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第11章 壊れかけのラメルシェル
24 焦土作戦
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その後、アイラが落ち着くのを待ってからアルケーノたちが待つ部屋に向かう。
本来であれば敵襲があるかもしれない緊急時だが、皆が気を利かせて二人だけの時間を作ってくれたのはありがたかった。
「「お待たせしました」」
私とアイラは同時に声を掛けて部屋の中に入る。
その時に私とアイラが手を繋いでいるのを見て温かい視線が向けられた。アルケーノも微笑ましそうに表情を一瞬だけ緩める。
「大丈夫だ。丁度いい休憩時間になったし、我々が急いだからと言ってそこまで変わりないからな」
そう言ってコホンと咳払いをすると空いているところに座るように促してくる。
そのまま適当な場所に座るとアルケーノが口を開いた。
「まずは現状報告だがドルバイド帝国の部隊は依然として数キロメートル先に展開している。総数は最低でも1万。飛空船は2隻見えている」
簡易的な地図を取り出すと印を付けていく。それを見る限りでは北側と西側に分けて陣を敷いているようだった。
「こちらとしては拠点に残っている全員を南部まで退避……殿に100人を残し時間稼ぎをする。殿には正規兵の中でも経験豊富な者たちを中心に選び大将として私が残る。南部へ逃げる部隊に注意がいかないように篭城しつつ引きつけた後に拠点内の市街地戦へ移行。最後の最後で拠点全域を爆破し辺り一帯を焼き尽くす。これが当初の作戦だ」
「自爆覚悟の焦土作戦ですか……」
この拠点以外にも集落はあったらしいが廃墟となっていて物資などもない。
畑なども荒れ果てているので作物もとれない。
ここさえ無くなってしまえば、敵は南部に辿り着くまで物資の補給ができないわけだ。
「そうだ。故郷を破壊するのは悲しいが……ここを敵に利用されるわけにはいかない。だからこそ、完全に破壊しなければいけない。正直なところ、三人が協力してくれたとしても俺たちはぎりぎりまで戦う。結果は変わらないぞ」
「お父様!」
アイラは思わずといった様子で叫び声を上げた。せっかく再会できた父を見殺しにするのだから納得できないのも当然に感じる。
「今まで前線で指揮をとっていた俺がいなければ敵は疑うだろう。なにより、非道な命令をする俺が命を懸けなければ示しがつかない」
「でしたら私も……」
「駄目だ!ここで命を捨てるのは俺たちの役目。未来ある娘を巻き添えにはできない」
アイラは自身も残ると言いたげだったがアルケーノが許さなかった。他にも理由付けを考えようとしているが言葉が浮かばないらしく、手をぎゅっと握ると俯いて悔しそうにする。
「……良いんじゃないですか?アイラもアルケーノ様と一緒に居て」
「ティア殿!?」
アルケーノは、まさか私がアイラの意見に助け舟を出すと思っていなかったのだろう。信じられない者でも見るかのように目を見開く。
「私は誰も犠牲にしたくないと言ったはずです。殿が必要ならできる限り粘った上で、後から撤退する部隊と合流すればいい。そう考えただけです」
「だが、それは無理だといっただろう。仮に時限式で爆破するにしてもぎりぎりまで残る必要がある。敵に囲まれた状態で逃げられるわけがないし、飛空船ももちろん論外だ」
アルケーノの言い分も間違いではない。
爆破方法は分からないが魔術でも火薬でも起爆タイミングは手で行う必要がある。
飛空船も遠くから目立つため撤退中の部隊の位置が露見してしまう危険性があった。
けれど、私が使える魔術の中には全てを解決できるものがある。
「転移魔術であればどうですか?」
質のいい宝石やミスリルのように魔力が込められる武具。どちらかを二つ用意できれば片方を渡しておくだけで合流できる。
そう考えて提案して見る。
だが、紫陽や黒羽以外の全員がポカンと口を開いて呆然としていた。
「ティア?転移って空間魔術だよ?禁術なんだけど……」
「禁術?」
転移系の魔術は術式や制御が複雑なだけで魔力適性に関係なく使うことができる。
思わず聞き返してしまうと、アルケーノが呆れた表情で説明してくれた。
「ああ。空間魔術は国が認めた一部の魔術師のみに継承している魔術だ。ラメルシェル王国どころかミタナハル王国やドルバイド帝国もほんの一握りしか知らないし扱うことができない」
国によって結構変わるものだなと感じた。
エスペルト王国の場合は、禁術自体は存在しない。精神干渉系の魔術のように他人に行使した場合に重罪となるものもあるが、基本的には習得や物に対して使うだけなら問題なかった。
転移魔術も王都にある図書館であれば魔術書があるため習得しようとすれば不可能ではなかったりする。
とはいえ、図書館に入るための利用料が高く平民だと簡単でないため、師弟関係のように魔術を教わるか王立学園で学ぶことが多いだろう。
「ま、ティア殿だからな。普通は使えないような魔術も扱えるようだし今更だろう」
「それはそれで喜べないのですが気にしないでおきます。話は戻りますが、少し大きな質の良い宝石を用意してもらえれば術式を刻んで誰でも使えるようにできますよ?」
どうしますかと視線を向けるとアルケーノは少し悩んでから「頼む」と頷いた。
「であればアイラ。転移魔術を刻んだ宝石を持っていてくれ。拠点内からの支援だったらここに残っても良い」
「っ!ありがとうございます。お父様!」
ここに残る許可を得られたことにアイラは笑みを浮かべるのだった。
「では、時間もあまりないからな。作戦の突き詰めを行うか」
方針が固まったことで細かい内容についても打ち合わせていくのだった。
そして半刻後。日が赤く染まり始める頃。
打ち合わせも終わり、簡単に食事を取った私たちは作戦のために外に出る。
既に撤退する部隊の第一弾は準備が完了していて門の近くに待機していた。合図があり次第、クリスたちを護衛として出発することになっている。
「じゃあアイラ。頑張ってね」
「うん。ティアこそ気をつけて」
私と紫陽、黒羽の三人はアルケーノ率いる親衛隊と共に砦の外側に向かう。対してアイラは他の部隊の人たちと共に拠点の中に魔術を仕掛けていくことになっていた。
私たちは拠点の中に戻る予定はない。アイラとは、しばしの別れとなるだろう。
「「またね」」
私とアイラの言葉が重なって、ふと心が温まる。
最後に手をパチンと合わせると、それぞれの向かう場所を目掛けて走り出した。
本来であれば敵襲があるかもしれない緊急時だが、皆が気を利かせて二人だけの時間を作ってくれたのはありがたかった。
「「お待たせしました」」
私とアイラは同時に声を掛けて部屋の中に入る。
その時に私とアイラが手を繋いでいるのを見て温かい視線が向けられた。アルケーノも微笑ましそうに表情を一瞬だけ緩める。
「大丈夫だ。丁度いい休憩時間になったし、我々が急いだからと言ってそこまで変わりないからな」
そう言ってコホンと咳払いをすると空いているところに座るように促してくる。
そのまま適当な場所に座るとアルケーノが口を開いた。
「まずは現状報告だがドルバイド帝国の部隊は依然として数キロメートル先に展開している。総数は最低でも1万。飛空船は2隻見えている」
簡易的な地図を取り出すと印を付けていく。それを見る限りでは北側と西側に分けて陣を敷いているようだった。
「こちらとしては拠点に残っている全員を南部まで退避……殿に100人を残し時間稼ぎをする。殿には正規兵の中でも経験豊富な者たちを中心に選び大将として私が残る。南部へ逃げる部隊に注意がいかないように篭城しつつ引きつけた後に拠点内の市街地戦へ移行。最後の最後で拠点全域を爆破し辺り一帯を焼き尽くす。これが当初の作戦だ」
「自爆覚悟の焦土作戦ですか……」
この拠点以外にも集落はあったらしいが廃墟となっていて物資などもない。
畑なども荒れ果てているので作物もとれない。
ここさえ無くなってしまえば、敵は南部に辿り着くまで物資の補給ができないわけだ。
「そうだ。故郷を破壊するのは悲しいが……ここを敵に利用されるわけにはいかない。だからこそ、完全に破壊しなければいけない。正直なところ、三人が協力してくれたとしても俺たちはぎりぎりまで戦う。結果は変わらないぞ」
「お父様!」
アイラは思わずといった様子で叫び声を上げた。せっかく再会できた父を見殺しにするのだから納得できないのも当然に感じる。
「今まで前線で指揮をとっていた俺がいなければ敵は疑うだろう。なにより、非道な命令をする俺が命を懸けなければ示しがつかない」
「でしたら私も……」
「駄目だ!ここで命を捨てるのは俺たちの役目。未来ある娘を巻き添えにはできない」
アイラは自身も残ると言いたげだったがアルケーノが許さなかった。他にも理由付けを考えようとしているが言葉が浮かばないらしく、手をぎゅっと握ると俯いて悔しそうにする。
「……良いんじゃないですか?アイラもアルケーノ様と一緒に居て」
「ティア殿!?」
アルケーノは、まさか私がアイラの意見に助け舟を出すと思っていなかったのだろう。信じられない者でも見るかのように目を見開く。
「私は誰も犠牲にしたくないと言ったはずです。殿が必要ならできる限り粘った上で、後から撤退する部隊と合流すればいい。そう考えただけです」
「だが、それは無理だといっただろう。仮に時限式で爆破するにしてもぎりぎりまで残る必要がある。敵に囲まれた状態で逃げられるわけがないし、飛空船ももちろん論外だ」
アルケーノの言い分も間違いではない。
爆破方法は分からないが魔術でも火薬でも起爆タイミングは手で行う必要がある。
飛空船も遠くから目立つため撤退中の部隊の位置が露見してしまう危険性があった。
けれど、私が使える魔術の中には全てを解決できるものがある。
「転移魔術であればどうですか?」
質のいい宝石やミスリルのように魔力が込められる武具。どちらかを二つ用意できれば片方を渡しておくだけで合流できる。
そう考えて提案して見る。
だが、紫陽や黒羽以外の全員がポカンと口を開いて呆然としていた。
「ティア?転移って空間魔術だよ?禁術なんだけど……」
「禁術?」
転移系の魔術は術式や制御が複雑なだけで魔力適性に関係なく使うことができる。
思わず聞き返してしまうと、アルケーノが呆れた表情で説明してくれた。
「ああ。空間魔術は国が認めた一部の魔術師のみに継承している魔術だ。ラメルシェル王国どころかミタナハル王国やドルバイド帝国もほんの一握りしか知らないし扱うことができない」
国によって結構変わるものだなと感じた。
エスペルト王国の場合は、禁術自体は存在しない。精神干渉系の魔術のように他人に行使した場合に重罪となるものもあるが、基本的には習得や物に対して使うだけなら問題なかった。
転移魔術も王都にある図書館であれば魔術書があるため習得しようとすれば不可能ではなかったりする。
とはいえ、図書館に入るための利用料が高く平民だと簡単でないため、師弟関係のように魔術を教わるか王立学園で学ぶことが多いだろう。
「ま、ティア殿だからな。普通は使えないような魔術も扱えるようだし今更だろう」
「それはそれで喜べないのですが気にしないでおきます。話は戻りますが、少し大きな質の良い宝石を用意してもらえれば術式を刻んで誰でも使えるようにできますよ?」
どうしますかと視線を向けるとアルケーノは少し悩んでから「頼む」と頷いた。
「であればアイラ。転移魔術を刻んだ宝石を持っていてくれ。拠点内からの支援だったらここに残っても良い」
「っ!ありがとうございます。お父様!」
ここに残る許可を得られたことにアイラは笑みを浮かべるのだった。
「では、時間もあまりないからな。作戦の突き詰めを行うか」
方針が固まったことで細かい内容についても打ち合わせていくのだった。
そして半刻後。日が赤く染まり始める頃。
打ち合わせも終わり、簡単に食事を取った私たちは作戦のために外に出る。
既に撤退する部隊の第一弾は準備が完了していて門の近くに待機していた。合図があり次第、クリスたちを護衛として出発することになっている。
「じゃあアイラ。頑張ってね」
「うん。ティアこそ気をつけて」
私と紫陽、黒羽の三人はアルケーノ率いる親衛隊と共に砦の外側に向かう。対してアイラは他の部隊の人たちと共に拠点の中に魔術を仕掛けていくことになっていた。
私たちは拠点の中に戻る予定はない。アイラとは、しばしの別れとなるだろう。
「「またね」」
私とアイラの言葉が重なって、ふと心が温まる。
最後に手をパチンと合わせると、それぞれの向かう場所を目掛けて走り出した。
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