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イオン様とイオン様の両親の和解(29話)
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
~第29話~
(この話は、イオンの視点です)
アラン様と1日付き合って意外な事も知る事ができて充実した1日でした。
それで今日は、イオン様に1日付き合う事になりました。
私は、イオン様と待ち合わせ場所に1時間早く着きました
でもイオン様が先に待ち合わせ場所にいましました。
「ご、ごめんなさい、イオン様、待たせてしまいました」
私は、慌ててイオン様に近づいて待たせた事を頭を下げて謝りました。
「いえ、アンジュお姉様を待たせる訳にいきません。
それに僕が早く来ただけです。
アンジュお姉様は、気にしないでください」
イオン様は、慌てて両手を振りイオン様が早く来ただけだから気にしないでほしい事をお願いしました。
(うぅ……イオン様は、なんて可愛らしくて良い子なのでしょうか!?
こんな子が私の弟だなんて幸せ過ぎます!)
「ありがとうございます、イオン様」
私は、イオン様が健気で可愛らしく思いイオン様を優しく抱き締めました。
「い、いえ、どういたしましてです、アンジュお姉様……」
イオン様は、私に抱き締められて顔を真っ赤にして恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて控え目に私を抱き締め返しました。
「それで今日は、何処に行くつもりなのですか?」
私とイオン様は、しばらく抱き締め合うとゆっくり離れました。
イオン様とこれから行くところを質問しました。
「産みの親に会いに行こうと思います。
僕を捨てた親に会いに行くのが怖いです……
アンジュお姉様が一緒ならば会いに行く勇気が出ます……
その……アンジュお姉様、一緒に産みの親に会いに行ってもらえませんか……?」
イオン様は、産みの親に会いに行くのが怖いみたいで自分の両手を恐々と握り締めました。
私に産みの親に一緒に会いに行くのをお願いしました。
「私が一緒に行くとイオン様が勇気が出れるのですよね。
でしたら一緒にイオン様の親に会いに行かせてもらいます」
私は、イオン様を安心させるように優しく微笑みました。
私が一緒だとイオン様の親に会いに行く勇気が出るのならば思い一緒に行く事を約束しました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様」
イオン様は、私が一緒に着いてきてくれるのが安心して嬉しそうにニッコリと笑いました。
「それから産みの親に会う前に伝えておきたい事があります。
僕の出産の秘密です……
僕は、普通の人間でありません。
歴史の最強と言われた賢者の細胞を禁術を使い僕の母親の体内に移植しました。
移植した細胞で赤ちゃんをつまり僕を作ったのです。
ただ優秀な赤ちゃんがほしいってだけで作られました。
だから僕は、人間でありません。
でもあとで産みの親に売られました。
僕って何の為に産まれたのでしょうか……」
イオン様は、ゆっくりと自分の過去を話すと泣きそうな表情で苦笑いを浮かべました。
私は、イオン様にかける言葉が見つからなくて優しくイオン様を抱き締めました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様……
アンジュお姉様に抱き締めくれるとお母さんに抱き締められているみたいで落ち着きます……」
イオン様は、私に抱き締められて安心をしたように微笑みました。
私には、乙女ゲームをプレーした知識がありました。
イオン様は、産みの親に売られたって思っているみたいです。
でも乙女ゲームの知識を知っている私は、それが違うのを知っていました。
だから今回の事でイオン様の苦しみがなくなれば良いのにって思いました。
私は、イオン様に連れられてある村に向かいました。
村は、寂れていて人があんまりいないみたいでした。
村をしばらく歩くと古い家の前に着きました。
イオン様は、ドアを叩くと家の中から二十代くらいの女性が出てきました。
「こんばんわ……その……まだお母さんって呼んでも良いのですか……?」
イオン様は、緊張した様にガチガチになりながら挨拶をしました。
「イ、イオン……
イオンが呼びたい様に呼べば良いと思うわ。
取り合えず家の中に入ってからゆっくりと話をしましょう。
あなたも一緒に入ってくれないですか?」
イオン様のお母さんは、イオン様を見て明らかに戸惑った表情を浮かべました。
私とイオン様は、イオン様のお母さんに連れられてリビングに入りました。
「イオン、戻ってきたのか?
ここは、お前が来る場所でないぞ」
イオン様のお父さんは、リビングに入って来たイオン様を見て冷たい眼差しでイオン様を見つめました。
「うん……解っています、僕の話が終わったら出て行きます。
僕を産んでくれてありがとうございます。
お母さん達が産んでくれたからアンジュお姉様とも出会える事ができました。
その感謝の気持ちだけは、伝えたかったです。
それならば僕は、帰ります。
もう来ませんから安心をして良いですよ……」
イオン様は、つらそうに微笑んでリビングを出て行こうとしました。
「待ってください、イオン様。
私もイオン様の両親に話があります」
私は、イオン様の右手を握り締めて出て行くのを止めました。
イオン様の両親を真剣な表情で見つめました。
「俺達に話か?
どうせ酷い親だと言うのだろう」
イオン様のお父さんは、私を悲しそうに見つめました。
「いえ、違います。
イオン様は、私の弟みたいな存在です。
ですからどうしてもイオン様とイオン様の両親が悲しい思いをするのが見ていられませんでした」
私は、真剣な表情でイオン様の両親を見つめた。
今から伝える事は、本当はアイリスちゃんが気づいてイオン様の両親に説得する事です。
でもアイリスちゃんのイベントを待っていたら手遅れになると思いました。
だから私が伝える事にしました。
「イオン様を貴族に預けたのは、イオン様を護る為でありませんか?
イオン様は、禁術で産まれた存在です。
もしもイオン様が禁術で産まれた存在とばれたら国や魔法業界に監禁される恐れがあります。
そして実験のモルモットにされるのでないですか?
それを回避するには、貴族の息子になる事です。
貴族の息子にならば貴族の後ろ楯ができます。
そうなると実験のモルモットになる確率が減ると思います。
違いますか?」
私は、乙女ゲームの知識を思い出して自分の考えをイオン様のお父さんに伝えました。
「えっ!?
お父さん、それは、本当なのですか!?」
イオン様は、私の指摘を聞いて慌てて顔をあげてイオン様のお父さんを見つめました。
そして私の言った事が本当なのか質問しました。
「……そんな事は、どうでも良い。
イオンを売ったのは、事実だ。
それに魔術研究者の俺達と一緒にいたらお前は、不幸になる。
もう俺達のところに来るな」
イオン様のお父さんは、立ち上がって後ろを向いたままイオン様が不幸になるからもう来ないことを命令してそのままリビングを出て行きました。
イオン様のお父さんの背中が泣いている様に思えました。
「うぅ……僕は、ずっと親に護られていたのですね……
そんな事を知らないで僕は、逆恨みをしていたのですね……
ごめんなさい、お父さん……
ごめんなさい、お母さん……」
イオン様は、地面に両手を置いて涙を流して泣きました。
私は、イオン様の悲しみが少しでもなくなったら良いのにって思いイオン様を優しく抱き締めて背中を撫でました。
「アンジュさんでしたね。
これからも私の大切な息子をお願いしますね。
私達は、イオンの側にいられないから……
私達が優秀な子供がほしいって言う身勝手で産んだ私達が悪いのですから……
私達は、イオンに恨まれて仕方がないです……
でもイオン、私達は、何処にいてもあなたの事を愛していますよ……」
イオン様のお母さんも立ち上がり後ろを向くと少しだけ涙を流していました。
イオン様のお母さんもリビングを出て行きました。
私は、イオン様が泣き止むのを待って2人で家を出ました。
「アンジュお姉様、今日は、僕に付き合ってくれてありがとうございました。
アンジュお姉様がいなかったら親の本当の思いを理解できないで恨んでいるだけでした。
アンジュお姉様は、僕に色んな事をしてくれます。
アンジュお姉様にどのように恩返しをしたら良いのか解りません……」
イオン様は、私に感謝をする様に真剣な表情で私を見つめました。
「そんなの気にする必要がありませんよ。
弟に何かしようと思うのは、姉としての当たり前の事です」
私は、優しく微笑んでイオン様の頭を撫でました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様。
そ、その、僕は、アンジュお姉様の事が好きです」
イオン様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて私が好きだと知らせました。
「ありがとうございます、イオン様。
私もイオン様の事が好きですよ」
私は、イオン様が姉として好きだと言ったのだと思いました。
イオン様の好意が嬉しくてニッコリと笑いました。
イオン様は、私の態度を見て困った様に苦笑いを浮かべました。
イオン様の苦笑いの理由が解らなかったです。
でもイオン様の苦しみがなくなって良かったと思いました。
~イオンの視点~
僕は、産みの親の事でトラウマがありました。
でもアンジュお姉様と出会ってこのままで良くないと思い産みの親に会いに行く事にしました。
でも1人で会いに行くのが怖くてアンジュお姉様も一緒に行くのをお願いしました。
アンジュお姉様と一緒に産みの親に会いに行くと親の本心を聞けました。
自分が愛されているって解り自然と涙が流れました。
私は、アンジュお姉様に感謝しました。
そしてアンジュお姉様の事を1人の女性として好きだと気がつきました。
だから勇気を振り絞ってアンジュお姉様に告白しました。
でもアンジュお姉様は、僕の事を子供の弟しか見ていなかったです。
僕の好きな気持ちを本気にしてくれませんでした。
僕は、早く大きくなりたいって思いました。
早く大きくなって僕を1人の男性と見られたいって思いました。
こんなにも子供の自分が嫌だと思ったのは、初めてでした。
僕は、アンジュお姉様に男と見られないのが辛くなり俯きました。
僕は、アンジュお姉様に1人の男性と見られるような素敵な男性になると決意をしました。
ーTo Be Continuedー
~第29話~
(この話は、イオンの視点です)
アラン様と1日付き合って意外な事も知る事ができて充実した1日でした。
それで今日は、イオン様に1日付き合う事になりました。
私は、イオン様と待ち合わせ場所に1時間早く着きました
でもイオン様が先に待ち合わせ場所にいましました。
「ご、ごめんなさい、イオン様、待たせてしまいました」
私は、慌ててイオン様に近づいて待たせた事を頭を下げて謝りました。
「いえ、アンジュお姉様を待たせる訳にいきません。
それに僕が早く来ただけです。
アンジュお姉様は、気にしないでください」
イオン様は、慌てて両手を振りイオン様が早く来ただけだから気にしないでほしい事をお願いしました。
(うぅ……イオン様は、なんて可愛らしくて良い子なのでしょうか!?
こんな子が私の弟だなんて幸せ過ぎます!)
「ありがとうございます、イオン様」
私は、イオン様が健気で可愛らしく思いイオン様を優しく抱き締めました。
「い、いえ、どういたしましてです、アンジュお姉様……」
イオン様は、私に抱き締められて顔を真っ赤にして恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべて控え目に私を抱き締め返しました。
「それで今日は、何処に行くつもりなのですか?」
私とイオン様は、しばらく抱き締め合うとゆっくり離れました。
イオン様とこれから行くところを質問しました。
「産みの親に会いに行こうと思います。
僕を捨てた親に会いに行くのが怖いです……
アンジュお姉様が一緒ならば会いに行く勇気が出ます……
その……アンジュお姉様、一緒に産みの親に会いに行ってもらえませんか……?」
イオン様は、産みの親に会いに行くのが怖いみたいで自分の両手を恐々と握り締めました。
私に産みの親に一緒に会いに行くのをお願いしました。
「私が一緒に行くとイオン様が勇気が出れるのですよね。
でしたら一緒にイオン様の親に会いに行かせてもらいます」
私は、イオン様を安心させるように優しく微笑みました。
私が一緒だとイオン様の親に会いに行く勇気が出るのならば思い一緒に行く事を約束しました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様」
イオン様は、私が一緒に着いてきてくれるのが安心して嬉しそうにニッコリと笑いました。
「それから産みの親に会う前に伝えておきたい事があります。
僕の出産の秘密です……
僕は、普通の人間でありません。
歴史の最強と言われた賢者の細胞を禁術を使い僕の母親の体内に移植しました。
移植した細胞で赤ちゃんをつまり僕を作ったのです。
ただ優秀な赤ちゃんがほしいってだけで作られました。
だから僕は、人間でありません。
でもあとで産みの親に売られました。
僕って何の為に産まれたのでしょうか……」
イオン様は、ゆっくりと自分の過去を話すと泣きそうな表情で苦笑いを浮かべました。
私は、イオン様にかける言葉が見つからなくて優しくイオン様を抱き締めました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様……
アンジュお姉様に抱き締めくれるとお母さんに抱き締められているみたいで落ち着きます……」
イオン様は、私に抱き締められて安心をしたように微笑みました。
私には、乙女ゲームをプレーした知識がありました。
イオン様は、産みの親に売られたって思っているみたいです。
でも乙女ゲームの知識を知っている私は、それが違うのを知っていました。
だから今回の事でイオン様の苦しみがなくなれば良いのにって思いました。
私は、イオン様に連れられてある村に向かいました。
村は、寂れていて人があんまりいないみたいでした。
村をしばらく歩くと古い家の前に着きました。
イオン様は、ドアを叩くと家の中から二十代くらいの女性が出てきました。
「こんばんわ……その……まだお母さんって呼んでも良いのですか……?」
イオン様は、緊張した様にガチガチになりながら挨拶をしました。
「イ、イオン……
イオンが呼びたい様に呼べば良いと思うわ。
取り合えず家の中に入ってからゆっくりと話をしましょう。
あなたも一緒に入ってくれないですか?」
イオン様のお母さんは、イオン様を見て明らかに戸惑った表情を浮かべました。
私とイオン様は、イオン様のお母さんに連れられてリビングに入りました。
「イオン、戻ってきたのか?
ここは、お前が来る場所でないぞ」
イオン様のお父さんは、リビングに入って来たイオン様を見て冷たい眼差しでイオン様を見つめました。
「うん……解っています、僕の話が終わったら出て行きます。
僕を産んでくれてありがとうございます。
お母さん達が産んでくれたからアンジュお姉様とも出会える事ができました。
その感謝の気持ちだけは、伝えたかったです。
それならば僕は、帰ります。
もう来ませんから安心をして良いですよ……」
イオン様は、つらそうに微笑んでリビングを出て行こうとしました。
「待ってください、イオン様。
私もイオン様の両親に話があります」
私は、イオン様の右手を握り締めて出て行くのを止めました。
イオン様の両親を真剣な表情で見つめました。
「俺達に話か?
どうせ酷い親だと言うのだろう」
イオン様のお父さんは、私を悲しそうに見つめました。
「いえ、違います。
イオン様は、私の弟みたいな存在です。
ですからどうしてもイオン様とイオン様の両親が悲しい思いをするのが見ていられませんでした」
私は、真剣な表情でイオン様の両親を見つめた。
今から伝える事は、本当はアイリスちゃんが気づいてイオン様の両親に説得する事です。
でもアイリスちゃんのイベントを待っていたら手遅れになると思いました。
だから私が伝える事にしました。
「イオン様を貴族に預けたのは、イオン様を護る為でありませんか?
イオン様は、禁術で産まれた存在です。
もしもイオン様が禁術で産まれた存在とばれたら国や魔法業界に監禁される恐れがあります。
そして実験のモルモットにされるのでないですか?
それを回避するには、貴族の息子になる事です。
貴族の息子にならば貴族の後ろ楯ができます。
そうなると実験のモルモットになる確率が減ると思います。
違いますか?」
私は、乙女ゲームの知識を思い出して自分の考えをイオン様のお父さんに伝えました。
「えっ!?
お父さん、それは、本当なのですか!?」
イオン様は、私の指摘を聞いて慌てて顔をあげてイオン様のお父さんを見つめました。
そして私の言った事が本当なのか質問しました。
「……そんな事は、どうでも良い。
イオンを売ったのは、事実だ。
それに魔術研究者の俺達と一緒にいたらお前は、不幸になる。
もう俺達のところに来るな」
イオン様のお父さんは、立ち上がって後ろを向いたままイオン様が不幸になるからもう来ないことを命令してそのままリビングを出て行きました。
イオン様のお父さんの背中が泣いている様に思えました。
「うぅ……僕は、ずっと親に護られていたのですね……
そんな事を知らないで僕は、逆恨みをしていたのですね……
ごめんなさい、お父さん……
ごめんなさい、お母さん……」
イオン様は、地面に両手を置いて涙を流して泣きました。
私は、イオン様の悲しみが少しでもなくなったら良いのにって思いイオン様を優しく抱き締めて背中を撫でました。
「アンジュさんでしたね。
これからも私の大切な息子をお願いしますね。
私達は、イオンの側にいられないから……
私達が優秀な子供がほしいって言う身勝手で産んだ私達が悪いのですから……
私達は、イオンに恨まれて仕方がないです……
でもイオン、私達は、何処にいてもあなたの事を愛していますよ……」
イオン様のお母さんも立ち上がり後ろを向くと少しだけ涙を流していました。
イオン様のお母さんもリビングを出て行きました。
私は、イオン様が泣き止むのを待って2人で家を出ました。
「アンジュお姉様、今日は、僕に付き合ってくれてありがとうございました。
アンジュお姉様がいなかったら親の本当の思いを理解できないで恨んでいるだけでした。
アンジュお姉様は、僕に色んな事をしてくれます。
アンジュお姉様にどのように恩返しをしたら良いのか解りません……」
イオン様は、私に感謝をする様に真剣な表情で私を見つめました。
「そんなの気にする必要がありませんよ。
弟に何かしようと思うのは、姉としての当たり前の事です」
私は、優しく微笑んでイオン様の頭を撫でました。
「ありがとうございます、アンジュお姉様。
そ、その、僕は、アンジュお姉様の事が好きです」
イオン様は、恥ずかしそうに顔を赤らめて私が好きだと知らせました。
「ありがとうございます、イオン様。
私もイオン様の事が好きですよ」
私は、イオン様が姉として好きだと言ったのだと思いました。
イオン様の好意が嬉しくてニッコリと笑いました。
イオン様は、私の態度を見て困った様に苦笑いを浮かべました。
イオン様の苦笑いの理由が解らなかったです。
でもイオン様の苦しみがなくなって良かったと思いました。
~イオンの視点~
僕は、産みの親の事でトラウマがありました。
でもアンジュお姉様と出会ってこのままで良くないと思い産みの親に会いに行く事にしました。
でも1人で会いに行くのが怖くてアンジュお姉様も一緒に行くのをお願いしました。
アンジュお姉様と一緒に産みの親に会いに行くと親の本心を聞けました。
自分が愛されているって解り自然と涙が流れました。
私は、アンジュお姉様に感謝しました。
そしてアンジュお姉様の事を1人の女性として好きだと気がつきました。
だから勇気を振り絞ってアンジュお姉様に告白しました。
でもアンジュお姉様は、僕の事を子供の弟しか見ていなかったです。
僕の好きな気持ちを本気にしてくれませんでした。
僕は、早く大きくなりたいって思いました。
早く大きくなって僕を1人の男性と見られたいって思いました。
こんなにも子供の自分が嫌だと思ったのは、初めてでした。
僕は、アンジュお姉様に男と見られないのが辛くなり俯きました。
僕は、アンジュお姉様に1人の男性と見られるような素敵な男性になると決意をしました。
ーTo Be Continuedー
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