主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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エリーさん、再び（169話）

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☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

～第169話～

私とエリカちゃんは、アラン様に任せたカレーを食べて気を失いました。
気がつくと周りは、白くて広い場所に立っていました。
私の隣には、エリカちゃんが立っていました。
少しだけ離れた場所にエリーさんが立っていました。
エリーさんが私達に近づいてきました。

「えっ、エリーさん……？」

私は、死んだエリーさんが私の前に現れたのを見て戸惑いながらエリーさんを見つめました。

『また、アンジュさんは、こんなところに来たのですね。
今度は、エリカちゃんも一緒なのですね。
様子では、アランに料理を手伝わせたのですね……
アランは、昔から料理に食べられない様な物を入れる癖があるのですよね。
私もアランに料理を手伝ってもらってアランが入れた食べられない物を食べて何回も倒れました……』

エリーさんは、私とエリカちゃんを見渡して
直ぐに私達が倒れた原因がアラン様の料理だと思いました。
そして苦笑いを浮かべてエリーさんもアラン様の料理で何回も倒れた事を知らせました。

「あ、あの……アンジュお姉ちゃん、このお姉ちゃんは、誰なのですか……？」

エリカちゃんは、始めてみるエリーさんに戸惑いながらエリーさんを見つめました。

「この人はエリーさんです。
アラン様の幼馴染みで子供の時に死にました……」

私は、エリーさんの事をどう紹介したら良いのか解らずに苦笑いを浮かべました。
アラン様の幼馴染みで子供の時に死んだ事を知らせました。

「アランお兄ちゃんの幼馴染みだったのですね……
ってエリーお姉ちゃんが子供の時に死んだのですか！？
エリカ達も死んだのですか！？」

エリカちゃんは、私のエリーさんの説明を聞いてエリーさんがアラン様の幼馴染みなんだなって思い納得しました。
ふと、私が言ったエリーさんが死んでいるって言葉を思い出して驚きの声を出しました。
エリカちゃん達も死んだのか質問しました。

『大丈夫ですよ、エリカちゃん達は、死んでいませんよ。
ここは、生と死の狭間の空間みたいなものです。
だから安心をしてください、エリカちゃん』

エリーさんは、エリカちゃんの頭を優しく撫でてエリカちゃん達が死んでいない事を知らせました。

「それならば良かったです……」

エリカちゃんは、エリーさんにエリカちゃん達が死んでいない事を言われて安心をした様に微笑みました。

『まったくアランに料理をしたら駄目って言っているのに……
アランは、本当に仕方がないですね……

アンジュさん、こんなアランだけれどもアランの事を見捨てないで面倒を見てあげてくださいね。
アランは、悪い奴でないですからね……』

エリーさんは、アラン様の事を考えて困った様に苦笑いを浮かべました。
アラン様を見捨てないでほしい事をお願いしました。

「大丈夫ですよ。
アラン様を見捨てるつもりがありません。
それにアラン様にいつも助けてもらっています。
だからお互い様です」

私は、この前に溺れた時にアラン様が助けてもらった事を思い出して優しく微笑みました。

『それならば良かったです……
これからもアランの事をお願いしますね……』

エリーさんは、私の言葉を聞いて安心をした様に微笑みました。
そしてアラン様の事を考えて愛しそうに微笑みました。
私にアラン様の事をお願いしました。

『エリカちゃんにもアランが迷惑かけていたらごめんなさいね』

エリーさんは、エリカちゃんの方を向いてアラン様が迷惑をかけた事を謝りました。

「い、いえ、謝らないでください！？
アランお兄ちゃんは、優しい良いお兄ちゃんです。
ですから気にしないでください」

エリカちゃんは、エリーさんにアラン様の事を謝られて慌てて両手を振りアラン様にお世話になっているから気にしないでほしい事をお願いしました。

『本当にエリカちゃんは、良い子ですね！
アランがエリカちゃんに迷惑かけるかも知れないけれどもその時は、ごめんなさいね』

エリーさんは、優しく微笑んででエリカちゃんを優しくギュって抱き締めました。
アラン様がエリカちゃんに迷惑をかけたらごめんなさいって謝りました。

私とエリカちゃんの体が突然光始めました。

『この様子では、アイリスちゃんが呼んでいるみたいですね。
最後にアランに料理に変な物を入れない様にって命令をしていてくださいね。

またね、アンジュさん、エリカちゃん』

エリーさんは、私とエリカちゃんの体が光始めたのを見てクスッて笑いました。
アラン様に料理の中に変な物を入れない事をお願いするのをお願いしました。
右手を軽く振り私とエリカちゃんに別れの挨拶をしました。

「解りました。
アラン様に伝えておきます。

またねです、エリーさん」

私は、アラン様に料理の事を伝える事を知らせて右手を軽く振り別れの挨拶をしました。

「解りました。
アランお兄ちゃんに料理の事を伝えておきます。
また会えると良いですね。

さようなら、エリーお姉ちゃん」

エリカちゃんは、頭を下げてエリーさんに別れの挨拶しました。

私とエリカちゃんの体は、光に包まれて周りが見えなくなり私とエリカちゃんの意識がなくなりました。

ーTo Be Continuedー

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