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第13章 2度目の学園生活
37 常闇の管理者
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「っ……!?」
アスカルテが魔術による障壁を張るのと石像が大きな槍を投げるのはほぼ同時だった。
高速で飛来する槍と障壁が激突して硝子が割れるような音と共に障壁の一部が砕け散る。
障壁によって軌道を大きく変えた大きな槍は、誰もいない壁へと吹き飛んで壁に深く突き刺さった。
「危なかった……ですね……ティア?」
呆然とする私に対してアスカルテが怪訝な表情を向けるが、私はそれどころではなかった。
奥からゆっくり近付いてくる黒ずくめの痩せた男。それは記憶の中で鮮明に焼き付いているかつての仇敵の姿に似ていた。ラティアーナの頃に私が止めを刺したはずのバルトロスと瓜二つだった。
「ごめん……なんでも、ない」
「なら良いですけど……」
アスカルテはそう言いつつも近付いてくる男から視線を離そうとしなかった。
男がゆっくりと歩きながら徐々にこちらに近付いてくると石像が道を開けて頭を下げた。
まるで動く石像たちの主とでも言うような光景だ。
「全く……永い眠りから醒めてみれば一体何が起きているのでしょうね?防衛機構を稼働させたのは貴方たちですか?」
「さて……言葉の意味が分かりませんが、下手な動きを見せれば撃ちますよ」
アスカルテは杖を構えて警告する。既に魔術式まで展開が完了していて魔力も込められた状態だ。魔力を僅かに動かすだけで仕掛けられている魔術は瞬時に発動するだろう。
だが、目の前にいる男は私たちのことも歯牙にも掛けずにのんびりとした笑みを浮かべていた。
「こちらの質問に答えるつもりがないのか、あるいは本当に知らないのか……しかし興味深いですね。わたし特製の毒を受けて無事だとは……大抵の人間は、この毒を受けて1日もかからずに死滅するはず。知らぬうちに人間が進化したのか、貴方たちが特別なのか……実に面白い!あの方がいないのは残念ですが……管理者としての仕事を果たすとしましょうか」
目の前の男はそう言うと大きな石像たちに手を触れた。石像たちは男に触れられた場所から徐々に粒子となって散り始めると男の身体の中に吸収されていく。
常闇の大迷宮にいる魔物を始めとした敵は全て魔力で身体を構築している。恐らくは石像たちの魔力を取り込んでいるのだろう。
「させません!」
アスカルテは待機させていた魔術を斉射した。聖属性の魔力槍が包囲するように複雑な軌道を描いて襲い掛かり立て衝撃が連続で轟かせた。
「避けて!」
男から放たれる魔力に不気味な気配を感じて慌てて声を上げる。
私の声に反応したアスカルテは、咄嗟にその場から離れるために跳躍しようとした。だが、それよりも早く黒い魔力がアスカルテの右肩を貫いた。
「っ……」
アスカルテは鮮血を散らしながらも距離をとる。治癒魔術を使って急いで止血だけはしたようだが、傷はそれなりに深いらしく顔を顰めていた。
「はっ……」
私は魔力を放出し大気中の魔力を取り込みながら魔力を循環させていく。
これはティアとして生まれ変わってから控えていた周囲の魔力を使っての全力の身体強化だ。身体への負担が桁違いに大きく、魂と肉体のバランスがとれていない状態では自殺行為に近かった。けれど、完全ではないとはいえ魂が治りつつある今の私であれば短時間は持たせることができる。
さらには体内に魔力糸を張り巡らせて血管や神経とともに疑似的な魔力回路を増設する。プレアデスの補助がない状態では、前のほどの魔力糸を展開することはできない。それでも私がやりたいことを行うだけであれば事足りる。
「辰月!」
「これは……」
黒龍の力を刃に纏わせて抜刀し距離を詰め、驚きの表情を向けてくる相手に上段から斬りつける。刀身が相手の腕とぶつかり衝撃が一体を震わせた。
「なるほど。毒で動かない身体を無理やり動かしているのですか。ですが無駄ですよ」
強引に引き上げた身体能力と高速移動の速度に加えて増幅させた黒龍の力を全て乗せた斬撃と相手の腕が激突して周囲へ空間が割れるかのような衝撃と魔力が爆散する。
けれど、私の斬撃は僅かに腕を傷つけるに止まっていた。
相手がもう一方の腕を素早く振るうと、辛うじて認識できる速度で私の胸へと迫る。
反射的に張った魔術盾も一瞬で粉砕されて視界が暗転した。
「げほっけほぅ……」
気付いた時には私の身体は迷宮の壁にめり込んでいた。全身を魔装で覆っていたがあまりの衝撃に全身が軋みを上げて口から血が零れ落ちる。
「人間の弱小な身も考え次第ですね。どんなに強く殴っても軽すぎて吹き飛んでしまって防がれてしま」
次の瞬間、虹色の光が相手を包み込むと、そのまま奥の壁まで突き進んで大爆発を起こす。辺り一帯が揺れ土煙が相手の姿を隠す中、アスカルテが心配そうな表情で駆けつけてくる。
「無事ですか!?」
「けほっ……生きては、いるわ……」
何度も血を吐きながらも返事をする。もはや全身の感覚が麻痺していて痛みすらも感じないが意識ははっきりとしている。
体内の魔力の流れから全身の骨や肉がボロボロになっているのを感じるが、まだ動かすことはできそうだ。身体強化による自然治癒力の上昇だけでなく、治癒の魔力を全身に巡らせて傷付いたそばから治していくことにした。溢れそうな血液も水属性の魔術で制御すれば致命傷レベルの出血は抑えることができる。
「なら良かったです。あとは」
「わたしも、戦うわ。2人で、でしょ?」
目の前の敵は先の一撃でも大きな傷は負っていないだろう。万全な状態でも勝てるかどうか分からないのに、満身創痍な私たちが戦うのだ。2人で全力を尽くすしかない。
アスカルテもこくりと頷くと視線を奥へと向ける。
「わかりました。今ので倒せていないとなると、切り札を切る必要があります。正直なところ消耗が激しいですし、今の状態でどれくらい力を出せるか不安はありますが……」
「任せてほしい……ぼろぼろな私だけどね……アスカルテを、支えるくらいはできる。それに、私も、切り札を切るから」
私は辰月を仕舞うともう一つの刀を鞘から抜いて両手で構えをとる。
既に覚悟は決めた。あとはもうやるだけだ。
「さて、話し合いは終わりましたかな?わたしもようやく目が覚めてきたのでそろそろ体を温めようかと思うのですが……」
男はゆっくりと私たちの元へ近づいてきた。
アスカルテの全属性の砲撃をまともに受けたはずだが無傷のように見える。どうやら、想定していたよりもかなり硬い相手のようだ。
「そうですか。では、もう一度眠りへ誘って差し上げます」
アスカルテがそう呟くと彼女を中心に白く輝いた魔力が吹き荒れる。
「今のわたくしでは、まだ完全に力を御することはできないけれど……」
アスカルテは腰に身につけている魔法袋から薔薇の意匠が施された透明な剣を取り出した。
「魔剣プリズムローズ」
名前を呼ぶと透明だった剣が白く輝いて綺麗に染まり、吹き荒れていた魔力は凪のように静まる。
その力を間近で感じてふと、思い出した。
ウルケール領でも感じたどこか懐かしい力。
これはポートクリフ伯爵家で出会ったスピカの先祖に当たる精霊パルセノスの力に似ているのだ。
「それは……精霊の力ですか。それも契約ではなく、貴方自身の!?」
「ええ。お母様から引き継いだ大切な力です」
「なんとも面倒な……」
精霊の力は相手にとっても厄介らしく初めて表情を歪めた。
そして、私も切り札を切るためにこの名を初めて口にする。
「桜月」
その瞬間、刀かな膨大な何かが私の中に流れ込んできた。
アスカルテが魔術による障壁を張るのと石像が大きな槍を投げるのはほぼ同時だった。
高速で飛来する槍と障壁が激突して硝子が割れるような音と共に障壁の一部が砕け散る。
障壁によって軌道を大きく変えた大きな槍は、誰もいない壁へと吹き飛んで壁に深く突き刺さった。
「危なかった……ですね……ティア?」
呆然とする私に対してアスカルテが怪訝な表情を向けるが、私はそれどころではなかった。
奥からゆっくり近付いてくる黒ずくめの痩せた男。それは記憶の中で鮮明に焼き付いているかつての仇敵の姿に似ていた。ラティアーナの頃に私が止めを刺したはずのバルトロスと瓜二つだった。
「ごめん……なんでも、ない」
「なら良いですけど……」
アスカルテはそう言いつつも近付いてくる男から視線を離そうとしなかった。
男がゆっくりと歩きながら徐々にこちらに近付いてくると石像が道を開けて頭を下げた。
まるで動く石像たちの主とでも言うような光景だ。
「全く……永い眠りから醒めてみれば一体何が起きているのでしょうね?防衛機構を稼働させたのは貴方たちですか?」
「さて……言葉の意味が分かりませんが、下手な動きを見せれば撃ちますよ」
アスカルテは杖を構えて警告する。既に魔術式まで展開が完了していて魔力も込められた状態だ。魔力を僅かに動かすだけで仕掛けられている魔術は瞬時に発動するだろう。
だが、目の前にいる男は私たちのことも歯牙にも掛けずにのんびりとした笑みを浮かべていた。
「こちらの質問に答えるつもりがないのか、あるいは本当に知らないのか……しかし興味深いですね。わたし特製の毒を受けて無事だとは……大抵の人間は、この毒を受けて1日もかからずに死滅するはず。知らぬうちに人間が進化したのか、貴方たちが特別なのか……実に面白い!あの方がいないのは残念ですが……管理者としての仕事を果たすとしましょうか」
目の前の男はそう言うと大きな石像たちに手を触れた。石像たちは男に触れられた場所から徐々に粒子となって散り始めると男の身体の中に吸収されていく。
常闇の大迷宮にいる魔物を始めとした敵は全て魔力で身体を構築している。恐らくは石像たちの魔力を取り込んでいるのだろう。
「させません!」
アスカルテは待機させていた魔術を斉射した。聖属性の魔力槍が包囲するように複雑な軌道を描いて襲い掛かり立て衝撃が連続で轟かせた。
「避けて!」
男から放たれる魔力に不気味な気配を感じて慌てて声を上げる。
私の声に反応したアスカルテは、咄嗟にその場から離れるために跳躍しようとした。だが、それよりも早く黒い魔力がアスカルテの右肩を貫いた。
「っ……」
アスカルテは鮮血を散らしながらも距離をとる。治癒魔術を使って急いで止血だけはしたようだが、傷はそれなりに深いらしく顔を顰めていた。
「はっ……」
私は魔力を放出し大気中の魔力を取り込みながら魔力を循環させていく。
これはティアとして生まれ変わってから控えていた周囲の魔力を使っての全力の身体強化だ。身体への負担が桁違いに大きく、魂と肉体のバランスがとれていない状態では自殺行為に近かった。けれど、完全ではないとはいえ魂が治りつつある今の私であれば短時間は持たせることができる。
さらには体内に魔力糸を張り巡らせて血管や神経とともに疑似的な魔力回路を増設する。プレアデスの補助がない状態では、前のほどの魔力糸を展開することはできない。それでも私がやりたいことを行うだけであれば事足りる。
「辰月!」
「これは……」
黒龍の力を刃に纏わせて抜刀し距離を詰め、驚きの表情を向けてくる相手に上段から斬りつける。刀身が相手の腕とぶつかり衝撃が一体を震わせた。
「なるほど。毒で動かない身体を無理やり動かしているのですか。ですが無駄ですよ」
強引に引き上げた身体能力と高速移動の速度に加えて増幅させた黒龍の力を全て乗せた斬撃と相手の腕が激突して周囲へ空間が割れるかのような衝撃と魔力が爆散する。
けれど、私の斬撃は僅かに腕を傷つけるに止まっていた。
相手がもう一方の腕を素早く振るうと、辛うじて認識できる速度で私の胸へと迫る。
反射的に張った魔術盾も一瞬で粉砕されて視界が暗転した。
「げほっけほぅ……」
気付いた時には私の身体は迷宮の壁にめり込んでいた。全身を魔装で覆っていたがあまりの衝撃に全身が軋みを上げて口から血が零れ落ちる。
「人間の弱小な身も考え次第ですね。どんなに強く殴っても軽すぎて吹き飛んでしまって防がれてしま」
次の瞬間、虹色の光が相手を包み込むと、そのまま奥の壁まで突き進んで大爆発を起こす。辺り一帯が揺れ土煙が相手の姿を隠す中、アスカルテが心配そうな表情で駆けつけてくる。
「無事ですか!?」
「けほっ……生きては、いるわ……」
何度も血を吐きながらも返事をする。もはや全身の感覚が麻痺していて痛みすらも感じないが意識ははっきりとしている。
体内の魔力の流れから全身の骨や肉がボロボロになっているのを感じるが、まだ動かすことはできそうだ。身体強化による自然治癒力の上昇だけでなく、治癒の魔力を全身に巡らせて傷付いたそばから治していくことにした。溢れそうな血液も水属性の魔術で制御すれば致命傷レベルの出血は抑えることができる。
「なら良かったです。あとは」
「わたしも、戦うわ。2人で、でしょ?」
目の前の敵は先の一撃でも大きな傷は負っていないだろう。万全な状態でも勝てるかどうか分からないのに、満身創痍な私たちが戦うのだ。2人で全力を尽くすしかない。
アスカルテもこくりと頷くと視線を奥へと向ける。
「わかりました。今ので倒せていないとなると、切り札を切る必要があります。正直なところ消耗が激しいですし、今の状態でどれくらい力を出せるか不安はありますが……」
「任せてほしい……ぼろぼろな私だけどね……アスカルテを、支えるくらいはできる。それに、私も、切り札を切るから」
私は辰月を仕舞うともう一つの刀を鞘から抜いて両手で構えをとる。
既に覚悟は決めた。あとはもうやるだけだ。
「さて、話し合いは終わりましたかな?わたしもようやく目が覚めてきたのでそろそろ体を温めようかと思うのですが……」
男はゆっくりと私たちの元へ近づいてきた。
アスカルテの全属性の砲撃をまともに受けたはずだが無傷のように見える。どうやら、想定していたよりもかなり硬い相手のようだ。
「そうですか。では、もう一度眠りへ誘って差し上げます」
アスカルテがそう呟くと彼女を中心に白く輝いた魔力が吹き荒れる。
「今のわたくしでは、まだ完全に力を御することはできないけれど……」
アスカルテは腰に身につけている魔法袋から薔薇の意匠が施された透明な剣を取り出した。
「魔剣プリズムローズ」
名前を呼ぶと透明だった剣が白く輝いて綺麗に染まり、吹き荒れていた魔力は凪のように静まる。
その力を間近で感じてふと、思い出した。
ウルケール領でも感じたどこか懐かしい力。
これはポートクリフ伯爵家で出会ったスピカの先祖に当たる精霊パルセノスの力に似ているのだ。
「それは……精霊の力ですか。それも契約ではなく、貴方自身の!?」
「ええ。お母様から引き継いだ大切な力です」
「なんとも面倒な……」
精霊の力は相手にとっても厄介らしく初めて表情を歪めた。
そして、私も切り札を切るためにこの名を初めて口にする。
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