13 / 203
第1章 様々な出会いと別れ!
第11話 エンペラーカツサンドと銀狼の幼女!
しおりを挟む
昼12時
「あ~やっと帰ってきたぞ~。汚れたしラリサは鍵渡すから家のシャワーを、エルは店のシャワーを使ってくれ。俺は女の子を2階のベッドに寝かせてくるから」
エルに頼んで帰宅途中に、幼女へクリーンをかけてもらっている。魔力が回復しきっていない為、乱発が出来ず皆にクリーンが出来ず、すまんと言っていた。
「拓哉すまんな」 「拓哉さんわかりました」
2人がそれぞれ返事する。
拓哉は2階に上がり幼女をベッドに寝かせる。
それにしても、こんな幼い女の子を攫うとか、頭おかし過ぎるだろう。ラリサも気が張っているから今は平気だろうが、数日したら家族を失ったことを思い出して精神的におかしくなってしまうかもしれない。何ができるかわからないけど大人の俺がしっかりしないとな。
「ん~こんな時は、精神を落ち着かせるハーブティーを作るか」
ハーブティーとサラダ用の野菜をカットして準備する。
2人が戻ってきた気配がしたので、ハーブティーを持って向かう。
「体がさっぱりしたぞ」「シャワーだけでも気持ちいいです。 シャンプーは、本当に良い香りですね」
2人が嬉しそうに話す。
「それはよかった。俺もシャワーしてくるから、このハーブティー飲んで待っててくれ」
シャワーに向かう拓哉。
その頃、エルドレッドとラリサはというと。
ゴクッゴクッ
「うまい。それにしても拓哉は気の利く男だ。ハーブティーなる飲み物は、精神を落ち着かせる作用があるのだろう。あの戦闘をした後は、気が昂るかラリサのように恐怖で落ち着かないかのどっちかだ。いい配慮をしてくれる」
「おいしいです。本当に心が安らぎます」
2人はほんわかした顔になる。
「それにしても拓哉は不思議なやつだな!見た目からして、火乃国出身だとは思うが、昔行った時は、武士なる堅苦しいやつばかりであのような性格のやつはいなかった」
「私は火乃国の人は知りませんが、お父さんから黒目黒髪は、火乃国の人間だと教わりました。珍しく差別もしなく義を重んじる人間だと」
「そうだな。火乃国は他国から遠い為、独自の文化があり、人種関係なく接していた印象があるな。魔法を使える者が少なく特殊な剣!刀という物を使い、色々な流派があり剣豪が沢山いる。30年前の話だから今はどうなっているかわからないが。向こうで呑んだニホンシュという酒を、もう一度呑みたいな。ツケモノという食べ物とも合って美味かった」
エルドレッドは思い出しながら語る。
「そうなのですね。差別がなくて見たこともない文化があるなら、いつか行ってみたいです」
差別がない国を知らないラリサからしたら気になるのは当然なのだ。
「2人とも楽しそうに話してるな。あとエルの言ってた日本酒あるぞ。それと漬物もある」
エルドレッドは目を見開き驚く。
「本当か!?呑みたいし、食いたいぞ拓哉」
「明日までいるならな。流石に昼間から酒とはいかんし。今日店が開店したら出してやるよ。客として呑み食いしてくれ」
「かまわんかまわん。まさか30年振りに、ニホンシュとツケモノが食べれるとは、やはり火乃国出身だったか」
「その辺も今日呑んでる時に話すよ」
信頼もしているし、2人に生い立ちを話そうと思う拓哉。
「あぁ楽しみだ」
アイテムボックスからカツサンドとサラダを出す。
「2人とも腹減っただろ。待ちに待ったオークエンペラーのカツサンドだ。熱々だから気をつけて食べてくれ」
「ふわぁ~凄くいい匂いがします」
「お~これは凄い。サンドイッチは、食べたことあるが、こんな暴力的な破壊力のある見た目ではなかった」
2人がそれぞれ感想を言う。
「まぁとりあえず食べてみよう。いただきます」
パクッ!
拓哉があまりの美味さに驚く。
うめ~!!!なんだこれは!肉汁が口の中で暴れて旨味という旨味が口の中を支配していく。日本でも食ったことない肉だ。
「なんだこれは!美味すぎるぞ!普段食べるオークとは比べ物にならん。肉汁が溢れ出して、噛むごとに旨味が溢れてパンとの相性も抜群だ」
「拓哉さんこれしゅごいです。幸せです。ソースも凄くおいしくて、ちょっと噛んだらお肉が溶けてなくなっちゃいます。柔いです」
3者3様の感想を口にする。
確かにみんなが言う通りだ。満足度も高い!1つ言うならパンが負けているのか?肉が強すぎる。パンを改良する余地があるな。 朝気づいたが、熟成させた肉の方が、やはりうまかった。今後は熟成までしっかりしないとな。
「2人とも満足してくれてよかった。ここまでうまいとは思わなかった。パンがもっと、こいつに適したやつがある筈だから改良の余地はありそうだけどな」
「まだおいしくなるのですか?楽しみです」
尻尾を揺らしながらラリサが言う。
「すぐには完成しないだろうし、ここまで旨味が強く肉を感じた豚は食ったことない。いつになることやら」
そんな話をしていたら2階から物音が聞こえた。
「起きたかもしれないな。怖がらせたくないから、ラリサも一緒についてきてくれないか? エルは、このカラ○ーチョでも食って待ってて。好きな味のはずだから」
「おっ!香辛料の匂いが凄いな。俺はゆっくりさせてもらおう」
助けた幼女<香辛料のお菓子を選ぶエルドレッド。
「はい!知り合いだから多分理解はしてくれると思いますが....頑張ります」
ラリサとエルドレッドが返事をする。
2階の休憩室のドアを開ける。
驚いたのか。部屋の隅に逃げる幼女。
「アニカ、ラリサだけどわかる?」
「え?ラリサお姉ちゃんなの?本当にお姉ちゃん?」
目の前に仲良くしていたお姉ちゃんがいる現実を、受け止められず聞き返してしまうアニカ。
「ラリサだよ。ここにいる拓哉さんに助けてもらったの」
アニカはおずおずと拓哉を見つめる。
「今紹介された拓哉だよ。ラリサからは、人間がしてきたこととか、色々ここまでの経緯は聞いてる。なかなか人間を受け入れられないかもだけどよろしくな」
警戒しているのか?怯えているのか?また部屋の隅に逃げてしまった。
「あはは、完全に嫌われてしまったな。ここに卵粥置いて行くから、アニカに食べさせてあげて、あと落ち着くまで話し相手になってあげたらいいから。店の手伝いは、今日しなくていいからラリサはアニカを見てあげて」
ここは同郷のラリサに任せるのが得策だと考える拓哉。
「拓哉さんアニカがごめんなさい。あと話す時間を頂いてありがとうございます」
「気にしないで。2人とも怖い思いをしたんだ。休める時は休んだらいいし、ここでは気を使わなくていいから。なんかあれば呼んで」
そう言い残し部屋を出る拓哉。
「拓哉おつかれさん。あの子はどうだった?」
エルドレッドが聞く。
「どうもこうも幼女だしな。あの惨状に人間の行いを見てきたら、俺なんか敵か恐怖の対象だろ。見事に怯えられたよ。今日1日ラリサに付き添ってもらって、落ち着かせてもらっている」
「確かにな。わかってはいるだろうが、ラリサも若い。傷は少なからず負ってるはずだ。あとでしっかり見てやるんだぞ」
「あぁそれも考えていたよ。俺自身ここにきて、早々の出来事だったから、何も出来てない事は自覚してるさ。落ち着いたら、ゆっくり話す時間は作る予定だよ。ありがとうなエル」
「わかってるならいい。拓哉ならうまく2人を導けるだろう。それにしてもこのカ○ムーチョだったか、ピリ辛でサクサクしてうまいな。止まらん」
「小腹が空いたオヤツには最適だろ。俺はキマイラの血抜きをしてくるから好きにしててくれ」
「わかった」
その後、拓哉はキマイラの血抜きをして、また足だけ試食しようと、七輪で焼いていたらエルが現れて、俺に黙って食う気かと怒鳴られて、2人で味見をした。(カツサンドにカ○ムーチョまで食ってまだ食うのかと思ったのは秘密である)
ピリ辛の濃厚な旨味が詰まった赤身肉にエルは発狂し、ほとんどエルの胃袋行きになったのは言うまでもない。
そんなこんなで試食は終わり今日の営業時間を迎えるのだった。
「あ~やっと帰ってきたぞ~。汚れたしラリサは鍵渡すから家のシャワーを、エルは店のシャワーを使ってくれ。俺は女の子を2階のベッドに寝かせてくるから」
エルに頼んで帰宅途中に、幼女へクリーンをかけてもらっている。魔力が回復しきっていない為、乱発が出来ず皆にクリーンが出来ず、すまんと言っていた。
「拓哉すまんな」 「拓哉さんわかりました」
2人がそれぞれ返事する。
拓哉は2階に上がり幼女をベッドに寝かせる。
それにしても、こんな幼い女の子を攫うとか、頭おかし過ぎるだろう。ラリサも気が張っているから今は平気だろうが、数日したら家族を失ったことを思い出して精神的におかしくなってしまうかもしれない。何ができるかわからないけど大人の俺がしっかりしないとな。
「ん~こんな時は、精神を落ち着かせるハーブティーを作るか」
ハーブティーとサラダ用の野菜をカットして準備する。
2人が戻ってきた気配がしたので、ハーブティーを持って向かう。
「体がさっぱりしたぞ」「シャワーだけでも気持ちいいです。 シャンプーは、本当に良い香りですね」
2人が嬉しそうに話す。
「それはよかった。俺もシャワーしてくるから、このハーブティー飲んで待っててくれ」
シャワーに向かう拓哉。
その頃、エルドレッドとラリサはというと。
ゴクッゴクッ
「うまい。それにしても拓哉は気の利く男だ。ハーブティーなる飲み物は、精神を落ち着かせる作用があるのだろう。あの戦闘をした後は、気が昂るかラリサのように恐怖で落ち着かないかのどっちかだ。いい配慮をしてくれる」
「おいしいです。本当に心が安らぎます」
2人はほんわかした顔になる。
「それにしても拓哉は不思議なやつだな!見た目からして、火乃国出身だとは思うが、昔行った時は、武士なる堅苦しいやつばかりであのような性格のやつはいなかった」
「私は火乃国の人は知りませんが、お父さんから黒目黒髪は、火乃国の人間だと教わりました。珍しく差別もしなく義を重んじる人間だと」
「そうだな。火乃国は他国から遠い為、独自の文化があり、人種関係なく接していた印象があるな。魔法を使える者が少なく特殊な剣!刀という物を使い、色々な流派があり剣豪が沢山いる。30年前の話だから今はどうなっているかわからないが。向こうで呑んだニホンシュという酒を、もう一度呑みたいな。ツケモノという食べ物とも合って美味かった」
エルドレッドは思い出しながら語る。
「そうなのですね。差別がなくて見たこともない文化があるなら、いつか行ってみたいです」
差別がない国を知らないラリサからしたら気になるのは当然なのだ。
「2人とも楽しそうに話してるな。あとエルの言ってた日本酒あるぞ。それと漬物もある」
エルドレッドは目を見開き驚く。
「本当か!?呑みたいし、食いたいぞ拓哉」
「明日までいるならな。流石に昼間から酒とはいかんし。今日店が開店したら出してやるよ。客として呑み食いしてくれ」
「かまわんかまわん。まさか30年振りに、ニホンシュとツケモノが食べれるとは、やはり火乃国出身だったか」
「その辺も今日呑んでる時に話すよ」
信頼もしているし、2人に生い立ちを話そうと思う拓哉。
「あぁ楽しみだ」
アイテムボックスからカツサンドとサラダを出す。
「2人とも腹減っただろ。待ちに待ったオークエンペラーのカツサンドだ。熱々だから気をつけて食べてくれ」
「ふわぁ~凄くいい匂いがします」
「お~これは凄い。サンドイッチは、食べたことあるが、こんな暴力的な破壊力のある見た目ではなかった」
2人がそれぞれ感想を言う。
「まぁとりあえず食べてみよう。いただきます」
パクッ!
拓哉があまりの美味さに驚く。
うめ~!!!なんだこれは!肉汁が口の中で暴れて旨味という旨味が口の中を支配していく。日本でも食ったことない肉だ。
「なんだこれは!美味すぎるぞ!普段食べるオークとは比べ物にならん。肉汁が溢れ出して、噛むごとに旨味が溢れてパンとの相性も抜群だ」
「拓哉さんこれしゅごいです。幸せです。ソースも凄くおいしくて、ちょっと噛んだらお肉が溶けてなくなっちゃいます。柔いです」
3者3様の感想を口にする。
確かにみんなが言う通りだ。満足度も高い!1つ言うならパンが負けているのか?肉が強すぎる。パンを改良する余地があるな。 朝気づいたが、熟成させた肉の方が、やはりうまかった。今後は熟成までしっかりしないとな。
「2人とも満足してくれてよかった。ここまでうまいとは思わなかった。パンがもっと、こいつに適したやつがある筈だから改良の余地はありそうだけどな」
「まだおいしくなるのですか?楽しみです」
尻尾を揺らしながらラリサが言う。
「すぐには完成しないだろうし、ここまで旨味が強く肉を感じた豚は食ったことない。いつになることやら」
そんな話をしていたら2階から物音が聞こえた。
「起きたかもしれないな。怖がらせたくないから、ラリサも一緒についてきてくれないか? エルは、このカラ○ーチョでも食って待ってて。好きな味のはずだから」
「おっ!香辛料の匂いが凄いな。俺はゆっくりさせてもらおう」
助けた幼女<香辛料のお菓子を選ぶエルドレッド。
「はい!知り合いだから多分理解はしてくれると思いますが....頑張ります」
ラリサとエルドレッドが返事をする。
2階の休憩室のドアを開ける。
驚いたのか。部屋の隅に逃げる幼女。
「アニカ、ラリサだけどわかる?」
「え?ラリサお姉ちゃんなの?本当にお姉ちゃん?」
目の前に仲良くしていたお姉ちゃんがいる現実を、受け止められず聞き返してしまうアニカ。
「ラリサだよ。ここにいる拓哉さんに助けてもらったの」
アニカはおずおずと拓哉を見つめる。
「今紹介された拓哉だよ。ラリサからは、人間がしてきたこととか、色々ここまでの経緯は聞いてる。なかなか人間を受け入れられないかもだけどよろしくな」
警戒しているのか?怯えているのか?また部屋の隅に逃げてしまった。
「あはは、完全に嫌われてしまったな。ここに卵粥置いて行くから、アニカに食べさせてあげて、あと落ち着くまで話し相手になってあげたらいいから。店の手伝いは、今日しなくていいからラリサはアニカを見てあげて」
ここは同郷のラリサに任せるのが得策だと考える拓哉。
「拓哉さんアニカがごめんなさい。あと話す時間を頂いてありがとうございます」
「気にしないで。2人とも怖い思いをしたんだ。休める時は休んだらいいし、ここでは気を使わなくていいから。なんかあれば呼んで」
そう言い残し部屋を出る拓哉。
「拓哉おつかれさん。あの子はどうだった?」
エルドレッドが聞く。
「どうもこうも幼女だしな。あの惨状に人間の行いを見てきたら、俺なんか敵か恐怖の対象だろ。見事に怯えられたよ。今日1日ラリサに付き添ってもらって、落ち着かせてもらっている」
「確かにな。わかってはいるだろうが、ラリサも若い。傷は少なからず負ってるはずだ。あとでしっかり見てやるんだぞ」
「あぁそれも考えていたよ。俺自身ここにきて、早々の出来事だったから、何も出来てない事は自覚してるさ。落ち着いたら、ゆっくり話す時間は作る予定だよ。ありがとうなエル」
「わかってるならいい。拓哉ならうまく2人を導けるだろう。それにしてもこのカ○ムーチョだったか、ピリ辛でサクサクしてうまいな。止まらん」
「小腹が空いたオヤツには最適だろ。俺はキマイラの血抜きをしてくるから好きにしててくれ」
「わかった」
その後、拓哉はキマイラの血抜きをして、また足だけ試食しようと、七輪で焼いていたらエルが現れて、俺に黙って食う気かと怒鳴られて、2人で味見をした。(カツサンドにカ○ムーチョまで食ってまだ食うのかと思ったのは秘密である)
ピリ辛の濃厚な旨味が詰まった赤身肉にエルは発狂し、ほとんどエルの胃袋行きになったのは言うまでもない。
そんなこんなで試食は終わり今日の営業時間を迎えるのだった。
28
お気に入りに追加
3,744
あなたにおすすめの小説
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる