世界最強の魔道王幼女に転生してスローライフを満喫する

ねがぽじ

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ハザード王国とワーグ王国の戦争を止めてみました(13話)

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☆世界最強の魔道王幼女に転生してスローライフを満喫する☆

(転生物)

☆百合注意☆

~13話~

私の前世は、魔道王で賢者でした。

でも国の為に身を犠牲にして死にました。

そして金髪幼女に転生しました。

転生してから色々な事がありました。

自分の力がばれてお城を飛び出したり、スカビオサお姉ちゃんの盗まれた終末のオーブを一緒に探す事になったり、冒険者の魔法使いのスミレ・ミシェルお姉ちゃんと冒険者の戦士のエリカ・ガルシアお姉ちゃんとその双子の妹で冒険者の聖女のイチゴ・ガルシアお姉ちゃんと冒険者の武道家のカトレア・ダビお姉ちゃんとも一緒に旅をする事になったり、魔王のグラジオラスちゃんとも一緒に旅をする事になりしました。

私は、沢山旅の仲間が増えてこれからの旅が楽しみでしかたがありませんでした。

そして隣国のハザード王国の者がワーグ王国のプリンセスのアイリス王女が誘拐しようとしていたところを助けました。

しかもハザード王国がワーグ王国を侵略しようとするのを知りました。

私は、侵略とか戦争とかの言葉を聞くと悲しくなりました。

戦争とか侵略とかは、沢山の人が悲しむことになるからです。

だから戦争を止める事にしました。

私は、アイリス王女様をお城に送り届けるとエリカお姉ちゃん達のところに瞬間移動で向かいました。

少しだけエリカお姉ちゃん達から離れたところに瞬間移動をすると天使の変身を解いて元の姿に戻りました。


「すいましぇん、おまたせちました……(すいません、お待たせしました……)」


私は、エリカお姉ちゃん達の元に戻ると頭を下げて勝手に離れた事と待たせた事を謝りました。


「おトイレを我慢できないのは、解ります。

でも勝手に1人で歩き回ったら危ないですよ。

良い人ばかれでないのですからね」


イチゴお姉ちゃんは、腰に両手を当ててジトーと私を見つめました。


「うぅ……ごめんちゃい、いちごおねえたん……(うぅ……ごめんなさい、イチゴお姉ちゃん……)」


私は、イチゴお姉ちゃんに怒られて涙を流して俯いて謝りました。


「あっ!?

べ、別にヒマワリちゃんが嫌いで怒っている訳でありませんよ!?

私達は、ヒマワリちゃんが大切だから心配なのですよ!?」


イチゴお姉ちゃんは、私の涙を見て慌てて両手を振りおどおどとしました。


「ほんとうれすか……?(本当ですか……?)」


私は、涙目で上目遣いでイチゴお姉ちゃんを見つめました。


「は、はい、本当です!?」


イチゴお姉ちゃんは、慌てておどおどとして何回も頷きました。


「えへへーー、ありがとうございましゅ、いちごおねえたん(えへへーー、ありがとうございます、イチゴお姉ちゃん)」


私は、イチゴお姉ちゃんの言葉を聞いて嬉しそうにニコニコ笑顔でイチゴお姉ちゃんを控え目に抱き着きました。


「うぅ……やっぱりヒマワリちゃんは、良い子で可愛らしいです……」


イチゴお姉ちゃんは、私のしぐさを見て胸がきゅんきゅんと高鳴り私を抱き締め返しました。


「えへへーー、いちごおねえたん、らいすきれす(えへへーー、イチゴお姉ちゃん、大好きです)」


私は、イチゴお姉ちゃんを抱き締めて満面な笑みでニッコリと笑いました。


「うぅ……本当にヒマワリちゃんは、可愛らしいですから……」


イチゴお姉ちゃんは、強く私を抱き締めました。


「イチゴちゃんだけずるいよ!?

私もヒマワリちゃんが大好きですよ!」


エリカお姉ちゃんは、私とイチゴお姉ちゃんのやり取りを見て嫉妬して私に抱き着きました。


「ずるいです!

我もヒマワリお姉様の事が大好きです!」


グラジオラスちゃんは、私とエリカお姉ちゃんとイチゴお姉ちゃんのやり取りを見て嫉妬をして私に抱き着きました。


「くすっ、私もヒマワリちゃんの事が大好きですよ」


スカビオサお姉ちゃんも悪戯っぽくクスって笑い私を抱き締めました。


「ボクもヒマワリちゃんの事が大好きですよ!」


カトレアお姉ちゃんは、ニコニコ笑顔で私を抱き着きました。


「スミレもヒマワリちゃんの事が大好きですよ」


スミレお姉ちゃんもニコニコ笑顔で私に抱き着きました。

私は、エリカお姉ちゃん達に抱き着かれるのが嬉しくてニコニコ笑顔になりました。

私達は、しばらく抱き締めていました。

そしてしばらくしてから私達は、ゆっくりと離れました。


「そう言えばまた冒険者ギルドに集まるように言われていました。

せっかくヒマワリちゃん達が集まりました。

だから今から冒険者ギルドに行きませんか?」


エリカお姉ちゃんは、右手の人差し指を立てて冒険者ギルドに行くのを提案しました。


「冒険者ギルドにですか?

何か魔族の軍隊に新展開が合ったのでしょうか……?

急いで冒険者ギルドに行きましょう」


イチゴお姉ちゃんは、冒険者ギルドに集まるのを言われたのを聞いて口元を押さえて少しだけ考え込みました。

そして冒険者ギルドに行くのを賛同しました。

私達は、冒険者ギルドに向かいました。

冒険者ギルドの受付のお姉ちゃんのランお姉ちゃんは、私達に気がついて慌てて私達に近づきました。


「エリカさん、良かったです、探していたのですよ。

実は、魔族の軍隊が突然消えました。

何か起こる前触れのようで怖いです……

ですから取り敢えず魔族討伐は、なくなりました。

ご協力ありがとうございました」


冒険者ギルドの受付のランお姉ちゃんは、魔族の脅威がなくなって討伐を協力してくれた感謝を頭を下げてお礼を知らせました。


「えっ、魔族の脅威がなくなったのですか……?

それならば良かったです……」


イチゴお姉ちゃんは、ランお姉ちゃんの言葉を聞いて安心をしたように微笑みました。


「えっ、そうなの?

ちぇ、ボクは、強い魔族と戦いたかったのに残念だな……」


カトレアお姉ちゃんは、頭に両手を当てて残念そうに話しました。


「スミレは、魔族となんかと戦いたくありませんよ……」


スミレお姉ちゃんは、杖を握り締めて不安そうに俯きました。


「まぁ、私は、イチゴちゃん達が危ない目に合わないのでしたらそれだけで良いのですけれどね」


エリカお姉ちゃんは、両手を頭の上にのせてニッコリと笑いました。


「えへへーー、えりかおねえたんたちがあぶないめにあわなくてよかったれす(えへへーー、エリカお姉ちゃん達が危ない目に会わなくて良かったです)」


私は、エリカお姉ちゃん達が怪我をしないのだったらグラジオラスちゃんを止めれて良かったって思い安心をしたように微笑みました。

グラジオラスちゃんは、エリカお姉ちゃん達の言葉を聞いてつらそうに俯きました。

私は、グラジオラスちゃんを優しく抱き締めました。


「ぐらじおらすちゃんは、まぞくのみんなをまもりたかっただけなのをしっていましゅ(グラジオラスちゃんは、魔族の皆を護りたかっただけなのを知っています)

れすかららいじょうぶれすよ……(ですから大丈夫ですよ……)

きにちないくていいのれすよ……(気にしなくて良いのですよ……)」


私は、グラジオラスちゃんを優しく抱き締めてグラジオラスちゃんしか聞こえない声で耳元で囁きました。


「ヒマワリお姉様……ありがとうございます……」


グラジオラスちゃんは、私を抱き締め返して少しだけ涙を流しました。

私とヒマワリちゃんは、しばらく抱き締めてからグラジオラスちゃんは、ゆっくりと私から離れました。


「お見苦しいところをお見せしました。

もう大丈夫です。

ありがとうございました、ヒマワリお姉様……」


グラジオラスちゃんは、私に甘えたのが恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべました。


「いえ、ぐらじおらすちゃんは、ひまわりのいもうとらとおもっているのれすよ(いえ、グラジオラスちゃんは、ヒマワリの妹だと思っているのですよ)

いもうとは、あねにあまえるものれす(妹は、姉に甘える物です)

れすからきにしなくてもいいのれすよ(ですから気にしなくても良いのですよ)」


私は、グラジオラスちゃんの頭を撫でて優しく微笑みました。


「ありがとうございます、ヒマワリお姉様……」


グラジオラスちゃんは、私に頭を撫でられて嬉しそうに微笑みました。

それから次の日に朝早くエリカお姉ちゃん達と一緒に泊まっている宿を1人で抜け出しました。

ハザード王国の軍隊がワーグ王国に進軍する中間の辺りで天使に変身をしてハザード王国の軍隊を待ちました。

ハザード王国の軍隊が見掛けたのを見て羽で空を飛んでハザード王国の軍隊の前に降り立ちました。


「まってくらたい(待ってください)

はなしをさせてくらたい(話をさせてください)」


私は、羽を大きく広げて両手も大きく広げて話がしたいことを知らせました。


「はーー!?

なんだ、ガキ、俺達は、誇り高いハザード王国の兵士だと知って呼び止めたのか!?

俺達は、今からワーグ王国を攻め落とすのに忙しいのだぞ!」


ハザード王国の騎士団隊長らしき人物は、私に近づいて剣を向けました。


「そうれすか……(そうですか……)

『さびてくらたい(錆びてください)』」


私は、騎士団隊長の言葉を聞いて不気味にニッコリと笑いました。

そして両手を広げて魔法でハザード王国の兵士達の鎧と武器を全て錆びさせてボロボロにして使い物にならないようにしました。


「なっ!?

な、何が起きたのだ!?」


騎士団隊長は、兵士達と自分の武器や鎧がボロボロになったのを見て驚きの声を出しました。


「これれゆっくりとはなしがれきますよね?(これでゆっくりと話ができますよね?)」


私は、無邪気にニッコリと笑いました。


「武器を破壊しただけで良い気になるなよ!

ガキが何ができるって言うんだ!」


騎士団の隊長は、私に殴りかかって来ました。


「きょうかまほうれべるまっくす(強化魔法レベルMAX)」


私は、自分に強化魔法をかける騎士団の隊長の拳を受け止めました。


「なっ!?

ピクとも動かないだと!?

手を離せ!」


騎士団の隊長は、私に拳を受け止められて驚きました。

そして今度は、蹴りを私に放ちました。

私は、騎士団の隊長の蹴りも受け止めました。


「そ、そんな、馬鹿な!?

ピクとも動かないだと!?」


蹴りも受け止められて驚きの声を出しました。


「隊長を離せ!」


他の兵士達も一斉に私に襲いかかりました。

私は、兵士達の拳と蹴りを軽く撫でるように受け止めました。

兵士達は、しばらく襲い掛かって体力がなくなり全ての兵士達がぐったりと地面に倒れました。


「ば、化物……」


騎士団の隊長は、恐怖をするように息を切らして地面に倒れ込んで私を睨みました。


「そろそろはなしをきいてもらえまちぇんか?(そろそろ話を聞いてもらえませんか?)」


私は、軽くため息を吐いてジトーと騎士団達を見つめました。


「おまえ達、まだこんなところにいたのか。

何をぐずぐずしている!

せっかく我が手を貸してやったと言うのに情けないぞ!」


レッドドラゴンが空を飛んで魔物達も近づいて来ました。


「シャガ様!?

じ、実は、この子供が常識はずれで強くて……」


騎士団の隊長は、レッドドラゴンのシャガに気がついて冷や汗をだらだらと流しました。


「子供1人に情けないぞ。

お前達、その子供を食い殺せ!」


レッドドラゴンのシャガさんは、魔物達に私を襲うのを命令しました。

魔物達が一斉に私に襲い掛かって来ました。


「『まおうのはきれべるまっくす(魔王の覇気レベルMAX)』」


私は、邪悪の漆黒のオーラを纏いました。


「っ!?」


魔物達は、私の魔王の覇気を感じて涙目で地面に頭をつけて服従のポーズを取りました。


「なっ、貴様は、何者だ!?」


レッドドラゴンのシャガは、私の魔王の覇気を感じて驚きの声を出しました。


「ヒマワリちゃん、探しましたよ、こんなところにいたのですね。

でも面白い事をしていますね。

私も混ぜてもらえませんか?」


スカビオサちゃんは、瞬間移動で現れると周りを見渡して状況を理解しました。

そして楽しそうにニッて笑いました。


「もうすかびおさおねえたん、これは、あそびでないのれすよ(もうスカビオサお姉ちゃん、これは、遊びでないのですよ)」


私は、スカビオサちゃんの言葉を聞いて困ったように苦笑いを浮かべました。


「とにかくそこのレッドドラゴン、私と勝負しろ!」


スカビオサお姉ちゃんは、ドラゴン形態に変身をするとシャガの方に右手の人差し指を向けました。


「終末のドラゴン、スカビオサか。

良いだろ、相手にとって不足なし!

レッドドラゴンのシャガが相手をしよう!」


レッドドラゴンのシャガが右手の人差し指を向けて二って笑いました。


「はーーー!?」


終末ドラゴンのスカビオサお姉ちゃんは、レッドドラゴンのシャガに向かって行きました。


「はーーー!?」


レッドドラゴンのシャガも終末ドラゴンのスカビオサお姉ちゃんに向かって行きました。

終末のドラゴンのスカビオサお姉ちゃんとレッドドラゴンのシャガさんは、何回も攻撃がぶつかり辺りが地響きが鳴り響いて辺りが壊れ始めました。


「『じあいのまもり(慈愛の護り)』」


私は、敵の魔物達と騎士団達を光のシールドで包み込んでスカビオサお姉ちゃんが戦っている衝撃から護りました。


「め、女神様……」


「て、天使様……」


「聖女様……」


魔物達と騎士団達は、私に護られて恋する乙女のように顔を赤らめてうっとりと私を見つめました。


「もう、しゃがさん、すかびおさおねえたん、いいかげんにちてくらたい!(もうシャガさん、スカビオサお姉ちゃん、いい加減にしてください!)

『じゅうりょくせんばい!(重力千倍!)』」


私は、シャガさんとスカビオサお姉ちゃん達が戦う事に周りのどんどん被害が増えていきしかも騎士団と魔物達が怖がっているのを見てシャガさんとスカビオサお姉ちゃんの重力が千倍になる魔法を使いシャガさんとスカビオサお姉ちゃんを地面に叩き落としました。


「きゃっ!?」


スカビオサお姉ちゃんは、重力の魔法で叩き落とされて悲鳴をあげました。


「うわっ!?」


シャガさんも重力の魔法で叩き落とされて悲鳴をあげました。


「みずれもかぶっておちつきなちゃい!(水でもかぶって落ち着きなさい!)

『いれよ、みず、いちおくりっとる(いでよ、水、1億リットル)』」


私は、シャガさんとスカビオサお姉ちゃんの頭に水を1億リットルぶっかけました。


「きゃーーー!?」


スカビオサお姉ちゃんは、大量の水をかけられて悲鳴を出しました。


「うわーーーー!?」


シャガさんも大量の水をかけられて悲鳴を出しました。


「おちつきまちたか?(落ち着きましたか?)」


私は、腕を組んでジトーとシャガさんとスカビオサお姉ちゃんを見つめました。


「あ、あなたは、何者ですか……?」


シャガさんは、シャガさんとスカビオサお姉ちゃんの戦いを簡単に止めたのを見て戸惑いながら見つめました。


「……ヒマワリちゃんは、元、魔道王国のアザミ様です」


スカビオサお姉ちゃんは、困ったように苦笑いを浮かべました。


「魔道王国のアザミってあの歴史で最強の伝説になっている賢者!?

天界でも魔界でも地上界でも最強って言われていて魔王とか神様よりも強いって言われている!?

し、失礼しました、アザミ様!」


シャガさんは、私が元魔道王国の王様のアザミだと解ると土下座をして頭を下げて謝りました。


「あやまらなくてもいいれすよ(謝らなくて良いですよ)

それれわーぐおうこくをせめるりゆうをおしえてくれましぇんか?(それでワーグ王国を攻める理由を教えてもらえませんか?)」


私は、あまりにもシャガさんが大袈裟に謝ったのを見て困ったように苦笑いを浮かべました。

そして真剣な表情でシャガさん達を見渡しました。


「そ、それは、俺の国のハザード王国は、人数が多いのに土地が痩せていて農作物が育たなくて……

このままでは、食料問題でたくさんの餓死がでます。

それでしたら他の国を滅ばしてでも食料を手にいれるしかありませんでした……」


騎士団の隊長は、言いにくそうに理由を知らせました。


「……それならばとちがゆたかになればいいのれすよね?(それならば土地が豊かになれば良いのですよね?)」


私は、口元を押さえて考え込んでワーグ王国を攻めなくて良い理由を説明しました。


「そ、それならば他国を攻めなくても良いのですが……」


騎士団の隊長は、言いにくそうに言葉を濁しました。


「……わかりまちた(解りました)

いちにちまってもらえまちぇんか?(1日待ってもらえませんか?)

いちにちあったらけんじゃのいしをつくることがれきます(1日合ったら賢者の石を作る事ができます)

けんじゃのいしがありましたらとちもゆたかになりのうさくもつもはやくしゅうかくれきるはずれす(賢者の石がありましたら土地も豊かになり農作物も早く収穫できるはずです)

ろうれちょうか?(どうでしょうか?)」


私は、賢者の石を作る変わりワーグ王国への侵略を諦めてほしい事をお願いしました。


「け、賢者の石!?

それって存在しない石では、ないのですか!?

おとぎ話か神話にしか聞いた事がない石ですよ!?」


騎士団の隊長は、賢者の石って言葉を聞いて驚きの声を出しました。


「おおげされすね(大袈裟ですね)

たしかにけんじゃのいしをつくるのは、くろうちましゅ(確かに賢者の石を作るのは苦労します)

れもけんじゃのいしは、ちゃんとつくれるいしなのれすよ(でも賢者の石は、ちゃんと作れる石なのですよ)」


私は、賢者の石を作るのに大袈裟に言われたのを見て困ったように苦笑いを浮かべました。


「さすがは、天使様です……

それでは、よろしくお願いします、天使様」


騎士団の隊長は、頭を下げて賢者の石を作るのをお願いしました。


「あい、まかされまちた!(はい、任されました!)

それれ、よろしかったらきしだんのかたたちをはざーどおうこくにおくりとどけまちょうか?(それで宜しかったら騎士団の方達をハザード王国に送り届けましょうか?)」


私は、自分の胸を右手で叩いてニッコリと笑いました。

そして右手の人差し指を立てて騎士団の方達をハザード王国に送り届けるのを提案しました。


「送り届ける……?

そ、それって俺達一万の兵士をハザード王国に瞬間移動させるって事ですか!?」


騎士団の隊長は、私の提案を聞いて大きな声を出して驚きました。


「あい、そうれすよ(はい、そうですよ)

らいじょうぶれすよ(大丈夫ですよ)

これぐらいのにんずうらったらかんたんれすよ(これぐらいの人数だったら簡単ですよ)」


私は、両手を大きく広げてニッコリと笑いました。


「そ、そうですか……

それならば宜しくお願いします、天使様」


騎士団の隊長は、頭を下げて騎士団達を転送するのをお願いしました。


「わかりまちた(解りました)

それれは、いきますよ、みなちゃま(それでは、行きますよ、皆様)」


私は、騎士団達を見渡して騎士団達をハザード王国に瞬間移動をすることを知らせました。


「は、はい、宜しくお願いします、天使様」


騎士団達は、緊張したようにビシって立ち頭を下げてお願いしました。


「『みなちゃま、はざーどおうこくにとんでくらたい(皆様、ハザード王国に飛んでください)』」


私は、両手を大きく広げて両手に魔力を集めてその魔力が騎士団達を包み込んで魔法で騎士団達をハザード王国に瞬間移動させました。

私は、ハザード王国とワーグ王国の戦争を止めれて良かったと思い安心をしました。

でも私のこの時の行動がまさかあんな事になるとは、思っていませんでした。



ーTo Be Continuedー

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