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第1章 様々な出会いと別れ!
第19話 S級冒険者と生姜焼き!
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厨房で生姜焼きを作り始める拓哉。
その頃、店内では!
「そこの人間少し良いかのぅ?」
何を思ったのか?徐ろに話しかけるヴァレリー。
「え?はい」
凶悪な魔族に声をかけられ、恐怖しながら答えるアドルフ。
「先程から警戒しとるようだが、我はここでは刃を交わすことはせん。うまい料理が台無しになるからのぅ。しかし、襲いかかってくるなら容赦はせん。それにしても、ここで人間とは珍しい。普通人間は、浅いとこで資源採取しとるはずだが?」
先代魔王が茂三の店で同じセリフを言っていたのを思い出して、同じように話すヴァレリー。
「ははは....あなたに逆らうわけないでしょ! 命がいくつあっても足りませんよ。えっとですね、これでも一応ソロでSランクまで行った冒険者でして何かは言えませんが、俺には特殊スキルがあります。それを買われてこの場所にある薬草を取ってくる指名依頼を受けたんですよ」
逆らったら死ぬだけなので素直に答えるアドルフ。『ちなみにスキルは気配遮断 隠密 危険察知 光学迷彩である』これだけ見ると暗殺部隊に属していそうだが、性格上自由を好み冒険者をしている。
「うむ。そうであったか。確かに優れたスキル持ちであるな。それとな、我にとって此処は憩いの場だ。料理がうまいといって無闇矢鱈にこの場所のことは話すでないぞ。変な輩が来たら、お前諸共灰にするでのぅ」
ヴァレリーが脅す。
「え?スキルがバレた....あり得ない....はい!ここのことは秘密に致します」
何故バレた?鑑定阻害の魔道具を付けているのに。鑑定より上位スキル持ちか?マズイ!絶対に逆らってはいけない。
そう考えていると厨房から拓哉がくる。
「生ビールと生姜焼きお待たせしました。緑の野菜キャベツっていうのですが、それを肉と一緒に食べたら絶品ですよ。それと少し聞こえましたが、ヴァレリーさん脅したらダメですからね。次脅したら出禁にしますから」
逆らったら終わりの魔王に平然と注意する拓哉。
「拓哉....あれはだな。この店を守ろうとして、出禁だけは勘弁してくれまいかのぅ」
狼狽えながら答えるヴァレリー。
「次しなければ出禁にはしませんし、楽しく食事してくださいね。これ追加のたたきと日本酒です」
何もなかったかのように、注文の料理を置く。
「拓哉さんもう致しません。ってお~!そろそろ追加注文するとこだったのだ。気が効くのぅ」
まさかの敬語で謝るヴァレリー。
なんなんだこいつは、あの凶悪な魔族に注意するだけではなく謝らせただって!?信じられない。
アドルフが信じられないような目で見る。
「アドルフさん、すいませんね。冷めちゃいますし、早く食べてくださいね」
拓哉が謝る。
「あ!えぇ!?気にしてませんから、すいませんすぐ食べます。ってなんですか?このお酒!?キレと喉越しが凄い。冷えてていくらでも呑めてしまう。拓哉さんすいませんがお酒おかわりください」
1番逆らってはいけない存在だと知り、思わず敬語になるアドルフ。更に今までにないお酒を呑み、興奮がおさまらない。
「は~い!お待ちくださいね。あと急に畏まらないでください。お客さんですし、普段通り話してください」
拓哉がそう言って厨房に行く。
恐怖で知らず知らずに、敬語を使っていたことに気づくアドルフだった。拓哉からの配慮に敬語をやめることにする。
「よし。次はこの生姜焼きだな。凄くいい匂いだ。頂こう」
あまりのいい匂いにゴクリと生唾を飲み、生姜焼きを口に入れるアドルフ。
「う、うま~~い!なんだなんだなんだこの味 脂 肉汁 そして甘辛煮込まれたソースのうまさは!今まで食べた肉はなんだったんだ。これでは30年間の食事は全て残飯ではないか...」
あまりのおいしさに全てが否定され、驚愕な顔になるアドルフ。
「生ビールお待たせしました。エンペラーの肉うまかったでしょ?」
自信満々な拓哉。
「うまいなんてものではない。この世の肉料理が全否定されるもんだ。パクッモグモググビグビ...ははは...拓哉、この生姜焼きと生ビール世に出したらダメだ!飢えた魔物(人間)が押し寄せるぞ」
話しながらも生ビールと生姜焼きを呑み食いして、更なる驚愕のおいしさに人間が押し寄せる映像が頭に過ぎるアドルフ。
「またまた大袈裟ですね。仮にそうなったとしても魔境ですし、押し寄せられませんて」
拓哉がバカだなぁと言った感じで言う。
「いや!拓哉!アドルフの発言はあながち間違いではないぞ。魔族も押し寄せるうまさである。店が魔境でよかったと思うのぅ。魔族も強者しかこれん場所だしのぅ」
ヴァレリーが、同意する。 正直、しょうもないやつにここを知られたくないのだ。
「ヴァレリー殿の言う通りだ。ここまで複雑な味付け、うまさ、質のいい肉を食べたことがない。本当に魔境でよかったと自覚すべきだ。あ~それにしてもキャベツだったか!?一緒に食べたらうまいな!シャキシャキした食感に少し濃い味付けが、ちょうどよくなって、程よく口の中を一口目のように戻してくれる」
アドルフが言う。ちなみにヴァレリーに対して、さん付けはしない方がいいと第六感が働いたアドルフ。
「そこまでですか?押し寄せられても困るので、一生ここでのんびり料理屋しますよ。常連さん相手にね。あと、たまに新しい人がきてみんながおいしそうに料理を食べてくれて、幸せそうな顔をしてるそんな料理屋にしたいですね」
拓哉が将来の理想を言う。
「拓哉ならできるだろうのぅ。我はうまい飯とこの酒があれば文句はあるまいて」
キュッと酒を呑むヴァレリー。
「俺も、今日きたばっかりだけど拓哉なら出来ると思う。依頼がなくても俺は来たいくらいだからな」
「2人ともありがとうございます。期待に添えるよう努力していきます」
その後、ヴァレリーとアドルフは、仲良くなったのか盛り上がっていた。閉店時間になり見送ったが、ヴァレリーが目の前で転移魔法を使い帰って行った。アドルフも一緒に消えたのでヴァレリーが送っていったのだろう。
俺は看板を下げて片付けをして、ラリサとアニカを見に行ったのだが寝たままだった。
ラリサとアニカがいるし、今日はここで寝泊まりかなと思いながら風呂に入り、ラリサとアニカがいる部屋の床に布団を敷き瞼を閉じるのだった。
その頃、店内では!
「そこの人間少し良いかのぅ?」
何を思ったのか?徐ろに話しかけるヴァレリー。
「え?はい」
凶悪な魔族に声をかけられ、恐怖しながら答えるアドルフ。
「先程から警戒しとるようだが、我はここでは刃を交わすことはせん。うまい料理が台無しになるからのぅ。しかし、襲いかかってくるなら容赦はせん。それにしても、ここで人間とは珍しい。普通人間は、浅いとこで資源採取しとるはずだが?」
先代魔王が茂三の店で同じセリフを言っていたのを思い出して、同じように話すヴァレリー。
「ははは....あなたに逆らうわけないでしょ! 命がいくつあっても足りませんよ。えっとですね、これでも一応ソロでSランクまで行った冒険者でして何かは言えませんが、俺には特殊スキルがあります。それを買われてこの場所にある薬草を取ってくる指名依頼を受けたんですよ」
逆らったら死ぬだけなので素直に答えるアドルフ。『ちなみにスキルは気配遮断 隠密 危険察知 光学迷彩である』これだけ見ると暗殺部隊に属していそうだが、性格上自由を好み冒険者をしている。
「うむ。そうであったか。確かに優れたスキル持ちであるな。それとな、我にとって此処は憩いの場だ。料理がうまいといって無闇矢鱈にこの場所のことは話すでないぞ。変な輩が来たら、お前諸共灰にするでのぅ」
ヴァレリーが脅す。
「え?スキルがバレた....あり得ない....はい!ここのことは秘密に致します」
何故バレた?鑑定阻害の魔道具を付けているのに。鑑定より上位スキル持ちか?マズイ!絶対に逆らってはいけない。
そう考えていると厨房から拓哉がくる。
「生ビールと生姜焼きお待たせしました。緑の野菜キャベツっていうのですが、それを肉と一緒に食べたら絶品ですよ。それと少し聞こえましたが、ヴァレリーさん脅したらダメですからね。次脅したら出禁にしますから」
逆らったら終わりの魔王に平然と注意する拓哉。
「拓哉....あれはだな。この店を守ろうとして、出禁だけは勘弁してくれまいかのぅ」
狼狽えながら答えるヴァレリー。
「次しなければ出禁にはしませんし、楽しく食事してくださいね。これ追加のたたきと日本酒です」
何もなかったかのように、注文の料理を置く。
「拓哉さんもう致しません。ってお~!そろそろ追加注文するとこだったのだ。気が効くのぅ」
まさかの敬語で謝るヴァレリー。
なんなんだこいつは、あの凶悪な魔族に注意するだけではなく謝らせただって!?信じられない。
アドルフが信じられないような目で見る。
「アドルフさん、すいませんね。冷めちゃいますし、早く食べてくださいね」
拓哉が謝る。
「あ!えぇ!?気にしてませんから、すいませんすぐ食べます。ってなんですか?このお酒!?キレと喉越しが凄い。冷えてていくらでも呑めてしまう。拓哉さんすいませんがお酒おかわりください」
1番逆らってはいけない存在だと知り、思わず敬語になるアドルフ。更に今までにないお酒を呑み、興奮がおさまらない。
「は~い!お待ちくださいね。あと急に畏まらないでください。お客さんですし、普段通り話してください」
拓哉がそう言って厨房に行く。
恐怖で知らず知らずに、敬語を使っていたことに気づくアドルフだった。拓哉からの配慮に敬語をやめることにする。
「よし。次はこの生姜焼きだな。凄くいい匂いだ。頂こう」
あまりのいい匂いにゴクリと生唾を飲み、生姜焼きを口に入れるアドルフ。
「う、うま~~い!なんだなんだなんだこの味 脂 肉汁 そして甘辛煮込まれたソースのうまさは!今まで食べた肉はなんだったんだ。これでは30年間の食事は全て残飯ではないか...」
あまりのおいしさに全てが否定され、驚愕な顔になるアドルフ。
「生ビールお待たせしました。エンペラーの肉うまかったでしょ?」
自信満々な拓哉。
「うまいなんてものではない。この世の肉料理が全否定されるもんだ。パクッモグモググビグビ...ははは...拓哉、この生姜焼きと生ビール世に出したらダメだ!飢えた魔物(人間)が押し寄せるぞ」
話しながらも生ビールと生姜焼きを呑み食いして、更なる驚愕のおいしさに人間が押し寄せる映像が頭に過ぎるアドルフ。
「またまた大袈裟ですね。仮にそうなったとしても魔境ですし、押し寄せられませんて」
拓哉がバカだなぁと言った感じで言う。
「いや!拓哉!アドルフの発言はあながち間違いではないぞ。魔族も押し寄せるうまさである。店が魔境でよかったと思うのぅ。魔族も強者しかこれん場所だしのぅ」
ヴァレリーが、同意する。 正直、しょうもないやつにここを知られたくないのだ。
「ヴァレリー殿の言う通りだ。ここまで複雑な味付け、うまさ、質のいい肉を食べたことがない。本当に魔境でよかったと自覚すべきだ。あ~それにしてもキャベツだったか!?一緒に食べたらうまいな!シャキシャキした食感に少し濃い味付けが、ちょうどよくなって、程よく口の中を一口目のように戻してくれる」
アドルフが言う。ちなみにヴァレリーに対して、さん付けはしない方がいいと第六感が働いたアドルフ。
「そこまでですか?押し寄せられても困るので、一生ここでのんびり料理屋しますよ。常連さん相手にね。あと、たまに新しい人がきてみんながおいしそうに料理を食べてくれて、幸せそうな顔をしてるそんな料理屋にしたいですね」
拓哉が将来の理想を言う。
「拓哉ならできるだろうのぅ。我はうまい飯とこの酒があれば文句はあるまいて」
キュッと酒を呑むヴァレリー。
「俺も、今日きたばっかりだけど拓哉なら出来ると思う。依頼がなくても俺は来たいくらいだからな」
「2人ともありがとうございます。期待に添えるよう努力していきます」
その後、ヴァレリーとアドルフは、仲良くなったのか盛り上がっていた。閉店時間になり見送ったが、ヴァレリーが目の前で転移魔法を使い帰って行った。アドルフも一緒に消えたのでヴァレリーが送っていったのだろう。
俺は看板を下げて片付けをして、ラリサとアニカを見に行ったのだが寝たままだった。
ラリサとアニカがいるし、今日はここで寝泊まりかなと思いながら風呂に入り、ラリサとアニカがいる部屋の床に布団を敷き瞼を閉じるのだった。
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