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第6章 エスペルト王国の革命
14 王城へ
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撃ち出された小型船は一気に最大速度まで加速して、上空高くまで飛び上がった。
「っ…!」
急加速時に舌を噛まないように口を閉じている中で、誰ともしれない息を呑む音がする。
座席に押し付けられるような圧力を感じた後、窓から見える景色が海から空に切り替わった。
イリーナが魔術を行使して、小型船の角度を調整すると少しずつ高度を下げながら飛んでいく。
「これなら魔術による加速をしなくてもしばらく飛び続けるわ。あとは距離と方向に応じて調整していくしかないけど…」
「現在地は…大丈夫そうね。飛ぶ方向もずれていないからこのまま進路で問題ないわ。距離は調整が必要かもしれないけど…」
私は言葉でイリーナに位置を説明する。王鍵による目は、私の視界に直接映るようなものだ。他者に共有することが難しいため、なるべく王城までの距離や方向を伝えるように心がけた。
「了解よ。任せなさい!」
イリーナは小型船の高度や速度を調整し続ける。そのまましばらく飛び続けると王都の姿が見えてきた。
「イリーナ、王城の中ならどこでもいいから着陸お願いね。」
「わかったわ。このまま行けば…王城の正門入ってすぐの庭園に着きそうね。」
イリーナはそう言いながら魔術を重ねて行使した。小型船の周囲の大気を操作することで体勢を整えて、減速魔術によって速度が緩まっていく。
減速しているとはいえ、地面に擦り付けるように着陸したため、小型船全体に衝撃が伝わり大きな音が響いた。それでも、小型船は壊れることなく着陸することに成功する。
「なかなかの衝撃でしたわね…」
私とイリーナを先頭に全員して降りると、ローザリンデが少し涙目になって呟いていた。座っているときに椅子から身体全体に伝わる衝撃は、痛みだけでなく不快な感じもするため内心で同意する。
「緊急事態ですから仕方ないですよ。」「それはわかっているわよ…」とリーファスがローザリンデを嗜めていた。
そうしているうちに、王城にいる兵士達が私たちを囲んでくる。
「敵襲!敵は…ラティあっ!?」
声を上げようとした兵士が魔力弾を受けて派手に飛ばされた。右隣を見るとイリーナが杖を構えていて、魔力弾が複数浮遊している。
「人数で押せ!包囲しろ!」
兵士達は囲むように斬りかかってくるが、私は辰月を抜くと相手の剣を受け流しつつ峰打ちで意識を奪っていった。
私が対処できない相手はイリーナが、そこを抜けてもリーファスとローザリンデの魔術に兵士たちは晒される。
先にリーファスとローザリンデを捕らえようとしても、ブルーノとテレシアが近くで守っているため兵士たちは近づくことさえ叶わない。
とはいえ、兵士たちの人数が多いため膠着状態になっていた。
「後から後から増えてきて…厄介ね。」
「けれど…王国軍を相手に全力で戦うわけには行かないでしょう。」
「それはわかっているけれど!」
イリーナと軽口を叩きあいながら王城を目指すが、兵士達が多くてなかなか前に進めないでいる。ローザリンデとリーファスの魔術による支援も合わさるが、倒れる人数よりも駆けつける人数の方が多い。
「これではきりがないですわ…リーファス、広範囲の相手を無力化する魔術とか扱えませんの?」
「無茶言わないでくださいローザリンデ姉上!私が扱える広範囲魔術は、一般の兵士相手だと殺傷能力が高すぎます。」
2人はこの状況に焦った表情を見せるが、まだ想定の範囲内だった。
「安心しなさい。確かに人数が多くて厄介だけど…負けることはないわ。増援は有限よ。」
相手は多いがそれだけだ。命を奪わないという枷があったとしても、時間がかかるだけで負けることはない。
ただし、戦い続けて時間を取られることは避けたいと思っていた。
そのため、殺さずに手早く無力化する方法を考えていると、横から雷撃が飛んできた。雷撃によって大半の兵士が気を失い、あるいは痺れて地面に倒れている。
「一体誰が…」
護衛に専念していたブルーノが呟いた。テレシアやリーファス、ローザリンデも声を出していないものの目を丸くしている。
雷撃が放たれた方向を見ると、見知った人影が見えた。
「王城へ行きたいのだろう?手を貸そう。」
「あら、アドリアスじゃない?グラディウス公爵家はディートリヒについていたと思うのだけど?」
やってきたのはアドリアスだった。魔槍を肩に担ぎながら悠然と笑みを浮かべて歩いてくる。
「なに、俺はまだ正式に国軍に所属しているわけではないからな。命令もなにも受けていない。それに…俺だけでもないぞ?」
アドリアスは奥の方に視線を向けた。私も釣られて視線を動かした次の瞬間、王城の方から出てきた兵士達が暴風によって吹き飛ばされた。
「姫様…お待たせして申し訳ございません。シリウス以下、第3近衛騎士団ただいま到着しました。」
「ラティアーナ様、ご指示を。」
奥から新しくやってきたのはシリウスとアルキオネを筆頭とする第3近衛騎士団だった。全騎士の半数以上がこの場にいて、私の命令を待ち構えている。
「皆…来てくれたのね。」
「はい、1小隊は離宮の人々の護衛のため、ルークス領に残してきました。他は全員こちらにいます。」
「王宮までの道を作りなさい。その後は外からの敵を浸入させないように。それとなるべくでいいから…王国軍の命だけは助けてあげて。」
私の言葉に近衛騎士団は「かしこまりました。」と言って陣形を組んだ。私達の周囲に展開するように小隊が配置され、先頭をシリウスとアルキオネが努めている。
「絶対に通すな!城の騎士団にも連絡を…早く!」
王宮を警備している兵士や騎士の叫ぶ声が聞こえてくる。そして扉を絶対に通すまいと陣を組んで待ち構えていた。
「なるほど…王宮を守る騎士となると個々の力が違いそうですね。定石通りの布陣で隙がない。ですが…」
シリウスはそう言うと魔槍を前にかざして魔力を込める。そして放たれた暴風の槍は、騎士たちに襲いかかるが魔術障壁によって防がれてしまう。
「アルキオネっ!」
シリウスの叫び声と同時に、アルキオネが上空へ跳躍する。そのまま剣を抜くと身体と剣に風を纏わせて、一回転させた勢いのまま剣を振り抜いた。
剣の勢いに纏っていた風が集まって、一筋の風の刃となり騎士たちを襲う。
「もう一度防御だ!」
騎士たちは動きを合わせて、上空からの攻撃を防ぐために魔術障壁を張った。
シリウスはその瞬間…地上ギリギリをまるで滑らかなように飛ぶと、その勢いのまま槍で薙ぎ払った。
「が…っ!?」
「っ!?障壁の下!」
障壁を上に向けたことで地面との間に、人がギリギリ倒れるかどうかの隙間ができていた。シリウスはその隙間をすり抜けたわけだが、騎士たちからしてみれば、完全に意表をつかれたようだ。
現に意識が逸れたことで障壁に綻びが出始めている。
「定石は単純ゆえに有効な手ですが…だからこそ読みやすくもあります。」
シリウスは騎士たちが立て直す間も無く、槍を叩きつけて騎士たちを吹き飛ばした。何人かは立ち上がって反撃を試みるが、今度はアルキオネが許さない。
時間をあまりかけずに、騎士たちの無力化に成功するのだった。
「ここの守りは任せたわよ。」
「おまかせを…援軍1人として通すつもりはありませんので。」
王宮に入ると近衛騎士団に入り口を塞いでもらい、私たちは中を進んでいく。
「ラティアーナ王女殿下、ローザリンデ王女殿下、リーファス王子殿下、申し訳ありませんが…ここを通すわけにはいきません。」
エントランスに入ったところに1人の男がいた。聖槍を構えて立っているのは、エスペルト王国の元帥…ドミニク・グラディウスその人だ。
「ドミニク元帥…やはり立ちはだかりますか。」
「ええ、これが私の仕事ですから。」
私とドミニクは向き合った状態で見つめ合う。私もそうだが、ドミニクも引く気は全くなさそうだ。
私が一歩前に出ようとした時、アドリアスが手を出して制止した。
「俺が父上の相手をしよう。ラティアーナたちは先に。」
アドリアスは魔槍を構えて前に出た。私がじっとアドリアスのことを見ていると、ふっと笑みを浮かべて言葉を重ねた。
「次期元帥として…グラディウス公爵家の次期当主として、いつかは父上を超えなければならない。それが今来た…それだけのことだ。」
アドリアスの言葉を私は信じることにした。
「任せたわよ。」「勝ちなさいよ。」
私とイリーナはほぼ同時に声をかけるとアドリアスは「了解した!」と言って、ドミニクと激突する。
槍と槍が激突する音と衝撃を背中に感じながら、私たちは先に進んだ。
「っ…!」
急加速時に舌を噛まないように口を閉じている中で、誰ともしれない息を呑む音がする。
座席に押し付けられるような圧力を感じた後、窓から見える景色が海から空に切り替わった。
イリーナが魔術を行使して、小型船の角度を調整すると少しずつ高度を下げながら飛んでいく。
「これなら魔術による加速をしなくてもしばらく飛び続けるわ。あとは距離と方向に応じて調整していくしかないけど…」
「現在地は…大丈夫そうね。飛ぶ方向もずれていないからこのまま進路で問題ないわ。距離は調整が必要かもしれないけど…」
私は言葉でイリーナに位置を説明する。王鍵による目は、私の視界に直接映るようなものだ。他者に共有することが難しいため、なるべく王城までの距離や方向を伝えるように心がけた。
「了解よ。任せなさい!」
イリーナは小型船の高度や速度を調整し続ける。そのまましばらく飛び続けると王都の姿が見えてきた。
「イリーナ、王城の中ならどこでもいいから着陸お願いね。」
「わかったわ。このまま行けば…王城の正門入ってすぐの庭園に着きそうね。」
イリーナはそう言いながら魔術を重ねて行使した。小型船の周囲の大気を操作することで体勢を整えて、減速魔術によって速度が緩まっていく。
減速しているとはいえ、地面に擦り付けるように着陸したため、小型船全体に衝撃が伝わり大きな音が響いた。それでも、小型船は壊れることなく着陸することに成功する。
「なかなかの衝撃でしたわね…」
私とイリーナを先頭に全員して降りると、ローザリンデが少し涙目になって呟いていた。座っているときに椅子から身体全体に伝わる衝撃は、痛みだけでなく不快な感じもするため内心で同意する。
「緊急事態ですから仕方ないですよ。」「それはわかっているわよ…」とリーファスがローザリンデを嗜めていた。
そうしているうちに、王城にいる兵士達が私たちを囲んでくる。
「敵襲!敵は…ラティあっ!?」
声を上げようとした兵士が魔力弾を受けて派手に飛ばされた。右隣を見るとイリーナが杖を構えていて、魔力弾が複数浮遊している。
「人数で押せ!包囲しろ!」
兵士達は囲むように斬りかかってくるが、私は辰月を抜くと相手の剣を受け流しつつ峰打ちで意識を奪っていった。
私が対処できない相手はイリーナが、そこを抜けてもリーファスとローザリンデの魔術に兵士たちは晒される。
先にリーファスとローザリンデを捕らえようとしても、ブルーノとテレシアが近くで守っているため兵士たちは近づくことさえ叶わない。
とはいえ、兵士たちの人数が多いため膠着状態になっていた。
「後から後から増えてきて…厄介ね。」
「けれど…王国軍を相手に全力で戦うわけには行かないでしょう。」
「それはわかっているけれど!」
イリーナと軽口を叩きあいながら王城を目指すが、兵士達が多くてなかなか前に進めないでいる。ローザリンデとリーファスの魔術による支援も合わさるが、倒れる人数よりも駆けつける人数の方が多い。
「これではきりがないですわ…リーファス、広範囲の相手を無力化する魔術とか扱えませんの?」
「無茶言わないでくださいローザリンデ姉上!私が扱える広範囲魔術は、一般の兵士相手だと殺傷能力が高すぎます。」
2人はこの状況に焦った表情を見せるが、まだ想定の範囲内だった。
「安心しなさい。確かに人数が多くて厄介だけど…負けることはないわ。増援は有限よ。」
相手は多いがそれだけだ。命を奪わないという枷があったとしても、時間がかかるだけで負けることはない。
ただし、戦い続けて時間を取られることは避けたいと思っていた。
そのため、殺さずに手早く無力化する方法を考えていると、横から雷撃が飛んできた。雷撃によって大半の兵士が気を失い、あるいは痺れて地面に倒れている。
「一体誰が…」
護衛に専念していたブルーノが呟いた。テレシアやリーファス、ローザリンデも声を出していないものの目を丸くしている。
雷撃が放たれた方向を見ると、見知った人影が見えた。
「王城へ行きたいのだろう?手を貸そう。」
「あら、アドリアスじゃない?グラディウス公爵家はディートリヒについていたと思うのだけど?」
やってきたのはアドリアスだった。魔槍を肩に担ぎながら悠然と笑みを浮かべて歩いてくる。
「なに、俺はまだ正式に国軍に所属しているわけではないからな。命令もなにも受けていない。それに…俺だけでもないぞ?」
アドリアスは奥の方に視線を向けた。私も釣られて視線を動かした次の瞬間、王城の方から出てきた兵士達が暴風によって吹き飛ばされた。
「姫様…お待たせして申し訳ございません。シリウス以下、第3近衛騎士団ただいま到着しました。」
「ラティアーナ様、ご指示を。」
奥から新しくやってきたのはシリウスとアルキオネを筆頭とする第3近衛騎士団だった。全騎士の半数以上がこの場にいて、私の命令を待ち構えている。
「皆…来てくれたのね。」
「はい、1小隊は離宮の人々の護衛のため、ルークス領に残してきました。他は全員こちらにいます。」
「王宮までの道を作りなさい。その後は外からの敵を浸入させないように。それとなるべくでいいから…王国軍の命だけは助けてあげて。」
私の言葉に近衛騎士団は「かしこまりました。」と言って陣形を組んだ。私達の周囲に展開するように小隊が配置され、先頭をシリウスとアルキオネが努めている。
「絶対に通すな!城の騎士団にも連絡を…早く!」
王宮を警備している兵士や騎士の叫ぶ声が聞こえてくる。そして扉を絶対に通すまいと陣を組んで待ち構えていた。
「なるほど…王宮を守る騎士となると個々の力が違いそうですね。定石通りの布陣で隙がない。ですが…」
シリウスはそう言うと魔槍を前にかざして魔力を込める。そして放たれた暴風の槍は、騎士たちに襲いかかるが魔術障壁によって防がれてしまう。
「アルキオネっ!」
シリウスの叫び声と同時に、アルキオネが上空へ跳躍する。そのまま剣を抜くと身体と剣に風を纏わせて、一回転させた勢いのまま剣を振り抜いた。
剣の勢いに纏っていた風が集まって、一筋の風の刃となり騎士たちを襲う。
「もう一度防御だ!」
騎士たちは動きを合わせて、上空からの攻撃を防ぐために魔術障壁を張った。
シリウスはその瞬間…地上ギリギリをまるで滑らかなように飛ぶと、その勢いのまま槍で薙ぎ払った。
「が…っ!?」
「っ!?障壁の下!」
障壁を上に向けたことで地面との間に、人がギリギリ倒れるかどうかの隙間ができていた。シリウスはその隙間をすり抜けたわけだが、騎士たちからしてみれば、完全に意表をつかれたようだ。
現に意識が逸れたことで障壁に綻びが出始めている。
「定石は単純ゆえに有効な手ですが…だからこそ読みやすくもあります。」
シリウスは騎士たちが立て直す間も無く、槍を叩きつけて騎士たちを吹き飛ばした。何人かは立ち上がって反撃を試みるが、今度はアルキオネが許さない。
時間をあまりかけずに、騎士たちの無力化に成功するのだった。
「ここの守りは任せたわよ。」
「おまかせを…援軍1人として通すつもりはありませんので。」
王宮に入ると近衛騎士団に入り口を塞いでもらい、私たちは中を進んでいく。
「ラティアーナ王女殿下、ローザリンデ王女殿下、リーファス王子殿下、申し訳ありませんが…ここを通すわけにはいきません。」
エントランスに入ったところに1人の男がいた。聖槍を構えて立っているのは、エスペルト王国の元帥…ドミニク・グラディウスその人だ。
「ドミニク元帥…やはり立ちはだかりますか。」
「ええ、これが私の仕事ですから。」
私とドミニクは向き合った状態で見つめ合う。私もそうだが、ドミニクも引く気は全くなさそうだ。
私が一歩前に出ようとした時、アドリアスが手を出して制止した。
「俺が父上の相手をしよう。ラティアーナたちは先に。」
アドリアスは魔槍を構えて前に出た。私がじっとアドリアスのことを見ていると、ふっと笑みを浮かべて言葉を重ねた。
「次期元帥として…グラディウス公爵家の次期当主として、いつかは父上を超えなければならない。それが今来た…それだけのことだ。」
アドリアスの言葉を私は信じることにした。
「任せたわよ。」「勝ちなさいよ。」
私とイリーナはほぼ同時に声をかけるとアドリアスは「了解した!」と言って、ドミニクと激突する。
槍と槍が激突する音と衝撃を背中に感じながら、私たちは先に進んだ。
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