主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

皆さんで料理を作ります（167話）

☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

～第167話～

私は、民宿でアイリスちゃん達と一緒に料理を作るのを提案しました。
アイリスちゃん達は、私と一緒に料理を作るのを賛成してくれました。
アイリスちゃん達と一緒に料理を作るのが楽しみで自然とニコニコ笑顔になりました。

「アンジュ様、料理は、何を作るつもりなのですか？」

アイリスちゃんは、きょとんと首を傾げてどんな料理を作るつもりなのか質問しました。

「そうですね……
やっぱりカレーを作ろうと思います」

私は、口元を押さえてどんな料理を作るのか考え込みました。
最初に作る料理を決めていたカレーの料理を作るのを提案しました。

「カレーですか……？
初めて聞く料理の名前です。
どんな料理なのですか？」

アイリスちゃんには、カレーの名前の料理を初めて聞くみたいできょとんと首を傾げました。
カレーがどんな料理なのか質問しました。

「そうですね……

カレーは、辛くて凄く美味しくて子供に人気の食べ物です」

私は、カレーをどんな料理って説明をしたら良いのか口元を押さえて考え込みました。
カレーは、辛くて凄く美味しい料理な事を知らせました。
私は、カレーが子供のエリカちゃん達が好きになるって思いました。

「私は、辛い食べ物を食べられません……」

アリス様は、つらそうに俯いて辛い食べ物が苦手な事を知らせました。

「大丈夫ですよ、アリス様。
甘いカレーもあります。
それに辛い食べ物が苦手の人も辛いカレーを食べれるほど美味しいです。
だから安心をしてください」

私は、辛い食べ物が食べられないって落ち込むとアリス様を安心をさせる様にアリス様の頬っぺたを触り優しく微笑みました。
甘いカレーもある事を知らせました。
そして辛いのが苦手の人も食べられる事を伝えました。

「えっ、甘いカレーもあるのですか！？
甘いカレーを食べてみたいです！」

アリス様は、甘いカレーって言葉を聞いて甘いカレーが食べたくて目をキラキラと輝かせて甘いカレーを食べたい事を即答しました。

「エリカも甘いカレーを食べてみたいです！」

エリカちゃんも甘いカレーって言葉を聞いて目をキラキラと輝かせて甘いカレーを食べたい事を即答しました。

「俺は、やっぱり辛いカレーが食べてみたいよな。
激辛のカレーの奴をな！」

エリック君は、ニッて笑い激辛のカレーを食べたい事を即答しました。

「俺も激辛のカレーが食べたいな！
男だったら激辛のカレーだな！」

アラン様は、ニッ笑い男だったら激辛のカレーを選ぶ事を即答しました。

「そうですね……
僕は、辛いカレーで構いませんよ。
アンジュが勧める辛いカレーに興味があります」

ルイ様は、どちらのカレーを食べたいか口元を押さえて考え込みました。
直ぐに顔をあげて私が勧めた辛いカレーに興味がでてきて辛いカレーを食べたい事を知らせました。

「僕は、辛い食べ物が苦手です。
すいませんが甘いカレーが食べたいです……」

イオン様は、申し訳なさそうに辛い食べ物が食べられないから甘いカレーを食べたい事を知らせました。

「私は、辛い食べ物が食べれるか不安です……
でもアンジュ様が勧めてくれた辛いカレーを食べてみたいです」

マリー様は、辛いカレーが食べれるか不安に思いました。
でも私が勧めてくれた辛いカレーに興味がでてきて辛いカレーを食べてみたい事を知らせました。

「私（わたくし）は、アンジュ様の勧めてくれた辛いカレーを食べてみたいですわ。
アンジュ様が美味しいっておっしゃる辛いカレーに興味がありますわ」

ジュリーちゃんは、やんわりと微笑んで私の勧めた辛いカレーに興味がある事を知らせました。

「私は、甘いカレーも辛いカレーも気になります。
でもせっかくですからアンジュ様が勧めてくれた辛いカレーを食べてみたいです」

アイリスちゃんは、甘いカレーも辛いカレーも気になる事を知らせました。
直ぐに私の勧めた辛いカレーを食べてみたい事をお願いしました。

「それでは、甘いカレーと辛いカレーを作りますね。
カレーが残っても明日の朝にもカレーを食べたら別の美味しいカレーになりますよ」

私は、アイリスちゃん達が甘いカレーと辛いカレーが食べたいって意見を聞いて甘いカレーと辛いカレーを作る事を提案しました。
そして次の日の朝のカレーも美味しい事を知らせました。

「カレーは、次の日になると美味しくなるのですね。
次の日の朝にカレーを食べるのが楽しみです」

エリカちゃんは、次の日の朝のカレーが美味しくなるって言葉を聞いて嬉しそうにニコニコ笑顔になり次の日に食べるカレーが楽しみな事を知らせました。

「早速カレー作りを始めましょう。

アラン様とイオン様とルイ様とエリック君は、包丁でニンジンの皮を向いてください。
料理が得意なエリック君は、アラン様達に皮の剥き方を教えてあげてください。

エリカちゃんとジュリーちゃんとマリー様は、包丁でジャガイモの皮を剥いてください。

それからアイリスちゃんとアリス様は、たまねぎの皮を剥いてください。

私は、その間に肉を切りますね」

私は、アイリスちゃん達に料理の分担をお願いしました。

「えっ！？
カレーにジャガイモを使うのですか？
だってジャガイモって毒がありますよね」

アイリスちゃんは、料理にジャガイモを使うって言葉を聞いてジャガイモに毒があるのを思い出して毒があるのにジャガイモを使うのか質問しました。

「それは、大丈夫ですよ。
ジャガイモに毒があるのは、芽が出たジャガイモだけです。
芽が出る前のジャガイモは、食べられます。
ですから芽が出たジャガイモがあった場合は、そのジャガイモを捨ててください」

私は、アイリスちゃんを安心をさせる様に優しく微笑みました。
芽が出る前は、毒がない事を知らせました。
そして芽が出たジャガイモは、毒があるから捨てるのをお願いしました。

「そうだったのですね……
それは、知りませんでした。
アンジュ様は、色んな事を知っているのですね」

アイリスちゃんは、ジャガイモに芽が出たら毒があり芽が出ていなかったら毒がないって言葉を聞いてその事を知っている私が凄いと思いました。
そして目をキラキラ輝かせて尊敬の眼差しで私を見つめました。
アイリスちゃん達は、野菜の皮を包丁で剥いて一口サイズに斬り始めました。

「痛っ！？」

イオン様は、野菜の皮を剥いている時に包丁で間違えて指を斬って悲鳴を出しました。

「大丈夫ですか、イオン様！？
指を治療をします。
ですから指を見せてください。

『ダークヒーリング』……」


私は、イオン様が指を斬ったのを見て慌ててイオン様に近づきました。
イオン様の斬った指を包み込む様に握り締めて回復魔法を使ってイオン様の怪我を治しました。

「うん、これで大丈夫ですね……
イオン様、包丁を使う時は、指を斬らない様に気をつけてくださいね」

私は、回復魔法でイオン様の怪我が治ったのを見て安心をした様に微笑みました。
包丁を使う時は、指を斬らない様に気をつける事をお願いしました。

「すいません、ありがとうございます。
アンジュお姉様の回復魔法って気持ち良くて好きです……」

イオン様は、私に怪我を回復魔法で治してもらうとニッコリと笑い怪我を治してくれた感謝を表しました。
恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて私の回復魔法が気持ち良くて好きな事を知らせました。

「「「「…………」」」」

エリカちゃん達は、イオン様の言葉を聞いて何かを考え込みました。

「痛っ！？」

ジュリーちゃんは、間違えて指を包丁で斬りました。

「だ、大丈夫か、ジュリーちゃん！？
今、回復魔法をかけます！

『ダークヒーリング』……

良かったです……
傷は、治りましたね……
包丁で手を斬らない様に気をつけてくださいね」

ジュリーちゃんが包丁で手を斬ったのを見て慌ててジュリーちゃんに近づいてジュリーちゃんの斬った指を両手で包み込んで回復魔法でジュリーちゃんの傷を治しました。
ジュリーちゃんの傷が治ったのを見て安心をした様に微笑みました。
ジュリーちゃんに包丁で指を斬らない様に気をつけるのをお願いしました。

「すいません、ありがとうございますわ、アンジュ様……
アンジュ様の回復魔法って気持ち良くて優しい感じがして好きです……」

ジュリーちゃんは、私に回復魔法で傷を治してもらうとやんわりと微笑んで傷を治してもらった感謝を表しました。
私の回復魔法が気持ち良かったみたいで幸せそうに微笑みました。
アイリスちゃん達は、互いを見つめて軽く頷きました。
同じタイミングでアイリスちゃんとマリー様とエリカちゃんとルイ様とエリック君が包丁で指を斬りました。

「わっ！？
大丈夫ですか！？」

私は、アイリスちゃん達が指を斬ったのを見て声を出して驚きました。

「『ダークヒーリング』……」

最初は、アイリスちゃんの斬った指を両手で包み込む様に握り締めて回復魔法でアイリスちゃんの斬った傷を治しました。

「『ダークヒーリング』……」

次にエリカちゃんの斬った指を両手で包み込む様に握り締めて回復魔法でエリカちゃんの斬った傷を治しました。

「『ダークヒーリング』……」

次にマリー様の斬った指を両手で包み込む様に握り締めてマリー様の斬った傷を治しました。

「『ダークヒーリング』……」

次にエリック君の斬った指を両手で包み込む様に握り締めてエリック君の斬った傷を治しました。

「『ダークヒーリング』……」

次にルイ様の斬った指を両手で包み込む様に握り締めてルイ様の斬った傷を治しました。

「もう皆様、包丁で指を斬らない様に気をつけてくださいね。
包丁を使うのは、本当に危ないのですよ」

私は、アイリスちゃん達が指を斬ったのを見て困った様に苦笑いを浮かべました。
包丁を使うのを注意してほしい事をお願いしました。

「すいません、ありがとうございます、アンジュ様。
アンジュ様の回復魔法は、優しくて気持ちが良いです……」

アイリスちゃんは、私に回復魔法をかけてもらって幸せそうに微笑んで回復魔法の感謝を表しました。

「すいません、ありがとうございます、アンジュ様。
アンジュ様の回復魔法から優しい気持ちが感じられます……」

マリー様も私に回復魔法をかけてもらって幸せそうに微笑んで回復魔法の感謝を表しました。

「すいません、ありがとうございます、アンジュお姉ちゃん。
不思議です……
アンジュお姉ちゃんに回復魔法をかけてもらいますと気持ち良くて幸せな気持ちになります……」

エリカちゃんは、私に回復魔法をかけてもらうと幸せそうに微笑みました。
私の回復魔法が気持ち良くて幸せな気持ちになる事を知らせました。

「ありがとうな、アンジュお姉ちゃん！
アンジュお姉ちゃんの回復魔法って凄く気持ちいいよな！」

エリック君は、私にかけてもらった回復魔法が気持ち良かったらしくてニコニコ笑顔になりました。
私の回復魔法が気持ち良かった事を知らせました。

「すいません、ありがとうございます、アンジュ。
アンジュの回復魔法から愛を感じられますね」

ルイ様は、甘いスマイルを浮かべて愛しそうに私を見つめました。
私の回復魔法から愛を感じられる事を知らせました。

ふと、包丁を持ってつらそうに俯いているアリス様に気がつきました。

「アリス様、どうかされたのですか？」

私は、つらそうにしているアリス様の事が気になりどうかしたのか質問しました。

「私もアンジュお姉様の回復魔法をかけてもらいたいです……
でも自分の指を斬るのは、怖いです……」

アリス様は、私に回復魔法をかけてほしいけれども自分で指を斬るのが怖い事を知らせました。

「そんな事をする必要は、ありませんよ。
アリス様だったら回復魔法をかけてほしいってお願いをしたらいつでも回復魔法をかけてあげますよ。

『ダークヒーリング』……」

私は、アリス様が回復魔法をかけてもらうために自分を傷つけようとしたって事を聞いてアリス様を優しく抱き締めてアリス様に回復魔法を使いました。

「んっ……アンジュお姉様の回復魔法って気持ち良くて幸せです……
ありがとうございます、アンジュお姉様……」

アリス様は、私に回復をかけられて幸せそうに微笑みました。
そして恥ずかしそうに顔をほんのり赤らめて私に回復魔法をかけてくれた感謝を伝えました。

「まったくルイ達は、不器用だよな。

包丁ぐらい……ぎゃーーー！？」

アラン様は、ルイ様達が指を斬ったのを見てルイ様達をからかおうとしました。
でも不注意で手をざっくりと斬りました。

「ア、アラン様、包丁を使う時は、よそ見をしたら駄目です！？

『ダークパーフェクトヒーリング！』」

私は、アラン様がざっくりと手を斬ったのを見て慌ててアラン様に近づきました。
アラン様のざっくりと斬った手を両手を包み込む様に握り締めました。
今使える最高の回復魔法をアラン様にかけました。

「ふう……助かったぜ、アンジュ！
やっぱりアンジュの回復魔法は、ピカ一だよな！」

アラン様は、ニッて笑い私の回復魔法を誉めました。

「その……ありがとうございます……」

私は、アラン様の裏表のない笑顔で回復魔法を誉められて少しだけ恥ずかしくなりほんのり顔を赤らめました。
そして回復魔法を誉めてくれた感謝を表しました。

私は、アイリスちゃん達ほぼ全員が包丁で指を斬るだなんて珍しい事があるのだと思いました。


ーTo Be Continuedー