1 / 1
終わり
しおりを挟む
さて思ったことがある。音楽鑑賞は趣味にはどれほどの程度で、入るのか。と。
これは本人が、そう言ってしまえばそうなる事になる事は承知だが、「ものは言いよう」といった意味合いを念頭に置くならば見方が変わってくる。
この音楽鑑賞は、趣味以前に文化的生活活動の最低限もに含まれると私は考えている。であれば、少なからず日本において全ての人間が行っていると言っても差し支えない程の日常的行動だろう。
であれば、趣味とは何者だろうか?
趣味をほんわかした説明をしたならば、私は「小さな研究」と言う。他と程度は違えど、秀でている能力を得ようとする行動と言ったらいいだろうか。辞書を開けば要するに、自分の好んで行う事柄とも書いてある。
そして私の観察の限り、足踏みした趣味程続かない事は無いだろう。いや蜜を啜る政治家よりは長持ちするかもしれない。
話を戻せば、何か目指す目標がない及び変化のない趣味は長続きしている所を見たことがないわけだ。では音楽鑑賞はどのような立ち位置になるのだろうか。
電車車内を見渡せば、イヤホン等の機器を装着している人間が九割を超えている事がわかるだろうか。外部から見て、装着しているその姿は、何かを聞いていると判断しても差し支えない姿であり、ここでは音楽を聞いているとする。(動画の場合もあるが)
では、場所を変わって、面接場とする。貴方は面接官で、相手が「趣味は音楽鑑賞です」と言っている。この人は嘘をついているだろうか? 難儀な問題であることは変わりないが、依然として一種のもつれ状態にある例でもある。
嘘かそうではない。たとえ、これが真としても、もつれ状態は継続する事となる。何故か、これは物は言いようといった考えた場合、切り取られた情報と判断する事も出来る為だ。つまり「趣味は(音楽を聞くのは好きだけれども、あまり気にして聞いていませんが音楽鑑賞とも言う事は出来ますので)音楽鑑賞です」といった意味かもしれない。
猿でも察せるだろうが、これは全ての質疑応答のやり取りに言える。しかし、少々難解になる為に「音楽鑑賞」といった比較的理解しやすい事柄で挙げた。
では、面接や質疑応答において、信憑性とは何か。
正解をしらない審議者ならば複合的な情報の保有する真偽の確率および相違性の低さ、であり、
正解を知っているならば、正解の孕む意外性と整合性だ。
例を挙げるならば、「くじを引いたけど百万分の一の確率で出る大当たり引いた」と「くじ引いたけど参加賞だった」これら、二つの回答があった場合、より信憑性が高い回答はどちらだろうか。
双方とも、くじを引いた、への疑いを含むが、前者は、その物事が極めて起こり難い事柄。後者はその物事は変哲もない事柄。比較したならば、より起こりやすい方を信用しやすい。
後者は、変哲のない回答だが、当たっているのにも関わらず嘘をついている可能性もあるが、当たるといった、低確率と、嘘をつくという、やや低確率な事柄が組み合わさった事柄であり、この事柄と、やや高確率な本当の事をいう事柄を比べた場合、直感的にやや高確率の事柄の方が信憑性が高いと人は判断するだろう。
言い忘れたが、これは数学ではなく心理学に近い。
ここからが、ややこしくなる。仮定が絡んでくる。
二人の人間が「趣味は音楽鑑賞」と言ったならば、それを仮定して次の情報が入ってきた場合、より確率の少ない回答が信憑性を生むこととなる。何故か、それは、"趣味"といった前提条件が有るからだ。
端的に言えば、(始めたばかりでもない)泥団子を趣味とした人間が泥団子を上出来にする術を知らなかったならば、嘘に聞こえるのと一緒の事が起こる。これは専門性の高いであろう泥団子と言った趣味と「知らない」といった回答に、相違性が極めて高い。よって嘘であろう確率が高くなる。(もしそれでも当事者が胸を張れる真実でありとても自信げであるならば、その人はさぞ大層ご立派な理念があるのだろう)
では、音楽鑑賞が趣味という人間が「音がキレイだから好きなんです」といった場合どうなるのだろうか。趣味の専門性に回答の妥当性が釣り合わない為、不信感が湧く。では「この6/8拍で長い主旋律が綺麗で好きなんです」と言えば専門性が高い事で趣味の専門性との相違性が低い事で信憑性を得る事となる。
なおこれらに、印象を持たせ、テンプレートの流用ではないことを証明しなければならない。
印象は、「苺が大好きなんですけど、最近は憎んでいます。だって、値段が高く財布に優しくないのに買ってしまうからです」といった、自分で作った疑いや違和感を自分で消すといった手法で済む。
テンプレートではない証明は、自分の考えをしっかり持ち、それを言い負かされない程に強く持つ。そしてそれらを会話に混ぜ完全に説明するだけで良い。
結局、話の信憑性は判断者(真偽者)の相違性の低く妥当性の高い回答を出し続ければ、信憑性が増す。それには前提条件(以前に出した情報)から推測される矛盾無き言葉に意外性の持つ妥当性のある言葉を織り交ぜ、判断者にわざと疑いを発生させた後に、自身で疑いを晴らす事が求められる。もちろん自分の考えを述べ、それらをお全て説明できなければ意味はない。
真実だとしても判断する相手が嘘と言えば嘘となる。重要なのは相手に思わせる事だけだ。
なお、これにテンプレートなど存在しない。
これらをしない者共は、疑いや嘘を知らない理想郷の作り方を知っているはずだ。是非話を聞きたい。煙を網で捕まえに行く程に楽しみだ。
話を戻そう。趣味に音楽鑑賞を挙げる人には、「使ってる音響機器は何ですか?」と訊き、返答によっては大変忙しそう可哀想な人だな。と思う。趣味に音楽鑑賞を持つ人は、口に達者な人間に比例するにのでは無いだろうか?
これは本人が、そう言ってしまえばそうなる事になる事は承知だが、「ものは言いよう」といった意味合いを念頭に置くならば見方が変わってくる。
この音楽鑑賞は、趣味以前に文化的生活活動の最低限もに含まれると私は考えている。であれば、少なからず日本において全ての人間が行っていると言っても差し支えない程の日常的行動だろう。
であれば、趣味とは何者だろうか?
趣味をほんわかした説明をしたならば、私は「小さな研究」と言う。他と程度は違えど、秀でている能力を得ようとする行動と言ったらいいだろうか。辞書を開けば要するに、自分の好んで行う事柄とも書いてある。
そして私の観察の限り、足踏みした趣味程続かない事は無いだろう。いや蜜を啜る政治家よりは長持ちするかもしれない。
話を戻せば、何か目指す目標がない及び変化のない趣味は長続きしている所を見たことがないわけだ。では音楽鑑賞はどのような立ち位置になるのだろうか。
電車車内を見渡せば、イヤホン等の機器を装着している人間が九割を超えている事がわかるだろうか。外部から見て、装着しているその姿は、何かを聞いていると判断しても差し支えない姿であり、ここでは音楽を聞いているとする。(動画の場合もあるが)
では、場所を変わって、面接場とする。貴方は面接官で、相手が「趣味は音楽鑑賞です」と言っている。この人は嘘をついているだろうか? 難儀な問題であることは変わりないが、依然として一種のもつれ状態にある例でもある。
嘘かそうではない。たとえ、これが真としても、もつれ状態は継続する事となる。何故か、これは物は言いようといった考えた場合、切り取られた情報と判断する事も出来る為だ。つまり「趣味は(音楽を聞くのは好きだけれども、あまり気にして聞いていませんが音楽鑑賞とも言う事は出来ますので)音楽鑑賞です」といった意味かもしれない。
猿でも察せるだろうが、これは全ての質疑応答のやり取りに言える。しかし、少々難解になる為に「音楽鑑賞」といった比較的理解しやすい事柄で挙げた。
では、面接や質疑応答において、信憑性とは何か。
正解をしらない審議者ならば複合的な情報の保有する真偽の確率および相違性の低さ、であり、
正解を知っているならば、正解の孕む意外性と整合性だ。
例を挙げるならば、「くじを引いたけど百万分の一の確率で出る大当たり引いた」と「くじ引いたけど参加賞だった」これら、二つの回答があった場合、より信憑性が高い回答はどちらだろうか。
双方とも、くじを引いた、への疑いを含むが、前者は、その物事が極めて起こり難い事柄。後者はその物事は変哲もない事柄。比較したならば、より起こりやすい方を信用しやすい。
後者は、変哲のない回答だが、当たっているのにも関わらず嘘をついている可能性もあるが、当たるといった、低確率と、嘘をつくという、やや低確率な事柄が組み合わさった事柄であり、この事柄と、やや高確率な本当の事をいう事柄を比べた場合、直感的にやや高確率の事柄の方が信憑性が高いと人は判断するだろう。
言い忘れたが、これは数学ではなく心理学に近い。
ここからが、ややこしくなる。仮定が絡んでくる。
二人の人間が「趣味は音楽鑑賞」と言ったならば、それを仮定して次の情報が入ってきた場合、より確率の少ない回答が信憑性を生むこととなる。何故か、それは、"趣味"といった前提条件が有るからだ。
端的に言えば、(始めたばかりでもない)泥団子を趣味とした人間が泥団子を上出来にする術を知らなかったならば、嘘に聞こえるのと一緒の事が起こる。これは専門性の高いであろう泥団子と言った趣味と「知らない」といった回答に、相違性が極めて高い。よって嘘であろう確率が高くなる。(もしそれでも当事者が胸を張れる真実でありとても自信げであるならば、その人はさぞ大層ご立派な理念があるのだろう)
では、音楽鑑賞が趣味という人間が「音がキレイだから好きなんです」といった場合どうなるのだろうか。趣味の専門性に回答の妥当性が釣り合わない為、不信感が湧く。では「この6/8拍で長い主旋律が綺麗で好きなんです」と言えば専門性が高い事で趣味の専門性との相違性が低い事で信憑性を得る事となる。
なおこれらに、印象を持たせ、テンプレートの流用ではないことを証明しなければならない。
印象は、「苺が大好きなんですけど、最近は憎んでいます。だって、値段が高く財布に優しくないのに買ってしまうからです」といった、自分で作った疑いや違和感を自分で消すといった手法で済む。
テンプレートではない証明は、自分の考えをしっかり持ち、それを言い負かされない程に強く持つ。そしてそれらを会話に混ぜ完全に説明するだけで良い。
結局、話の信憑性は判断者(真偽者)の相違性の低く妥当性の高い回答を出し続ければ、信憑性が増す。それには前提条件(以前に出した情報)から推測される矛盾無き言葉に意外性の持つ妥当性のある言葉を織り交ぜ、判断者にわざと疑いを発生させた後に、自身で疑いを晴らす事が求められる。もちろん自分の考えを述べ、それらをお全て説明できなければ意味はない。
真実だとしても判断する相手が嘘と言えば嘘となる。重要なのは相手に思わせる事だけだ。
なお、これにテンプレートなど存在しない。
これらをしない者共は、疑いや嘘を知らない理想郷の作り方を知っているはずだ。是非話を聞きたい。煙を網で捕まえに行く程に楽しみだ。
話を戻そう。趣味に音楽鑑賞を挙げる人には、「使ってる音響機器は何ですか?」と訊き、返答によっては大変忙しそう可哀想な人だな。と思う。趣味に音楽鑑賞を持つ人は、口に達者な人間に比例するにのでは無いだろうか?
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?
無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。
どっちが稼げるのだろう?
いろんな方の想いがあるのかと・・・。
2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。
あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。
100000累計pt突破!アルファポリスの収益 確定スコア 見込みスコアについて
ちゃぼ茶
エッセイ・ノンフィクション
皆様が気になる(ちゃぼ茶も)収益や確定スコア、見込みスコアについてわかる範囲、推測や経験談も含めて記してみました。参考になれればと思います。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
徹夜でレポート間に合わせて寝落ちしたら……
紫藤百零
大衆娯楽
トイレに間に合いませんでしたorz
徹夜で書き上げたレポートを提出し、そのまま眠りについた澪理。目覚めた時には尿意が限界ギリギリに。少しでも動けば漏らしてしまう大ピンチ!
望む場所はすぐ側なのになかなか辿り着けないジレンマ。
刻一刻と高まる尿意と戦う澪理の結末はいかに。
保育士だっておしっこするもん!
こじらせた処女
BL
男性保育士さんが漏らしている話。ただただ頭悪い小説です。
保育士の道に進み、とある保育園に勤めている尾北和樹は、新人で戸惑いながらも、やりがいを感じながら仕事をこなしていた。
しかし、男性保育士というものはまだまだ珍しく浸透していない。それでも和樹が通う園にはもう一人、男性保育士がいた。名前は多田木遼、2つ年上。
園児と一緒に用を足すな。ある日の朝礼で受けた注意は、尾北和樹に向けられたものだった。他の女性職員の前で言われて顔を真っ赤にする和樹に、気にしないように、と多田木はいうが、保護者からのクレームだ。信用問題に関わり、同性職員の多田木にも迷惑をかけてしまう、そう思い、その日から3階の隅にある職員トイレを使うようになった。
しかし、尾北は一日中トイレに行かなくても平気な多田木とは違い、3時間に一回行かないと限界を迎えてしまう体質。加えて激務だ。園児と一緒に済ませるから、今までなんとかやってこれたのだ。それからというものの、限界ギリギリで間に合う、なんて危ない状況が何度か見受けられた。
ある日の紅葉が色づく頃、事件は起こる。その日は何かとタイミングが掴めなくて、いつもよりさらに忙しかった。やっとトイレにいける、そう思ったところで、前を押さえた幼児に捕まってしまい…?
女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男
湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。
何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。
就職面接の感ドコロ!?
フルーツパフェ
大衆娯楽
今や十年前とは真逆の、売り手市場の就職活動。
学生達は賃金と休暇を貪欲に追い求め、いつ送られてくるかわからない採用辞退メールに怯えながら、それでも優秀な人材を発掘しようとしていた。
その業務ストレスのせいだろうか。
ある面接官は、女子学生達のリクルートスーツに興奮する性癖を備え、仕事のストレスから面接の現場を愉しむことに決めたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる