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第6章 エスペルト王国の革命
12 海上からの遠距離斉射
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今回の海上からの対地上攻撃では、戦艦4隻を運用することになる。
すでに領兵たちは乗り込んでいて、私たちは叔母やイリーナと一緒に旗艦のリシュリュに乗ることになる。
船の統制は叔母が地上部隊の統制はイリーナが行うようだ。
「出航準備、格納庫解放、錨を上げ!」
叔母の掛け声で格納庫の扉が開き前方の視界が開ける。船の錨が上がると「両舷前進微速…目的の海域までは航海長に任せるわ。」と指示を出した後、船が動き出した。
格納庫から海に繋がる水路を通って港の外に出ると船の速力が上がっていくのが感じる。
「ラティアーナ。申し訳ないけど1度見てもらえるかしら?」
私は「わかったわ。」と返事をすると王鍵を起動する。魔力の制御にも慣れたおかげで目や通信くらいで有れば、体の周りに術式を展開することなくに扱えるようになっていた。
私は目をエスペルト王国の外周部ギリギリに展開すると、ドラコロニア共和国の方へ向ける。
「砦に人がいるのは見えるけど…大きな動きはなし。エスペルト王国までの間にも進軍した形跡はなさそうね。」
私の言葉に皆はホッとした表情になる。共和国が進撃する前に砦と王国まで続く道を破壊できれば、進軍そのものを妨害することができるだろう。最低限、私がディートリヒを討つまでの間の時間稼ぎができれば問題なかった。
「このままいけば明日の朝には予定の海域に着くわ。今時点で動きがないのであれば間に合いそうね。」
叔母が明るい声で言った。戦艦は現在、陸から距離を取るために沖を目指している。予定の距離に到達してから共和国方面に転身する予定だ。
「そうね。共和国が王国に進軍するのを妨害できれば、わたくしたちがエスペルト王国内をまとめる時間は作れる。」
「お姉様、これから先はわたくしとリーファスで相手の動きを見ますわ。今のうちに休んでくださいまし。」
「王鍵は私達にも使えます。見たときの距離の計測方法も教えていただきましたし、大丈夫です。せめて攻撃を開始するまではゆっくりしていてください。」
ローザリンデとリーファスが任せてくださいと力強く言ってくれた。内心で2人の成長を実感していると「お姉様?」「姉上?」と不思議そうな声が聞こえた。
慌てて「お願いするわ。」と答える。
日が暮れる頃には戦艦が沖にたどり着く。この距離であれば陸地や高台程度では視認できない距離になるため、共和国の方向へ舵を切る。
定期的に確認しているものの砦に大きな動きはない。王鍵を繋ぐことで海上にいることが露見する可能性も考慮していたが、お父様からディートリヒや共和国側に情報は流れていないようだ。
明日の朝までは基本的に待機となるため、艦橋には私とローザリンデとリーファスが交互にいることになった。
今はリーファスが艦橋、私とローザリンデは休憩のため宛がわれた個室で休んでいる。
お茶を飲んでいると扉を叩く音が聞こえ、続けて声が聞こえてきた。
「ラティアーナ少し良い?」
「大丈夫よ。」
声をかけてきたのはイリーナだった。「お邪魔します。」と呟きながら部屋に入ってくる。
「どうしたのよ?」
私はイリーナにお茶を出しながら問いかける。
「用は特にないのだけど…こうしてゆっくり話せるうちに話したかったから。」
この革命が成功すれば私は史上初の女王になる。未成年ということで学園にも通わなければならないため、来年は通常通りの学園生活は送らないだろう。
「革命が成功するまでは…いえ成功して女王に就いてからもしばらく忙しくなるでしょうね。まさかわたくしが王位を狙うことになるなんて思わなかったわ。」
「ラティアーナは権力とかに興味なかったものね…」
イリーナは「王族にしては珍しいわ。」と口にした。イリーナらしい物言いにふと、笑みがこぼれる。
「イリーナはこれからも…親友として、従姉妹として、いてくれる?」
私はふと寂しい気分になるが、表情に出さないように努めて尋ねた。
「もちろん…今までのように皆がいる場所では難しいかもしれないけど、私的な場所ではいつもどおりに接するわ。」
イリーナはそう答えると私を抱きしめてくれる。
「ラティアーナとは今までもこれからも、親友として従姉妹…家族としていることは変わらないわ。あなたがわたくしを守り支えてくれるように、わたくしもあなたを支えて助ける。だから…安心しなさい!」
イリーナの言葉に心が温かくなった。友人や家族と思える人は多いけれど、どちらかと言えば私が守るのだと、思っていることが多い。他にも多かれ少なかれ王女としての立場が邪魔をして、本心は言えても弱音を吐くことはできない。
私の全てを曝け出せる数少ない相手に「ありがとう…」と小さな声で呟いた。
翌朝、予定の時刻となったため艦橋に集まる。
「砦に動きはないわ…」
私は王鍵の目を展開して共和国の砦を見ていた。戦闘中はより詳細な情報が欲しいため、目を使い続けることになるだろう。
「了解よ…全艦に通達。予定の海域に到達したため、これより攻撃を行う。全艦、弾種を榴弾に設定…目標は砦側面部。座標入力、初弾観測交互打ち方…攻撃始め!」
叔母の指令が全艦の船員に伝わる。船同士の通信は音声によるものと映像によるものの両方を使用していて、座標のような細かいものは映像で他の指示は声で伝える仕組みらしい。
4隻の戦艦の主砲が回頭して4連装砲から2発ずつ弾丸が撃ち出される音が聞こえた。砦を目で見ていると、少ししてから弾が飛んでくるのがわかる。
「弾着…砦の手前の地面に命中。」
「仰角2度修正…撃て!」
攻撃座標を微調整して再度撃ちだされた。そして初弾から修正して放たれたいくつかの弾は、砦の壁付近に激突する。
「弾着、遠6近10…夾叉。」
私の言葉に叔母が笑みを浮かべて「全門斉射!砦の壁を吹き飛ばしなさい!」と叫ぶ。今までの倍の砲弾が撃ち出されて砦に命中する。命中から一泊空いてから砲弾が炸裂し、砦の壁の一部が崩壊した。
「命中…砦の壁が崩れたようね。中から兵士たちが街の中へ逃げて行くわ。」
因みに船の戦闘や号令は学園でも習わないため、打ち合わせの後から今日までの間に詰め込んだ。一夜漬けに近いがなんとか号令や用語の意味を覚えることができた。
「榴弾が効果あって良かった…しばらくはこのまま砦を崩して、その後は街道を破壊しましょう。」
戦艦はそのまま沖は巡回しながら砲撃を放っていく。ドラコロニア共和国は砦近くには艦隊や水軍は持っていないようで反撃はなかった。様子を見る限りだとどこから攻撃を受けているのかわかっていないようで、人的被害は軽微なものの混乱状態にあるようだ。
「それにしても…この戦艦だけ他より別格じゃない?王国が所有している飛空船より高い性能だと思うけど…」
改めて船の装備や能力を見ると、数段階進んでいる気がした。グランバルド帝国から鹵獲して改造した飛空船でさえ、単発の火力では勝るかもしれないが全体的な戦闘能力では負けるだろう。
私が思わず呟くとイリーナが「マギルス領だからですわね…」と言った。
「マギルス領に勤める魔術士には、変人…コホン、少し変わった研究者が多いのよ。仕事と趣味を兼ねて研究している人が多いから、実用的じゃないけど新しい発見が多いのよね。」
イリーナの言葉の端には苦労が滲んでいた。
それから半日、様子見と砲撃を繰り返して砦の破壊に成功した。砦の兵士たちは街の中に建物に逃げたようで姿は見えていない。
「後は一旦、マギルス領付近まで戻りながら街道の破壊に移りましょう…全艦この海域から離脱して攻撃目標を街道に設定します。取り舵いっぱい!」
旗艦を先頭に左反転してエスペルト王国の方へ進路を向ける。
「よーそろー、両舷前進第四戦速。弾種を徹甲弾に設定…目標は街道地表部。座標入力、一斉射!」
戦艦が直進に戻ると同時に主砲から砲弾が撃ち出された。街道を中心とした地面を通行できなくすることが目的なため、おおよその座標だけを伝えてひたすら攻撃を加える。
今回は徹甲弾を撃っているため、着弾と同時に炸裂し地面を抉っていった。
戦艦4隻がエスペルト王国の海域に着いた頃には、砦と王国の間の地面は陥没し、まともに通行できなくなった。
すでに領兵たちは乗り込んでいて、私たちは叔母やイリーナと一緒に旗艦のリシュリュに乗ることになる。
船の統制は叔母が地上部隊の統制はイリーナが行うようだ。
「出航準備、格納庫解放、錨を上げ!」
叔母の掛け声で格納庫の扉が開き前方の視界が開ける。船の錨が上がると「両舷前進微速…目的の海域までは航海長に任せるわ。」と指示を出した後、船が動き出した。
格納庫から海に繋がる水路を通って港の外に出ると船の速力が上がっていくのが感じる。
「ラティアーナ。申し訳ないけど1度見てもらえるかしら?」
私は「わかったわ。」と返事をすると王鍵を起動する。魔力の制御にも慣れたおかげで目や通信くらいで有れば、体の周りに術式を展開することなくに扱えるようになっていた。
私は目をエスペルト王国の外周部ギリギリに展開すると、ドラコロニア共和国の方へ向ける。
「砦に人がいるのは見えるけど…大きな動きはなし。エスペルト王国までの間にも進軍した形跡はなさそうね。」
私の言葉に皆はホッとした表情になる。共和国が進撃する前に砦と王国まで続く道を破壊できれば、進軍そのものを妨害することができるだろう。最低限、私がディートリヒを討つまでの間の時間稼ぎができれば問題なかった。
「このままいけば明日の朝には予定の海域に着くわ。今時点で動きがないのであれば間に合いそうね。」
叔母が明るい声で言った。戦艦は現在、陸から距離を取るために沖を目指している。予定の距離に到達してから共和国方面に転身する予定だ。
「そうね。共和国が王国に進軍するのを妨害できれば、わたくしたちがエスペルト王国内をまとめる時間は作れる。」
「お姉様、これから先はわたくしとリーファスで相手の動きを見ますわ。今のうちに休んでくださいまし。」
「王鍵は私達にも使えます。見たときの距離の計測方法も教えていただきましたし、大丈夫です。せめて攻撃を開始するまではゆっくりしていてください。」
ローザリンデとリーファスが任せてくださいと力強く言ってくれた。内心で2人の成長を実感していると「お姉様?」「姉上?」と不思議そうな声が聞こえた。
慌てて「お願いするわ。」と答える。
日が暮れる頃には戦艦が沖にたどり着く。この距離であれば陸地や高台程度では視認できない距離になるため、共和国の方向へ舵を切る。
定期的に確認しているものの砦に大きな動きはない。王鍵を繋ぐことで海上にいることが露見する可能性も考慮していたが、お父様からディートリヒや共和国側に情報は流れていないようだ。
明日の朝までは基本的に待機となるため、艦橋には私とローザリンデとリーファスが交互にいることになった。
今はリーファスが艦橋、私とローザリンデは休憩のため宛がわれた個室で休んでいる。
お茶を飲んでいると扉を叩く音が聞こえ、続けて声が聞こえてきた。
「ラティアーナ少し良い?」
「大丈夫よ。」
声をかけてきたのはイリーナだった。「お邪魔します。」と呟きながら部屋に入ってくる。
「どうしたのよ?」
私はイリーナにお茶を出しながら問いかける。
「用は特にないのだけど…こうしてゆっくり話せるうちに話したかったから。」
この革命が成功すれば私は史上初の女王になる。未成年ということで学園にも通わなければならないため、来年は通常通りの学園生活は送らないだろう。
「革命が成功するまでは…いえ成功して女王に就いてからもしばらく忙しくなるでしょうね。まさかわたくしが王位を狙うことになるなんて思わなかったわ。」
「ラティアーナは権力とかに興味なかったものね…」
イリーナは「王族にしては珍しいわ。」と口にした。イリーナらしい物言いにふと、笑みがこぼれる。
「イリーナはこれからも…親友として、従姉妹として、いてくれる?」
私はふと寂しい気分になるが、表情に出さないように努めて尋ねた。
「もちろん…今までのように皆がいる場所では難しいかもしれないけど、私的な場所ではいつもどおりに接するわ。」
イリーナはそう答えると私を抱きしめてくれる。
「ラティアーナとは今までもこれからも、親友として従姉妹…家族としていることは変わらないわ。あなたがわたくしを守り支えてくれるように、わたくしもあなたを支えて助ける。だから…安心しなさい!」
イリーナの言葉に心が温かくなった。友人や家族と思える人は多いけれど、どちらかと言えば私が守るのだと、思っていることが多い。他にも多かれ少なかれ王女としての立場が邪魔をして、本心は言えても弱音を吐くことはできない。
私の全てを曝け出せる数少ない相手に「ありがとう…」と小さな声で呟いた。
翌朝、予定の時刻となったため艦橋に集まる。
「砦に動きはないわ…」
私は王鍵の目を展開して共和国の砦を見ていた。戦闘中はより詳細な情報が欲しいため、目を使い続けることになるだろう。
「了解よ…全艦に通達。予定の海域に到達したため、これより攻撃を行う。全艦、弾種を榴弾に設定…目標は砦側面部。座標入力、初弾観測交互打ち方…攻撃始め!」
叔母の指令が全艦の船員に伝わる。船同士の通信は音声によるものと映像によるものの両方を使用していて、座標のような細かいものは映像で他の指示は声で伝える仕組みらしい。
4隻の戦艦の主砲が回頭して4連装砲から2発ずつ弾丸が撃ち出される音が聞こえた。砦を目で見ていると、少ししてから弾が飛んでくるのがわかる。
「弾着…砦の手前の地面に命中。」
「仰角2度修正…撃て!」
攻撃座標を微調整して再度撃ちだされた。そして初弾から修正して放たれたいくつかの弾は、砦の壁付近に激突する。
「弾着、遠6近10…夾叉。」
私の言葉に叔母が笑みを浮かべて「全門斉射!砦の壁を吹き飛ばしなさい!」と叫ぶ。今までの倍の砲弾が撃ち出されて砦に命中する。命中から一泊空いてから砲弾が炸裂し、砦の壁の一部が崩壊した。
「命中…砦の壁が崩れたようね。中から兵士たちが街の中へ逃げて行くわ。」
因みに船の戦闘や号令は学園でも習わないため、打ち合わせの後から今日までの間に詰め込んだ。一夜漬けに近いがなんとか号令や用語の意味を覚えることができた。
「榴弾が効果あって良かった…しばらくはこのまま砦を崩して、その後は街道を破壊しましょう。」
戦艦はそのまま沖は巡回しながら砲撃を放っていく。ドラコロニア共和国は砦近くには艦隊や水軍は持っていないようで反撃はなかった。様子を見る限りだとどこから攻撃を受けているのかわかっていないようで、人的被害は軽微なものの混乱状態にあるようだ。
「それにしても…この戦艦だけ他より別格じゃない?王国が所有している飛空船より高い性能だと思うけど…」
改めて船の装備や能力を見ると、数段階進んでいる気がした。グランバルド帝国から鹵獲して改造した飛空船でさえ、単発の火力では勝るかもしれないが全体的な戦闘能力では負けるだろう。
私が思わず呟くとイリーナが「マギルス領だからですわね…」と言った。
「マギルス領に勤める魔術士には、変人…コホン、少し変わった研究者が多いのよ。仕事と趣味を兼ねて研究している人が多いから、実用的じゃないけど新しい発見が多いのよね。」
イリーナの言葉の端には苦労が滲んでいた。
それから半日、様子見と砲撃を繰り返して砦の破壊に成功した。砦の兵士たちは街の中に建物に逃げたようで姿は見えていない。
「後は一旦、マギルス領付近まで戻りながら街道の破壊に移りましょう…全艦この海域から離脱して攻撃目標を街道に設定します。取り舵いっぱい!」
旗艦を先頭に左反転してエスペルト王国の方へ進路を向ける。
「よーそろー、両舷前進第四戦速。弾種を徹甲弾に設定…目標は街道地表部。座標入力、一斉射!」
戦艦が直進に戻ると同時に主砲から砲弾が撃ち出された。街道を中心とした地面を通行できなくすることが目的なため、おおよその座標だけを伝えてひたすら攻撃を加える。
今回は徹甲弾を撃っているため、着弾と同時に炸裂し地面を抉っていった。
戦艦4隻がエスペルト王国の海域に着いた頃には、砦と王国の間の地面は陥没し、まともに通行できなくなった。
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