112 / 460
第5章 王女の学園生活
13前期の終わり
しおりを挟む
「……同じクラスなのだし、スピカに直接言えば良いじゃない?」
アドリアスの告白に少しだけ固まった私は、ようやく復帰して言葉を返した。
「伝えるかどうかは迷ったんだが、いきなり俺が伝えたら困惑するだろう?もしスピカが迷惑だと思っていたとしても、伯爵家令嬢としては拒否できないだろうし。」
スピカには婚約者はまだいないと聞いていた。学園に通ううちに決まれば良し、決まらなければ両親が見つけると言っていたはずだ。
とはいえこの王国では公爵家というのは、貴族の最高位というだけでなく特別な意味を持つ。公爵家の嫡男であるアドリアスから、正式に申し込んでしまうと伯爵家は断れないだろう。
「人払いした状態で、スピカと話してみれば良いのではないかしら?家まで話がいかなければ…本音で話せるかもしれないわよ。」
「ああ、もちろんスピカには直接伝えたいとは思っている。ただその前に…他に意中の相手がいるのかだけでも、聞いてくれると助かる。」
アドリアスのあまりに必死なお願いに、私はため息を吐いた。
「わかったわよ。そのかわりスピカのこと大切にしなさいよ。…そういえば前までスピカのこと気にしてなかったように思うけど、きっかけはなにかあったのかしら?」
私が微笑みを浮かべて聞くと、アドリアスは目をそらした。
「いや…それはだな…」
「わたくしだって、人の恋路をとやかく言うつもりはないけど…協力させるのだから聞く権利があると思うけど?」
私がじっと見つめていると、アドリアスも観念したようで話し始めた。
「きっかけはこの前の実践演習だと思う。元々可愛いとは思っていたんだ。けれど演習で1日中近くにいて、この先も守りたいと思った。スピカのことをこの先ずっと笑顔にしたい。隣にあり続けたいと…その中で事故が起きて、スピカを失うかもしれないと思った時、怖くなった。だから後悔しないようにしようかと…」
「だったらその気持ちをスピカに伝えてあげなさいよ。…あとスピカだけどね、学園の中で婚約者を探して良いって言われているらしいわよ。この前ね、恋の話をした時は、まだ好きな相手はいなそうだったから、まだ機会はあるかもしれないわよ?」
私がそういうとアドリアスが固まる。
「……スピカに相手がいないの知っていたなら、初めから教えてくれても…」
「初めに答えていたら、色々と教えてくれなかったでしょう?…アドリアスなら信頼できるから応援してるわよ。せいぜい頑張りなさいな。」
私はそのまま修練上を後にした。
学園で婚約者を見つける人は、それなりにいたりする。アドリアスがスピカに恋していたのは、気づかなかったが私から見てもお見合いだとは思った。あとは当人たちで納得がいくようになれば良いだろう。
アドリアスの話も聞いて、私も恋をしてみたいと思う。誰かのことを好きになって、一緒に生きていたいと思う相手。
いつか…出会えるだろうかと、とりとめもなく考えながら寮の部屋に戻った。
それからしばらく時間が経って、前期が終わる。
「本日を持って王立学園の前期が終了します。長期休暇となりますが2月後、再び皆で集まれることを期待しています。では、解散。」
アイリスの挨拶をもって授業が終わるとイリーナが皆に声をかけた。
「もしよかったらマギルス領に遊びに来ない?」
イリーナの提案で来週から半月くらい、遊びに来ないかと誘われていて、皆でどうするか考えている。
「僕は公爵家の仕事の手伝いがあるから難しいかな。」
「残念ですが、私もウィスタリア領で父上の手伝いがあります。」
ブラッドとアルマクは家の仕事のため都合がつかないようだ。
他は大丈夫そうなため、私とアドリアス、カトレア、スピカは遊びに行くことになった。
「僕たちはどうしましょうか?行きたいですが…許可が降りるかどうか。」
最後にロアとロナが悩んでいる。孤児院から許可が降りるか心配らしい。
「2人とも行きたいなら行くといいわ。アリアにはわたくしからも話をするわよ?」
「…僕たちも行きたいです。」
「よし、では決まりね!」
結果的に6人で遊びに行くことになった。イリーナとカイは先に戻り、王都に居を構えていないカトレアとスピカは、1度領地に帰ってから行くことになる。
そのため、王都からは私とアドリアス、ロア、ロナの4人で行く。
学園から王都に戻ると、アドリアスと別れて3人で孤児院に向かう。
「「ただいま戻りました!」」
「ロア、ロナ、おかえりなさい!ティアも久しぶりね。」
孤児院に入るとアリアが出迎えてくれた。
「久しぶりねアリア。…2人のことなんだけど、旅行に連れて行きたいのよね。来週から半月くらいなんだけどいいかしら?」
私がアリアに言うと頷いてくれる。
「いいわよ。ティアが一緒なら尚更安心だわ。」
「了解よ。2人とも良かったわね。」
ロアとロナのことも解決した。それからは、ノアとドムも加えて皆で話をした後解散した。
そしてマギルス領へ向かう日がやって来る。
4人ということで、馬車は1台で足りる。そのため私の馬車で行くことにした。とはいえ王国の紋章入りの馬車は目立つため、王都を出てすぐの場所で合流する。
私とアドリアスは馬車に乗ったまま、少し待っているとアリアが2人を連れて来るのが見えた。
「アリアにロアとロナもおはよう。2人とも乗っていいわよ。」
「「おはようございます。お邪魔しますね…」」
ロアとロナが対面に座って準備が整う。
アリアに別れを告げてマギルス領に向けて出発した。
アドリアスの告白に少しだけ固まった私は、ようやく復帰して言葉を返した。
「伝えるかどうかは迷ったんだが、いきなり俺が伝えたら困惑するだろう?もしスピカが迷惑だと思っていたとしても、伯爵家令嬢としては拒否できないだろうし。」
スピカには婚約者はまだいないと聞いていた。学園に通ううちに決まれば良し、決まらなければ両親が見つけると言っていたはずだ。
とはいえこの王国では公爵家というのは、貴族の最高位というだけでなく特別な意味を持つ。公爵家の嫡男であるアドリアスから、正式に申し込んでしまうと伯爵家は断れないだろう。
「人払いした状態で、スピカと話してみれば良いのではないかしら?家まで話がいかなければ…本音で話せるかもしれないわよ。」
「ああ、もちろんスピカには直接伝えたいとは思っている。ただその前に…他に意中の相手がいるのかだけでも、聞いてくれると助かる。」
アドリアスのあまりに必死なお願いに、私はため息を吐いた。
「わかったわよ。そのかわりスピカのこと大切にしなさいよ。…そういえば前までスピカのこと気にしてなかったように思うけど、きっかけはなにかあったのかしら?」
私が微笑みを浮かべて聞くと、アドリアスは目をそらした。
「いや…それはだな…」
「わたくしだって、人の恋路をとやかく言うつもりはないけど…協力させるのだから聞く権利があると思うけど?」
私がじっと見つめていると、アドリアスも観念したようで話し始めた。
「きっかけはこの前の実践演習だと思う。元々可愛いとは思っていたんだ。けれど演習で1日中近くにいて、この先も守りたいと思った。スピカのことをこの先ずっと笑顔にしたい。隣にあり続けたいと…その中で事故が起きて、スピカを失うかもしれないと思った時、怖くなった。だから後悔しないようにしようかと…」
「だったらその気持ちをスピカに伝えてあげなさいよ。…あとスピカだけどね、学園の中で婚約者を探して良いって言われているらしいわよ。この前ね、恋の話をした時は、まだ好きな相手はいなそうだったから、まだ機会はあるかもしれないわよ?」
私がそういうとアドリアスが固まる。
「……スピカに相手がいないの知っていたなら、初めから教えてくれても…」
「初めに答えていたら、色々と教えてくれなかったでしょう?…アドリアスなら信頼できるから応援してるわよ。せいぜい頑張りなさいな。」
私はそのまま修練上を後にした。
学園で婚約者を見つける人は、それなりにいたりする。アドリアスがスピカに恋していたのは、気づかなかったが私から見てもお見合いだとは思った。あとは当人たちで納得がいくようになれば良いだろう。
アドリアスの話も聞いて、私も恋をしてみたいと思う。誰かのことを好きになって、一緒に生きていたいと思う相手。
いつか…出会えるだろうかと、とりとめもなく考えながら寮の部屋に戻った。
それからしばらく時間が経って、前期が終わる。
「本日を持って王立学園の前期が終了します。長期休暇となりますが2月後、再び皆で集まれることを期待しています。では、解散。」
アイリスの挨拶をもって授業が終わるとイリーナが皆に声をかけた。
「もしよかったらマギルス領に遊びに来ない?」
イリーナの提案で来週から半月くらい、遊びに来ないかと誘われていて、皆でどうするか考えている。
「僕は公爵家の仕事の手伝いがあるから難しいかな。」
「残念ですが、私もウィスタリア領で父上の手伝いがあります。」
ブラッドとアルマクは家の仕事のため都合がつかないようだ。
他は大丈夫そうなため、私とアドリアス、カトレア、スピカは遊びに行くことになった。
「僕たちはどうしましょうか?行きたいですが…許可が降りるかどうか。」
最後にロアとロナが悩んでいる。孤児院から許可が降りるか心配らしい。
「2人とも行きたいなら行くといいわ。アリアにはわたくしからも話をするわよ?」
「…僕たちも行きたいです。」
「よし、では決まりね!」
結果的に6人で遊びに行くことになった。イリーナとカイは先に戻り、王都に居を構えていないカトレアとスピカは、1度領地に帰ってから行くことになる。
そのため、王都からは私とアドリアス、ロア、ロナの4人で行く。
学園から王都に戻ると、アドリアスと別れて3人で孤児院に向かう。
「「ただいま戻りました!」」
「ロア、ロナ、おかえりなさい!ティアも久しぶりね。」
孤児院に入るとアリアが出迎えてくれた。
「久しぶりねアリア。…2人のことなんだけど、旅行に連れて行きたいのよね。来週から半月くらいなんだけどいいかしら?」
私がアリアに言うと頷いてくれる。
「いいわよ。ティアが一緒なら尚更安心だわ。」
「了解よ。2人とも良かったわね。」
ロアとロナのことも解決した。それからは、ノアとドムも加えて皆で話をした後解散した。
そしてマギルス領へ向かう日がやって来る。
4人ということで、馬車は1台で足りる。そのため私の馬車で行くことにした。とはいえ王国の紋章入りの馬車は目立つため、王都を出てすぐの場所で合流する。
私とアドリアスは馬車に乗ったまま、少し待っているとアリアが2人を連れて来るのが見えた。
「アリアにロアとロナもおはよう。2人とも乗っていいわよ。」
「「おはようございます。お邪魔しますね…」」
ロアとロナが対面に座って準備が整う。
アリアに別れを告げてマギルス領に向けて出発した。
5
お気に入りに追加
81
あなたにおすすめの小説
わがまま姉のせいで8歳で大聖女になってしまいました
ぺきぺき
ファンタジー
ルロワ公爵家の三女として生まれたクリスローズは聖女の素質を持ち、6歳で教会で聖女の修行を始めた。幼いながらも修行に励み、周りに応援されながら頑張っていたある日突然、大聖女をしていた10歳上の姉が『妊娠したから大聖女をやめて結婚するわ』と宣言した。
大聖女資格があったのは、その時まだ8歳だったクリスローズだけで…。
ー---
全5章、最終話まで執筆済み。
第1章 6歳の聖女
第2章 8歳の大聖女
第3章 12歳の公爵令嬢
第4章 15歳の辺境聖女
第5章 17歳の愛し子
権力のあるわがまま女に振り回されながらも健気にがんばる女の子の話を書いた…はず。
おまけの後日談投稿します(6/26)。
番外編投稿します(12/30-1/1)。
作者の別作品『人たらしヒロインは無自覚で魔法学園を改革しています』の隣の国の昔のお話です。
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
追放された聖女の悠々自適な側室ライフ
白雪の雫
ファンタジー
「聖女ともあろう者が、嫉妬に狂って我が愛しのジュリエッタを虐めるとは!貴様の所業は畜生以外の何者でもない!お前との婚約を破棄した上で国外追放とする!!」
平民でありながらゴーストやレイスだけではなくリッチを一瞬で倒したり、どんな重傷も完治してしまうマルガレーテは、幼い頃に両親と引き離され聖女として教会に引き取られていた。
そんな彼女の魔力に目を付けた女教皇と国王夫妻はマルガレーテを国に縛り付ける為、王太子であるレオナルドの婚約者に据えて、「お妃教育をこなせ」「愚民どもより我等の病を治療しろ」「瘴気を祓え」「不死王を倒せ」という風にマルガレーテをこき使っていた。
そんなある日、レオナルドは居並ぶ貴族達の前で公爵令嬢のジュリエッタ(バスト100cm以上の爆乳・KかLカップ)を妃に迎え、マルガレーテに国外追放という死刑に等しい宣言をしてしまう。
「王太子殿下の仰せに従います」
(やっと・・・アホ共から解放される。私がやっていた事が若作りのヒステリー婆・・・ではなく女教皇と何の力もない修道女共に出来る訳ないのにね~。まぁ、この国がどうなってしまっても私には関係ないからどうでもいいや)
表面は淑女の仮面を被ってレオナルドの宣言を受け入れたマルガレーテは、さっさと国を出て行く。
今までの鬱憤を晴らすかのように、着の身着のままの旅をしているマルガレーテは、故郷である幻惑の樹海へと戻っている途中で【宮女狩り】というものに遭遇してしまい、大国の後宮へと入れられてしまった。
マルガレーテが悠々自適な側室ライフを楽しんでいる頃
聖女がいなくなった王国と教会は滅亡への道を辿っていた。
私がいなくなった部屋を見て、あなた様はその心に何を思われるのでしょうね…?
新野乃花(大舟)
恋愛
貴族であるファーラ伯爵との婚約を結んでいたセイラ。しかし伯爵はセイラの事をほったらかしにして、幼馴染であるレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と呼んでもいいほどのもので、そんな行動の果てにファーラ伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう。しかしそれと時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。弱気なセイラが自分に逆らう事など絶対に無いと思い上がっていた伯爵は、誰もいなくなってしまったセイラの部屋を見て…。
※カクヨム、小説家になろうにも投稿しています!
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
捨てられた転生幼女は無自重無双する
紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる