主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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無慈悲の者への依頼パート3(310話)

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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


310話と311話と312話は、同じ時間軸です。

~第310話~

☆無慈悲の者への依頼パート3☆

(この話は、ルイの父親で王様のロイの視点です)

アンジュのお陰で街のごみ掃除(街のゴロツキの駆除)や山の動物の狩り(山に隠れている盗賊の討伐)をどうにかする事ができた。
しかもアンジュ1人で街のごみ掃除(街のゴロツキの駆除)や山の動物の狩り(山に隠れている盗賊の討伐)をしてしまうから相変わらずアンジュの恐ろしさに体が震えるほどだ。
改めてアンジュが味方で良かったと思わずにいられなかった。
悩まさせれていた問題が解決されたと思うと直ぐに他の問題が出てきた。

「困ったの……
どうしたら良いのだろうな……」

俺は、頭を抱えてどうしたら良いのか考え込んでいた。

「王様、どうしましょう……
このままでは、海路が塞がれてしまいます……」

大臣が藁にもすがる思いで俺の方を見つめた。

「それは、解っておる。
でも大量の魔物が港の海を塞いでいると言うではないか。
しかも伝説の魔物の大型のイカの魔物のクラーケンがいると言うではないか……
簡単には、手を出せんよ……」

俺は、港町の港の海を魔物が塞いでいた。
しかも魔物の中に伝説の魔物のクラーケンがた。
だからどうにも出来なくてどうしたら良いのか頭を抱えて考え込んだ。
突然俺の部屋のドアが叩く音が聞こえて来た。

「構わぬ、入ってくるがよい」

俺は、部屋のドアを叩いた相手に入って来る事を命令した。

「失礼します。
近くを通りました。
だから王様に挨拶に来ました」

アンジュが部屋に入って来て頭を下げた。
お城の近くに来たから俺に会いに来た事を知らせた。

「おお、よく参られた、アンジュよ。
アリスに料理を教えてくれたって言うではないか。
アリスの作ってくれたチャーハンは、旨かったぞ。
アリスに料理を教えてくれて感謝する」

俺は、アリスに料理を教えてくれた事を頭を下げて感謝を表しました。

「いえ、アリス様に料理の才能がありましたから教え応えありました。
ですから気にしないでください。

それで何か悩み事があるみたいですね。
どうかされましたか?」

アンジュは、優しく微笑んでアリスが料理の才能が合ったから料理を教えがいが合った事を知らせました。
ふと俺達の態度の反応を見て何か悩み事があるって思いました。
だから俺に何か悩み事があるのか質問した。

「ああ、実は、港町の港の海に魚(魔物)が大量発生してな。
船が出航出来ないでいるのだ。
本当にどうしたら良いのか悩んでいてな……」

俺は、魔物を魚と言い替えて魔物が大量発生したから船が出航できないくて悩んでいる事を知らせた。

「魚の大量発生ですか……?
それでは、私がその大量発生した魚の駆除しましょうか?」

アンジュは、俺の魚(魔物)の大量発生って言葉を聞いて口元を押さえて少しだけ考え込んだ。
直ぐにアンジュが魚を魔物と言い替えたのだと理解した。
だからアンジュも魔物を魚と言い替えて魔物を駆除する事を提案した。

「ありがたいがアンジュは、本当に理解しているのか。
大量の魚(魔物)の駆除だぞ。
そう簡単に魚(魔物)を駆除できることでないぞ。
魚(魔物)の中には、イカ(大型のイカの魔物のクラーケン)もいるのだぞ!?」

俺は、アンジュがあまりにも魚(魔物)の駆除を簡単にできるって言い切ったのを聞いて驚いた。
本当に大量の魚(魔物)の駆除ができるのか質問した。
そして魔物の中にもイカ(クラーケン)がいる事を知らせた。

「大丈夫ですよ、王様。
魚の中にイカがいても問題がありません。
この前の動物を山から追い出すのと変わりがありません」

アンジュは、俺を安心させる様にニッコリ笑った。
そしてクラーケンも倒すのが盗賊を退治するのと変わりがないって言ったのだと理解した。

「そ、そうか……
それならば魚(魔物)の駆除をお願いできないだろうか」

俺は、アンジュがクラーケンの退治を盗賊退治と同じ言ったのを聞いてアンジュの強さが常識はずれだと思い苦笑いを浮かべた。
アンジュにお魚(クラーケンや魔物)の駆除をお願いした。

「はい、任せください、王様」

アンジュは、自分の胸を触りニッコリと笑いました。
そして魔物退治を任せてほしい事をお願いした。
アンジュと騎士団は、大きな港のある国のハーバーカントリーに向かった。

(ここからは、王族直属騎士団隊長のローズの視点です)

「アンジュ様、何か私共に手伝える事は、ありますか?」

私は、自分の胸に右手を触りました。
アンジュ様に魔物の駆除の手伝いがいるか質問した。

「いえ、今回は、お魚の駆除が目的です。
ですからこの前の動物を山から追い出すのと変わりがありません。
お魚の駆除の手伝いは、いりません」

アンジュ様は、ニッコリ笑いました。
お魚の駆除が目的で動物を山から追い出すのと変わりがないからお魚の駆除の手伝いがいらない事を知らせた。
騎士団達は、直ぐにお魚を魔物と動物を盗賊と言い替えたのだと理解した。

「そ、そうか……
それならばお魚(魔物)の駆除を頼みます……」

騎士団長は、魚(魔物)の駆除が盗賊を山から追い出すのと変わりがないって言葉を聞いてアンジュ様のあまりにも魚(魔物)の駆除を簡単にするって言い切ったアンジュ様が恐ろしくなって苦笑いを浮かべた

「はい、解りました。

……『ダークニードルスピーントルネード』」

アンジュ様は、黒色の羽と頭の上に輪っかを出してアンジュの体が黒色に輝き始めました。
アンジュ様の上に沢山の黒色の針が表れると黒色の針が高速に回り始めてそのまま海の方に飛んでいきました。
黒色の針の渦の竜巻が現れて魔物のいる海を飲み込みました。
そして魔物の魔物が全て消滅しました。

「あっ……」

アンジュ様は、何か思い出した様に声を出しました。

「アンジュ様、どうかしましたか?」

私は、アンジュ様の声を聞いて何かあるのではって思い不安になりました。
だからどうかしましたかって質問しました。

「魚を半分くらい捕まえて料理に使おうと思っていました。
それを忘れて遣り過ぎました。
これでは、お魚が全て消滅しましたよね……」

アンジュ様は、困った様に苦笑いを浮かべました。
お魚(魔物)を半分捕まえて料理に使うつもりなのにお魚(魔物)を消滅させて遣り過ぎた事を知らせました。
私達は、魔物を魚だと言い替えたのだと直ぐに理解した。
そして私達は、アンジュのその言葉を聞いて改めて恐ろしくなった。
だってアンジュにとって魔物は、アンジュの料理をする為の材料でしかなかったと言った様な物だからだ。
アンジュと私達は、お城に戻り王様に会った。

(ここからは、ルイの父親で王様のロイの視点です)

「アンジュよ、良く戻られた。
聞いておるぞ。
海の港の入り口の魚(魔物)を全て駆除してくれたらしいな。
感謝する」

俺は、頭を軽く下げて魚(魔物)を駆除してくれた感謝を表しました。

「いえ、魚の駆除は、簡単でした。
だから気にしないで下さい。
ただ魚を全て駆除してしまいました……
料理に使う魚を残すのを忘れていました。
アリス様にお魚の料理を作ってあげたかったのです……
お魚の料理が作れなくて凄く残念です……」

アンジュは、料理に使うお魚も駆除したのを残念そうに話した。

「ア、アリスに魚(魔物)の料理を食べさせるつもりなのか!?
そ、そうか……
それは、残念だったな……」

俺は、アンジュが魚(魔物)の料理をアリスに食べさせるって言葉を聞いて驚きの声を出した。
アンジュにとって魔物が食べる対象と見ていないのだと理解した。
改めてアンジュが怖くなった。

「はい、凄く残念でした……」

アンジュは、魔物の料理ができなくて残念そうに話した。

「ごっほん、と、とにかく良くやってくれた。
褒美をやろう。
何が良いか?」

俺は、軽く1回咳をして魚(魔物)の駆除してくれた感謝を伝えた。
そして褒美は、何が良いのか質問した。

「そうですね……
それでは、貸し1つで良いですよ。
何か困った事が合ったら私のお願いを聞いて下さい
それでどうでしょうか?」

アンジュは、王様の褒美の事を質問されると口元を押さえて少しだけ考え込んだ。
アンジュが困っていたらアンジュのお願いを聞いてほしい事を伝えた。

「ほー……
貸し1つか……
アンジュは、なかなか面白い事を言うのだな……
褒美は、貸し1つで良いだろ。
アンジュが困ったら何でもお願いを聞こう」

俺は、口元を押さえてクスって笑った。
アンジュのお願い事を聞く事を知らせた。

「ありがとうございます、王様」

アンジュは、俺の言葉を聞いてニッコリ笑った。
お願いを聞いてくれた感謝を表しました

この事でアンジュは、魔物の事を料理の食材としか見ていない存在として恐れられる事になったりします。



ーTo Be Continuedー
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