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バレンタインでの出来事(ロベルトの場合)338話
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
(季節外れですがバレンタイン特集です)
~第338話~
~ロベルトの場合~
(この話は、ロベルトの視点です)
俺には、特別なお菓子がある……
そうそれは、子供の時の話だ。
リリィが俺に会いに来てくれた。
「ねえ、ロベルト、今日は、なんの日か知っている?」
リリィは、ニコニコ笑顔で上目遣いで俺を見つめました。
そして今日は、なんの日なのか質問した。
「えっ?
今日は、なんの日だよ」
俺は、今日がなんの日か解らずにきょとんと首を傾げた。
そしてなんの日なのか質問した。
「もうロベルトたら今日は、バレンタインなんだよ。
好きな人にチョコレートを渡す日なんだよ。
だからロベルトにチョコレートをあげるね。
私の自信作なんだよ」
リリィは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにニッコリ笑いました。
今日がバレンタインな事を知らせました。
そしてチョコレートの入った袋を俺に渡した。
「えっ?
俺にチョコレートをくれるのか?
ありがとうな、リリィ!
へーー、猫の形のチョコレートか……
可愛らしい猫のチョコレートだな……」
俺は、リリィからチョコレートを受け取ると嬉しそうにニッコリ笑いました。
そしてチョコレートをくれた感謝を表しました。
チョコレートの入った袋を開けると猫の形をしたチョコレートが出てきた。
感心をしながら猫の形のチョコレートを見つめた。
「うん、だって猫は、大好きだもん。
ロベルトも猫が好きなんでしょう。
猫の可愛らしさは、世界を救うんだよ」
リリィは、腰に両手を当ててニッコリ笑いました。
そして猫の可愛らしさを自慢した。
「本当にリリィは、猫が好きなんだな。
まあ、俺も猫の可愛らしさが世界を救うって思っているよ。
だからリリィの事を笑えないがな」
俺は、リリィの猫の事を熱く伝えるのを見て苦笑いを浮かべて自分の頬っぺたを触りました。
猫の可愛らしさが世界を救うって思っている。
だからリリィの事を笑えないことを知らせました。
「来年もバレンタインに猫の形のチョコレートをあげるね」
リリィは、来年のバレンタインの事を考えて嬉しそうにニッコリ笑いました。
来年もバレンタインのチョコレートを渡す事を約束しました。
俺は、この先もリリィからバレンタインのチョコレートを貰えるって思っていた。
でもリリィが殺されてそれは、無理になった。
そして猫の形のチョコレートがリリィと思い出の特別なチョコレートになった。
俺は、最近アンジュの事が解らなくなっていた。
アンジュがリリィ似ていてアンジュと関わっていると人間への憎しみが減っていく様に思えた。
だから最近は、魔族のアジトに行っていない。
でも魔族の事が気になり隠れて魔族のアジトを覗き込んだ。
魔族達が何か話している様だった。
「ところで最近、ロベルトを見たか?」
魔族のリーダーのアコルは、他の魔族達を見渡して俺を見たのか質問した。
「魔族のアジトには、来ていないな。
いや、でもこの前見掛けた時は、何か考え込んでいたな。
でも俺達魔族達を裏切って人間側につくことは、ないだろう」
太った魔族は、下品に笑った。
俺が魔族達を裏切る事がない事を知らせた。
「ああ、それは、ないだろ。
ロベルトが人間を裏切らせる様に仕向けたのは、正解だったな。
でも魔族の裏切り者のリリィも使いどころが合ったってことだよ」
魔族のリーダーのアコルは、口元を押さえて下品にクスクスって笑った。
俺が人間を裏切らせる様に仕向けた事が正解だった事を伝えた。
「ああ、まったくだ。
それまでロベルトを骨まで利用させてもらうことにしよう」
眼鏡をかけている背の高い魔族は、下品に笑った。
俺を利用しまくる事を伝えた。
「えっ……?
どういう事だ……?
リリィは、人間に殺されたはずだよな……
俺が人間を裏切る様にしたってどういう事だよ……」
俺は、魔族達の話していた内容の意味が解らずに戸惑いながら魔族達のアジトを後にした。
魔族達に言っていた内容が気になった。
だから魔族達に手を貸す事もしないで魔族達の言っていた意味を考える様になった。
放課後に学園の中庭のベンチを座って考え込んでいた。
「ロベルト様、探したのですよ。
見つかって良かったです」
アンジュは、俺の姿を見て優しく微笑んで俺に近づいてきた。
「俺をか……?」
俺は、アンジュが俺を探して意味が解らなかった。
もしかして俺を殺すつもりで俺を探していたかもって思って怯えた。
「はい、今日は、バレンタインです。
ですからチョコレートを渡しに来ました。
宜しかったらチョコレートを食べてください」
アンジュは、優しく微笑んで俺にチョコレートを渡しました。
チョコレートを食べてほしい事をお願いした。
「あ、ありがとう、アンジュ……
えっ?
これって……」
俺は、アンジュからチョコレートを受け取ると戸惑いながらチョコレートの感謝を表しました。
チョコレートの入った袋からチョコレートを出すと猫の形のチョコレートが出てきた。
その猫の形のチョコレートがリリィの作った猫の形のチョコレートと良く似ていて戸惑った。
「猫は、大好きです。
ロベルトも猫が好きだと思いました。
それに猫の可愛らしさは、世界を救うって思いませんか?」
アンジュは、猫が好きみたいでニコニコ笑顔になりました。
猫の可愛らしさを熱く語りました。
猫の事を熱く語るアンジュがリリィが猫の事を熱く語る時と良く似ていて戸惑いました。
「そ、そうだな……
何で俺にこんなにも気にかけてくれるのか……?」
アンジュが俺を殺そうと思っているはずでした。
なのに何故気にかけているのか解らずに戸惑いながらアンジュを見つめた。
「そんなのロベルト様の事が大切で大好きだからです。
前からロベルト様と仲良くなりたいって思っていました。
だからこうして話せるのは、嬉しいのですよ」
アンジュは、嬉しそうに優しく微笑みました。
俺が大切だから気にかけている事を知らせました。
「俺が大切……?」
俺は、アンジュの言葉を聞いて人間の憎しみがなくなりそうになりました。
でも人間に魔族のリリィが殺された時の事を思い出して慌てて首を横に振った。
「ご、ごめん、もういかないといけないからね……
チョコレート、ありがとうね……」
俺は、このままアンジュの側にいたら俺の信じた物が壊れて危険だと思いました。
だこら慌ててアンジュの側を離れる事にした。
アンジュは、俺の思っている様な奴でないかも知れない。
リリィを殺した人間を許せられないって思っている。
それは、今でも変わらないはずだ。
でもアンジュみたいな奴が人間にいるのならばどうしたら良いのか解らなくなった。
俺は、自分の気持ちを考える様に空を見上げました。
ーTo Be Continuedー
(季節外れですがバレンタイン特集です)
~第338話~
~ロベルトの場合~
(この話は、ロベルトの視点です)
俺には、特別なお菓子がある……
そうそれは、子供の時の話だ。
リリィが俺に会いに来てくれた。
「ねえ、ロベルト、今日は、なんの日か知っている?」
リリィは、ニコニコ笑顔で上目遣いで俺を見つめました。
そして今日は、なんの日なのか質問した。
「えっ?
今日は、なんの日だよ」
俺は、今日がなんの日か解らずにきょとんと首を傾げた。
そしてなんの日なのか質問した。
「もうロベルトたら今日は、バレンタインなんだよ。
好きな人にチョコレートを渡す日なんだよ。
だからロベルトにチョコレートをあげるね。
私の自信作なんだよ」
リリィは、俺の言葉を聞いて嬉しそうにニッコリ笑いました。
今日がバレンタインな事を知らせました。
そしてチョコレートの入った袋を俺に渡した。
「えっ?
俺にチョコレートをくれるのか?
ありがとうな、リリィ!
へーー、猫の形のチョコレートか……
可愛らしい猫のチョコレートだな……」
俺は、リリィからチョコレートを受け取ると嬉しそうにニッコリ笑いました。
そしてチョコレートをくれた感謝を表しました。
チョコレートの入った袋を開けると猫の形をしたチョコレートが出てきた。
感心をしながら猫の形のチョコレートを見つめた。
「うん、だって猫は、大好きだもん。
ロベルトも猫が好きなんでしょう。
猫の可愛らしさは、世界を救うんだよ」
リリィは、腰に両手を当ててニッコリ笑いました。
そして猫の可愛らしさを自慢した。
「本当にリリィは、猫が好きなんだな。
まあ、俺も猫の可愛らしさが世界を救うって思っているよ。
だからリリィの事を笑えないがな」
俺は、リリィの猫の事を熱く伝えるのを見て苦笑いを浮かべて自分の頬っぺたを触りました。
猫の可愛らしさが世界を救うって思っている。
だからリリィの事を笑えないことを知らせました。
「来年もバレンタインに猫の形のチョコレートをあげるね」
リリィは、来年のバレンタインの事を考えて嬉しそうにニッコリ笑いました。
来年もバレンタインのチョコレートを渡す事を約束しました。
俺は、この先もリリィからバレンタインのチョコレートを貰えるって思っていた。
でもリリィが殺されてそれは、無理になった。
そして猫の形のチョコレートがリリィと思い出の特別なチョコレートになった。
俺は、最近アンジュの事が解らなくなっていた。
アンジュがリリィ似ていてアンジュと関わっていると人間への憎しみが減っていく様に思えた。
だから最近は、魔族のアジトに行っていない。
でも魔族の事が気になり隠れて魔族のアジトを覗き込んだ。
魔族達が何か話している様だった。
「ところで最近、ロベルトを見たか?」
魔族のリーダーのアコルは、他の魔族達を見渡して俺を見たのか質問した。
「魔族のアジトには、来ていないな。
いや、でもこの前見掛けた時は、何か考え込んでいたな。
でも俺達魔族達を裏切って人間側につくことは、ないだろう」
太った魔族は、下品に笑った。
俺が魔族達を裏切る事がない事を知らせた。
「ああ、それは、ないだろ。
ロベルトが人間を裏切らせる様に仕向けたのは、正解だったな。
でも魔族の裏切り者のリリィも使いどころが合ったってことだよ」
魔族のリーダーのアコルは、口元を押さえて下品にクスクスって笑った。
俺が人間を裏切らせる様に仕向けた事が正解だった事を伝えた。
「ああ、まったくだ。
それまでロベルトを骨まで利用させてもらうことにしよう」
眼鏡をかけている背の高い魔族は、下品に笑った。
俺を利用しまくる事を伝えた。
「えっ……?
どういう事だ……?
リリィは、人間に殺されたはずだよな……
俺が人間を裏切る様にしたってどういう事だよ……」
俺は、魔族達の話していた内容の意味が解らずに戸惑いながら魔族達のアジトを後にした。
魔族達に言っていた内容が気になった。
だから魔族達に手を貸す事もしないで魔族達の言っていた意味を考える様になった。
放課後に学園の中庭のベンチを座って考え込んでいた。
「ロベルト様、探したのですよ。
見つかって良かったです」
アンジュは、俺の姿を見て優しく微笑んで俺に近づいてきた。
「俺をか……?」
俺は、アンジュが俺を探して意味が解らなかった。
もしかして俺を殺すつもりで俺を探していたかもって思って怯えた。
「はい、今日は、バレンタインです。
ですからチョコレートを渡しに来ました。
宜しかったらチョコレートを食べてください」
アンジュは、優しく微笑んで俺にチョコレートを渡しました。
チョコレートを食べてほしい事をお願いした。
「あ、ありがとう、アンジュ……
えっ?
これって……」
俺は、アンジュからチョコレートを受け取ると戸惑いながらチョコレートの感謝を表しました。
チョコレートの入った袋からチョコレートを出すと猫の形のチョコレートが出てきた。
その猫の形のチョコレートがリリィの作った猫の形のチョコレートと良く似ていて戸惑った。
「猫は、大好きです。
ロベルトも猫が好きだと思いました。
それに猫の可愛らしさは、世界を救うって思いませんか?」
アンジュは、猫が好きみたいでニコニコ笑顔になりました。
猫の可愛らしさを熱く語りました。
猫の事を熱く語るアンジュがリリィが猫の事を熱く語る時と良く似ていて戸惑いました。
「そ、そうだな……
何で俺にこんなにも気にかけてくれるのか……?」
アンジュが俺を殺そうと思っているはずでした。
なのに何故気にかけているのか解らずに戸惑いながらアンジュを見つめた。
「そんなのロベルト様の事が大切で大好きだからです。
前からロベルト様と仲良くなりたいって思っていました。
だからこうして話せるのは、嬉しいのですよ」
アンジュは、嬉しそうに優しく微笑みました。
俺が大切だから気にかけている事を知らせました。
「俺が大切……?」
俺は、アンジュの言葉を聞いて人間の憎しみがなくなりそうになりました。
でも人間に魔族のリリィが殺された時の事を思い出して慌てて首を横に振った。
「ご、ごめん、もういかないといけないからね……
チョコレート、ありがとうね……」
俺は、このままアンジュの側にいたら俺の信じた物が壊れて危険だと思いました。
だこら慌ててアンジュの側を離れる事にした。
アンジュは、俺の思っている様な奴でないかも知れない。
リリィを殺した人間を許せられないって思っている。
それは、今でも変わらないはずだ。
でもアンジュみたいな奴が人間にいるのならばどうしたら良いのか解らなくなった。
俺は、自分の気持ちを考える様に空を見上げました。
ーTo Be Continuedー
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