定したところ食用可になっていますね。元々師匠が仕留めた獲物ですし、食べるか売るかは聞いてみてからにしましょう」
本当は食べたくて仕方がない拓哉だが、小次郎の物を勝手にする訳にはいかずそう答える。
「うむ!許可が出れば、俺も食いたいから声をかけてくれ」
「わかりました。 それにしてもアニカはうまいこと剥がしていくな」
「アニカもやればできるの。パパに褒められたの」
偉いぞと頭を撫でる拓哉。 アニカは尻尾を揺らしながら「えへへ」と言っている。
内臓を取り出したあとは、拓哉が部位ごとに切り分け始める。
「細かく切り分けるのか。 普通は適当に切り分けて焼いて食うからな」
おかしなことをするなという感じで見てくるヴァレリー。
「肉質を見た感じ、適当でも十分おいしいと思いますが、部位ごとに分けた方が味の違いや切り方1つで美味さが変わってくるんですよ」
「奥が深いのだな。 今まで気にしたこともなかったぞ」
そりゃそうだよな。こっちの世界に焼肉屋や鉄板焼き屋なんてないもんな。 異世界で焼肉屋したら儲かるのでは!と思う拓哉。
「まぁ今日はステーキにする予定ですが、後日焼肉パーティーでもしましょう。 色々な部分を味わってみてください」
異世界人にも違いをしっかり知ってもらいたいしな。 あとは、今まで来てくれた人に振る舞えたら最高だし日程を決めてパーティーやりたいな。
「その日を楽しみにしよう。 ラリサとアニカは連れてくる様にするが、妻と娘もよいかな?」
「当たり前ですよ。 楽しみにしていてください」
そのような話をしていると、離れたところで話し合っていたラリサと桜花がこっちにきた。
「うわぁ~凄いですね。 おいしそうなお肉です」
「僕もこのお肉食べたいよ。 おいしそうなだよね。ラリサ」
えっ!?いつも間に2人は仲良くなったんだと思う拓哉。
離れたところで、ラリサと桜花は恨みっこなしの協定を結んでいたのだ。
これ以上、悪化させたくない拓哉はわざわざこの話に触れることはなく解体を進める。
「2人共、焼肉パーティーの時に食べさせてあげるから」
2人は喜びながらはしゃいでいた。 アニカも話に入ってくると思ったのだが、ヴァレリーと真剣な顔をして鱗を剥がしているな。
頑張っているアニカを見て、その鱗でアニカの装備を作ってやりたいなと思う拓哉。
そんなことを考えていたら、バルトと師匠が帰ってきた。
「これはまた賑やかじゃのぅ。 また土産じゃ。 火竜がおったので倒してきたぞい」
「拓哉、こいつの解体も頼む」
お~い!今やっと地竜の解体終わったところに、なんちゅうもんさげて帰ってきてんだよ。 しかも地竜よりデカいし...
「バルトと小次郎やるではないか。 見事なレッドドラゴンだ」
ヴァレリーも褒める。
ラリサもアニカも桜花も「お~」とか「凄い」とか言っている。
嬉しいが解体する身にもなってくれと思う拓哉だった。
「わかったわかった。 後日、解体するから今から片付けて地竜ステーキをみんなで食べるぞ。 とりあえず、ラリサ悪いけどみんなにクリーンを頼む」
みんな血だらけか、埃まみれなのでクリーンをお願いした。
ラリサは、「は~い」と言ってあっという間にみんなを綺麗にする。
本当に魔法は凄いなと思う拓哉。
「アイテムボックスに仕舞い終わったから、みんなは店の席に座って待ってて」
楽しみだったのか、キビキビと動き出すみんな。
厨房に着いた拓哉は、一口サイズを塩 コショウで焼いて試食してみる。
モグモグ
「うっ...うま~い!なんだこの脳天を突き抜ける美味さは!霜降りなのに脂っこさがなく、肉汁からでる肉の甘みが脳天を突き抜ける」
ひと口食べただけなのに、この美味さは凄い。 これは塩 コショウだけで味わってもらおう。
ジュワージュージュー
「焼いてる音もそうだけど、1番は焼いた時の匂いが牛を焼く何倍もの匂いを発してくるな! ドラゴンの肉世界一かもしれない」
ホールでも匂いが伝わり出す。
「まだなのか? この匂いを嗅いでしまってはヨダレがとまらんではないか。ジュルリ」
「早く僕にそのお肉を恵んでほしいんだよ。ジュルリ」
「ワシは、もう我慢できんわい。拓哉~まだなのかのぅ。ジュルリ」
「精神統一しなければ...負けて。ジュルリ」
「早く食べたいの。ジュルリ」
「皆さん、はした無いですよ。ゆっくり待ちましょ。ジュルリ」
もうホールでは、誰も待つことができない状態になっている。
拓哉がホールにステーキを持って現れる。
「まずは、狩ってくれた師匠とナイフを作ってくれたバルトから食べてください。 順番に持ってきますからね」
一回で持って来れない為、厨房にまた戻る拓哉。
小次郎とバルトは、すぐに口に運ぶ。
「うっうぉぉぉ!なんだこの肉は。昇天しかけてしまった...溢れる肉汁とこれでもかという肉の旨味が押し寄せてくる」
「なんじゃ~昔食べたドラゴンとは別物じゃ! あの時もうまかったが、この脳天に突き刺さる美味さはなかったぞい」
それはその筈だ。 部位など気にしない異世界では適当に切って焼くだけ。 今回は、サーロインを切り分けて焼いている。しかも拓哉は、焼き方も考えているのだ。違って当たり前である?
厨房から次々に持ってきてみんなに行き渡らせる。
「美味すぎる。この口に入れた瞬間、トロける肉とガツンとくる美味さ! やはりうちの専属料理人が調理するドラゴンよりうまいな。 塩 コショウだけで、この美味さとは素晴らしいぞ」
ヴァレリーが褒める。
「僕はもう幸せだよ。 神界にいたらこんなお肉食べれなかったんだよ。 肉汁がドバドバ溢れ出てすぐ口からなくなるんだよ」
桜花がとろけた顔で言う。
「お、おいしいの~柔らかいし、甘いし、肉汁が溢れ出るし、口の中が幸せなの~」
尻尾を凄いスピードで動かしながら言うアニカ。
「止まりません。 お肉がお肉が食べて食べてと訴えかけてきます。 頭と口の中が、お肉で支配されてしまいました。 お父さん次のお肉を焼いてください」
いつものラリサと違って、凄い勢いで食べ尽くしていく。
ラリサだけではなく、周りも同じようにもう皿には何も残っていない。
ドラゴンは死んでも尚、世界を支配し続ける最強種なのだと拓哉は思うのだった。
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