12 / 203
第1章 様々な出会いと別れ!
第10話 キマイラvs拓哉 銀狼族の生き残り!
しおりを挟む
おかしいなぁぁ。俺料理人なのに何でキマイラと相対しているんだろうか?
吹き飛ばしたキマイラが、ゆっくりこちらに向かってくるのを見ながらそう嘆く拓哉。
死にたくないし、気合い入れますか。
まずは鑑定。
種族 キマイラ上位種
魔法 火魔法 毒魔法
スキル 自然治癒 幻惑 威圧 状態異常無効
概要 肉は赤身!さっぱりしている!赤身だが柔らかく濃厚な味わい!ピリッとした辛さがあるのが特徴。10段階評価で6点(うまいがピリ辛嫌いな神の評価が低く6点)
ん~正直オークエンペラーの方が、俺には脅威だったな。厄介なのは3っ首を破壊しないといけないことと、同時に襲いかかってくることだな。
にして評価低いな。ピリ辛嫌いな神、クソ低い点数つけただろ。絶対この神ってロリのじゃ神だな。 (妾は辛いのが嫌いなのじゃ!甘い物が食べたいのだ~)こんな感じのやつ。
冗談はこのくらいにしてサクッとヤっちゃいますか!キマイラのピリ辛丼とか美味そうだしな。
グォー!ギャオーーン
キマイラの威圧と炎の息吹が拓哉を襲う。
後ろにエルドレッドがいる為、回避できずそのまま受け止める。後ろを見たら木が炭と化し、至る所が焦土となっている。
ひぇぇマジかよ!俺は平気だけど、2人が死ぬから早めに決着つけないとな。
プシュー ドカドカドカ!
威圧も息吹も効かないと悟り、拓哉に毒霧を放ち突撃してくる。
拓哉は瞬時にエルドレッドを抱きかかえ、毒を回避しながら3っ首の1つの蛇頭に蹴りを入れる。すぐに爆散し余波で、もう1つの羊の首ももげた。キマイラは痛みに苦しみながらも、近づけさせまいと炎の息吹を放ち牽制する。
身体強化をすることで空気弾のようなものが発生し、横の首も爆散させることができたみたいだ。
エルドレッドを抱きかかえている為、回避する。拓哉の結界は、体に纏わりつくタイプで拓哉以外は結界を張れないからだ。
避ける拓哉を追うかのように、炎の息吹を連発と前足で攻撃してくる。
身体強化により凄い速さで近づく拓哉。炎の息吹を吐こうとするその下顎に蹴りを入れて爆散させる。
キマイラはそのまま横たわり身動き1つ取らなくなった。
エルドレッドを抱きかかえたままラリサの元に向かう。
「待たせてごめんな。ラリサ無事でよかった」
「うぇ~ん拓哉さん怖かったです」
抱きついてくるラリサの頭を撫でながら慰める拓哉。10分くらい経った時にエルドレッドが我慢できずに
「拓哉...すまんが俺のこと忘れないでくれ。腰のとこのポーチにある緑色のポーションを飲ませてほしい。腕が折れて動かせなくてな」
慌ててラリサから離れ、エルドレッドを土の上に横たわらせる。
「あ!悪かった。これでいいかな。口をあけてくれ」
ゴクゴクゴク。
飲むとエルドレッドの体は淡く光を放ち、みるみるうちに傷跡や変な方向に曲がった手足が元通りに戻っていく。
「拓哉助かった。それにしても強すぎるだろ! 途中目覚めた時は焦ったぞ。平然とあの攻撃をかわして、蹴りを打ち込んで爆散だからな。とにかく本当にありがとう」
あははは。戦いを完全に見られてたか。まぁエルにならバレても大丈夫だろう。
「うぅぅ...私びっくりして立てなくなって、2人に迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい」
しょぼんとするラリサに、拓哉とエルドレッドが慰める。
「あれは仕方ない。多分だけど騎士や冒険者でも苦戦するんじゃないかな?」
「ラリサよ。あれは災害級いや厄災級。あの魔物はSランクパーティーが何パーティーかで相手をする敵だ。気にするな。もし、気になるなら強くなることだ」
「はい!私強くなります」
ラリサはそのままでいいとは思うが、決断を無下にできない拓哉は黙っている。
「ラリサ帰ったら鑑定で見てやるから伸ばすものを決めよう。人には得手不手があるからさ」
頭を撫でながら拓哉が言う。
「拓哉さんありがとうございます」
「拓哉とラリサそろそろ辺りを捜索しよう。この戦いで、当分は魔物が近寄ってこないだろうが、長居はしたくない。あとラリサは汚れたみたいだなクリーンをかけておく」
害獣忌避剤をかけられたことを知らないエルは、臭いけどラリサに言いづらく汚れたと表現した。
その間に、拓哉は立ち上がりキマイラの元に向かおうとする。
「そうだな。俺はキマイラを収納するから2人で捜索しといてくれ。俺は魔法の才がないからクリーンが羨ましい」
魔法いいなぁぁと素直に思う拓哉。
「エルさん綺麗にしてくれてありがとうございます。この匂いキツくて...助かりました」
魔物を寄せ付けない為に、拓哉がしてくれたとわかっていながらも、獣人にも匂いがキツく思わず拓哉の方を見ながら頬を膨らます。
拓哉は全く気付く様子はなく、エルドレッドは心の中で拓哉の仕業かと笑うのだった。
「ではキマイラは頼む。ラリサ行くとしようか」
「はい」
拓哉はキマイラの元に向かった。
それにしてもデカいな。よくこんな化け物倒せたよ。神様様様だな。結界と身体強化本当にありがとうございます!キマイラをアイテムボックスに収納完了と。
「お待たせ。そっちはなんか見つかったか?」
「あぁー!馬車の下敷きになってる銀狼の女の子がいた。とりあえず中級ポーションを飲ませたから、大丈夫そうだが気を失っているな」
「エル貴重なポーションだろ?悪いな...金はすぐ返せないから代わりに何か渡すよ」
異世界のポーションが高いのは、前世の知識からわかる拓哉はそう答える。
「いや、気にしないでくれ。俺も見捨てては置けないし、拓哉がいなきゃ今頃俺はキマイラの腹の中でだろう」
「そう言ってくれると助かるが気持ち程度の返しはする」
そのようなやりとりをしていたらラリサが声をかけてくる。
「拓哉さん、この子は一緒の集落にいた子です。助けて頂けないでしょうか?」
元々こんな小さな子(6歳くらい)を見殺しにする気はない拓哉は答える。
「放っておくわけないだろ。仕方ないし、ウチで面倒みるか。他に生き残りはいなさそうだし、この子おぶって帰るかぁぁ」
「はい!拓哉さん本当にありがとうございます」
優しい拓哉に感動するラリサ。
「ほら拓哉。傷んではいるが、こいつらの使えそうな武器と防具と金だ。俺はポーション代にいくらか貰ったから残りは拓哉が貰えばいい」
いつの間にか盗賊から物品と金銭を回収するエルドレッド。
「本当にいいのか?俺からしたら助かるけど」
異世界だな~。盗賊からは回収してもお咎めなしか。
「ほとんどは拓哉の活躍だしな。そろそろ帰るか」
「いや~。エルがいいやつで助かったよ。帰ったら昼飯にしよ~」
「おう」 「はい」
2人が元気よく答える。
そのあと幼女を背負い森を抜ける。
戦闘の影響なのか。魔物が襲ってくることはなく、店にたどり着いた。
吹き飛ばしたキマイラが、ゆっくりこちらに向かってくるのを見ながらそう嘆く拓哉。
死にたくないし、気合い入れますか。
まずは鑑定。
種族 キマイラ上位種
魔法 火魔法 毒魔法
スキル 自然治癒 幻惑 威圧 状態異常無効
概要 肉は赤身!さっぱりしている!赤身だが柔らかく濃厚な味わい!ピリッとした辛さがあるのが特徴。10段階評価で6点(うまいがピリ辛嫌いな神の評価が低く6点)
ん~正直オークエンペラーの方が、俺には脅威だったな。厄介なのは3っ首を破壊しないといけないことと、同時に襲いかかってくることだな。
にして評価低いな。ピリ辛嫌いな神、クソ低い点数つけただろ。絶対この神ってロリのじゃ神だな。 (妾は辛いのが嫌いなのじゃ!甘い物が食べたいのだ~)こんな感じのやつ。
冗談はこのくらいにしてサクッとヤっちゃいますか!キマイラのピリ辛丼とか美味そうだしな。
グォー!ギャオーーン
キマイラの威圧と炎の息吹が拓哉を襲う。
後ろにエルドレッドがいる為、回避できずそのまま受け止める。後ろを見たら木が炭と化し、至る所が焦土となっている。
ひぇぇマジかよ!俺は平気だけど、2人が死ぬから早めに決着つけないとな。
プシュー ドカドカドカ!
威圧も息吹も効かないと悟り、拓哉に毒霧を放ち突撃してくる。
拓哉は瞬時にエルドレッドを抱きかかえ、毒を回避しながら3っ首の1つの蛇頭に蹴りを入れる。すぐに爆散し余波で、もう1つの羊の首ももげた。キマイラは痛みに苦しみながらも、近づけさせまいと炎の息吹を放ち牽制する。
身体強化をすることで空気弾のようなものが発生し、横の首も爆散させることができたみたいだ。
エルドレッドを抱きかかえている為、回避する。拓哉の結界は、体に纏わりつくタイプで拓哉以外は結界を張れないからだ。
避ける拓哉を追うかのように、炎の息吹を連発と前足で攻撃してくる。
身体強化により凄い速さで近づく拓哉。炎の息吹を吐こうとするその下顎に蹴りを入れて爆散させる。
キマイラはそのまま横たわり身動き1つ取らなくなった。
エルドレッドを抱きかかえたままラリサの元に向かう。
「待たせてごめんな。ラリサ無事でよかった」
「うぇ~ん拓哉さん怖かったです」
抱きついてくるラリサの頭を撫でながら慰める拓哉。10分くらい経った時にエルドレッドが我慢できずに
「拓哉...すまんが俺のこと忘れないでくれ。腰のとこのポーチにある緑色のポーションを飲ませてほしい。腕が折れて動かせなくてな」
慌ててラリサから離れ、エルドレッドを土の上に横たわらせる。
「あ!悪かった。これでいいかな。口をあけてくれ」
ゴクゴクゴク。
飲むとエルドレッドの体は淡く光を放ち、みるみるうちに傷跡や変な方向に曲がった手足が元通りに戻っていく。
「拓哉助かった。それにしても強すぎるだろ! 途中目覚めた時は焦ったぞ。平然とあの攻撃をかわして、蹴りを打ち込んで爆散だからな。とにかく本当にありがとう」
あははは。戦いを完全に見られてたか。まぁエルにならバレても大丈夫だろう。
「うぅぅ...私びっくりして立てなくなって、2人に迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい」
しょぼんとするラリサに、拓哉とエルドレッドが慰める。
「あれは仕方ない。多分だけど騎士や冒険者でも苦戦するんじゃないかな?」
「ラリサよ。あれは災害級いや厄災級。あの魔物はSランクパーティーが何パーティーかで相手をする敵だ。気にするな。もし、気になるなら強くなることだ」
「はい!私強くなります」
ラリサはそのままでいいとは思うが、決断を無下にできない拓哉は黙っている。
「ラリサ帰ったら鑑定で見てやるから伸ばすものを決めよう。人には得手不手があるからさ」
頭を撫でながら拓哉が言う。
「拓哉さんありがとうございます」
「拓哉とラリサそろそろ辺りを捜索しよう。この戦いで、当分は魔物が近寄ってこないだろうが、長居はしたくない。あとラリサは汚れたみたいだなクリーンをかけておく」
害獣忌避剤をかけられたことを知らないエルは、臭いけどラリサに言いづらく汚れたと表現した。
その間に、拓哉は立ち上がりキマイラの元に向かおうとする。
「そうだな。俺はキマイラを収納するから2人で捜索しといてくれ。俺は魔法の才がないからクリーンが羨ましい」
魔法いいなぁぁと素直に思う拓哉。
「エルさん綺麗にしてくれてありがとうございます。この匂いキツくて...助かりました」
魔物を寄せ付けない為に、拓哉がしてくれたとわかっていながらも、獣人にも匂いがキツく思わず拓哉の方を見ながら頬を膨らます。
拓哉は全く気付く様子はなく、エルドレッドは心の中で拓哉の仕業かと笑うのだった。
「ではキマイラは頼む。ラリサ行くとしようか」
「はい」
拓哉はキマイラの元に向かった。
それにしてもデカいな。よくこんな化け物倒せたよ。神様様様だな。結界と身体強化本当にありがとうございます!キマイラをアイテムボックスに収納完了と。
「お待たせ。そっちはなんか見つかったか?」
「あぁー!馬車の下敷きになってる銀狼の女の子がいた。とりあえず中級ポーションを飲ませたから、大丈夫そうだが気を失っているな」
「エル貴重なポーションだろ?悪いな...金はすぐ返せないから代わりに何か渡すよ」
異世界のポーションが高いのは、前世の知識からわかる拓哉はそう答える。
「いや、気にしないでくれ。俺も見捨てては置けないし、拓哉がいなきゃ今頃俺はキマイラの腹の中でだろう」
「そう言ってくれると助かるが気持ち程度の返しはする」
そのようなやりとりをしていたらラリサが声をかけてくる。
「拓哉さん、この子は一緒の集落にいた子です。助けて頂けないでしょうか?」
元々こんな小さな子(6歳くらい)を見殺しにする気はない拓哉は答える。
「放っておくわけないだろ。仕方ないし、ウチで面倒みるか。他に生き残りはいなさそうだし、この子おぶって帰るかぁぁ」
「はい!拓哉さん本当にありがとうございます」
優しい拓哉に感動するラリサ。
「ほら拓哉。傷んではいるが、こいつらの使えそうな武器と防具と金だ。俺はポーション代にいくらか貰ったから残りは拓哉が貰えばいい」
いつの間にか盗賊から物品と金銭を回収するエルドレッド。
「本当にいいのか?俺からしたら助かるけど」
異世界だな~。盗賊からは回収してもお咎めなしか。
「ほとんどは拓哉の活躍だしな。そろそろ帰るか」
「いや~。エルがいいやつで助かったよ。帰ったら昼飯にしよ~」
「おう」 「はい」
2人が元気よく答える。
そのあと幼女を背負い森を抜ける。
戦闘の影響なのか。魔物が襲ってくることはなく、店にたどり着いた。
16
お気に入りに追加
3,744
あなたにおすすめの小説
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【完結】神スキル拡大解釈で底辺パーティから成り上がります!
まにゅまにゅ
ファンタジー
平均レベルの低い底辺パーティ『龍炎光牙《りゅうえんこうが》』はオーク一匹倒すのにも命懸けで注目もされていないどこにでもでもいる冒険者たちのチームだった。
そんなある日ようやく資金も貯まり、神殿でお金を払って恩恵《ギフト》を授かるとその恩恵《ギフト》スキルは『拡大解釈』というもの。
その効果は魔法やスキルの内容を拡大解釈し、別の効果を引き起こせる、という神スキルだった。その拡大解釈により色んなものを回復《ヒール》で治したり強化《ブースト》で獲得経験値を増やしたりととんでもない効果を発揮する!
底辺パーティ『龍炎光牙』の大躍進が始まる!
第16回ファンタジー大賞奨励賞受賞作です。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる