主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

私とアイリスちゃんとエリカちゃんで星を見上げました……（181話）

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

～第181話～

私達は、枕投げで盛り上がりました。
でもアラン様が寝ているマリー様の顔に枕をぶつけてマリー様を起こしました。
その後は、マリー様がルイ様達を気絶をさせていく様子が地獄その物の様に思いました。
でもアイリスちゃんの機転でマリー様の暴走を止める事ができました。
私は、改めてマリー様の眠りを邪魔しないでおこうって心に決めました。
私達は、気絶をしているジュリーちゃん達を布団で寝かせました。

「これで良いですね。
マリー様の暴走を見た時は、生きた気がしませんでした……
でもどうにかなって良かったです……

ねえ、アイリスちゃん、エリカちゃん、少しだけ外に出ませんか？」

私は、気絶しているマリー様達を布団の中で寝かせました。
布団で寝ているマリー様達を見渡してひとまず一安心だと思いました。
私は、アイリスちゃんとエリカちゃんの方を向いて外に出ないのかって提案しました。

「外にですか？
私は、外に出掛けても構いませんよ」

アイリスちゃんは、私に外に出掛けないかって提案をされてきょとんと首を傾げて聞き返しました。
直ぐに優しく微笑んで私と一緒に外に出掛けても構わない事を知らせました。


「エリカも喜んでアンジュお姉ちゃんと一緒に外に出掛けさせてもらいますね」

エリカちゃんは、私の外に出掛けるって提案を聞いて私と外に出掛けるのが嬉しそうにニッコリと笑いました。
私と一緒に外に出掛けることを即答しました。

「ありがとうございます、エリカちゃん、アイリスちゃん」

私は、エリカちゃんとアイリスちゃんが一緒に外に出掛けてくれるって言葉を聞いて嬉しそうにニッコリと笑いエリカちゃんとアイリスちゃんに一緒に外に出掛けてくれる感謝を表しました。
私達は、外に出てからアイリスちゃんとエリカちゃんの手を掴んで民宿の屋根に飛び乗りました。
魔法のアイテムボックスから敷物を出して屋根の上に広げました。
私とアイリスちゃんとエリカちゃんは、敷物の上に寝ました。

「わーー……夜空の星が綺麗ですね……」

エリカちゃんは、目をキラキラと輝かせて星を見上げました。

「本当に夜空の星が綺麗ですね……」

アイリスちゃんも目をキラキラと輝かせて星を見上げました。

「やっぱり山の上で見る星空は、綺麗ですね……
自然の山の中だから星が綺麗に見れるって思っていました。
ですから星を見にきて良かったです……
本当は、他の皆さんにも星空を見てもらいたかったのですが……
今回は、しかたがありませんよね……」

私は、感心した様に星空を見上げました。
マリー様達にも星空を見せてあげたかったって思いました。

「あの星とあの星を線で繋ぐと４大天使のルージュ様の星座になるのですよ。
そしてあの星とあの星を線で繋ぐと４大天使のエリザベス様の星座になるのですよ」

私は、星と星を指で線をひくよう様になぞってエリカちゃんとアイリスちゃんに星座の種類を教えました。

「アンジュお姉ちゃんって星座に詳しいのですね。
他の星座もエリカに教えてください」

エリカちゃんは、私に星座を教えてもらい星座が好きだったみたいで目をキラキラ輝かせました。
他の星座を教えてほしい事をお願いしました。

「良いですよ。

あの星とあの星を線で結ぶとペガサス座になります。

そしてあの星とあの星を線で結ぶとダークドラゴン座になります。

そしてあの星とあの星を線で結ぶと４大天使のシャドー様の星座になります」

私は、エリカちゃんの星座を教えてほしいって目をキラキラ輝かせてお願いをされたのを見て他に知っている星座を知らせました。

「やっぱりアンジュお姉ちゃんは、凄いです。
色んな星座を知っているのですね」

エリカちゃんは、私に他の星座の事を教えてもらい目をキラキラ輝かせて私が色んな星座を知っていて凄いって思いました。

「そう言えば星座に纒わる神話の話を知っていますか？」

私は、エリカちゃんとアイリスちゃんを見渡して星座の神話の話を知っているのか質問しました。

「エリカは、解りません……」

エリカちゃんは、星座の神話を知らない事を伝えました。

「私は、子供の時に聞かされました。
ですからあんまり覚えていません……」

アイリスちゃんも星座の神話を覚えていない事を申し訳なさそうに話しました。

「では、せっかくですから星座の神話の話を教えますね」

私は、エリカちゃんとアイリスちゃんを見渡して星座の神話を教える事を知らせました。

私は、ゆっくりと神話の話を話し始めました……


ーTo Be Continuedー