主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

魔王(恐怖の大魔王デスカウント)と呼ばれる女パート28（363話）

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

（注意事項:362話と363話と364話は、同じ時間軸です）

～第363話～

☆魔王(恐怖の大魔王デスカウント)と呼ばれる女パート28☆

（この話は、街のゴロツキで親が貴族のフラン・スタンダードの視点です）

俺の親は、貴族でした。
何をしても親の力で無罪になる事ができた。
だから好き勝手したい奴等が俺の近くに集まるようになった。
気が付くとゴロツキが３０人以上集まるようになった。
だから女の事と言い欲しい物も力付くで奪う様になった。
俺達は、何でも出来るって思っていた。
奴に会うまでは、そう思っていた……

「なあ、フラン、次の獲物だがカレンとかどうだ？」

子分のギタイがカレンを襲う事を提案した。

「カレンか……
でもあいつは、警戒をしるぞ。
なかなか襲えなかったのでないのか？」

俺は、カレンを１度襲おうとして失敗をした事を思い出した。
だからカレンを襲うのは、難しい事を指摘した。

「それについては、心配ない。
カレンは、この時間まで買い物をしているのを他の奴の情報で知った。
カレンは、帰りが遅くなる時にいつも裏通りを通るはずだ。
裏通りでカレンを囲んでしまえばさすがにカレンでも逃げられないはずだぞ」

子分のギタイは、いやらしくニヤニヤと笑った。
そしてカレンを襲うのに問題がない事を知らせた。

「なるほどな……

今回の獲物は、カレンにしよう。
やろうども！
久しぶりに女狩りだ！
気合いを入れていけ！」

俺は、右手を上に上げてカレンを襲う気合いを他の奴等に入れようとした。

「「「おーーー！！」」」

ギタイ達も右手を上げました。
カレンを襲う意気込みを表した。

俺達は、カレンが帰りが遅くなったのを待っていつも通る裏通りでカレンを待ち伏せをした。
俺達は、カレンが来たのを見てゆっくりとカレンの前に立った。

「ようよう、お姉ちゃん、急いで何処に行くのかな？
俺達と良いことをして遊ばないか？」

俺は、ニヤニヤしながらカレンに近づこうとした。

「ひっ！？
け、結構です！？
私に近づいたら大声を出しますよ！？」

カレンは、俺達の態度が気持ち悪くて涙目で後ろに下がった。

「げへへー、夜が遅いから騒いでも誰も来ないさ」

ギタイも下品に笑いながらカレンに近づこうとした。

カレンは、絶望したようにその場に座り込んだ。

突然、カレンの後ろから黒色の炎が飛んで来た。
俺達の前の地面に当たり地面が炎で燃えました。

「うわーー！？
な、何事だ！？」

ギタイは、地面が燃えた黒色の炎を見て驚きの声を出した。

「だ、誰だ！？」

俺は、黒色の炎が飛んで来た方を向いた。
向いた方向に女性が立っていた。
女性の背中には、黒色の羽と頭に黒色の輪っかが黒色に神々しく輝いていました。
そして近くには、小さな妖精が飛んでいた。

「虫は、燃やすにかぎりますね」

女性は、怪しく微笑んでいた。

「虫は、燃やすにかぎるだと！？
俺達を虫の様に燃やすつもりなのか！？」

俺は、自分達が虫のように燃やされるって宣言したと思いました。
冷や汗をだらだらと流しました。
女性は、もう一度俺達の方に黒色の炎を向けて放った。

「ひ、ひーー！？
殺されるーー！？」

ギタイは、女性の出した黒色の炎を見て慌てて逃げだした。

「いやーー！？
死にたくないーー！？」

俺も女性の出した黒色の炎を見て慌てて逃げた。

「うわーー！？
お母さんーーー！？」

小柄の男性も女性の出した黒色の炎を見て慌てて逃げて行った。

俺達は、慌てて逃げて行った。
俺達は、あの女性が追い掛けて来ていないのを確認すると安心をしたように地面に座った。

「あの、女は、何者だ！？
あんな化物見た事がないぞ！？」

ギタイは、俺達を襲った女性の事を考えて体を震わせた。

「そう言えば聞いた事がある。
俺達みたいな奴をいたぶって楽しんでいる奴がいるってな……
確か名前は、恐怖の大魔王デスカウントっとか言う奴だったよな……

ま、まさか、奴が本物の恐怖の大魔王デスカウントなのか！？」

小柄のゴロツキは、女性の正体が恐怖の大魔王デスカウントだと思った。
だから大声を危険を知らした。

俺達は、どす黒いオーラを感じて慌ててどす黒いオーラを感じた方を振り向いた。
すると恐怖の大魔王デスカウントが立っていた。

「本当に虫が多いです。
虫を全て燃やしましょう」

恐怖の大魔王デスカウントは、また黒色の炎を俺達の方に放った。

「きゃーーー！？」

「うわーーーー！？」

「いやーーー！？」

「お母さんーーー！？」

恐怖の大魔王デスカウントは、俺達がいくら逃げても俺達を追い掛けて黒色の炎を放った。
俺達は、泣きならが恐怖の大魔王デスカウントから逃げ回った。
真夜中になるまで恐怖の大魔王デスカウントから逃げるのが続いた。

「今日は、夜も遅いです。
これぐらい良いですね。
明日も時間があります。
明日もう一度やりましょう」

恐怖の大魔王デスカウントは、邪悪に微笑んだ。
明日も俺達を襲う宣言をすると去っていった。

「あ、明日も俺達を襲うつもりか！？
に、逃げなきゃ！
この街から逃げないといつか殺される！？」

ギタイは、大声を出してこの街にいる危険を指摘した。
他のゴロツキの子分達も慌ててこの街から逃げて行った。

俺は、恐怖の大魔王デスカウントが怖くて外に出られなくなった。
恐怖の大魔王デスカウントがあまりにもの恐怖で高熱を出して寝込む事になった。


ーTo Be Continuedー