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第8章 女王の日常と南の国々
43 ノワール商会からの脱出作戦開始
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扉の先には少し広めで全体的に薄暗い部屋。
人質はその中にいた。全員合わせておよそ10人。皆、怪我はなさそうだった。
「あなたたちを助けに来ました。知っている限りで他に捕まっている人はいませんか?」
恐怖を与えないように声をかけると、青白くなっていた顔に少しだけ血色が戻る。アルキオネとエデンとで手分けをして、皆の元を見て回っていると
「わ、わたくしの知る限りここにいる全員のはずよ…」
と震えた声が聞こえた。
声のした方を見ると私よりも幼い少女だった。お披露目や建国祭にて何度か会っている少女だ。
「あなたは…コーネリアさんよね?」
「ええ…わたくしはコーネリア・グライアス。領主の娘ですわ!し、知っているなら早く皆を助けてちょうだい!見張りが来ないうちに…」
父親譲りの銀色の長い髪を揺らしながらコーネリアは涙目で訴える。
まだ幼い彼女にとってこの状況はとても恐怖なのだろう。それでも領民を守ろうとする姿は、私の知るグライアス侯爵の姿に重なった。
これなら未来にも期待できると。ふとそんな考えが浮かんで笑みを浮かべていると「微笑みを浮かべてどうしましたの?」とコーネリアの怪訝な視線が突き刺さる。
「いや申し訳ない。コーネリアが恐怖を感じていながらも皆を守ろうとする在り方を微笑ましく思ってね。あなたの貴族としての矜持はわかったわ。だからわたくしも、その思いに答えましょう」
私はそう言葉にして帽子を取る。
コーネリアは私の顔みて驚いているようだった。
「ここにいる皆は必ず助けるわ。だから安心してちょうだい」
私に気づいたコーネリアの頭を撫でて耳元で「わたくしの正体は内緒ね」と告げる。
コーネリアは混乱しているようで目をパチパチさせている。それでも私の言葉にコクコクと首を縦に振った。
「アルキオネとエデンの方はどう?」
「こちらも怪我をしている人はいません。いつでも出発できるかと」
「こっちも大丈夫、です。後はどう脱出する…しますか?」
ここから出るルートは2つ。正規の地上にある出入り口を使うか侵入時に通った地下水路を使うか。
交戦を避けるのであれば地下水路になる。しかし10人くらいであれば問題ないだろう。何よりアルキオネの風魔術であれば、広範囲を防ぐことも可能だった。
脱出方法を考えていると外から複数の気配を感じる。格子の近くにいた門番は倒してはいないが放心状態で立っているだけ。
人が近付けば異常に気付くだろう。
「こちらの動きに気付いたようですね」
「そうね。アルキオネとエデンは皆を守ってあげて。わたくしが迎撃に出るわ」
魔術具を使って武装して準備をする。
扉を見てしばらくすると2人の男女が入ってくるのが見えた。剣を持っている男剣士と杖を構えている女魔術士だった。
「あら、誰が入り込んだのかと思えば…かなりの大物だったみたいね」
「ああ…実際に復讐するのはもう少しあとの予定だったがちょうどいいかもな」
2人は私の顔を見ると凶悪な笑みを浮かべる。私としては心外だがどうも恨まれているらしい。
「あなたたちに恨まれる心当たりはないのだけど…」
私が思わず首をかしげていると男が「直接会うのは初めてだからな」と口にする。
「お前のせいで父上は捕まった。そのせいで俺たち一族は爵位を剥奪。平民に落とされたんだ。お前のせいで!アーテル伯爵家は潰れたんだ!」
その言葉を聞いて思わず納得する。
かつて孤児院長と共謀して孤児たちを誘拐、邪気の研究など真っ黒だったアーテル伯爵。
判明した罪状は領主など一部の人間だけだったが罪が大きかっただけに家ごと取り潰しになった。
「なるほどね…確かにわたくしが関わっていたと公表していないけれど当事者のあなたたちなら知っていてもおかしくないわね。けれどわたくしを恨むなんてお門違いよ」
「貴族である俺たちが、それも領民になにをしても許されるのは当たり前だろう!まして孤児など民ですらない。どう扱おうが口を挟まれる筋合いはない!」
「その言い分が通るのであれば王族、それも国王であるわたくしがあなたたちに何をしても問題ないということになるわね…それにアーテル伯爵領で行われていたことは貴族であっても許されないこと。これ以上の問答は無用よ」
結局彼らの言い分は自身に都合が良い言葉を並べただけの物。矛盾もしていて論理的にも破綻している。これ以上話を聞いても無駄だろう。
「ええ、そうね。じゃあ消えなさい!」
魔術士は杖を上に掲げる。
術式が展開されると地属性の魔力が広がっていく。すると扉の置くから10体の金属製の人形が歩いてきた。
「ゴーレムみたいだけど自律しているわけではなくて、魔術で操っていると言ったほうが近いかしら」
廃墟などで見ることがあるゴーレム。本来は自律行動をして条件に合致した敵を殲滅する自動人形だ。
現存する数が少なく遭遇しても破壊しないと危険なため完成品を鹵獲することが難しい魔法具でもある。
「ゴーレムのように複雑な動きはできないけれど、強固で重厚な身体に潰されてしまえばいいわ!」
金属製のゴーレムが拳を構えて殴りかかってくる。
1体1体の動きは精彩さを欠くが物量と質量で押すと言うのは良い考えだろう。ただし、それでどうこうできるのは一定の力量に満たしていない者のみだが。
私は宝石を1つ取り出して砕く。
私が王になってから城の魔術士に作成してもらっているこの宝石は、大気中の魔力を込めてもらった物。自身の魔力をこめた宝石よりも効果が落ちるが、量産できる強みがある。
術式を構築し展開して炎熱属性の魔術を準備する。
「アルキオネ!支援頼んだわよ!」
私の言葉を聞いたアルキオネが展開されている魔術を見る。慌てて風の結界を操作しているのを確認した私は敵だけに集中した。そしてゴーレムの拳がとどく前に準備した魔術を行使する。
魔術の行使と同時に炎球が生成される。そして炎球を放つと10体のゴーレムを中心に撃ち出し、一瞬だけ業火が発生する。ゴーレムたちを高温の炎が包み込んだ。
「ゴーレムに炎が効くわけ!?」
10体のゴーレムは形を保ったまま立ち竦んでいる。しかし魔術士が動かそうとしても壊れかけの人形のように上手く動かないようだった。
「ゴーレムを使う考えは悪くないけど…金属も熱に弱いのよ」
「おかしいわ!たかが下級魔術程度で溶けるはずがない。実際ゴーレムの体はなんとも…」
魔術士の言うことももっともで大半の金属を溶かすほどの火力は、最低でも上級以上の魔術が必要になる。けれどゴーレムを無力化するだけであれば溶かす必要はない。
「熱膨張って知っているかしら。熱した金属は膨張するわ。ゴーレムの体が無事だったとしても繊細な部分。例えば…関節部分が膨張したらどうなるでしょうね」
目の前にいるゴーレムは足を動かして移動している。ということは人間と同様に関節に稼働域が存在する必要があった。組み合わせが大事な関節部が膨張してしまえば本来の動きができなくなる。無理に動かせば最悪の場合、破損するだろう。
「ちっ…兄上!」
魔術士はゴーレムへ行使していた魔術を破棄して声を上げる。すると男が剣を抜いて斬りかかってきた。
私は身体強化を行使して相手の剣をなぎ払い、2の太刀を返す。斬る瞬間に刀を倒して平打ちにした。
「Sランク冒険者と互角だったと聞いていたが…想定以上だな…」
「当然でしょう。あの時から何年経っていると思っているのよ」
刀の側面で殴打された男は悶絶した表情を浮かべて地面へ崩れ落ちる。
「兄上…この!?」
魔術士が魔術を行使しようするが、その前に私は男を掴んで放り投げた。
魔術を展開しようとしている彼女が避けられるはずもなく鈍い音を立てて激突する。
「話は後でたっぷり聞いてあげるから…少しの間、眠りなさい」
魔術士の女は体勢を崩しつつも立ち上がろうとする。
私は一息に距離を詰めると手刀を叩き込んで意識を刈り取った。
人質はその中にいた。全員合わせておよそ10人。皆、怪我はなさそうだった。
「あなたたちを助けに来ました。知っている限りで他に捕まっている人はいませんか?」
恐怖を与えないように声をかけると、青白くなっていた顔に少しだけ血色が戻る。アルキオネとエデンとで手分けをして、皆の元を見て回っていると
「わ、わたくしの知る限りここにいる全員のはずよ…」
と震えた声が聞こえた。
声のした方を見ると私よりも幼い少女だった。お披露目や建国祭にて何度か会っている少女だ。
「あなたは…コーネリアさんよね?」
「ええ…わたくしはコーネリア・グライアス。領主の娘ですわ!し、知っているなら早く皆を助けてちょうだい!見張りが来ないうちに…」
父親譲りの銀色の長い髪を揺らしながらコーネリアは涙目で訴える。
まだ幼い彼女にとってこの状況はとても恐怖なのだろう。それでも領民を守ろうとする姿は、私の知るグライアス侯爵の姿に重なった。
これなら未来にも期待できると。ふとそんな考えが浮かんで笑みを浮かべていると「微笑みを浮かべてどうしましたの?」とコーネリアの怪訝な視線が突き刺さる。
「いや申し訳ない。コーネリアが恐怖を感じていながらも皆を守ろうとする在り方を微笑ましく思ってね。あなたの貴族としての矜持はわかったわ。だからわたくしも、その思いに答えましょう」
私はそう言葉にして帽子を取る。
コーネリアは私の顔みて驚いているようだった。
「ここにいる皆は必ず助けるわ。だから安心してちょうだい」
私に気づいたコーネリアの頭を撫でて耳元で「わたくしの正体は内緒ね」と告げる。
コーネリアは混乱しているようで目をパチパチさせている。それでも私の言葉にコクコクと首を縦に振った。
「アルキオネとエデンの方はどう?」
「こちらも怪我をしている人はいません。いつでも出発できるかと」
「こっちも大丈夫、です。後はどう脱出する…しますか?」
ここから出るルートは2つ。正規の地上にある出入り口を使うか侵入時に通った地下水路を使うか。
交戦を避けるのであれば地下水路になる。しかし10人くらいであれば問題ないだろう。何よりアルキオネの風魔術であれば、広範囲を防ぐことも可能だった。
脱出方法を考えていると外から複数の気配を感じる。格子の近くにいた門番は倒してはいないが放心状態で立っているだけ。
人が近付けば異常に気付くだろう。
「こちらの動きに気付いたようですね」
「そうね。アルキオネとエデンは皆を守ってあげて。わたくしが迎撃に出るわ」
魔術具を使って武装して準備をする。
扉を見てしばらくすると2人の男女が入ってくるのが見えた。剣を持っている男剣士と杖を構えている女魔術士だった。
「あら、誰が入り込んだのかと思えば…かなりの大物だったみたいね」
「ああ…実際に復讐するのはもう少しあとの予定だったがちょうどいいかもな」
2人は私の顔を見ると凶悪な笑みを浮かべる。私としては心外だがどうも恨まれているらしい。
「あなたたちに恨まれる心当たりはないのだけど…」
私が思わず首をかしげていると男が「直接会うのは初めてだからな」と口にする。
「お前のせいで父上は捕まった。そのせいで俺たち一族は爵位を剥奪。平民に落とされたんだ。お前のせいで!アーテル伯爵家は潰れたんだ!」
その言葉を聞いて思わず納得する。
かつて孤児院長と共謀して孤児たちを誘拐、邪気の研究など真っ黒だったアーテル伯爵。
判明した罪状は領主など一部の人間だけだったが罪が大きかっただけに家ごと取り潰しになった。
「なるほどね…確かにわたくしが関わっていたと公表していないけれど当事者のあなたたちなら知っていてもおかしくないわね。けれどわたくしを恨むなんてお門違いよ」
「貴族である俺たちが、それも領民になにをしても許されるのは当たり前だろう!まして孤児など民ですらない。どう扱おうが口を挟まれる筋合いはない!」
「その言い分が通るのであれば王族、それも国王であるわたくしがあなたたちに何をしても問題ないということになるわね…それにアーテル伯爵領で行われていたことは貴族であっても許されないこと。これ以上の問答は無用よ」
結局彼らの言い分は自身に都合が良い言葉を並べただけの物。矛盾もしていて論理的にも破綻している。これ以上話を聞いても無駄だろう。
「ええ、そうね。じゃあ消えなさい!」
魔術士は杖を上に掲げる。
術式が展開されると地属性の魔力が広がっていく。すると扉の置くから10体の金属製の人形が歩いてきた。
「ゴーレムみたいだけど自律しているわけではなくて、魔術で操っていると言ったほうが近いかしら」
廃墟などで見ることがあるゴーレム。本来は自律行動をして条件に合致した敵を殲滅する自動人形だ。
現存する数が少なく遭遇しても破壊しないと危険なため完成品を鹵獲することが難しい魔法具でもある。
「ゴーレムのように複雑な動きはできないけれど、強固で重厚な身体に潰されてしまえばいいわ!」
金属製のゴーレムが拳を構えて殴りかかってくる。
1体1体の動きは精彩さを欠くが物量と質量で押すと言うのは良い考えだろう。ただし、それでどうこうできるのは一定の力量に満たしていない者のみだが。
私は宝石を1つ取り出して砕く。
私が王になってから城の魔術士に作成してもらっているこの宝石は、大気中の魔力を込めてもらった物。自身の魔力をこめた宝石よりも効果が落ちるが、量産できる強みがある。
術式を構築し展開して炎熱属性の魔術を準備する。
「アルキオネ!支援頼んだわよ!」
私の言葉を聞いたアルキオネが展開されている魔術を見る。慌てて風の結界を操作しているのを確認した私は敵だけに集中した。そしてゴーレムの拳がとどく前に準備した魔術を行使する。
魔術の行使と同時に炎球が生成される。そして炎球を放つと10体のゴーレムを中心に撃ち出し、一瞬だけ業火が発生する。ゴーレムたちを高温の炎が包み込んだ。
「ゴーレムに炎が効くわけ!?」
10体のゴーレムは形を保ったまま立ち竦んでいる。しかし魔術士が動かそうとしても壊れかけの人形のように上手く動かないようだった。
「ゴーレムを使う考えは悪くないけど…金属も熱に弱いのよ」
「おかしいわ!たかが下級魔術程度で溶けるはずがない。実際ゴーレムの体はなんとも…」
魔術士の言うことももっともで大半の金属を溶かすほどの火力は、最低でも上級以上の魔術が必要になる。けれどゴーレムを無力化するだけであれば溶かす必要はない。
「熱膨張って知っているかしら。熱した金属は膨張するわ。ゴーレムの体が無事だったとしても繊細な部分。例えば…関節部分が膨張したらどうなるでしょうね」
目の前にいるゴーレムは足を動かして移動している。ということは人間と同様に関節に稼働域が存在する必要があった。組み合わせが大事な関節部が膨張してしまえば本来の動きができなくなる。無理に動かせば最悪の場合、破損するだろう。
「ちっ…兄上!」
魔術士はゴーレムへ行使していた魔術を破棄して声を上げる。すると男が剣を抜いて斬りかかってきた。
私は身体強化を行使して相手の剣をなぎ払い、2の太刀を返す。斬る瞬間に刀を倒して平打ちにした。
「Sランク冒険者と互角だったと聞いていたが…想定以上だな…」
「当然でしょう。あの時から何年経っていると思っているのよ」
刀の側面で殴打された男は悶絶した表情を浮かべて地面へ崩れ落ちる。
「兄上…この!?」
魔術士が魔術を行使しようするが、その前に私は男を掴んで放り投げた。
魔術を展開しようとしている彼女が避けられるはずもなく鈍い音を立てて激突する。
「話は後でたっぷり聞いてあげるから…少しの間、眠りなさい」
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