暴走幼女藍沙ちゃん

ねがぽじ

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暴走幼女藍沙ちゃん~1話~

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これはオリジナルの百合小説です
約一名暴走します
登場伽羅は全員女性です
登場伽羅は白鳥つぐみと逢見藍沙です
白鳥つぐみは高校三年生で逢見藍沙は9歳です

~暴走幼女藍沙ちゃん~

~第一話~

私とその子との出会いは、突然でした。
そして今から起きるはちゃめちゃの学園生活の前触れでしかなかったりします。

「つぐみお姉様、好きです!
藍沙と付き合ってください!!」

手紙で公園に呼び出されて公園にきたらそこには可愛らしい女の子がいた
そうとても可愛らしい女の子……いや、正確には幼女だった……

「名前は、なんていうの?」

つぐみは、冷静に対応しようとした。
そしてできるだけ落ち着きながら誰なのか女の子に質問した。

「名前は、逢見藍沙、年は、9歳です」

藍沙ちゃんは、無邪気ににっこりと笑い自己紹介をした。
9歳だったんだ、うん、さすがに子供には、手は出せないよね

「ごめんね、子供とは、付き合えないからね」

つぐみは、すぐにきっぱりと交際の断りをした。

「嘘だ!!」

藍沙ちゃんは、凄い顔で声をあらわにした。

「ひっ!?」

藍沙ちゃんのあまりにも豹変ぶりの表情に驚いて後ろに後ずさった。

「大丈夫です!
つぐみお姉様を楽しませる事が出来る自信はあります!」

藍沙ちゃんは、凄い勢いでつぐみの顔に自分の顔を近づけた

「それは、どういう意味?」

つぐみは、嫌な予感しかしなかったがとりあえず聞き返した。

「もちろん子作りです……」

藍沙ちゃんは、顔を赤らめて両手で自分の顔を隠した。
そして恥ずかしそうに照れながら述べた。

「ちょっとストップ!
子供がそんな事を言ったら駄目だよ!」

つぐみは、藍沙ちゃんの肩を触り言い聞かせるように話した。

「たちでもねこでも攻めでも受けでも自信はあります!」

藍沙ちゃんは、真剣な表情でじっとつぐみを見つめた。

「あ、あの、藍沙ちゃん……?」

つぐみは、冷や汗をかきながら戸惑いだ。

「それに藍沙はぴちぴちの子供ですから問題はありません」

藍沙ちゃんは、胸をはり自信満々に自慢をした。

「ぴちぴちって若すぎる!」

私は、藍沙ちゃんの事を幼すぎる事を指摘をした。

「日本人は、ロリコンだって相場が決まっています!」

藍沙ちゃんは、親指を立ててすがすがしいくらいにこやかの笑顔でつぐみを見つめた。

「いや、それは一部の人だけだからね」

つぐみは、有無言わずに突っ込みをいれた。

「どうしても駄目ですか……?」

藍沙ちゃんは、目をうるわせて上目遣いでつぐみを見つめた。

「本当にごめんね、藍沙ちゃん……」

つぐみは、申し訳なさそうに話して

「解りました。
ではこれにサインしてくれたら諦めます」

藍沙ちゃんは、一枚の紙をつぐみに渡した。
書類の最初に結婚届けと書かれていた。

「これって結婚届けじゃない!?」

つぐみは、予想のつかない物を渡されて紙を破こうとした。
でも寸前で破くのを踏み止まった。

「お姉様の両親にもお姉様との結婚の許可は取っています。
それに藍沙の両親も結婚の許可をとっていますから安心してください!」

藍沙ちゃんは、結婚許可の用紙につぐみの両親と藍沙ちゃんの両親の名前が書かれている署名を見せた

「てっ私の両親は、なにをしてるのさ!!」

つぐみは、両親のとんでもないことをしたことに驚いて大声で叫んだ。

「さあ、サインをしてください!」

藍沙ちゃんは、ニコニコしながらボールペンをつぐみに渡そうとした。

「いや、無理だからね」

つぐみは、結婚届けとボールペンを藍沙ちゃんに返した。

「どうしても駄目ですか……?」

藍沙ちゃんは、泣きそうに目をうるうるうるわせながらつぐみを見つめた。

「藍沙ちゃん、ごめんね。
今は、誰とも付き合うつもりがないんだよ……」

つぐみは、藍沙ちゃんの目をうるわせた表情を見て良心が痛んでできるだけ優しく藍沙ちゃんのお願いを断った。

「今は付き合うつもりがないのだったらまだ藍沙にもチャンスはあるんですよね」

藍沙ちゃんは、ぱーと明るい笑顔でつぐみを見つめた。

「いや、それは………」

つぐみは、これ以上断るのは、気がひけて言葉を濁した。

「覚悟してください、必ずつぐみお姉様と結婚してみせますからね」

藍沙ちゃんは、つぐみに人差し指を指して恋の宣戦布告をした。

「ハードルがあがってるよ!
付き合ってもいないのに結婚てどんだけだよ!」

私は、藍沙ちゃんの願いが高すぎる事を指摘した。

「大丈夫です。
夢は大きく持つことにしていますから」

藍沙ちゃんは、自分の腰に両手を当てて自信満々に話した

「夢がでかすぎだよ!」

私は、すぐに夢がデカすぎる事を指摘をした。

「では早速帰ってつぐみお姉様を落とす作戦会議をしてきますね。
さようなら、つぐみお姉様」

藍沙ちゃんは、つぐみの言葉を聞かず突っ走るみたいにふかふかとお辞儀をして挨拶をした。
それからすぐに公園を走って去って行った
この時は藍沙ちゃんがあんな行動をとるとは思ってもみなかった。
そして次の日の学校でとんでもないことになる。

「それでは授業を始める前に転校生を紹介する。
良いぞ、入ってこい」

先生は、教室の閉まっているドアの方を向いて呼びかけた。
すぐに誰かが教室に入ってきた。
そして教室に入ってきたのは、よく知っている女の子だった。

「な、なんで……?」

今、教室の前に立っている転校生の人物が意外すぎた。
つぐみは、その出来事があまりもの予想を超えていて思考回路がついていかずにいた。
私は、ただ呆然と教室に入ってきた女の子を見つるしかできなかった。
女の子は、チョークで黒板に自分の名前の逢見藍沙って書いた。

「逢見藍沙です、年は皆さんよりも年下の9歳ですがよろしくお願いします」

藍沙ちゃんは、ふかふかと頭を下げて自己紹介をした。

「ごほん、それからつぐみお姉様は藍沙の婚約者ですから手を出したら許しませんから覚えてくださいね」

藍沙ちゃんは、1回咳をすると教室のクラスメート達を見渡してつぐみの婚約者発言をすると誰にも文句を言わせなさそうににこやかに微笑んだ。

「ぶっ!?」

つぐみは、藍沙ちゃんのあまりにものとんでもない発言を聞いて唾を吐き出そうとした。

「ねえ、聞いた?
つぐみさんたら子供に手を出したらしいわよ」
「つぐみはロリコンだった、人は見かけによらないね」
「子供に手を出すなんて最低よね」

クラスメート達は、つぐみを冷めた目で見つめ悪い口を噂し始めた。
うぅ……クラスメートの視線が痛いよ…………

「あ~~藍沙は9歳だが外国で飛び級をしていて大学を出ていてな。
でも高校に通ってみたいとの本人の強い要望でこのたびこの学園に転校することになった。
気軽なく仲良くしてやれよ……」

先生は、面倒くさそうに自分の髪を触った。
そして先生は、藍沙ちゃんが学校に転校した理由を簡単に説明をした。
そうこれは私と藍沙ちゃんのこれから始まる波乱万丈の学園生活の幕開けでしかなかった
うぅ……私の平穏な学園生活を返してよ…………
本当に心の底から泣きたくなった……
~つづく~
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