主人公（ヒロイン）は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

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魔王と呼ばれる女パート12(111話)

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☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆

(111話と112話は、同じ時間軸です。
２つで１つの話ですから絶対に２つとも読んでください)

～第111話～

☆魔王と呼ばれる女パート12☆

（この話は、ロベルトの視点です）

俺は、アンジュから逃げる為に洞窟から離れた。
このままでは、アンジュから逃げられないって思った。
だから廃墟の魔王城に逃げ込んだ。　
たぶん魔族達も廃墟の魔王城に逃げ込むと思う。
魔族達ならば廃墟の魔王城の兵器を使ったらアンジュの事もどうにかできると思った。
アンジュの最後を見る為に隠蔽魔法を使って魔王城の正門辺りに隠れた。
魔王城に着いたアンジュがじっと俺の方を見つめた。

「っ！？
俺の方が見えないはずだよな……」

俺は、隠蔽魔法で姿を消しているのにアンジュがこちらの方をじっと見つめているアンジュが不気味で冷や汗を出した。

「……こんなところに良い的がありますね。

『ダークショット！』」

アンジュは、俺の顔のすれすれ真横に黒い玉を放った。
後ろのスライスの銅像を吹っ飛ばした。

「ひっ！？
ひーーー！？
俺をいたぶり殺すつもりだ！？
今逃げないと殺される！？」

俺をいたぶり殺す為にわざと攻撃をはずしたのを見てこのままここにいたら殺されると思い走って逃げた。
この島にいたら何処までも追い掛けられると思い急いでこの魔の島から離れた。

（ここからは、魔族のリーダーのアコルの視点です）

「魔王と呼ばれる女を迎え撃つ準備は、できているか？」

魔族達は、廃墟の魔王城の魔法の間に集まった。
俺は、他の魔族に魔王と呼ばれる女を迎え撃つ準備ができているのか質問した。

「ああ、魔王と呼ばれる女を迎え撃つ準備は、できているぞ。
ここに着くまでいくつもの結界魔法の罠をつけた。
結界魔法を解除してここまで来るのに1時間は、かかるだろ。
その間にこの極大魔術の装置で魔王と呼ばれる女を消滅させる。
魔王と呼ばれる女でも生き残るのが無理だろうな」

背の高い魔族は、妖しく微笑んで魔王と呼ばれる女を迎え撃つ準備ができいることを知らせた。

「魔王と呼ばれる女がこちらに近づいて来たぞ！
極大魔術の準備しろ！」

俺は、詮索魔法で魔王と呼ばれる女と光の娘と魔王の娘が近づいて来るのを感じて魔族の部下達に極大魔術を準備を命令した。

「はっ！！
解りました！！」

部下の魔族達は、敬礼をして返事した。
魔族達は、魔方陣の上に置いてある石盤に両手を置いて魔力を注ぎ込んだ。
俺は、この部屋の魔法の道具を使い魔王と呼ばれる女の状況を確認をする為に魔法の水晶で確認した。
ちょうど魔王と呼ばれる女が結界魔法にぶつかるところだった。
魔王と呼ばれる女が結界に当たた瞬間に紙を破るように簡単に結界魔法がパリンって弾けた。

「な、なんだと！？
簡単に結界魔法が砕けただと！？
で、でもまだ結界魔法が全て破られた訳でないぞ！」

俺は、魔王と呼ばれる女に結界を簡単に破られて驚きの声を出した。
まだ20個以上結界が残っていたからまだ大丈夫だと思った。
でも全ての結界が紙を破るように簡単に結界が割れていった。

「な、な、な、なんだと！？
魔王と呼ばれる女は、化け物か！？
結界がもたないぞ！？
今のうちに極大魔術を放て！！」

俺は、魔王と呼ばれる女が簡単に結界を破壊していくのを見て慌てて驚きの声を出した。
極大魔術を放つ事を命令した。

魔王城の上空に１００メートルは、ある大きな魔方陣が現れた。

「「「『『『ヘルフレアファイヤー！』』』」」」

呪文を唱えると魔方陣から黒色の炎が出ようとした。

でも魔王と呼ばれる女と魔王の娘と光の属性の女が両手を上げて１００メートルは、ある魔方陣が現れた。

「「「『『『光と闇のヘブンズヘルフラワーファイヤー！！』』』」」」

魔王と呼ばれる女達が出した魔方陣から黄金色と黒色に輝く大きな玉が出てきた。
空に黒色に輝く魔方陣と黒色の炎を飲み込む様に黒色と黄金色に輝く炎の花が現れて空に何も無くなった。

「な、なんなんだ！？
あんな魔法を見たことがないぞ！！

はっ！？
魔王と呼ばれる女から膨大魔力が膨れ上がって行くぞ！
ま、まさか、この辺りを消し去るつもりか！？
魔王城から待避だ！！
皆殺しにされるぞ！！
転送魔術の準備しろ！！
この城から……いや、この島から脱出するぞ！！
このままでは、魔王と呼ばれる女に皆殺しにされるぞ！！」

魔王と呼ばれる女達の使った魔法の威力が凄すぎて驚きの声を出した。
魔王と呼ばれる女から感じた事がないような膨大な魔力が膨れ上がったのを見てすぐにこの辺りを消し去るつもりだと理解した。
このままこの島にいたら皆殺しにされるって理解した。
この島を脱出する事を命令した。
魔族達は、転送魔術でこの魔王城から脱出をした。
そのまま魔王と呼ばれる女から逃げる様にこの魔の島から瞬間移動の魔法で離れた。

でも魔族達は、さらに悪夢のようなできごとが起きると思っていなかった。

ーTo Be Continuedー

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