主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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女神(女神エリーゼ様)が舞い降りたパート10(140話)

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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

(140話と141話は、同じ時間軸です。
2つで1つの話ですから2つとも読んで下さい)

~第140話~

☆女神(女神エリーゼ様)が舞い降りたパート10☆

(この話は、ナツの視点です)

最近世間女神エリーゼの話題で盛り上がっている。
でも俺は、女神エリーゼの事が気に入らなかった。
だって人助けをする奴は、目立ちたがりやか偽善者のどちらかだと思っていた。

「おい、聞いたかよ。
今度は、女神エリーゼ様が温泉のお湯がでなくなった宿の温泉を堀当てて宿を助けたらしいぞ」

友達のロキは、女神エリーゼ様の事を楽しそうに話した。

「へっ、女神エリーゼなんか目立ちたがり屋のろくでない奴に決まっているぞ!」

俺の家族は、偽善者に騙されて不幸になっていた。
だから女神エリーゼの事が信用できなかった。
女神エリーゼも人助けをして膨大なお金を請求してくるクズの奴と同じだと思っていた。

「でも女神エリーゼ様って凄く美人らしいぜ。
一度くらい見たいぜ!」

もう一人の友達のロックは、女神エリーゼの事を思い浮かべました。
そしてだらしなくらいニヤニヤしながら女神エリーゼの事を見みたい事を知らせた。

「そんなの美人って決まった訳じゃないだろ。
ブスかも知れないじゃないかよ」

俺は、ロック達が女神エリーゼの事を誉めているのを見て不機嫌そうに女神エリーゼの悪口を話した。

「まったくナツは、疑り深いよな。
まぁ、ナツの家の事情からしたら仕方がないよな」

ロックは、苦笑いを浮かべて俺が疑り深い事を伝えた。

俺達は、その後街の一番大きな30メートルある木で木登りをして遊んだ。
でも俺は、木登りをしていると足を滑らして枝から落ちようとした。

「危ない!?」

近くにいるロックは、俺の手を掴むとロックも落ちようとした。
慌ててロックも枝を掴んで俺とロックは、宙吊りになった。

「待ってろ、今、行くからな!」

ロキは、慌てて俺達に近づこうとした。

「は、離せ、ロック!
このままでは、2人とも落ちるぞ!!」

俺は、このままでは、2人とも落ちると思った。
俺を離す事をロックに命令した。

「は、離せる訳ないだろ!
この高さから落ちたらナツは、確実に死ぬだろ!
俺は、友達を見捨てないぞ!

うぅ……うわーーー!?」

ロックは、体力が力尽きて俺とロックは、地面に向かって落ちていった。

「ナツ、ロック!!」

ロキも慌てて俺達を追い掛ける様に飛び降りた。
でも大きな音が聞こえたと思うと俺達がふさふさの木の枝の上に落ちていた。
俺達は、木の枝がクッションになって怪我をしてなかった。

「えっ……?
俺達は、助かったのか……?」

俺は、状況が飲み込めなくて呆然と周りを見渡した。

「おい、あそこに誰かいるぞ!」

ロキは、ある方向を指差して誰かいる事を知らせた。
ロキが指差した方を向くと背中に黒色の羽を4枚があって頭に神々しく黒色に輝く輪っかがあるこの世の者と思えないほどの美少女が立っていた。
直ぐに女神エリーゼ様が落ちてくる俺達に向かって木の枝を投げて救ってくれたのだと理解した。

「あれって女神エリーゼ様なのか……?
何て美しい女性何だよ……」

ロックは、うっとりしながら女神エリーゼ様を見つめた。
俺とロキも女神エリーゼ様が美しすぎてうっとりと女神エリーゼ様を見つめた。

女神エリーゼ様は、俺達の眼差しを見て美しく微笑んで付き人と思われる男性の手を掴んで飛んで去って行った。

「女神様って本当にいるんだな……
あんな素敵な方は、初めて見たよ……

俺が間違っていたよ……
女神エリーゼ様は、偽善者でなくて本物の女神様だよ……」

俺は、夢心地の様にうっとりと女神エリーゼ様が飛んで行った方を見つめた。

これが俺達が女神エリーゼ様に恋に落ちた瞬間だったりする。


ーTo Be Continuedー
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