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俺達の妹アンジュ(370話)
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
(季節外れですがクリスマス特別イベントです)
(この時間軸は、少しだけ前の時間軸です)
(このアンジュは、子供になる薬で子供になっています)
~第370話~
~シスイの目線~
(この話は、シスイの視点です)
アンジュが天界に帰ってしばらくがたった。
でもアンジュは、俺達が危ない時に天界からわざわざと助けに来てくれた。
俺は、アンジュに助けられてばかりだった。
アンジュの兄のつもりなのに助けられてばかりで情けなくなった。
そしてクリスマスになった。
クリスマスに家のドアを叩く音が聞こえてきた。
「はーーい……
アキラ、メグム、メリークリスマス、待っていたぞ」
ドアを開けるとアキラとメグムが立っていた。
俺は、アキラとメグムが来てくれたのが嬉しくて二って笑った。
そしてアキラとメグムに挨拶をした。
「メリークリスマスです、アキラ君、メグムちゃん。
待っていました。
ちょうどクリスマスパーティーで食べる料理ができたところです」
ラミーもメグムとアキラに気がついて嬉しそうにニッコリと笑った。
「メリークリスマスです、ラミーちゃん、シスイ君。
お招きありがとうございます」
メグムは、俺達に出会えたのが嬉しくて優しく微笑んだ。
そしてクリスマスの挨拶をした。
「メリークリスマス、ラミー、シスイ。
お招きありがとうね」
アキラも俺達に出会えたのが嬉しそうに二って笑いました。
そしてクリスマスの挨拶をした。
「本当は、アンジュにも来てもらいたかったんだよ……
でもアンジュは、天界だから連絡ができなかったよ……
それに天使のアンジュは、忙しいと思う……
だからたぶんこれないと思うんだ……」
俺は、アンジュが子供でも天使だったから忙しいって思った。
だからここにこれないのを仕方がないと思だた。
そして寂しそうに苦笑いを浮かべた。
「そうですね……
アンジュちゃんは、忙しいです……
ですから仕方がありませんね……」
ラミーもアンジュと会えなくて寂しそうに微笑んだ。
「そうか……
やっぱりアンジュは、これないんだね……
仕方がないよね……」
アキラもアンジュと会えなくて寂しそうに微笑んだ。
「アンジュちゃんは、天使です……
だから仕方がありません……
でもアンジュちゃんに会いたいと思うのがわがままかも知れませんね……」
メグムもアンジュに会えないのが寂しくて苦笑いを浮かべた。
しばらく俺達は、アンジュに会えないのが寂しくて沈黙が続いた。
でも突然庭に何かが落ちてきた様な大きな音が響いた。
「な、何事だ!?」
俺達は、慌てて家の庭に出た。
庭は、砂煙が上がっていた。
「うぅ……(うぅ……)
いたいれす……(痛いです……)
ちゃくちにしっぱいちまちた……(着地に失敗しました……)」
砂煙が晴れるとアンジュが尻餅をついていた。
そして涙目でゆっくりと立ち上がった。
「ア、アンジュなのか……?」
俺は、戸惑いながらアンジュを見つめた。
「あい、めりーくりすますれす、らみーおねえたん、めぐむおねえたん、しすいおにいたん、あきらおにいたん(はい、メリークリスマスです、ラミーお姉ちゃん、メグムお姉ちゃん、シスイお兄ちゃん、アキラお兄ちゃん)
てぃへへーー、くりすますれす(てぃへへーー、クリスマスです)
あいにきまちた(会いに来ました)」
アンジュは、ニコニコ笑顔で両手を大きく広げた。
俺達に会いに来た事を知らせた。
「メリークリスマス、アンジュ……
会いたかったぞ……」
俺は、アンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「メリークリスマスです、アンジュちゃん……
ラミーもアンジュちゃんに会いたかったです……」
ラミーもアンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「メリークリスマスだよ、アンジュ……
僕もアンジュに会いたかったよ……」
アキラもアンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「メリークリスマスです、アンジュちゃん……
私もアンジュちゃんに会いたかったです……」
メグムもアンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「てぃへへーー、あんじゅもらみーおねえたんとめぐむおねえたんとしすいおにいたんとあきらおにいたんにあいたかったれす(てぃへへーー、アンジュもラミーお姉ちゃんとメグムお姉ちゃんとシスイお兄ちゃんとアキラお兄ちゃんに会いたかったです)」
アンジュは、ニコニコ笑顔で俺達を優しく抱き締め返してくれた。
俺達は、しばらく抱き締めてアンジュの再会を喜びました。
俺達は、しばらくしてからゆっくりと離れた。
「それでアンジュ、いつまでいられるのか?」
俺は、下界にいつまでいられるのか質問した。
「ごめんなちゃい、きょうかえりましゅ……(ごめんなさい、今日帰ります……)」
アンジュは、申し訳なさそうにしゅんと落ち込みました。
そして今日帰る事を知らせた。
「そうか……
アンジュは、忙しいから仕方がないよな……」
アンジュは、天使だから日頃忙しいのを知っていた。
今日は、クリスマスです。
だからむちゃをして俺達に会いに来てくれたのが解っていました。
だからこれ以上無理を言ってアンジュを困らせるのは、悪いと思いました。
だから寂しそうに微笑んだ。
「うぅ……(うぅ……)
ごめんなちゃい、しすいおにいたん……(ごめんなさい、シスイお兄ちゃん……)」
アンジュは、俺の態度を見て泣きそうな表情で申し訳なさそうに俯いた。
「あわわ、ご、ごめん!?
気にするな、アンジュ!?
それから今日は、クリスマスだよな。
だからクリスマスパーティーをしようと思うんだ。
アンジュもクリスマスパーティーに参加してくれるよな?」
俺は、アンジュが泣きそうになったのを見て慌てて両手を振りました。
アンジュを慰めようとした。
アンジュを安心させる様に優しく微笑んだ。
そしてアンジュをクリスマスパーティーに誘った。
「えっ、くりすますぱーてぃー!?(えっ、クリスマスパーティー!?)
あんじゅもくりすますぱーてぃーにさんかする!!(アンジュもクリスマスパーティーに参加する!!)」
アンジュは、クリスマスパーティーって言葉を聞いて嬉しそうにニコニコ笑顔でぴょんぴょんと跳ねた。
クリスマスパーティーに参加する事を即答した。
「それならば決まりだな!
早く入れよ、アンジュ!」
俺は、アンジュがクリスマスパーティーに参加するのが嬉しくて二って笑った。
俺とアンジュとラミーとメグムとアキラは、一緒に家の中に入った。
「うんとね……(うんとね……)
くりすますけーきをつくってきまちた(クリスマスケーキを作って来ました)
よかったらたべてくらたい(良かったら食べてください)」
アンジュは、収納魔法でクリスマスケーキを出しました。
そしてニコニコ愛顔で俺にクリスマスケーキを渡しました。
「ありがとう、アンジュ。
それならばクリスマスパーティーで食べさせてもらうな」
俺は、アンジュからケーキを受け取り嬉しそうにニッコリと笑った。
「わーー!?
アンジュちゃんの作ったケーキって美味しいのですよね!?
ありがとうございます、アンジュちゃん!」
ラミーは、アンジュの作ったクリスマスケーキを見て目をキラキラと輝かせた。
「わーー!?
クリスマスケーキ、凄く美味しそうだよね!
ありがとうね、アンジュ!」
アキラもアンジュの作ったクリスマスケーキを見て目をキラキラと輝かせた。
「わーー……
美味しそうなクリスマスケーキですね……
ありがとうございます、アンジュちゃん」
メグムもアンジュの作ったクリスマスケーキを見て嬉しそうに微笑んで慈愛を込めてアンジュを見つめた。
ラミーは、アンジュの作ったクリスマスケーキを人数分に切り分けた。
そしてクリスマスケーキをそれぞれ席に置いた。
俺は、ジュースを人数分コップに入れて席に置いた。
メグムとアキラとアンジュは、料理の取り皿とナイフとフォークとおはしをそれぞれの席に置いた。
そして俺達は、それぞれの席に座った。
「メリークリスマス!」
俺は、コップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「メリークリスマスです!」
ラミーもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「メリークリスマスです!」
メグムもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「メリークリスマスだよ!」
アキラもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「めりーくりすますれす!(メリークリスマスです!)」
アンジュもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
俺達は、互いのコップを軽くくっつけて乾杯をした。
「うん、やっぱりアンジュの作ったクリスマスケーキは、美味しいよな!」
俺は、アンジュの作ったクリスマスケーキが美味しくて幸せそうに微笑みました。
「んっ……
やっぱりアンジュちゃんの作ったケーキは、美味しいですね……」
ラミーもアンジュの作ったクリスマスケーキを食べてケーキが美味しくて幸せそうに微笑んだ。
「美味しいです……
さすがは、私の妹です……」
メグムもアンジュの作ったクリスマスケーキを食べてケーキが美味しくて幸せそうに微笑んだ。
「凄く美味しいよね!
これならばいくらでもケーキを食べれるよ!」
アキラもアンジュの作ったクリスマスケーキを食べてケーキが美味しくて幸せそうにニコニコ笑顔になった。
「えへへへーー、それならばよかったれす(えへへへーー、それならば良かったです)
そうれす!(そうです!)
あい、らみーおねえたん、あーーんれす(はい、ラミーお姉ちゃん、あーーんです)」
アンジュは、俺達にクリスマスケーキを誉められて嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
そしてケーキをフォークですくうとラミーにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんです……
うん、凄く美味しいです……
はい、アンジュちゃん、あーーんです……」
ラミーは、アンジュの向けたケーキを食べて幸せそうに微笑んだ。
次にケーキをフォークですくうとアンジュにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんれす……(あーーんです……)
あい、すごくおいしいれす、らみーおねえたん!(はい、凄く美味しいです、ラミーお姉ちゃん!)」
アンジュは、ラミーに食べさせてもらって嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
「あい、めぐむおねえたん、あーーんれす(はい、メグムお姉ちゃん、あーーんです)」
アンジュは、ケーキをフォークですくうとメグムにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーん……
うん、アンジュちゃんに食べさせてもらうと格別に美味しいです。
はい、アンジュちゃん、あーーんです……」
メグムは、アンジュが向けたケーキを食べて幸せそうに微笑んだ。
次にケーキをフォークですくうとアンジュにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんれす……(あーーんです……)
あい、すごくおいしいれす、めぐむおねえたん!(はい、凄く美味しいです、メグムお姉ちゃん!)」
アンジュは、メグムに食べさせてもらって嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
「あい、あきらおにいたん、あーーんれす(はい、アキラお兄ちゃん、あーーんです)」
アンジュは、ケーキをフォークですくうとアキラにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーん……
うん、アンジュに食べさせてもらうのもなかなか美味しいね!
はい、アンジュ、あーーん!」
アキラは、アンジュが向けたケーキを食べて幸せそうにニッコリと笑った。
次にケーキをフォークですくうとアンジュにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんれす……(あーーんです……)
あい、すごくおいしいれす、あきらおにいたん!(はい、凄く美味しいです、アキラお兄ちゃん!)」
アンジュは、アキラに食べさせてもらって嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
「てぃへへーー、しすいおにいたん、あーーんれす!(てぃへへーー、シスイお兄ちゃん、あーーんです!)」
アンジュは、ケーキをフォークですくうと俺にフォークで刺したケーキを向けた。
「いや、俺は、やめておくよ」
俺は、アンジュに食べさせてもらうのが恥ずかしくてほんのり赤らめた。
「うぅ……あーーんれす……しすいおにいたん……(うぅ……あーんです……シスイお兄ちゃん……)」
アンジュは、俺に断られて泣きそうな表情で涙目で俺を見つめてフォークで刺したケーキを向けた。
「あわわわっ!?
あ、あーーん……」
俺は、泣きそうになったアンジュを見て慌ててアンジュの向けたケーキを食べた。
「てぃへへーー、おいしいれすか、しすいおにいたん?(てぃへへーー、美味しいですか、シスイお兄ちゃん?)」
アンジュは、アンジュが向けたケーキを食べたのを俺が食べたのを見て嬉しそうにニコニコ笑顔で俺を見つめた。
「あ、ああ……
美味しかったよ……」
俺は、アンジュに食べさせてもらって恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「てぃへへーー、それならばよかったれす(てぃへへーー、それならば良かったです)」
アンジュは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
それからのクリスマスパーティーも楽しくてあっという間過ぎた。
「そ、その……しすいおにいたん、らみーおねえたん、めぐむおねえたん、あきらおにいたん……(そ、その……シスイお兄ちゃん、ラミーお姉ちゃん、メグムお姉ちゃん、アキラお兄ちゃん……)」
クリスマスパーティーが終わるとアンジュが何かを言いにくそうに控え目に俺達を見つめた。
「そうか……
アンジュは、帰るんだな……」
俺は、アンジュが帰るのが解り寂しそうに微笑んだ。
「うぅ……ごめんなちゃい、しすいおにいたん……(うぅ……ごめんなさい、シスイお兄ちゃん……)」
アンジュは、申し訳なさそうにしゅんと落ち込んで俯いた。
「いや、気にするな……
アンジュが無理をして会いに来てくれただけで嬉しいからな……」
俺は、天使のアンジュが無理をして会いに来てくれた事が嬉しい事を知らせた。
そしてアンジュを安心させる様に優しく微笑んだ。
「ありがとうございましゅ、しすいおにいたん(ありがとうございます、シスイお兄ちゃん)
しすいおにいたんにかみのしゅくふくがありましゅように……(シスイお兄ちゃんに神の祝福がありますように……)」
アンジュは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑った。
そして俺に感謝をする様に俺のおでこにキスをした。
「らみーおねえたんにもかみのしゅくふくがありましゅように……(ラミーお姉ちゃんにも神の祝福がありますように……)」
アンジュは、ラミーにも感謝をする様にラミーのおでこにキスをした。
「めぐむおねえたんにもかみのしゅくふくがありましゅように……(メグムお姉ちゃんにも神の祝福がありますように……)」
アンジュは、メグムにも感謝をするようにメグムのおでこにキスをした。
「あきらおにいたんにもかみのしゅくふくがありましゅように……(アキラお兄ちゃんにも神の祝福がありますように……)」
アンジュは、アキラにも感謝をする様にアキラのおでこにキスをした。
「ありがとうな、アンジュ。
いつでも帰ってきて良いんだからな」
俺は、アンジュの気持ちが嬉しくて優しく微笑んだ。
「ありがとうございます、アンジュちゃん。
いつでも帰って来てくださいね」
ラミーもアンジュの気持ちが嬉しくて優しく微笑んだ。
「ありがとうございます、アンジュちゃん。
アンジュちゃんは、何処にいても私達の大切な妹です。
だから忘れないでくださいね」
メグムもアンジュの気持ちが嬉しくて優しく微笑んだ。
「ありがとう、アンジュ。
また会おうね!」
アキラもアンジュの気持ちが嬉しくてニッコリと笑った。
「ありがとうございましゅ、しすいおにいたん、らみーおねえたん、めぐむおねえたん、あきらおにいたん……(ありがとうございます、シスイお兄ちゃん、ラミーお姉ちゃん、メグムお姉ちゃん、アキラお兄ちゃん……)
ぜったいまたあいにきましゅ(絶対また会いに来ます)
またねれす(またねです)」
アンジュは、嬉しそうにニッコリと笑い頭を下げて別れの挨拶をした。
黒色の翼を出して空を飛んで天界に帰って行った。
俺達は、妹の天使のアンジュに護られてばかりだ。
アンジュの為に何をできるのか解らなかった……
でもアンジュが困っていたら必ず助けるって改めて心に誓った。
ーTo Be Continuedー
(季節外れですがクリスマス特別イベントです)
(この時間軸は、少しだけ前の時間軸です)
(このアンジュは、子供になる薬で子供になっています)
~第370話~
~シスイの目線~
(この話は、シスイの視点です)
アンジュが天界に帰ってしばらくがたった。
でもアンジュは、俺達が危ない時に天界からわざわざと助けに来てくれた。
俺は、アンジュに助けられてばかりだった。
アンジュの兄のつもりなのに助けられてばかりで情けなくなった。
そしてクリスマスになった。
クリスマスに家のドアを叩く音が聞こえてきた。
「はーーい……
アキラ、メグム、メリークリスマス、待っていたぞ」
ドアを開けるとアキラとメグムが立っていた。
俺は、アキラとメグムが来てくれたのが嬉しくて二って笑った。
そしてアキラとメグムに挨拶をした。
「メリークリスマスです、アキラ君、メグムちゃん。
待っていました。
ちょうどクリスマスパーティーで食べる料理ができたところです」
ラミーもメグムとアキラに気がついて嬉しそうにニッコリと笑った。
「メリークリスマスです、ラミーちゃん、シスイ君。
お招きありがとうございます」
メグムは、俺達に出会えたのが嬉しくて優しく微笑んだ。
そしてクリスマスの挨拶をした。
「メリークリスマス、ラミー、シスイ。
お招きありがとうね」
アキラも俺達に出会えたのが嬉しそうに二って笑いました。
そしてクリスマスの挨拶をした。
「本当は、アンジュにも来てもらいたかったんだよ……
でもアンジュは、天界だから連絡ができなかったよ……
それに天使のアンジュは、忙しいと思う……
だからたぶんこれないと思うんだ……」
俺は、アンジュが子供でも天使だったから忙しいって思った。
だからここにこれないのを仕方がないと思だた。
そして寂しそうに苦笑いを浮かべた。
「そうですね……
アンジュちゃんは、忙しいです……
ですから仕方がありませんね……」
ラミーもアンジュと会えなくて寂しそうに微笑んだ。
「そうか……
やっぱりアンジュは、これないんだね……
仕方がないよね……」
アキラもアンジュと会えなくて寂しそうに微笑んだ。
「アンジュちゃんは、天使です……
だから仕方がありません……
でもアンジュちゃんに会いたいと思うのがわがままかも知れませんね……」
メグムもアンジュに会えないのが寂しくて苦笑いを浮かべた。
しばらく俺達は、アンジュに会えないのが寂しくて沈黙が続いた。
でも突然庭に何かが落ちてきた様な大きな音が響いた。
「な、何事だ!?」
俺達は、慌てて家の庭に出た。
庭は、砂煙が上がっていた。
「うぅ……(うぅ……)
いたいれす……(痛いです……)
ちゃくちにしっぱいちまちた……(着地に失敗しました……)」
砂煙が晴れるとアンジュが尻餅をついていた。
そして涙目でゆっくりと立ち上がった。
「ア、アンジュなのか……?」
俺は、戸惑いながらアンジュを見つめた。
「あい、めりーくりすますれす、らみーおねえたん、めぐむおねえたん、しすいおにいたん、あきらおにいたん(はい、メリークリスマスです、ラミーお姉ちゃん、メグムお姉ちゃん、シスイお兄ちゃん、アキラお兄ちゃん)
てぃへへーー、くりすますれす(てぃへへーー、クリスマスです)
あいにきまちた(会いに来ました)」
アンジュは、ニコニコ笑顔で両手を大きく広げた。
俺達に会いに来た事を知らせた。
「メリークリスマス、アンジュ……
会いたかったぞ……」
俺は、アンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「メリークリスマスです、アンジュちゃん……
ラミーもアンジュちゃんに会いたかったです……」
ラミーもアンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「メリークリスマスだよ、アンジュ……
僕もアンジュに会いたかったよ……」
アキラもアンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「メリークリスマスです、アンジュちゃん……
私もアンジュちゃんに会いたかったです……」
メグムもアンジュに会えたのが嬉しくて涙を流しながらアンジュに抱き着いた。
「てぃへへーー、あんじゅもらみーおねえたんとめぐむおねえたんとしすいおにいたんとあきらおにいたんにあいたかったれす(てぃへへーー、アンジュもラミーお姉ちゃんとメグムお姉ちゃんとシスイお兄ちゃんとアキラお兄ちゃんに会いたかったです)」
アンジュは、ニコニコ笑顔で俺達を優しく抱き締め返してくれた。
俺達は、しばらく抱き締めてアンジュの再会を喜びました。
俺達は、しばらくしてからゆっくりと離れた。
「それでアンジュ、いつまでいられるのか?」
俺は、下界にいつまでいられるのか質問した。
「ごめんなちゃい、きょうかえりましゅ……(ごめんなさい、今日帰ります……)」
アンジュは、申し訳なさそうにしゅんと落ち込みました。
そして今日帰る事を知らせた。
「そうか……
アンジュは、忙しいから仕方がないよな……」
アンジュは、天使だから日頃忙しいのを知っていた。
今日は、クリスマスです。
だからむちゃをして俺達に会いに来てくれたのが解っていました。
だからこれ以上無理を言ってアンジュを困らせるのは、悪いと思いました。
だから寂しそうに微笑んだ。
「うぅ……(うぅ……)
ごめんなちゃい、しすいおにいたん……(ごめんなさい、シスイお兄ちゃん……)」
アンジュは、俺の態度を見て泣きそうな表情で申し訳なさそうに俯いた。
「あわわ、ご、ごめん!?
気にするな、アンジュ!?
それから今日は、クリスマスだよな。
だからクリスマスパーティーをしようと思うんだ。
アンジュもクリスマスパーティーに参加してくれるよな?」
俺は、アンジュが泣きそうになったのを見て慌てて両手を振りました。
アンジュを慰めようとした。
アンジュを安心させる様に優しく微笑んだ。
そしてアンジュをクリスマスパーティーに誘った。
「えっ、くりすますぱーてぃー!?(えっ、クリスマスパーティー!?)
あんじゅもくりすますぱーてぃーにさんかする!!(アンジュもクリスマスパーティーに参加する!!)」
アンジュは、クリスマスパーティーって言葉を聞いて嬉しそうにニコニコ笑顔でぴょんぴょんと跳ねた。
クリスマスパーティーに参加する事を即答した。
「それならば決まりだな!
早く入れよ、アンジュ!」
俺は、アンジュがクリスマスパーティーに参加するのが嬉しくて二って笑った。
俺とアンジュとラミーとメグムとアキラは、一緒に家の中に入った。
「うんとね……(うんとね……)
くりすますけーきをつくってきまちた(クリスマスケーキを作って来ました)
よかったらたべてくらたい(良かったら食べてください)」
アンジュは、収納魔法でクリスマスケーキを出しました。
そしてニコニコ愛顔で俺にクリスマスケーキを渡しました。
「ありがとう、アンジュ。
それならばクリスマスパーティーで食べさせてもらうな」
俺は、アンジュからケーキを受け取り嬉しそうにニッコリと笑った。
「わーー!?
アンジュちゃんの作ったケーキって美味しいのですよね!?
ありがとうございます、アンジュちゃん!」
ラミーは、アンジュの作ったクリスマスケーキを見て目をキラキラと輝かせた。
「わーー!?
クリスマスケーキ、凄く美味しそうだよね!
ありがとうね、アンジュ!」
アキラもアンジュの作ったクリスマスケーキを見て目をキラキラと輝かせた。
「わーー……
美味しそうなクリスマスケーキですね……
ありがとうございます、アンジュちゃん」
メグムもアンジュの作ったクリスマスケーキを見て嬉しそうに微笑んで慈愛を込めてアンジュを見つめた。
ラミーは、アンジュの作ったクリスマスケーキを人数分に切り分けた。
そしてクリスマスケーキをそれぞれ席に置いた。
俺は、ジュースを人数分コップに入れて席に置いた。
メグムとアキラとアンジュは、料理の取り皿とナイフとフォークとおはしをそれぞれの席に置いた。
そして俺達は、それぞれの席に座った。
「メリークリスマス!」
俺は、コップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「メリークリスマスです!」
ラミーもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「メリークリスマスです!」
メグムもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「メリークリスマスだよ!」
アキラもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
「めりーくりすますれす!(メリークリスマスです!)」
アンジュもコップを上に上げて乾杯の音頭をとった。
俺達は、互いのコップを軽くくっつけて乾杯をした。
「うん、やっぱりアンジュの作ったクリスマスケーキは、美味しいよな!」
俺は、アンジュの作ったクリスマスケーキが美味しくて幸せそうに微笑みました。
「んっ……
やっぱりアンジュちゃんの作ったケーキは、美味しいですね……」
ラミーもアンジュの作ったクリスマスケーキを食べてケーキが美味しくて幸せそうに微笑んだ。
「美味しいです……
さすがは、私の妹です……」
メグムもアンジュの作ったクリスマスケーキを食べてケーキが美味しくて幸せそうに微笑んだ。
「凄く美味しいよね!
これならばいくらでもケーキを食べれるよ!」
アキラもアンジュの作ったクリスマスケーキを食べてケーキが美味しくて幸せそうにニコニコ笑顔になった。
「えへへへーー、それならばよかったれす(えへへへーー、それならば良かったです)
そうれす!(そうです!)
あい、らみーおねえたん、あーーんれす(はい、ラミーお姉ちゃん、あーーんです)」
アンジュは、俺達にクリスマスケーキを誉められて嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
そしてケーキをフォークですくうとラミーにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんです……
うん、凄く美味しいです……
はい、アンジュちゃん、あーーんです……」
ラミーは、アンジュの向けたケーキを食べて幸せそうに微笑んだ。
次にケーキをフォークですくうとアンジュにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんれす……(あーーんです……)
あい、すごくおいしいれす、らみーおねえたん!(はい、凄く美味しいです、ラミーお姉ちゃん!)」
アンジュは、ラミーに食べさせてもらって嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
「あい、めぐむおねえたん、あーーんれす(はい、メグムお姉ちゃん、あーーんです)」
アンジュは、ケーキをフォークですくうとメグムにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーん……
うん、アンジュちゃんに食べさせてもらうと格別に美味しいです。
はい、アンジュちゃん、あーーんです……」
メグムは、アンジュが向けたケーキを食べて幸せそうに微笑んだ。
次にケーキをフォークですくうとアンジュにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんれす……(あーーんです……)
あい、すごくおいしいれす、めぐむおねえたん!(はい、凄く美味しいです、メグムお姉ちゃん!)」
アンジュは、メグムに食べさせてもらって嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
「あい、あきらおにいたん、あーーんれす(はい、アキラお兄ちゃん、あーーんです)」
アンジュは、ケーキをフォークですくうとアキラにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーん……
うん、アンジュに食べさせてもらうのもなかなか美味しいね!
はい、アンジュ、あーーん!」
アキラは、アンジュが向けたケーキを食べて幸せそうにニッコリと笑った。
次にケーキをフォークですくうとアンジュにフォークで刺したケーキを向けた。
「あーーんれす……(あーーんです……)
あい、すごくおいしいれす、あきらおにいたん!(はい、凄く美味しいです、アキラお兄ちゃん!)」
アンジュは、アキラに食べさせてもらって嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
「てぃへへーー、しすいおにいたん、あーーんれす!(てぃへへーー、シスイお兄ちゃん、あーーんです!)」
アンジュは、ケーキをフォークですくうと俺にフォークで刺したケーキを向けた。
「いや、俺は、やめておくよ」
俺は、アンジュに食べさせてもらうのが恥ずかしくてほんのり赤らめた。
「うぅ……あーーんれす……しすいおにいたん……(うぅ……あーんです……シスイお兄ちゃん……)」
アンジュは、俺に断られて泣きそうな表情で涙目で俺を見つめてフォークで刺したケーキを向けた。
「あわわわっ!?
あ、あーーん……」
俺は、泣きそうになったアンジュを見て慌ててアンジュの向けたケーキを食べた。
「てぃへへーー、おいしいれすか、しすいおにいたん?(てぃへへーー、美味しいですか、シスイお兄ちゃん?)」
アンジュは、アンジュが向けたケーキを食べたのを俺が食べたのを見て嬉しそうにニコニコ笑顔で俺を見つめた。
「あ、ああ……
美味しかったよ……」
俺は、アンジュに食べさせてもらって恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「てぃへへーー、それならばよかったれす(てぃへへーー、それならば良かったです)」
アンジュは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにニコニコ笑顔になった。
それからのクリスマスパーティーも楽しくてあっという間過ぎた。
「そ、その……しすいおにいたん、らみーおねえたん、めぐむおねえたん、あきらおにいたん……(そ、その……シスイお兄ちゃん、ラミーお姉ちゃん、メグムお姉ちゃん、アキラお兄ちゃん……)」
クリスマスパーティーが終わるとアンジュが何かを言いにくそうに控え目に俺達を見つめた。
「そうか……
アンジュは、帰るんだな……」
俺は、アンジュが帰るのが解り寂しそうに微笑んだ。
「うぅ……ごめんなちゃい、しすいおにいたん……(うぅ……ごめんなさい、シスイお兄ちゃん……)」
アンジュは、申し訳なさそうにしゅんと落ち込んで俯いた。
「いや、気にするな……
アンジュが無理をして会いに来てくれただけで嬉しいからな……」
俺は、天使のアンジュが無理をして会いに来てくれた事が嬉しい事を知らせた。
そしてアンジュを安心させる様に優しく微笑んだ。
「ありがとうございましゅ、しすいおにいたん(ありがとうございます、シスイお兄ちゃん)
しすいおにいたんにかみのしゅくふくがありましゅように……(シスイお兄ちゃんに神の祝福がありますように……)」
アンジュは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑った。
そして俺に感謝をする様に俺のおでこにキスをした。
「らみーおねえたんにもかみのしゅくふくがありましゅように……(ラミーお姉ちゃんにも神の祝福がありますように……)」
アンジュは、ラミーにも感謝をする様にラミーのおでこにキスをした。
「めぐむおねえたんにもかみのしゅくふくがありましゅように……(メグムお姉ちゃんにも神の祝福がありますように……)」
アンジュは、メグムにも感謝をするようにメグムのおでこにキスをした。
「あきらおにいたんにもかみのしゅくふくがありましゅように……(アキラお兄ちゃんにも神の祝福がありますように……)」
アンジュは、アキラにも感謝をする様にアキラのおでこにキスをした。
「ありがとうな、アンジュ。
いつでも帰ってきて良いんだからな」
俺は、アンジュの気持ちが嬉しくて優しく微笑んだ。
「ありがとうございます、アンジュちゃん。
いつでも帰って来てくださいね」
ラミーもアンジュの気持ちが嬉しくて優しく微笑んだ。
「ありがとうございます、アンジュちゃん。
アンジュちゃんは、何処にいても私達の大切な妹です。
だから忘れないでくださいね」
メグムもアンジュの気持ちが嬉しくて優しく微笑んだ。
「ありがとう、アンジュ。
また会おうね!」
アキラもアンジュの気持ちが嬉しくてニッコリと笑った。
「ありがとうございましゅ、しすいおにいたん、らみーおねえたん、めぐむおねえたん、あきらおにいたん……(ありがとうございます、シスイお兄ちゃん、ラミーお姉ちゃん、メグムお姉ちゃん、アキラお兄ちゃん……)
ぜったいまたあいにきましゅ(絶対また会いに来ます)
またねれす(またねです)」
アンジュは、嬉しそうにニッコリと笑い頭を下げて別れの挨拶をした。
黒色の翼を出して空を飛んで天界に帰って行った。
俺達は、妹の天使のアンジュに護られてばかりだ。
アンジュの為に何をできるのか解らなかった……
でもアンジュが困っていたら必ず助けるって改めて心に誓った。
ーTo Be Continuedー
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