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第5章 王女の学園生活
16 海底遺跡
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ここでの休暇が始まって数日。
街を散策したり景色が綺麗なところに行ったりと、のんびりとした時間を過ごした。
そして今日、前に話題に上がった海底遺跡へ向かうことになった。そのため港まで来たところだ。
皆で街の外へ行く格好をして待っていると、イリーナがやってきた。遠くではカイが船長らしき人と会話しているのが見える。
「あと少しで出発できるから、もう少しだけ待ってね。今日向かう海底遺跡は、沖から少し離れたところにあるのよ。見つかったばかりで、まだ誰も探索していないわ。」
イリーナの話では、海底遺跡は船で少し行った場所にあるらしい。なんでも少し前にその辺りの海域で、魔物との戦闘があったようだ。戦闘の余波で、海底にあった砂が流れて見つかったらしい。
「近くまでは船で行くのよね?そこからどうやって探索するの?」
「それはね…遺跡全体を水抜きするのよ!」
カトレアがイリーナの言葉に固まった。他の皆も言葉の意味が想像できずに、首を傾げていた。
「というわけでその場所に着いたら、アドリアスとカトレアには力を借りるわよ。…どうやるのかは見てのお楽しみね。」
イリーナは不敵な笑みを浮かべている。
「イリーナ様、船の準備ができました。」
「ありがとう。では行きましょうか。」
カイが出発できることを伝えにきた。今回使う船は、以前私たちが乗ったものより一回り小さいが、鉄鋼製の船になっている。
推力も帆によるものでなく、魔力炉を動力源として水流を操作することで得ているため、天候に左右されず速力も高いことが特徴だ。
全員して船に乗り込むと、目的地に向けて出発した。波による揺れも少なく速い速度で進んでいるため、風がとても心地よく感じる。
「前に乗った帆船も良かったけど、この船もいいわね。」
「ええ、この速さと安定性は、帆船では出せないと思うわ。これはこれでいいでしょう。」
甲板から海を眺めているとイリーナが隣に来た。そのまま2人して海を眺めていると、目的地に到着したようで、周りが慌しくなる。
「では遺跡に入る準備をしましょうか…アドリアスとカトレアには手伝ってもらうわよ。」
イリーナがアドリアスとカトレアを引き連れて、海の見える場所まで歩いていく。3人は耳元で話し合うと少し距離を取った。
「いくわよ…2人ともお願い!」
イリーナは風魔術を行使して広範囲の空気を包む結界を作り出した。そこにアドリアスとカトレアも魔力を込めて、結界をさらに拡大していく。
「っ!なんて魔力…」
「とても凄まじいです…」
「ええ、わたくしも見たことがありませんわ。」
ロアやロナ、スピカは3人が協力して行使する魔術に、驚きを隠せないようだ。
「普通の軍団魔術は、術式の構築維持と魔力の制御統制で別々に行うのだけど…いくら3人分とはいえ1人で行うなんて、イリーナは流石よね。」
私たちが見守っている間にも、風の結界が一定の大きさまで広がった。そのまま結界は海に沈んでいき水だけを遮るようにして、遺跡を包みこむ。
「成功ね。それなりの魔力をつぎ込んでいるから、1日程度は持つわ。その間に探索しましょう。」
「確かにあれなら、遺跡の中を探索できるわね。でも…ここから遺跡までは、どう移動するつもり?」
私は遺跡を眺めながら聞いてみた。海上から遺跡を包む結界まではそれなりの深さがあるように見える。
「ラティアーナなら問題ないでしょう?」
「いや、わたくしじゃなくて他の人よ。」
私やアドリアスと恐らくカトレアも問題ないと思うが、他の人には辛いものがあるだろう。
「それは…動ける人が、抱えて行けばいいわ…わたくしがカイを、ラティアーナはロアとロナを、アドリアスはスピカって組み合わせでどうかしら?カトレアは1人でも移動できるわよね?」
「もちろんですわ。」
カトレアは1人で問題なさそうだ。
「2人もそれでいい?」
「「は、はい。」」
ロアとロナも私が連れて行けば大丈夫だろう。
あとは、アドリアスとスピカのペアだが…
「スピカ構わないか?」
「はい…」
初日の告白から意識をして、この数日の間アタックを受け続けているスピカも真っ赤になりながら頷いた。
(2人を見ていると甘くていいわね…スピカも恥ずかしいそうにしながらも、嬉しそうにしていて、微笑ましいわ。)
内心でほっこりしながらも担当が決まった。あとは順番に海に飛び込むだけだ。
「では行くわよ。息を少しだけ止めておいてね。」
私は2人が息を止めたのを確認すると、抱えたまま海に飛び込む。海に入る直前に魔力で全体を覆う。そして海中では、水魔術と身体強化を用いて水の足場を跳躍していった。
数回の跳躍を行って結界内に入ると、体勢を整えて着地した。
「もう大丈夫よ。」
「「ありがとうございます。」」
他の皆もそれぞれの方法で降りてきた。
「これで全員ね。それでは見て回りましょうか。」
ここの遺跡は、少し小さめの街といった印象を受ける。長い間海に晒されていたせいか、建物の一部は崩れているが原型は留めている。
「これは…元々集落だったのか?」
「可能性はありそうね。だとすれば中央付近に何かあるかしら?」
この辺りは、小さくて同じ形の建物らしきものが多い。恐らくは家もしくは似たようななにかだろう。
するとアドリアスとイリーナは、建物の中に残っていた石版に刻まれた文字を見ていた。
「これは…この辺りで使われていた古代文字だな。」
「ええ、我が家の書庫にも残っていたものと同じ文字だわ。読めるかしら?」
今使われている言語はこの大陸で共通しているが、エスペルト王国の建国よりも昔は地域によって違ったらしい。
王城の図書館には、その時代の古代文字で書かれていた書物が置いてあった。そういった書物に共通する部分を探すことで、完全ではないもののある程度の単語の意味は解読されている。
「わたくしも手伝いますわ。」
私も近くで解読できるか試してみると、カトレアも近付いてきた。
学園でも学ぶ内容だが、授業があるのは来年になる。恐らく現時点で読むことができるのは、古代文字の書物が身近にある私や公爵家くらいだろう。
「えっと…ここまでが単語だから、【8本足】【茹でる】【赤】【わさび】…」
「……」
「ただの調理方法ね。」
他には目新しいものがなかったため、建物を出る。
「どう?なにか変わったものとか、石版とかあった?」
「なにもありませんでした。」
スピカたち4人と合流するが、他にはなにもなかったようだ。私たちはこのまま、中心と思われる方向へ歩いていった。
「これは教会かしら?」
私たちの目の前には、教会のような廃墟があった。今ある教会と洋式は全く違うものの、雰囲気が似ている。
中に入ると、壊れかけの石像がいくつかあった。石像の近くには、石板が置いてあるようだ。
「今度こそ意味がありそうね…所々削れていて読めない場所があるけど、【炎】【祀る】かしら。他はどう?」
部分的にかけているのもあって、単語として意味がわかるのが少なかった。他の石板のある方を見るとあまり変わらないらしく、首を振っていた。
「駄目ね…こっちには【水】【司る】だけね。」
「俺の方は壊れすぎてて全く読めないな。カトレアはどうだった?」
「わたくしの方だと【生命】だけよ。」
跡だけを見ると9つあったようだが、残りは跡形もなく消えていた。
「奥にもう1つ石像がありましたよ。文字の刻まれている石板もありました。」
確認が終わる頃、ちょうど奥を見ていたスピカたちが戻ってきた。読めそうと言うことで、8人で奥に行くと下半分になっている石像があった。石板も欠けているものの形を留めている。
「ん?意味はよくわからないわね…【星】【唯一】【絶対】くらいかしら。」
「そうね。少なくとも今の教会とは、全く違うわ。信仰している精霊は1人しかいないし、祀り方も在り方も一緒のところが何もないわ。」
他には特に変わったものが見つからなかったため、教会らしき廃墟を後にした。
いくつか昔の道具らしきものを回収すると、船に戻る時間になる。
行きと同じように、両脇に抱えて魔力で包み込むと海上を目掛けて跳躍して、船に戻る。
そのまま、回収した物品を船の人に預けた。物品は領地の研究所に送って、専門家に解析してもらう予定となる。
私たちはそのまま、領地に戻るのだった。
街を散策したり景色が綺麗なところに行ったりと、のんびりとした時間を過ごした。
そして今日、前に話題に上がった海底遺跡へ向かうことになった。そのため港まで来たところだ。
皆で街の外へ行く格好をして待っていると、イリーナがやってきた。遠くではカイが船長らしき人と会話しているのが見える。
「あと少しで出発できるから、もう少しだけ待ってね。今日向かう海底遺跡は、沖から少し離れたところにあるのよ。見つかったばかりで、まだ誰も探索していないわ。」
イリーナの話では、海底遺跡は船で少し行った場所にあるらしい。なんでも少し前にその辺りの海域で、魔物との戦闘があったようだ。戦闘の余波で、海底にあった砂が流れて見つかったらしい。
「近くまでは船で行くのよね?そこからどうやって探索するの?」
「それはね…遺跡全体を水抜きするのよ!」
カトレアがイリーナの言葉に固まった。他の皆も言葉の意味が想像できずに、首を傾げていた。
「というわけでその場所に着いたら、アドリアスとカトレアには力を借りるわよ。…どうやるのかは見てのお楽しみね。」
イリーナは不敵な笑みを浮かべている。
「イリーナ様、船の準備ができました。」
「ありがとう。では行きましょうか。」
カイが出発できることを伝えにきた。今回使う船は、以前私たちが乗ったものより一回り小さいが、鉄鋼製の船になっている。
推力も帆によるものでなく、魔力炉を動力源として水流を操作することで得ているため、天候に左右されず速力も高いことが特徴だ。
全員して船に乗り込むと、目的地に向けて出発した。波による揺れも少なく速い速度で進んでいるため、風がとても心地よく感じる。
「前に乗った帆船も良かったけど、この船もいいわね。」
「ええ、この速さと安定性は、帆船では出せないと思うわ。これはこれでいいでしょう。」
甲板から海を眺めているとイリーナが隣に来た。そのまま2人して海を眺めていると、目的地に到着したようで、周りが慌しくなる。
「では遺跡に入る準備をしましょうか…アドリアスとカトレアには手伝ってもらうわよ。」
イリーナがアドリアスとカトレアを引き連れて、海の見える場所まで歩いていく。3人は耳元で話し合うと少し距離を取った。
「いくわよ…2人ともお願い!」
イリーナは風魔術を行使して広範囲の空気を包む結界を作り出した。そこにアドリアスとカトレアも魔力を込めて、結界をさらに拡大していく。
「っ!なんて魔力…」
「とても凄まじいです…」
「ええ、わたくしも見たことがありませんわ。」
ロアやロナ、スピカは3人が協力して行使する魔術に、驚きを隠せないようだ。
「普通の軍団魔術は、術式の構築維持と魔力の制御統制で別々に行うのだけど…いくら3人分とはいえ1人で行うなんて、イリーナは流石よね。」
私たちが見守っている間にも、風の結界が一定の大きさまで広がった。そのまま結界は海に沈んでいき水だけを遮るようにして、遺跡を包みこむ。
「成功ね。それなりの魔力をつぎ込んでいるから、1日程度は持つわ。その間に探索しましょう。」
「確かにあれなら、遺跡の中を探索できるわね。でも…ここから遺跡までは、どう移動するつもり?」
私は遺跡を眺めながら聞いてみた。海上から遺跡を包む結界まではそれなりの深さがあるように見える。
「ラティアーナなら問題ないでしょう?」
「いや、わたくしじゃなくて他の人よ。」
私やアドリアスと恐らくカトレアも問題ないと思うが、他の人には辛いものがあるだろう。
「それは…動ける人が、抱えて行けばいいわ…わたくしがカイを、ラティアーナはロアとロナを、アドリアスはスピカって組み合わせでどうかしら?カトレアは1人でも移動できるわよね?」
「もちろんですわ。」
カトレアは1人で問題なさそうだ。
「2人もそれでいい?」
「「は、はい。」」
ロアとロナも私が連れて行けば大丈夫だろう。
あとは、アドリアスとスピカのペアだが…
「スピカ構わないか?」
「はい…」
初日の告白から意識をして、この数日の間アタックを受け続けているスピカも真っ赤になりながら頷いた。
(2人を見ていると甘くていいわね…スピカも恥ずかしいそうにしながらも、嬉しそうにしていて、微笑ましいわ。)
内心でほっこりしながらも担当が決まった。あとは順番に海に飛び込むだけだ。
「では行くわよ。息を少しだけ止めておいてね。」
私は2人が息を止めたのを確認すると、抱えたまま海に飛び込む。海に入る直前に魔力で全体を覆う。そして海中では、水魔術と身体強化を用いて水の足場を跳躍していった。
数回の跳躍を行って結界内に入ると、体勢を整えて着地した。
「もう大丈夫よ。」
「「ありがとうございます。」」
他の皆もそれぞれの方法で降りてきた。
「これで全員ね。それでは見て回りましょうか。」
ここの遺跡は、少し小さめの街といった印象を受ける。長い間海に晒されていたせいか、建物の一部は崩れているが原型は留めている。
「これは…元々集落だったのか?」
「可能性はありそうね。だとすれば中央付近に何かあるかしら?」
この辺りは、小さくて同じ形の建物らしきものが多い。恐らくは家もしくは似たようななにかだろう。
するとアドリアスとイリーナは、建物の中に残っていた石版に刻まれた文字を見ていた。
「これは…この辺りで使われていた古代文字だな。」
「ええ、我が家の書庫にも残っていたものと同じ文字だわ。読めるかしら?」
今使われている言語はこの大陸で共通しているが、エスペルト王国の建国よりも昔は地域によって違ったらしい。
王城の図書館には、その時代の古代文字で書かれていた書物が置いてあった。そういった書物に共通する部分を探すことで、完全ではないもののある程度の単語の意味は解読されている。
「わたくしも手伝いますわ。」
私も近くで解読できるか試してみると、カトレアも近付いてきた。
学園でも学ぶ内容だが、授業があるのは来年になる。恐らく現時点で読むことができるのは、古代文字の書物が身近にある私や公爵家くらいだろう。
「えっと…ここまでが単語だから、【8本足】【茹でる】【赤】【わさび】…」
「……」
「ただの調理方法ね。」
他には目新しいものがなかったため、建物を出る。
「どう?なにか変わったものとか、石版とかあった?」
「なにもありませんでした。」
スピカたち4人と合流するが、他にはなにもなかったようだ。私たちはこのまま、中心と思われる方向へ歩いていった。
「これは教会かしら?」
私たちの目の前には、教会のような廃墟があった。今ある教会と洋式は全く違うものの、雰囲気が似ている。
中に入ると、壊れかけの石像がいくつかあった。石像の近くには、石板が置いてあるようだ。
「今度こそ意味がありそうね…所々削れていて読めない場所があるけど、【炎】【祀る】かしら。他はどう?」
部分的にかけているのもあって、単語として意味がわかるのが少なかった。他の石板のある方を見るとあまり変わらないらしく、首を振っていた。
「駄目ね…こっちには【水】【司る】だけね。」
「俺の方は壊れすぎてて全く読めないな。カトレアはどうだった?」
「わたくしの方だと【生命】だけよ。」
跡だけを見ると9つあったようだが、残りは跡形もなく消えていた。
「奥にもう1つ石像がありましたよ。文字の刻まれている石板もありました。」
確認が終わる頃、ちょうど奥を見ていたスピカたちが戻ってきた。読めそうと言うことで、8人で奥に行くと下半分になっている石像があった。石板も欠けているものの形を留めている。
「ん?意味はよくわからないわね…【星】【唯一】【絶対】くらいかしら。」
「そうね。少なくとも今の教会とは、全く違うわ。信仰している精霊は1人しかいないし、祀り方も在り方も一緒のところが何もないわ。」
他には特に変わったものが見つからなかったため、教会らしき廃墟を後にした。
いくつか昔の道具らしきものを回収すると、船に戻る時間になる。
行きと同じように、両脇に抱えて魔力で包み込むと海上を目掛けて跳躍して、船に戻る。
そのまま、回収した物品を船の人に預けた。物品は領地の研究所に送って、専門家に解析してもらう予定となる。
私たちはそのまま、領地に戻るのだった。
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