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第6章 エスペルト王国の革命
16 決戦開始
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騎士たちを無力化しながら玉座の間を目指す。
玉座の間の入り口近くには多数の騎士たちが守りを固めていた。
「ラティアーナ王女殿下だ!全員捕らえ!?」
騎士たちが私に気付いて捕らえるために襲い掛かろうとするが、魔力弾が直撃し吹き飛ばされる。
とはいえ、私は何もしていない。魔力弾が飛んできた方向を見ると
「ラティアーナ久しぶりだな。ここは私に任せて先に行くといい。」
「…ギルベルトお兄様、お久しぶりです。ディートリヒについていたのではなかったのですか?」
ギルベルトが騎士たちを吹き飛ばしたようだった。ディートリヒについていたのに、どう言った風の吹き回しか尋ねると
「誰も動かなければ中から崩したところだが…ラティアーナが動いたのでな。便乗させてもらうことにした。お前としても私が味方になったほうが都合がいいだろう?」
ギルベルトは胡散臭い笑みを浮かべてしれっと口にした。
「ギルベルトお兄様は何を考えているのですか?」
「細かい話は後にしたいが…簡単に言うと、ドラコロニア共和国を自由にさせて欲しい。その一点だけだ。」
元々ギルベルトは、王位を狙っていたわけではなかったが、他国にあまり意識を向けていなかった印象だ。
私は予想外の望みに目を丸くしていると、ギルベルトは「エスペルト王国に不和をもたらすつもりはないから安心すると良い。」と呟いた。
「だったらいいですが…後で説明してくれますよね?」
私の問いにギルベルトは「もちろんだ。」と了承する。この場をギルベルトに任せて玉座の間へ入る。
部屋の中には3人の男がいた。
「これはこれは…ラティアーナ元王女。わざわざこちらまで来ていただけるとは…手間が省けて助かりますな。」
「バルトロス…ずいぶんと余裕ね。王都周辺にはいくつかの貴族たちが駆けつけているわ。王国軍と領軍だと人数の問題で領軍が不利だけど…わたくしに味方をしてくれたということになる。後は、あなたたちを倒せばいいだけだわ。」
「確かにあなたは厄介です…今までにも策をいくつか潰されましたし、今回も邪魔をしてくれました。ですが、ここまでです。グラビス…あれを使いなさい。」
私の前にお父様とバルトロスが立ちふさがる。そして…
「王鍵開放…全魔力収束開始。」
その言葉を最後に膨大な魔力がお父様から放たれる。同時にバルトロスは術式を展開して、黒い槍を放ってきた。
「なっ!人が扱える魔力の桁を超えているでしょう!?」
私は口で文句を言いながらも後方へ跳んで黒い槍を避ける。しかし、お父様が手をかざした瞬間、膨大な魔力の奔流が空中にいる私をめがけて迫ってきた。
「王城を壊すつもり!?」
私は魔力障壁を足場にして横に回避する。すると、とてつもない轟音と衝撃が発生して城の壁が吹き飛び、空が見えるようになった。
「なかなかの威力でしょう…この王鍵という仕組みを考えた人も作った人も凄いですね。」
「…その魔力はエスペルト王国を包み込む結界に使われるはずのもの。そんなことをして結界が維持できなくなったらどうするのよ!」
私はお父様に強く問いかけるが答えの変わりに、2度目の魔力砲が返ってきた。
辰月を抜いて魔力を纏わせる。
迫ってくる魔力砲を両断するつもりで上段から斬りつける。
「ふっ!」
気合を入れた斬撃と魔力がぶつかり合う。少しの間せめぎ合うが、魔力砲は左右に分かれた。
開いた空間を通り抜けようとして、跳躍したとき、上からディートリヒが剣を振り下ろしてくる。
「これを防ぐか…やるねぇ。」
咄嗟に鞘に魔力を纏わせて剣を受け止めると、衝撃が強くて地面に叩き付けられそうになる。
空中で体勢を立て直そうとするが、バルトロスの魔術による黒い弾丸が迫ってきた。障壁を蹴って横に飛び、空中を回転しながらも刀を振るって弾丸を斬り落としていく。
そのまま、着地すると短剣をディートリヒに投げつつ一度距離をとった。投げた短剣は弾かれて天井に突き刺さる。
「あなたも戦いに参加しては元も子もないじゃないですか?」
「はっ!お前らだけ戦いを楽しんでいるじゃねえか。俺にも戦わせろ。久しぶりに斬りがいのあるやつなんだからよ。」
バルトロスとディートリヒは言い争っているが、隙は見せないでいる。お父様の魔力攻撃もあるため、3人を同時に相手取るのはかなり骨が折れそうだ。
しかし、分かってきたこともある。バルトロスの魔術は闇属性…つまり精神に干渉するものだ。お父様に対しても精神干渉されているのだと推測できた。
「まさか、王自ら戦いに出るとは思わなかったわ。」
「生粋の王族には言われたくねえな。」
軽口を叩いている間にも戦いは続いていく。お父様からの魔術攻撃に当たらないように、ディートリヒやバルトロスと距離を離さず射線に入るように動きながら斬り合いをする。
それでも人数差の影響で攻撃を受ける回数が多くなった。時折、反撃しつつも策を練っていると
「「なっ!?」
突然起きた爆発に驚きの声が重なる。
土煙の中から歩いてくる人影が見えてこちらに歩いてくる。壁の中から現れたのは、槍と剣を両手に持つアドリアスだった。
「すまない…待たせたな。イリーナたちから伝言だ。抑えておくから早めによろしく…だそうだ。」
「3人を相手取るのは面倒だったから助かるけど…軍の方はいいの?」
「指示は出してきた。父上が倒され降参したことで、王国軍の3割はこちらについた。残りも士気の低下は避けられないだろう。」
「なるほどね……ディートリヒはわたくしが相手するから、バルトロスのほうをお願いしていいかしら?」
私は微笑みを浮かべながらアドリアスにお願いすると「もちろんだ。」と引き受けてくれた。
玉座の間での戦いは、仕切りなおしになるのだった。
一方で、イリーナたちと近衛騎士団との戦いは、均衡状態が続いている。
「上のほうは派手に戦っているわね。」
上層部のほうから聞こえてきた爆発音を聞きつつもイリーナはフランツを牽制している。たまに他の騎士にも攻撃するが国王の筆頭騎士なだけあってフランツの実力は、元帥のドミニクとほぼ同等と言われていた。
「全く…イリーナ様とは戦いたくないですね。相性が悪すぎますよ。」
「こちらも余裕はないですけどね…あなたを相手にして近接戦闘は避けたいところだわ。」
イリーナとフランツは一定の距離を置いて睨み合っている。フランツとしては魔剣の射程に入るために近づきたいところだが、イリーナの周りを魔力刃が囲んでいるため範囲内に入れなかった。
「今年1年の王立学園での経験がいきますわね…」
イリーナはここ1年の出来事を思い出して、内心で笑みを浮かべる。マギルス領にいた時は魔術が主体だったため、近接戦闘を行う機会がなかった。しかし学園ではラティアーナやアドリアスと言った近接戦闘を主体にする、それも王国内で最高位の実力者と戦うことができた。
その経験が今この場で、如実に生きている。
イリーナは常時待機させていた防御魔術を解いて盾をしまう。
「一体何を…?」
フランツはイリーナの意図が読めずに怪訝な顔をするが
「イリーナ様…あなたと言う人は…!?」
次の瞬間には驚愕の表情に変わる。
イリーナは防御に割いていたリソースを全て攻撃に回していた。その分の多数の魔術が展開されて、イリーナの周りには炎、水、雷、氷、聖、闇の全ての属性の魔力弾が広がっている。
「わたくしも勝たなければいけませんの。それに…わたくしが守らなくても大丈夫そうですので、全力で攻撃に回りますわ。」
イリーナは微笑みながら言葉にすると、集中力を更に上げていく。
また、ローザリンデとリーファスも善戦している。
ローザリンデはテレシアに守りを委ねることで、発動に時間のかかる上級魔術を行使していた。上級魔術ともなると攻撃範囲が広い物もいくつかあるため、密集している騎士たちには有効な手になる。
リーファスもラティアーナとの特訓で身につけた剣術に魔術を合わせることで、騎士たちを打倒していく。たまに騎士の攻撃を受けそうになるが、ブルーノが目を光らせているため、攻撃を受ける前に倒されていた。
「ここは守ると約束しましたから…絶対に!負けませんわ!」
「私もここを任されましたから、戦い抜いて見せます!」
「わたくしもローザリンデ様の護衛として、騎士として、必ずお守りいたします。」
「私もリーファス様の騎士として…乗り切って見せましょう!」
ローザリンデとリーファス、テレシア、ブルーノも気合をさらに入れて、近衛騎士団相手に戦っていくのだった。
玉座の間の入り口近くには多数の騎士たちが守りを固めていた。
「ラティアーナ王女殿下だ!全員捕らえ!?」
騎士たちが私に気付いて捕らえるために襲い掛かろうとするが、魔力弾が直撃し吹き飛ばされる。
とはいえ、私は何もしていない。魔力弾が飛んできた方向を見ると
「ラティアーナ久しぶりだな。ここは私に任せて先に行くといい。」
「…ギルベルトお兄様、お久しぶりです。ディートリヒについていたのではなかったのですか?」
ギルベルトが騎士たちを吹き飛ばしたようだった。ディートリヒについていたのに、どう言った風の吹き回しか尋ねると
「誰も動かなければ中から崩したところだが…ラティアーナが動いたのでな。便乗させてもらうことにした。お前としても私が味方になったほうが都合がいいだろう?」
ギルベルトは胡散臭い笑みを浮かべてしれっと口にした。
「ギルベルトお兄様は何を考えているのですか?」
「細かい話は後にしたいが…簡単に言うと、ドラコロニア共和国を自由にさせて欲しい。その一点だけだ。」
元々ギルベルトは、王位を狙っていたわけではなかったが、他国にあまり意識を向けていなかった印象だ。
私は予想外の望みに目を丸くしていると、ギルベルトは「エスペルト王国に不和をもたらすつもりはないから安心すると良い。」と呟いた。
「だったらいいですが…後で説明してくれますよね?」
私の問いにギルベルトは「もちろんだ。」と了承する。この場をギルベルトに任せて玉座の間へ入る。
部屋の中には3人の男がいた。
「これはこれは…ラティアーナ元王女。わざわざこちらまで来ていただけるとは…手間が省けて助かりますな。」
「バルトロス…ずいぶんと余裕ね。王都周辺にはいくつかの貴族たちが駆けつけているわ。王国軍と領軍だと人数の問題で領軍が不利だけど…わたくしに味方をしてくれたということになる。後は、あなたたちを倒せばいいだけだわ。」
「確かにあなたは厄介です…今までにも策をいくつか潰されましたし、今回も邪魔をしてくれました。ですが、ここまでです。グラビス…あれを使いなさい。」
私の前にお父様とバルトロスが立ちふさがる。そして…
「王鍵開放…全魔力収束開始。」
その言葉を最後に膨大な魔力がお父様から放たれる。同時にバルトロスは術式を展開して、黒い槍を放ってきた。
「なっ!人が扱える魔力の桁を超えているでしょう!?」
私は口で文句を言いながらも後方へ跳んで黒い槍を避ける。しかし、お父様が手をかざした瞬間、膨大な魔力の奔流が空中にいる私をめがけて迫ってきた。
「王城を壊すつもり!?」
私は魔力障壁を足場にして横に回避する。すると、とてつもない轟音と衝撃が発生して城の壁が吹き飛び、空が見えるようになった。
「なかなかの威力でしょう…この王鍵という仕組みを考えた人も作った人も凄いですね。」
「…その魔力はエスペルト王国を包み込む結界に使われるはずのもの。そんなことをして結界が維持できなくなったらどうするのよ!」
私はお父様に強く問いかけるが答えの変わりに、2度目の魔力砲が返ってきた。
辰月を抜いて魔力を纏わせる。
迫ってくる魔力砲を両断するつもりで上段から斬りつける。
「ふっ!」
気合を入れた斬撃と魔力がぶつかり合う。少しの間せめぎ合うが、魔力砲は左右に分かれた。
開いた空間を通り抜けようとして、跳躍したとき、上からディートリヒが剣を振り下ろしてくる。
「これを防ぐか…やるねぇ。」
咄嗟に鞘に魔力を纏わせて剣を受け止めると、衝撃が強くて地面に叩き付けられそうになる。
空中で体勢を立て直そうとするが、バルトロスの魔術による黒い弾丸が迫ってきた。障壁を蹴って横に飛び、空中を回転しながらも刀を振るって弾丸を斬り落としていく。
そのまま、着地すると短剣をディートリヒに投げつつ一度距離をとった。投げた短剣は弾かれて天井に突き刺さる。
「あなたも戦いに参加しては元も子もないじゃないですか?」
「はっ!お前らだけ戦いを楽しんでいるじゃねえか。俺にも戦わせろ。久しぶりに斬りがいのあるやつなんだからよ。」
バルトロスとディートリヒは言い争っているが、隙は見せないでいる。お父様の魔力攻撃もあるため、3人を同時に相手取るのはかなり骨が折れそうだ。
しかし、分かってきたこともある。バルトロスの魔術は闇属性…つまり精神に干渉するものだ。お父様に対しても精神干渉されているのだと推測できた。
「まさか、王自ら戦いに出るとは思わなかったわ。」
「生粋の王族には言われたくねえな。」
軽口を叩いている間にも戦いは続いていく。お父様からの魔術攻撃に当たらないように、ディートリヒやバルトロスと距離を離さず射線に入るように動きながら斬り合いをする。
それでも人数差の影響で攻撃を受ける回数が多くなった。時折、反撃しつつも策を練っていると
「「なっ!?」
突然起きた爆発に驚きの声が重なる。
土煙の中から歩いてくる人影が見えてこちらに歩いてくる。壁の中から現れたのは、槍と剣を両手に持つアドリアスだった。
「すまない…待たせたな。イリーナたちから伝言だ。抑えておくから早めによろしく…だそうだ。」
「3人を相手取るのは面倒だったから助かるけど…軍の方はいいの?」
「指示は出してきた。父上が倒され降参したことで、王国軍の3割はこちらについた。残りも士気の低下は避けられないだろう。」
「なるほどね……ディートリヒはわたくしが相手するから、バルトロスのほうをお願いしていいかしら?」
私は微笑みを浮かべながらアドリアスにお願いすると「もちろんだ。」と引き受けてくれた。
玉座の間での戦いは、仕切りなおしになるのだった。
一方で、イリーナたちと近衛騎士団との戦いは、均衡状態が続いている。
「上のほうは派手に戦っているわね。」
上層部のほうから聞こえてきた爆発音を聞きつつもイリーナはフランツを牽制している。たまに他の騎士にも攻撃するが国王の筆頭騎士なだけあってフランツの実力は、元帥のドミニクとほぼ同等と言われていた。
「全く…イリーナ様とは戦いたくないですね。相性が悪すぎますよ。」
「こちらも余裕はないですけどね…あなたを相手にして近接戦闘は避けたいところだわ。」
イリーナとフランツは一定の距離を置いて睨み合っている。フランツとしては魔剣の射程に入るために近づきたいところだが、イリーナの周りを魔力刃が囲んでいるため範囲内に入れなかった。
「今年1年の王立学園での経験がいきますわね…」
イリーナはここ1年の出来事を思い出して、内心で笑みを浮かべる。マギルス領にいた時は魔術が主体だったため、近接戦闘を行う機会がなかった。しかし学園ではラティアーナやアドリアスと言った近接戦闘を主体にする、それも王国内で最高位の実力者と戦うことができた。
その経験が今この場で、如実に生きている。
イリーナは常時待機させていた防御魔術を解いて盾をしまう。
「一体何を…?」
フランツはイリーナの意図が読めずに怪訝な顔をするが
「イリーナ様…あなたと言う人は…!?」
次の瞬間には驚愕の表情に変わる。
イリーナは防御に割いていたリソースを全て攻撃に回していた。その分の多数の魔術が展開されて、イリーナの周りには炎、水、雷、氷、聖、闇の全ての属性の魔力弾が広がっている。
「わたくしも勝たなければいけませんの。それに…わたくしが守らなくても大丈夫そうですので、全力で攻撃に回りますわ。」
イリーナは微笑みながら言葉にすると、集中力を更に上げていく。
また、ローザリンデとリーファスも善戦している。
ローザリンデはテレシアに守りを委ねることで、発動に時間のかかる上級魔術を行使していた。上級魔術ともなると攻撃範囲が広い物もいくつかあるため、密集している騎士たちには有効な手になる。
リーファスもラティアーナとの特訓で身につけた剣術に魔術を合わせることで、騎士たちを打倒していく。たまに騎士の攻撃を受けそうになるが、ブルーノが目を光らせているため、攻撃を受ける前に倒されていた。
「ここは守ると約束しましたから…絶対に!負けませんわ!」
「私もここを任されましたから、戦い抜いて見せます!」
「わたくしもローザリンデ様の護衛として、騎士として、必ずお守りいたします。」
「私もリーファス様の騎士として…乗り切って見せましょう!」
ローザリンデとリーファス、テレシア、ブルーノも気合をさらに入れて、近衛騎士団相手に戦っていくのだった。
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