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私(アイリス)の初めての気持ち(2話)
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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
~第2話~
(この話は、アイリスの視点です)
私は、赤ちゃんの時に施設に預けられました。
だから私の育ての親は、解りません。
でもこのアイリス ・クロフォードの名前が好きです。
血の繋がった親がつけてくれた唯一の私へのプレゼントだからです。
七歳の時に光の魔法に目覚めました。
私の光の魔法に目をつけられて聖フォルテ学園に入学させられる事になりました。
聖フォルテ学園に入学しても孤児の私に友達ができなかったです。
でも孤児だからって反対に虐められてばかりでした。
特にルイ・ローラン王子の婚約者であるアンジュ・メルシエ令嬢様に目の敵の様に虐められていました。
生徒会室に向かう途中にいつもの様にアンジュ様に裏庭に呼び出されました。
「アイリスさん、話がありますわ。
少しだけ宜しいかしら?
もちろんアイリスさんに拒否権は、ありませんわ」
アンジュ様が私の前に立ち両腕を軽く組んでプレッシャーをかける様に私を睨みました。
「は、はい、解りました、アンジュ様……」
私は、小さく頷いてアンジュ様の後を着いて行くと校舎の裏庭に着きました。
「アイリスさん、最近、生意気ですわ。
平民の癖に生徒会に入ったり男性にも色目を使ったり自分の立場をわきまえなさい!」
アンジュ様は、腕を組んで私を攻める様に睨みました。
私は、『またか』って思いました。
いつも色々の人に虐められてばかりです。
なれたって言ったら嘘になります。
でもやっぱり良い気持ちでなかったです。
「ご、ごめんなさい、アンジュ様……」
私は、虐められるのがつらくて俯いてアンジュ様に謝りました。
アンジュ様の怒りが少しでも落ち着けば良いのにって思いました。
「っ!?
あなたは、どこまで私を愚弄するつもりなのよ!?
いい加減にしなさい!!」
アンジュ様は、怒った様に顔を真っ赤にしました。
そして右手を大きく振り上げて私を叩こうとしていた。
でもいきなり校舎の窓から植木鉢がアンジュ様の頭の上に落ちてくるのが見えました。
「危ない!?」
私は、慌ててアンジュ様に危険を忠告をしようとしました。
でも忠告が無駄になりアンジュ様の頭に植木鉢が当たりました。
そしてアンジュ様が倒れて気を失いました。
「アンジュ様、大丈夫ですか!?
しっかりして下さい、アンジュ様!!」
私は、慌ててアンジュ様の肩を揺すってアンジュ様の体調を確認をしようとしました。
しばらくするとゆっくりとアンジュ様が目を開けました。
そして恋する乙女の様に夢心地みたいにうっとりと私を見つめました。
「良かった、気がつかれたのですね。
大丈夫ですか?
頭に建物から落ちてきた植木鉢が当たったのですよ」
アンジュ様が気が付いたのを見て安心をしました。
アンジュ様が体の異常がないのか心配をしました。
「んっ、私は……はっ!?
ご、ごめんなさい。
私は、アイリスちゃんに何て謝ったら良いのか……
今までの償いは、必ずいたします!」
アンジュ様が慌てて頭を地面に着けて土下座をして謝りました。
「ア、アンジュ様!?
私は、気にしていません!
だからそんな事をするのを止めて下さい!!」
私は、アンジュ様が土下座をしたのを見て慌ててアンジュ様の肩を触りました。
そして気にしていないから土下座なんか止めてほしい事をお願いをした。
「この償いは、必ずします!
本当に申し訳ありませんでした!」
アンジュ様は、頭を何回も地面に叩きつけて謝りました。
私から逃げる様にその場を去って行こうとしました。
「ア、アンジェ様!?
お待ち下さい!
ちゃんと手当てをしないといけません!?」
アンジュ様の怪我を心配しました。
そしてちゃんと治療をしないといけない事を提案をしました。
でも私が止めるのを無視して走って逃げて行きました。
「アンジュ様、いったいどうしたのでしょうか……?
気が付く前と後でまるで別人の様でした……
それにアンジュ様が気が付いた後に感じたあの膨大な闇の魔力は、いったいなんだったのでしょうか……?
アンジュ様から感じた闇の魔力が怖い物ってよりも暖かくて心が落ち着いて感じでした……
それにアンジュ様から懐かしい感じがしました……
アンジュ様から遥か昔に会った気がしました……」
アンジュ様が去って行った方向を呆然と見つめました。
何故か変わったアンジュ様の事が気になりました。
生徒会室に向かう途中にアンジュ様に似た膨大な闇の魔力を感じました。
すると大きな爆発音が聞こえてきました。
「た、大変だ!?
学園を護っている壁が壊されたぞ!?」
「学園の中から攻撃を受けたらしいぞ!?」
「この学園の結界魔法は、絶対でないの!?」
学園の外壁が壊れた事に生徒も先生もパニックを起こして沢山の悲鳴が聞こえてきました。
またアンジュ様の闇の魔力が感じました。
すると今度は、学園が真夜中の様に真っ暗になりました。
「何も見えない!?」
「世界は、闇に包まれたのか!?」
「いやーー!?
きっと魔王が復活したのよ!?」
学園の生徒も先生も錯乱して悲鳴をあげていました。
しばらくすると暗闇が晴れました。
またアンジュ様の闇の魔力の感じました。
今度は、空気の振動と耳鳴りがする様な音が響きました。
すると山が黒色の玉に吸い込まれて山が綺麗に消えてなくなりました。
「悪魔や魔物の巣窟で誰も人間は、立ち入れない魔の山と恐れられている山が一瞬で消えたぞ!?」
「きっと魔王が自分の魔力を溜める為に生け贄にしたのよ!?」
「終わりだ!?
世界の終わりだ!?」
「いやーー、死にたくない!?」
「誰か助けてー!?」
学園の生徒も先生も悲鳴をあげて錯乱して気を失う者も現れました。
ただ私だけが冷静に周りを見渡していました。
この魔力の持ち主が邪悪な者の様に思えなかったからです。
「アイリス、こんなところにいたのですね。
直ぐ生徒会室に来てください。
今から先生と一緒に魔王復活の可能性の会議をするそうです」
声をした方を振り向きました。
すると生徒会の副会長でこの国の王子様でもあるルイ・ローラン様が立っていました。
「その事ですが……いえ、何でもありません。
直ぐに生徒会室に向かいます」
私は、この現象の正体を知らせ様と思いました。
でもアンジュ様に迷惑がかかると思い知られるのを止めました。
今のアンジュ様は、悪い人に思えなかったからです。
そして今のアンジュ様ならばまた会いたいって思いました。
私は、ルイ様と一緒に生徒会室に向かいました。
ーTo Be Continuedー
~第2話~
(この話は、アイリスの視点です)
私は、赤ちゃんの時に施設に預けられました。
だから私の育ての親は、解りません。
でもこのアイリス ・クロフォードの名前が好きです。
血の繋がった親がつけてくれた唯一の私へのプレゼントだからです。
七歳の時に光の魔法に目覚めました。
私の光の魔法に目をつけられて聖フォルテ学園に入学させられる事になりました。
聖フォルテ学園に入学しても孤児の私に友達ができなかったです。
でも孤児だからって反対に虐められてばかりでした。
特にルイ・ローラン王子の婚約者であるアンジュ・メルシエ令嬢様に目の敵の様に虐められていました。
生徒会室に向かう途中にいつもの様にアンジュ様に裏庭に呼び出されました。
「アイリスさん、話がありますわ。
少しだけ宜しいかしら?
もちろんアイリスさんに拒否権は、ありませんわ」
アンジュ様が私の前に立ち両腕を軽く組んでプレッシャーをかける様に私を睨みました。
「は、はい、解りました、アンジュ様……」
私は、小さく頷いてアンジュ様の後を着いて行くと校舎の裏庭に着きました。
「アイリスさん、最近、生意気ですわ。
平民の癖に生徒会に入ったり男性にも色目を使ったり自分の立場をわきまえなさい!」
アンジュ様は、腕を組んで私を攻める様に睨みました。
私は、『またか』って思いました。
いつも色々の人に虐められてばかりです。
なれたって言ったら嘘になります。
でもやっぱり良い気持ちでなかったです。
「ご、ごめんなさい、アンジュ様……」
私は、虐められるのがつらくて俯いてアンジュ様に謝りました。
アンジュ様の怒りが少しでも落ち着けば良いのにって思いました。
「っ!?
あなたは、どこまで私を愚弄するつもりなのよ!?
いい加減にしなさい!!」
アンジュ様は、怒った様に顔を真っ赤にしました。
そして右手を大きく振り上げて私を叩こうとしていた。
でもいきなり校舎の窓から植木鉢がアンジュ様の頭の上に落ちてくるのが見えました。
「危ない!?」
私は、慌ててアンジュ様に危険を忠告をしようとしました。
でも忠告が無駄になりアンジュ様の頭に植木鉢が当たりました。
そしてアンジュ様が倒れて気を失いました。
「アンジュ様、大丈夫ですか!?
しっかりして下さい、アンジュ様!!」
私は、慌ててアンジュ様の肩を揺すってアンジュ様の体調を確認をしようとしました。
しばらくするとゆっくりとアンジュ様が目を開けました。
そして恋する乙女の様に夢心地みたいにうっとりと私を見つめました。
「良かった、気がつかれたのですね。
大丈夫ですか?
頭に建物から落ちてきた植木鉢が当たったのですよ」
アンジュ様が気が付いたのを見て安心をしました。
アンジュ様が体の異常がないのか心配をしました。
「んっ、私は……はっ!?
ご、ごめんなさい。
私は、アイリスちゃんに何て謝ったら良いのか……
今までの償いは、必ずいたします!」
アンジュ様が慌てて頭を地面に着けて土下座をして謝りました。
「ア、アンジュ様!?
私は、気にしていません!
だからそんな事をするのを止めて下さい!!」
私は、アンジュ様が土下座をしたのを見て慌ててアンジュ様の肩を触りました。
そして気にしていないから土下座なんか止めてほしい事をお願いをした。
「この償いは、必ずします!
本当に申し訳ありませんでした!」
アンジュ様は、頭を何回も地面に叩きつけて謝りました。
私から逃げる様にその場を去って行こうとしました。
「ア、アンジェ様!?
お待ち下さい!
ちゃんと手当てをしないといけません!?」
アンジュ様の怪我を心配しました。
そしてちゃんと治療をしないといけない事を提案をしました。
でも私が止めるのを無視して走って逃げて行きました。
「アンジュ様、いったいどうしたのでしょうか……?
気が付く前と後でまるで別人の様でした……
それにアンジュ様が気が付いた後に感じたあの膨大な闇の魔力は、いったいなんだったのでしょうか……?
アンジュ様から感じた闇の魔力が怖い物ってよりも暖かくて心が落ち着いて感じでした……
それにアンジュ様から懐かしい感じがしました……
アンジュ様から遥か昔に会った気がしました……」
アンジュ様が去って行った方向を呆然と見つめました。
何故か変わったアンジュ様の事が気になりました。
生徒会室に向かう途中にアンジュ様に似た膨大な闇の魔力を感じました。
すると大きな爆発音が聞こえてきました。
「た、大変だ!?
学園を護っている壁が壊されたぞ!?」
「学園の中から攻撃を受けたらしいぞ!?」
「この学園の結界魔法は、絶対でないの!?」
学園の外壁が壊れた事に生徒も先生もパニックを起こして沢山の悲鳴が聞こえてきました。
またアンジュ様の闇の魔力が感じました。
すると今度は、学園が真夜中の様に真っ暗になりました。
「何も見えない!?」
「世界は、闇に包まれたのか!?」
「いやーー!?
きっと魔王が復活したのよ!?」
学園の生徒も先生も錯乱して悲鳴をあげていました。
しばらくすると暗闇が晴れました。
またアンジュ様の闇の魔力の感じました。
今度は、空気の振動と耳鳴りがする様な音が響きました。
すると山が黒色の玉に吸い込まれて山が綺麗に消えてなくなりました。
「悪魔や魔物の巣窟で誰も人間は、立ち入れない魔の山と恐れられている山が一瞬で消えたぞ!?」
「きっと魔王が自分の魔力を溜める為に生け贄にしたのよ!?」
「終わりだ!?
世界の終わりだ!?」
「いやーー、死にたくない!?」
「誰か助けてー!?」
学園の生徒も先生も悲鳴をあげて錯乱して気を失う者も現れました。
ただ私だけが冷静に周りを見渡していました。
この魔力の持ち主が邪悪な者の様に思えなかったからです。
「アイリス、こんなところにいたのですね。
直ぐ生徒会室に来てください。
今から先生と一緒に魔王復活の可能性の会議をするそうです」
声をした方を振り向きました。
すると生徒会の副会長でこの国の王子様でもあるルイ・ローラン様が立っていました。
「その事ですが……いえ、何でもありません。
直ぐに生徒会室に向かいます」
私は、この現象の正体を知らせ様と思いました。
でもアンジュ様に迷惑がかかると思い知られるのを止めました。
今のアンジュ様は、悪い人に思えなかったからです。
そして今のアンジュ様ならばまた会いたいって思いました。
私は、ルイ様と一緒に生徒会室に向かいました。
ーTo Be Continuedー
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