主人公(ヒロイン)は、悪役令嬢を攻略をする

ねがぽじ

文字の大きさ
上 下
78 / 386

ルイ様が抜け駆けに対するアイリスちゃん達の不満(78話)

しおりを挟む
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第78話~

私は、ルイ様のお母様のベッドで寝ました。
目が覚めるとルイ様がまだベッドの横に座っていました。
そして慈愛を込めて私を見つめていました。

「おはようございます、ルイ様。

もしかしてずっと私の側にいてくれたのですか?
聖魔結界を貼ったのは、自分がしたいって思ってしました。
ですから気を使わなくて良いのですよ……」

私は、ルイ様がまだベッドの横の椅子に座っているのに気がつきました。
ルイ様を私の看病に付き合わせたのが悪いって思いました。
ルイ様が責任を感じる事がない事を知らせました。

「いえ、アンジュの可愛らしい寝顔を堪能できました。
ですから気にしないでくださいね」

ルイ様は、愛しそうに甘いスマイルを浮かべました。
私の寝顔を見れたから気にしないでほしいって事をお願いしました。

「そ、そうですか……
それならば良かったです……」

私は、ルイ様が私の寝顔を見れたから気にしなくて良いことを言われてルイ様が良いのならば良かったと思いました。

(でも私の寝顔ってそんなに面白いのですか……?
ルイ様に寝ている時に顔に落書きとかされていませんでしたよね……?)

私は、ルイ様に悪戯をされていないか不安になりました。
ベッドの横にある鏡で自分の顔を見て悪戯をされていないのか確認しました。
何処も顔に落書きをされていないのが解り安心して胸を撫で下ろしました。

「アンジュ様、無事ですか!?」

突然、部屋のドアが開けてアイリスちゃんとジュリーちゃんとエリカちゃんとアラン様とアリス様とエリック君とイオン様が慌てて部屋に入ってきました。
ジュリーちゃんが私が無事なのか質問しました。

「……残念です。
もうこの場所がバレたのですね……」

ルイ様は、ジュリーちゃん達が部屋に入って来たのを見て残念そうに微笑みました。

「えっ……?

ジュリーちゃん、それにアイリスちゃん、エリカちゃん、アラン様、アリス様、エリック君、イオン様、どうしたのですか……?
私は、魔力切れで寝ていただけですよ。
それにルイ様が大事をとってゆっくりとしていなさいって言われました。
だから休んでいただけですよ」

私は、ジュリーちゃんが何でそんなに慌てているのか解らずにきょとんと首を傾げました。
ルイ様に大事をとって休んでいろって言われた事を知らせました。

「っ!?

ルイ様、婚約者だからと言ってアンジュ様を独り占めにするのは、ずるいです!
私もアンジュ様を独り占めにしたいです!」

アイリスちゃんは、頬っぺたを膨らませて私を独り占めにしたい事を伝えました。

「そうですわ!
ルイお兄様だけずるいですわ!
アンジュお姉様は、私のお姉様でもあるのですわよ!
私(わたくし)もアンジュお姉様を独り占めにしたいですわ!」

アリス様は、腰に両手を当ててルイ様に近づきました。
私は、アリス様の物でもあることを指摘しました。

「そうですよ!
アンジュお姉ちゃんは、エリカのお姉ちゃんでもあるですよ!
独り占めは、良くないと思います!」

エリカちゃんも凄い勢いでルイ様に近づきました。
私を独り占めにした不満を伝えました。

「そうだよ!
アンジュお姉ちゃんは、俺の師匠でもあるんだぞ!
王子様だからっていって独り占めは、良くないぞ!」

エリック君もルイ様に近づきました。
私を独り占めが良くない事を指摘しました。

「そうですよ!
アンジュお姉様は、僕のお姉様でもあるのですよ!
だから独り占めは、駄目です!」

イオン様もルイ様に近づきました。
独り占めが良くない事を指摘しました。

「そうだな。
今回は、ルイが悪いぞ。
アンジュは、俺のライバルでもあるんだぞ。
だから独り占めは、良くないな」

アラン様は、ルイ様を攻める様に優しくルイ様の頭を軽く叩いて二ッて笑いました。
そして私を独り占めが良くない事を指摘しました。


「僕は、アンジュの婚約者でもあるのですよ。
だからアンジュを独り占めしても問題がないはずですよ」

ルイ様は、慈愛を込めて私に甘いスマイルを浮かべました。
ルイ様が私の婚約者だから独り占めにするのが当たり前な事を指摘をしました。

「私(わたくし)もアンジュ様の婚約者なのですわ。
婚約者の私(わたくし)を除け者にしてアンジュ様を独り占めにするのを許せませんわ」

ジュリーちゃんもルイ様に近づいて怒った様に腰に両手を当てました。
ジュリーちゃんも私の婚約者の事を指摘しました。

私は、アイリスちゃん達が仲良くわいわい騒いでいるのを見てアイリスちゃん達が本当に仲が良いなって思いました。
アイリスちゃん達が仲良しなのが嬉しくなりました。
でもマリー様がいないのに気がつきました。

「あ、あの……マリー様は、どうされたのでしょうか……?」

私は、ここにいないマリー様に何かあったかもって思いました。
だから不安そうにアイリスちゃん達を見つめました。
マリー様に何か合ったのか質問しました。

「その……マリー様は、何か用事があるらしいです。
ですから別行動をしています……」

アイリスちゃんは、マリー様が用事があるから別行動な事を知らせました。

「そうだったのですね……
最近マリー様が悩んでいるみたいです……
ですから心配です……

そう言えばマリー様の誕生日が近かったですね……
マリー様を元気つける意味も込めてマリー様の誕生日会をしませんか?」

私は、マリー様が悩んでいるのを解っていました。
だからマリー様を励ます意味を込めてマリー様の誕生日会をする事を提案しました。

「それは、名案です!
マリー様の誕生日会をしましょう!」

アイリスちゃんは、マリー様の誕生日会をするって提案を聞いて大きく返事をしました。
マリー様の誕生日会をする事に即答をした。

こうしてマリー様の誕生日会をする事になりました。


ーTo Be Continuedー
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

〈社会人百合〉アキとハル

みなはらつかさ
恋愛
 女の子拾いました――。  ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?  主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。  しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……? 絵:Novel AI

【ママ友百合】ラテアートにハートをのせて

千鶴田ルト
恋愛
専業主婦の優菜は、娘の幼稚園の親子イベントで娘の友達と一緒にいた千春と出会う。 ちょっと変わったママ友不倫百合ほのぼのガールズラブ物語です。 ハッピーエンドになると思うのでご安心ください。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

とある高校の淫らで背徳的な日常

神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。 クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。 後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。 ノクターンとかにもある お気に入りをしてくれると喜ぶ。 感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。 してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

処理中です...