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第一章
祭りのあと
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夏祭りの最終日。
三日目のスモウレスリングは結局ボルタの優勝で終わった。
彼とは準決勝で対戦し、押し出しで負けている。
普段樵などをしている彼は結構な怪力の持ち主だ。
単純な力比べでは敵わないという事だろう。
まぁ村人全員楽しんでくれたのが、提案者としては何より喜ばしい事だった。
そして今回行った各イベントでは優勝の証として、ジェイコブが鋳造したこの村謹製メダルが授与された。
貴金属ではなく真鍮製だが、あくまで思い出の品だ。
それくらいが丁度いいだろう。
ボルタへのメダル授与の際には、「それ、お前ん家の鍋が原料な!」というジェイコブの野次が飛んで、村中大受けだった。
そんなこんなで祭りも最終日の夕刻。
音楽に合わせて踊るという祭りのフィナーレが始まろうとしていた。
俺はてっきり一日目のように勝手気ままに演奏して踊りまくるイベントを想像していたのだが……
実態はそうではなかった。
なんときちんとしたプログラムが存在していたのだ。
最初はニック達、年少者たちによる踊りの披露だったが、それらは下半身のステップのみで踊るダンスだった。詳しくは知らないのだが、このスタイルは確かアイルランドに伝わる踊りと同じだった気がする。
今回のニック達の踊りは全員が並び、時には何人かで、時には全員で同じステップを踏むというものだった。それらは見事に揃っていて、初めて見た俺にもその良さがわかるくらいの完成度だ。
次はベァナ達の世代の女の子によるダンスで、やはりこちらも基本的にはステップを踏んで踊るものだった。彼女たちのスタイルは、まず舞台の両袖から一人ずつ出てきて、それぞれが踊りを披露する。そしてそのうち二人で組になって踊ったり、時には四人組で踊ったりというように、かなり凝った演出がなされていた。
踊り自体も年少組の踊りとは違い、結構激しく飛んだり跳ねたりしており、なかなかに見ごたえのあるものだった。
これだけ踊れれば、さぞかし楽しいことだろう。
陽気な音楽と村人の踊り。
踊れないなりにも楽しい気分にさせてくれる。
プログラムが一通り終わり、片付けに入ろうと思っていた所……
舞台衣装のままで走っているベァナを見つけた。
目的地は……ここのようだ。
そして一言。
「んじゃヒースさん。踊りますよ!」
え?
「えっと……ショーはもう終わったんじゃないの?」
「何言ってるんですか。本番はここからですよ!」
回りを見てみると、夫婦や兄弟などが二人組になり、音楽に合わせてステップを踏んでいた。しかも演奏者以外、村人ほぼ全員だ。
しかも子供からお年寄りまで、全員それなりのステップを踏んでいる。
いやそれ、ブレイクダンス並みにカッコいいんですけど!?
ダンス……それは、俺とは全く無縁な文化。
俺の元の世界の知識には、踊りは全く含まれていないのだ。
……いや一つだけあった。
小学生の林間学校で踊ったフォークダンス。
あれならばなんとなく覚えているが……根本的に踊りのスタイルが違う。
その経験はここでは役に立ちそうにないし、場に合うものでもない。
……というかこの中でフォークダンスとか、どんな羞恥プレイだよ!
「恥ずかしながら、俺は本当に、まったく踊れないのだ」
「本当に?」
「本当にだ」
「まったく?」
「まったくだ」
「じゃあ今から覚えましょ。はい手を出してください」
俺は言われるがままに手を出し、その手をベァナが手に取る。
「えーっと……リズムさえ外さなければ、どうということはありません!」
そう言ってゆっくりとステップを踏んでくれる。
「はいこんな感じ。やってみてください!」
こうなったら仕方が無い……
ヒースの閃きイメージを、全力で喚起!
……
何も閃かなかった。
「何やってるんですかーっ! はい、こんな感じで!」
意を決してステップを踏んだ。
踏んだのは自分の足だった。
「ぶぁーっはっはっはっ! ヒース殿にも苦手なものがあるんだなぁ!」
声の主はボルタだ。
ボルタの普段の言動やキャラから考えて、どうせ自分も大して踊れないのだろうと思い、声のする方を振り返ってみると……
なんと彼は、音楽に合わせて軽やかにステップを踏んでいるではないか!?
目の前の光景とボルタのイメージとの乖離は半端なく、俺は中度の衝撃を受けた。
しかし考えてみればボルタはこの村の出身だ。
ならジェイコブは!?……と思ったが、彼は怪我をしていて踊れない。
俺もどこか怪我をした事にしておけば良かったか……という考えを見抜かれたのか、ボルタが一言。
「因みにジェイコブは腹が立つことに、わしより踊るのうまいぞ」
投げかけられたとどめの一撃により、俺の退路は完全に塞がれた。
回避の道は諦める事にし、俺はベァナの指導の元、この祭り中にはマスターしてやろうという気持ちで真面目に取り組む事になった。
無論、一朝一夕で身に付けられるようなものではない。
しかし暫く練習していると、不格好ながらなんとか音楽には付いていけるようになった。
人間とは不思議なもので、慣れてしまえばなんでも楽しく感じられるようだ。
ただ俺にとって今回の収穫は、踊れるようになった事ではない。
初の踊りに苦戦する俺やそれに付き合うベァナの姿を見て、陽気に笑う村人たち。
そしてその中にショーンの笑顔を見つけた事こそが、最大の収穫なのであった。
◆ ◇ ◇
村祭りも終わり、村を発つまでのほんの少し期間……
俺は村に対して、俺なりのお礼をする事にした。
この村は基本的に農業や狩猟などで自給自足をし、余剰分の食料や生産物を行商人に売って生活している。
貧困に喘いでいるわけではないが、裕福というわけでもない。
そこで俺は今の生活スタイルを変えず、生産性を上げる事によって村を支援する事にした。
まず一つ目が養蜂箱の改良である。
現在も養蜂は行われていたが、その巣箱は藁を編んで作った単なる入れ物で、蜜を取り出すために巣を全て破壊しなければならない。
そこで巣板を差し込むタイプの養蜂箱を図面に書いてボルタに教えた。
これならば蜂を殺さず蜜だけを採取可能だ。
次に紙の制作だ。
和紙に適した原材料は近所には自生していなかったので、ちょっと手間はかかるが麻の繊維を使って作ってみた。
自分が想像していたよりも出来は悪かったが、村人からの評判は上々だった。やはり羊皮紙よりは手間も時間もかからす、安価に作れるからだろう。
最後に祭りの時に思っていた、女の子向けの遊具。
色々考えたが、シンプルに楽しめる『羽根付き』にする事にした。板を手に持ち、鳥の羽を木の実に差せばもうそれで道具は全て揃うのだ。
エレノアに感想を聞いた所、板に自分の好きな絵柄を描けるという点が特に気に入ったらしい。装飾を楽しむ気持ちは万国共通なのかも知れない。
テニス等とは違って狭い場所でも出来る為、山合いで平地の少ないこの村向きのスポーツと言えた。
また安全なので老若男女問わず楽しめる。
こんな調子で村を発つまでの数日間は今まで以上にとても忙しく、昼間は村長の家にいない事が続いていた。
だからだろうか。
後に村長一家で起きる騒動を、俺は予想だにせず日々を過ごしていた。
そして騒動の中心が俺だという事実を、当日になって初めて知るのだった。
◇ ◆ ◇
<養蜂>
蜂の巣から甘い蜜を採取していた事実は、今から一万年~一万五千年ほど昔に描かれたという、スペインのアラニア洞窟の壁画に見る事が出来る。この岩窟画には縄梯子を使って蜂の巣を籠に入れようとしている人の姿が描かれていた。現代でもネパールに居住するグルン族は、この手法により採蜜を行っている。
しかしここから人類が養蜂に至るまでには数千年の月日を要した。
養蜂の確かな証拠はエジプト第五王朝時代(紀元前2498年頃~前2345年頃)にニウセルラー王によって立てられたとされる太陽神殿に見ることが出来る。その神殿にある石のレリーフには粘土製の巣箱から蜂の巣を取り出すところから、蜜を濾して貯蔵用の壺に蜜を収めるまでの工程が彫られていたのである。エジプトでは蜂蜜の薬効や滋養効果は広く知れ渡っており、医薬品の成分として一般的に使われていた。
巣箱は地域によって様々で中東では粘土製の管や壺、アメリカでは空洞になった木、ヨーロッパ北西部では藁などで編んだものが利用されていたが、基本的にはどれも蜜の採取時に巣を壊さなければならないものだった。蜂自体を殺す必要があったり、コロニーの再構築に時間がかかるため、生産性が低かったのである。
近代的な養蜂箱が登場するのは18世紀後半になってからで、1768年~1770年アメリカのトーマス・ワイルドマンによって可動式の巣枠について言及されたのが最も古い記録である。そしてその後ウクライナやポーランドで巣箱についての研究成果が発表されたが、1853年にアメリカのL.L.ラングストロスによって書かれた『巣と蜜蜂』では、それらの研究成果を元に従来とは違う継続的な養蜂手法が確立されている。
ラングストロスの発明した巣箱は中に取り外し可能な巣板を一定の間隔で複数枚差し込めるようにしたもので、これにより巣全体を壊さずに蜜を採取したり、コロニーを他の巣箱へ楽に移植させる事が可能になった。
彼が開発した巣箱は採蜜作業にも非常に有効で、1865年にはオーストリアのフルシュカによって採蜜用の遠心分離器が発明された。これにより蜜の採取量は従来の五倍~十倍になり、蜂蜜の質の向上にも貢献した。
それらの手法は現在でも基本的な仕組みは同じまま、世界中で利用されている。
三日目のスモウレスリングは結局ボルタの優勝で終わった。
彼とは準決勝で対戦し、押し出しで負けている。
普段樵などをしている彼は結構な怪力の持ち主だ。
単純な力比べでは敵わないという事だろう。
まぁ村人全員楽しんでくれたのが、提案者としては何より喜ばしい事だった。
そして今回行った各イベントでは優勝の証として、ジェイコブが鋳造したこの村謹製メダルが授与された。
貴金属ではなく真鍮製だが、あくまで思い出の品だ。
それくらいが丁度いいだろう。
ボルタへのメダル授与の際には、「それ、お前ん家の鍋が原料な!」というジェイコブの野次が飛んで、村中大受けだった。
そんなこんなで祭りも最終日の夕刻。
音楽に合わせて踊るという祭りのフィナーレが始まろうとしていた。
俺はてっきり一日目のように勝手気ままに演奏して踊りまくるイベントを想像していたのだが……
実態はそうではなかった。
なんときちんとしたプログラムが存在していたのだ。
最初はニック達、年少者たちによる踊りの披露だったが、それらは下半身のステップのみで踊るダンスだった。詳しくは知らないのだが、このスタイルは確かアイルランドに伝わる踊りと同じだった気がする。
今回のニック達の踊りは全員が並び、時には何人かで、時には全員で同じステップを踏むというものだった。それらは見事に揃っていて、初めて見た俺にもその良さがわかるくらいの完成度だ。
次はベァナ達の世代の女の子によるダンスで、やはりこちらも基本的にはステップを踏んで踊るものだった。彼女たちのスタイルは、まず舞台の両袖から一人ずつ出てきて、それぞれが踊りを披露する。そしてそのうち二人で組になって踊ったり、時には四人組で踊ったりというように、かなり凝った演出がなされていた。
踊り自体も年少組の踊りとは違い、結構激しく飛んだり跳ねたりしており、なかなかに見ごたえのあるものだった。
これだけ踊れれば、さぞかし楽しいことだろう。
陽気な音楽と村人の踊り。
踊れないなりにも楽しい気分にさせてくれる。
プログラムが一通り終わり、片付けに入ろうと思っていた所……
舞台衣装のままで走っているベァナを見つけた。
目的地は……ここのようだ。
そして一言。
「んじゃヒースさん。踊りますよ!」
え?
「えっと……ショーはもう終わったんじゃないの?」
「何言ってるんですか。本番はここからですよ!」
回りを見てみると、夫婦や兄弟などが二人組になり、音楽に合わせてステップを踏んでいた。しかも演奏者以外、村人ほぼ全員だ。
しかも子供からお年寄りまで、全員それなりのステップを踏んでいる。
いやそれ、ブレイクダンス並みにカッコいいんですけど!?
ダンス……それは、俺とは全く無縁な文化。
俺の元の世界の知識には、踊りは全く含まれていないのだ。
……いや一つだけあった。
小学生の林間学校で踊ったフォークダンス。
あれならばなんとなく覚えているが……根本的に踊りのスタイルが違う。
その経験はここでは役に立ちそうにないし、場に合うものでもない。
……というかこの中でフォークダンスとか、どんな羞恥プレイだよ!
「恥ずかしながら、俺は本当に、まったく踊れないのだ」
「本当に?」
「本当にだ」
「まったく?」
「まったくだ」
「じゃあ今から覚えましょ。はい手を出してください」
俺は言われるがままに手を出し、その手をベァナが手に取る。
「えーっと……リズムさえ外さなければ、どうということはありません!」
そう言ってゆっくりとステップを踏んでくれる。
「はいこんな感じ。やってみてください!」
こうなったら仕方が無い……
ヒースの閃きイメージを、全力で喚起!
……
何も閃かなかった。
「何やってるんですかーっ! はい、こんな感じで!」
意を決してステップを踏んだ。
踏んだのは自分の足だった。
「ぶぁーっはっはっはっ! ヒース殿にも苦手なものがあるんだなぁ!」
声の主はボルタだ。
ボルタの普段の言動やキャラから考えて、どうせ自分も大して踊れないのだろうと思い、声のする方を振り返ってみると……
なんと彼は、音楽に合わせて軽やかにステップを踏んでいるではないか!?
目の前の光景とボルタのイメージとの乖離は半端なく、俺は中度の衝撃を受けた。
しかし考えてみればボルタはこの村の出身だ。
ならジェイコブは!?……と思ったが、彼は怪我をしていて踊れない。
俺もどこか怪我をした事にしておけば良かったか……という考えを見抜かれたのか、ボルタが一言。
「因みにジェイコブは腹が立つことに、わしより踊るのうまいぞ」
投げかけられたとどめの一撃により、俺の退路は完全に塞がれた。
回避の道は諦める事にし、俺はベァナの指導の元、この祭り中にはマスターしてやろうという気持ちで真面目に取り組む事になった。
無論、一朝一夕で身に付けられるようなものではない。
しかし暫く練習していると、不格好ながらなんとか音楽には付いていけるようになった。
人間とは不思議なもので、慣れてしまえばなんでも楽しく感じられるようだ。
ただ俺にとって今回の収穫は、踊れるようになった事ではない。
初の踊りに苦戦する俺やそれに付き合うベァナの姿を見て、陽気に笑う村人たち。
そしてその中にショーンの笑顔を見つけた事こそが、最大の収穫なのであった。
◆ ◇ ◇
村祭りも終わり、村を発つまでのほんの少し期間……
俺は村に対して、俺なりのお礼をする事にした。
この村は基本的に農業や狩猟などで自給自足をし、余剰分の食料や生産物を行商人に売って生活している。
貧困に喘いでいるわけではないが、裕福というわけでもない。
そこで俺は今の生活スタイルを変えず、生産性を上げる事によって村を支援する事にした。
まず一つ目が養蜂箱の改良である。
現在も養蜂は行われていたが、その巣箱は藁を編んで作った単なる入れ物で、蜜を取り出すために巣を全て破壊しなければならない。
そこで巣板を差し込むタイプの養蜂箱を図面に書いてボルタに教えた。
これならば蜂を殺さず蜜だけを採取可能だ。
次に紙の制作だ。
和紙に適した原材料は近所には自生していなかったので、ちょっと手間はかかるが麻の繊維を使って作ってみた。
自分が想像していたよりも出来は悪かったが、村人からの評判は上々だった。やはり羊皮紙よりは手間も時間もかからす、安価に作れるからだろう。
最後に祭りの時に思っていた、女の子向けの遊具。
色々考えたが、シンプルに楽しめる『羽根付き』にする事にした。板を手に持ち、鳥の羽を木の実に差せばもうそれで道具は全て揃うのだ。
エレノアに感想を聞いた所、板に自分の好きな絵柄を描けるという点が特に気に入ったらしい。装飾を楽しむ気持ちは万国共通なのかも知れない。
テニス等とは違って狭い場所でも出来る為、山合いで平地の少ないこの村向きのスポーツと言えた。
また安全なので老若男女問わず楽しめる。
こんな調子で村を発つまでの数日間は今まで以上にとても忙しく、昼間は村長の家にいない事が続いていた。
だからだろうか。
後に村長一家で起きる騒動を、俺は予想だにせず日々を過ごしていた。
そして騒動の中心が俺だという事実を、当日になって初めて知るのだった。
◇ ◆ ◇
<養蜂>
蜂の巣から甘い蜜を採取していた事実は、今から一万年~一万五千年ほど昔に描かれたという、スペインのアラニア洞窟の壁画に見る事が出来る。この岩窟画には縄梯子を使って蜂の巣を籠に入れようとしている人の姿が描かれていた。現代でもネパールに居住するグルン族は、この手法により採蜜を行っている。
しかしここから人類が養蜂に至るまでには数千年の月日を要した。
養蜂の確かな証拠はエジプト第五王朝時代(紀元前2498年頃~前2345年頃)にニウセルラー王によって立てられたとされる太陽神殿に見ることが出来る。その神殿にある石のレリーフには粘土製の巣箱から蜂の巣を取り出すところから、蜜を濾して貯蔵用の壺に蜜を収めるまでの工程が彫られていたのである。エジプトでは蜂蜜の薬効や滋養効果は広く知れ渡っており、医薬品の成分として一般的に使われていた。
巣箱は地域によって様々で中東では粘土製の管や壺、アメリカでは空洞になった木、ヨーロッパ北西部では藁などで編んだものが利用されていたが、基本的にはどれも蜜の採取時に巣を壊さなければならないものだった。蜂自体を殺す必要があったり、コロニーの再構築に時間がかかるため、生産性が低かったのである。
近代的な養蜂箱が登場するのは18世紀後半になってからで、1768年~1770年アメリカのトーマス・ワイルドマンによって可動式の巣枠について言及されたのが最も古い記録である。そしてその後ウクライナやポーランドで巣箱についての研究成果が発表されたが、1853年にアメリカのL.L.ラングストロスによって書かれた『巣と蜜蜂』では、それらの研究成果を元に従来とは違う継続的な養蜂手法が確立されている。
ラングストロスの発明した巣箱は中に取り外し可能な巣板を一定の間隔で複数枚差し込めるようにしたもので、これにより巣全体を壊さずに蜜を採取したり、コロニーを他の巣箱へ楽に移植させる事が可能になった。
彼が開発した巣箱は採蜜作業にも非常に有効で、1865年にはオーストリアのフルシュカによって採蜜用の遠心分離器が発明された。これにより蜜の採取量は従来の五倍~十倍になり、蜂蜜の質の向上にも貢献した。
それらの手法は現在でも基本的な仕組みは同じまま、世界中で利用されている。
0
仕事しながらなので大体土日に更新してます。
そしていつも眠いので誤字脱字大量にあるかも。ごめんなさぃぃ
現在プロットの大枠はほぼ終了し、各章ごとの詳細プロットを作成中です。
読んでいただいて本当にありがとうございます。
※ 11/20追記
年末に向けて本業が忙しく、ちょっと更新が滞るかも知れません。なるべく毎週一回は追加していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
そしていつも眠いので誤字脱字大量にあるかも。ごめんなさぃぃ
現在プロットの大枠はほぼ終了し、各章ごとの詳細プロットを作成中です。
読んでいただいて本当にありがとうございます。
※ 11/20追記
年末に向けて本業が忙しく、ちょっと更新が滞るかも知れません。なるべく毎週一回は追加していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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