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第13章 2度目の学園生活
18 ドルマス工房
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学園都市を出た私はそのまま王都へと向かった。
学園都市から王都まで、間にある森などを休憩することなく最速で突っ切れば半日もかからないくらいで到着することができる距離だ。途中の森で野営をし食事と仮眠をとったとしても朝日が昇る頃には王都な門に並ぶことができる。
そして、王都に入り家でゆっくりしてからは鍛冶屋などが並ぶ工業地区へと向かった。
学園都市にある鍛冶屋などは、既製品の販売と簡単な手入れがほとんどだ。高度な設備を持っている場所もほとんどなく、上位の魔剣に位置する辰月を手入れするには難しいだろうし、妖刀と呼ばれる夜月に至っては王国でも有数の鍛冶師でなければ状態を確認することすらできないだろう。
他にも氷漬けになっていた魔法袋も損傷が目立っていた。魔力登録の書き換えや荷物の出し入れは問題なさそうだが、本格的に壊れてしまう前に直しておきたかった。
『ここが目的の鍛冶屋?』
『ドルマス工房。今の王都で数少ない刀も専門的に扱っている鍛冶屋……辰月を作ってもらった場所でもあるの。それに魔剣を取り扱える所なら魔術具の修理もできるからね』
黒龍の素材を持ち込み辰月を打ってもらったのは、かれこれ20年くらい前になる。全体的に改築がされているようだが、あの頃から変わらない部分もあってとても懐かしく感じた。
「いらっしゃいませ」
鍛冶屋に入ると若い女性がニコニコと愛想のよい笑顔で出迎えてくれた。
「武具や道具の手入れをお願いしたいのですが……」
「かしこまりました。依頼の品はどちらになりますか?」
彼女の言葉に従って辰月と夜月、対になっている二振りの短剣、魔法袋などを机の上に置く。すると彼女は驚いた様子を見せて「すぐ主人を呼びますので少々お待ちください」と言って店の奥へ走って行った。
手持無沙汰になった私は店に飾ってある武具などを見ることにした。壁に掛けてある剣や槍などの全てがミスリル製のもので魔術が刻まれている魔剣のようだ。武具本体の室がいいのは昔からそうだが、刻まれている魔術や込められている魔力の多さを考慮すると今のほうが性能が高い武具になっているだろう。
「すまない。待たせたな。工房長のリクだ」
しばらく待っていると店の奥から鍛治師の格好をした壮年の男性が出てきた。不敵な笑みを浮かべながら机の上に置いてある武具に目を通すと「ほう」と驚きの声をあげる。
「これは……俺も今までたくさんの武具を見てきたが最高クラスの魔剣だな」
「これらの武具の手入れと魔法袋の修復がお願いしたい内容です。それと、もし必要だったらこれを使ってください」
私はそう言いながら二つの瓶を取り出して机の上に置いた。
「これは黒龍の血液と億年桜の樹液です」
私も最近知ったことだが魔物の素材を使った武具には魔物の体液を、植物を使った武具には植物から作られた液を使うことで修復する効果があるそうだ。それも本職の鍛冶師が扱えば修復だけでなく強化に近いこともできるらしい。
「これなら大丈夫だ。全部合わせて大金貨1枚、半刻もあれば作業は終わるだろう。後日引き取りでも良いがどうする?」
「このまま待たせてください」
元々この二日間でやりたかったことは既に達成していて他に予定もない。それに実際に手入れをするところを見ることができれば私でも応急措置くらいはできるかもしれないという打算もあった。
「わかった……フウカ!魔法袋の修繕を頼む!」
工房長のリクはそう言うと工房の奥に向かって刀の手入れを始めた。辰月や夜月の手入れは渡した液体を特殊な魔術具に流し込み、そこに刀を入れるようだ。どうやら、液体に付けるだけでなく僅かに魔力を流したほうが効果が高いらしい。
銀月から作られている二振りの短剣の方も刻んでいる術式を壊さないように気を付けつつ歪みを直して研ぎなおしている。
一方でフウカの方は魔法袋の修繕を行っていた。僅かに傷んでいた部分をミスリルを中心に混ぜ合わせて作られた糸を使って直しつつ特殊なペン状の魔術具で刻まれている術式の修復を行っていた。
『あの二人なかなかの腕ね。桜花皇国の職人にも負けないくらいだわ』
『そうだね。どっちも技術が高くて模倣ができないもの』
私は大抵の技術は見れば模倣することができて、ある程度の魔術具の作成であれば行うことができる。けれど、二人のような技術は奥が深すぎて再現することができなかった。まさに長年の研鑽を重ねなければ到達することができない技術の極地というものだ。
「無事に終わったぞ。確認してくれ」
半刻近く経った頃、リクが私を呼びにやってきた。机の上には磨かれた刀たちや短剣、綺麗になった魔法袋が並んでいて全てが素晴らしい出来だ。
「凄いですね……試しに抜いてみても?」
「ああ。構わない。何だったら試し斬りでもするか?」
「ぜひお願いします」
リクは私を工房の裏庭へと案内すると、高さが1メートルくらいある丸太を用意してくれた。燃料にするために最終敵には粉々にするらしく好きに使って構わない物のようだ。
「素の状態と魔力を込めた状態で試してくれ」
私はリクの依頼通りに短剣、辰月、夜月の順番で試し斬りを行った。切れ味も魔力の通りも打ってもらった時以上の仕上がりとなっていて満足する中、一番驚いたのは夜月の仕上がりだ。魔力を込める込めないに関わらず始めて手に入れた時よりも斬れるようになっている。あやうく試し斬り用の丸太以外も斬ってしまいそうになるくらいだ。
「満足できたか?」
「ええ。特に夜月お仕上がりには驚きました」
「親父……先代の工房長が大分昔に変化した刀を見たことがあったそうだが、当時の技術じゃ手入れをすることができなかったようで悔しい思いをしたらしい。そんで引退した後に世界を巡って変化した武具や刀の知識を求めて修行の旅に出たんだ」
リクが言っているのは恐らくドルマの事だろう。当時は手入れができず私の魔力で染め上げるのが一番とだけ言っていた。けれど、鍛治職人として手入れが一切できなかったのを気にしていたのはなんとも彼らしいと思わず微笑みを浮かべそうになった。
「俺の知識は親父から受け継いだ物だからな。おかげでお前さんの武具の手入れができてよかった。それだけ持ち主に大切にされている武具を扱えるのは、職人として本望だからよ」
「ありがとうございました。フウカさんやドルマさんにもありがとうとだけ伝えてもらえると嬉しいです」
私は最後にお礼を告げると金貨を払って店の外に出た。
学園都市から王都まで、間にある森などを休憩することなく最速で突っ切れば半日もかからないくらいで到着することができる距離だ。途中の森で野営をし食事と仮眠をとったとしても朝日が昇る頃には王都な門に並ぶことができる。
そして、王都に入り家でゆっくりしてからは鍛冶屋などが並ぶ工業地区へと向かった。
学園都市にある鍛冶屋などは、既製品の販売と簡単な手入れがほとんどだ。高度な設備を持っている場所もほとんどなく、上位の魔剣に位置する辰月を手入れするには難しいだろうし、妖刀と呼ばれる夜月に至っては王国でも有数の鍛冶師でなければ状態を確認することすらできないだろう。
他にも氷漬けになっていた魔法袋も損傷が目立っていた。魔力登録の書き換えや荷物の出し入れは問題なさそうだが、本格的に壊れてしまう前に直しておきたかった。
『ここが目的の鍛冶屋?』
『ドルマス工房。今の王都で数少ない刀も専門的に扱っている鍛冶屋……辰月を作ってもらった場所でもあるの。それに魔剣を取り扱える所なら魔術具の修理もできるからね』
黒龍の素材を持ち込み辰月を打ってもらったのは、かれこれ20年くらい前になる。全体的に改築がされているようだが、あの頃から変わらない部分もあってとても懐かしく感じた。
「いらっしゃいませ」
鍛冶屋に入ると若い女性がニコニコと愛想のよい笑顔で出迎えてくれた。
「武具や道具の手入れをお願いしたいのですが……」
「かしこまりました。依頼の品はどちらになりますか?」
彼女の言葉に従って辰月と夜月、対になっている二振りの短剣、魔法袋などを机の上に置く。すると彼女は驚いた様子を見せて「すぐ主人を呼びますので少々お待ちください」と言って店の奥へ走って行った。
手持無沙汰になった私は店に飾ってある武具などを見ることにした。壁に掛けてある剣や槍などの全てがミスリル製のもので魔術が刻まれている魔剣のようだ。武具本体の室がいいのは昔からそうだが、刻まれている魔術や込められている魔力の多さを考慮すると今のほうが性能が高い武具になっているだろう。
「すまない。待たせたな。工房長のリクだ」
しばらく待っていると店の奥から鍛治師の格好をした壮年の男性が出てきた。不敵な笑みを浮かべながら机の上に置いてある武具に目を通すと「ほう」と驚きの声をあげる。
「これは……俺も今までたくさんの武具を見てきたが最高クラスの魔剣だな」
「これらの武具の手入れと魔法袋の修復がお願いしたい内容です。それと、もし必要だったらこれを使ってください」
私はそう言いながら二つの瓶を取り出して机の上に置いた。
「これは黒龍の血液と億年桜の樹液です」
私も最近知ったことだが魔物の素材を使った武具には魔物の体液を、植物を使った武具には植物から作られた液を使うことで修復する効果があるそうだ。それも本職の鍛冶師が扱えば修復だけでなく強化に近いこともできるらしい。
「これなら大丈夫だ。全部合わせて大金貨1枚、半刻もあれば作業は終わるだろう。後日引き取りでも良いがどうする?」
「このまま待たせてください」
元々この二日間でやりたかったことは既に達成していて他に予定もない。それに実際に手入れをするところを見ることができれば私でも応急措置くらいはできるかもしれないという打算もあった。
「わかった……フウカ!魔法袋の修繕を頼む!」
工房長のリクはそう言うと工房の奥に向かって刀の手入れを始めた。辰月や夜月の手入れは渡した液体を特殊な魔術具に流し込み、そこに刀を入れるようだ。どうやら、液体に付けるだけでなく僅かに魔力を流したほうが効果が高いらしい。
銀月から作られている二振りの短剣の方も刻んでいる術式を壊さないように気を付けつつ歪みを直して研ぎなおしている。
一方でフウカの方は魔法袋の修繕を行っていた。僅かに傷んでいた部分をミスリルを中心に混ぜ合わせて作られた糸を使って直しつつ特殊なペン状の魔術具で刻まれている術式の修復を行っていた。
『あの二人なかなかの腕ね。桜花皇国の職人にも負けないくらいだわ』
『そうだね。どっちも技術が高くて模倣ができないもの』
私は大抵の技術は見れば模倣することができて、ある程度の魔術具の作成であれば行うことができる。けれど、二人のような技術は奥が深すぎて再現することができなかった。まさに長年の研鑽を重ねなければ到達することができない技術の極地というものだ。
「無事に終わったぞ。確認してくれ」
半刻近く経った頃、リクが私を呼びにやってきた。机の上には磨かれた刀たちや短剣、綺麗になった魔法袋が並んでいて全てが素晴らしい出来だ。
「凄いですね……試しに抜いてみても?」
「ああ。構わない。何だったら試し斬りでもするか?」
「ぜひお願いします」
リクは私を工房の裏庭へと案内すると、高さが1メートルくらいある丸太を用意してくれた。燃料にするために最終敵には粉々にするらしく好きに使って構わない物のようだ。
「素の状態と魔力を込めた状態で試してくれ」
私はリクの依頼通りに短剣、辰月、夜月の順番で試し斬りを行った。切れ味も魔力の通りも打ってもらった時以上の仕上がりとなっていて満足する中、一番驚いたのは夜月の仕上がりだ。魔力を込める込めないに関わらず始めて手に入れた時よりも斬れるようになっている。あやうく試し斬り用の丸太以外も斬ってしまいそうになるくらいだ。
「満足できたか?」
「ええ。特に夜月お仕上がりには驚きました」
「親父……先代の工房長が大分昔に変化した刀を見たことがあったそうだが、当時の技術じゃ手入れをすることができなかったようで悔しい思いをしたらしい。そんで引退した後に世界を巡って変化した武具や刀の知識を求めて修行の旅に出たんだ」
リクが言っているのは恐らくドルマの事だろう。当時は手入れができず私の魔力で染め上げるのが一番とだけ言っていた。けれど、鍛治職人として手入れが一切できなかったのを気にしていたのはなんとも彼らしいと思わず微笑みを浮かべそうになった。
「俺の知識は親父から受け継いだ物だからな。おかげでお前さんの武具の手入れができてよかった。それだけ持ち主に大切にされている武具を扱えるのは、職人として本望だからよ」
「ありがとうございました。フウカさんやドルマさんにもありがとうとだけ伝えてもらえると嬉しいです」
私は最後にお礼を告げると金貨を払って店の外に出た。
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