主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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私(アイリス)の後悔(189話)

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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第189話~

(この話は、アイリス(真琴)(エリザベス)の視点です)

私は、アンジュ様から聞かされた神話が私がまるで体験をしてきた様に身近に感じました。
だから自然と涙がボロボロと流れました。

「わっ!?
ア、アイリスちゃん、大丈夫ですか!?」

アンジュ様は、私が泣いたのを見て慌てて私を抱き締めて背中を擦り私を慰めてくれました。

「うぅ……すいません、アンジュ様……
このエリザベス様が他人の様に思えませんでした……
まるで体験をしてきたみたいでみたいに思えました……
そう考えると涙が止まらなくなりました……」


私は、アンジュ様の温もりに安心をして涙をボロボロ流してアンジュ様を抱き締め返しました。
他人の出来事でないように思えた事を知らせました。

「すいません、お見苦しいところをお見せしました。
私は、もう大丈夫です」

私は、泣いたのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて私の気持ちが落ち着いた事を知らせました。

「いえ、アイリスちゃんが落ち着いたのでしたか良かったです。
私で良かったらいつでも抱き締めてあげますね」

アンジュ様は、優しく微笑んで私の為ならばいつでも抱き締めてあげる事を約束しました。
それからアンジュ様は、エリカちゃんも抱き締めて甘えさせました。

「明日も早いです。
ですから今日は、寝ましょう」

アンジュ様は、エリカちゃんを離すと私とエリカちゃんを見渡しました。
明日は、朝が早いから寝るのを提案しました。

「解りました。
おやすみなさい、アンジュお姉ちゃん、アイリスお姉ちゃん」

エリカちゃんは、頭を下げておやすみなさいの挨拶をしました。

「そうですね。
明日も早いですから今日は、寝ましょう。
おやすみなさい、アンジュ様、エリカちゃん」

私も頭を下げておやすみなさいの挨拶をしました。

「はい、おやすみなさい、アイリスちゃん、エリカちゃん」

アンジュ様も優しく微笑んでおやすみなさいの挨拶をしました。
私達は、マリー様達が寝ている大部屋に戻り布団の中に入り寝ました。

「ここって何処なのでしょうか……?
そうです。
確かルージュを探していました。
ルージュは、何処なのでしょうか……?」

私は気がつくとこことは、違う別の場所にいました。
自分が何をやろうとしていたのか思い出しました。
そしていきなりいなくなったルージュを探していたのを思い出しました。
ルージュを探して周りを飛び回りました。

「ルージュ、やっと見つけました!
こんなところにいたのですね」

私は、ルージュを見つけるとルージュの体を触りました。
するとルージュが地面に倒れました。

「えっ……?
ル、ルージュ……?」

私は、倒れているルージュの体をゆっくりと触るとルージュが死んでいるのに気がつきました。

「いやーー!?
ルージュ、目を開けてください!?」

私は、ルージュが死んでいるのに気がついてルージュの体を抱き抱えて涙を流しました。

そしてまた場面が変わりました。
ここがこことは、違う現代の日本だと解りました。

「まったく麗奈は、遅いですね。
また寝坊なのですか?」

私は、いくら待っても来ない麗奈に腹を立てました。
ここにいない麗奈に文句を言いました。

「真琴さん、麗奈さんの寝坊は、今に始まった事でないですよ。
ですから怒っても仕方がありませんよ」

愛ちゃんは、苦笑いを浮かべて麗奈の寝坊が今に始まった事でないことを知らせました。

「まったくあいちゃんは、麗奈に甘いんですね。
そんな事では、麗奈の為にならないですよ」

私は、腰に両手を当てて麗奈を甘やかせるのが麗奈の為にならない事を知らせました。
突然スマホの電話が鳴り響きました。

「はい、もしもし、あっ、麗奈のお母さん、おはようございます。
また麗奈が寝坊したのですよね。
まったく麗奈には、困った物です……

えっ、麗奈が車に引かれて死んだのですか……?
う、嘘ですよね……?」

私は、麗奈のお母さんから麗奈が死んだって聞かされて呆然としながらスマホを地面に落としました。
そして私がエリザベスだった時に麗奈がルージュだった時にも麗奈を護れなかった事を思い出しました。

「私は、また麗奈を護れなかったのですか……?
転生をしたら麗奈を護るって決めたのに……
そんなのあんまりです……」

私は、その場に座り込んで麗奈をまた護れなかった事が悲しくて涙をボロボロ流しました。

「はっ!?
私は、何か大切な夢を見ていた気がします……
でも思い出せません……」


私は、慌てて目を開けました。
でもどんな夢を見ていたのか思い出せませんでした。
でも自分にとって大切な夢な事が解りました。
でもなぜかせつなくなり涙をボロボロと流しました。
私は、大部屋を見渡すとアンジュ様がいないのに気がつきました。
アンジュ様を探して外に出ました。
するとアンジュ様が屋根の上にいるのに気がつきました。
アンジュ様に近づこうとしました。
でもアンジュ様が目を瞑り歌を歌い始めたのを見て足を止めました。
私は、アンジュ様の歌を遥か昔に聞いた事がある様に思えました。
歌を歌いながら黄金色に輝くアンジュ様が神秘的でまるで女神様の様で思えてそして遥か昔にも見たことがある様に思えました。
そして自然と涙が流れてその場から動けませんでした。


ーTo Be Continuedー
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