上 下
2 / 9

異世界に転移したみたいです(2話)

しおりを挟む
☆天然勘違い幼女の異世界スローライフ☆

~第2話~

気が付くと地面だけがある何もない空間に立っていました。

「え、えっと……なにがあったのかな……?」

まひるは、状況を整理する為に周りを見渡しました。
突然周りが光輝いて光が集まり金髪のロングヘアの女性が現れました。

「まひるちゃん、会いたかったです!」

現れた女性は、まひるに抱き着きました。

「わっ!?
おねえちゃんは、だれなの?」

まひるは、戸惑いながら女性を見つめました。

「あっ!?
ごめんなさい、まひるちゃん。

私は、他の世界の女神様のエリザベスです。
まひるちゃん事は、他の世界からいつも見ていたのですよ」

エリザベスお姉ちゃんは、慌ててまひるを離して両手を合わせて謝りました。

「うんと……すとーかーさん……?」

まひるは、不思議そうにキョトンと首を傾げました。

「ち、違いますよ!?
私は、ただまひるちゃんを愛しているだけです!?

ごほん……
えー……
本題ですが私の世界に来てみませんか?
魔法あり、剣あり、精霊あり、妖精あり、魔族あり、エルフあり、異世界のファンタジーの世界です。
ズバリこの世界は、エルハザードって言います。
きっとまひるちゃんも気に入ると思いますよ」

エリザベスお姉ちゃんは、慌てて両手を振りストーカーの否定をしました。
そして口を隠して1回咳をしました。
エリザベスお姉ちゃんの世界のエルハザードに来るのを提案をしました。

「いせかい!?
うん、えるはざーどにいきたいです!」

まひるは、両手を大きく広げてエルハザードに行きたい事を即答しました。

「ありがとうございます。
まひるちゃんならばそう言って貰えると思いました!

それならば異世界に転送しますね。
後で私もそちらに行きます。
一緒にエルハザードの旅をしましょうね」

エリザベスお姉ちゃんは、私に抱き着いて頬ずりをしました。

「うん、まっているね、えりざべすおねえちゃん」

まひるは、エリザベスお姉ちゃんを抱き締め返しました。
まひるとエリザベスお姉ちゃんは、しばらく抱き締めるとどちらともなく離れました。
エリザベスお姉ちゃんがまひるの方に両手を向けました。
するとまひるの体が光輝いて何処かに転送されました。
気が付くと知らない草原の上に立っていました。

「えへへーー、ここがあにめやまんがやげーむにでてきたいせかいのえるはざーどなのですね!
んーーー、かぜがきもちがいいです!
それにくうきもおいしいです!」

まひるは、初めての異世界が新鮮過ぎて楽しくて両手を広げてニコニコ笑顔になりました。

ふと、女の子達がトカゲと遊んでいるのに気が付きました。

「わーー、かわいらしいとかげさんです!」

まひるは、赤色のトカゲが可愛らしくてニコニコ笑顔で赤色のトカゲに近づきました。

「えっ!?
な、何でこんなところに子供がいるのですか!?
近づいたら駄目です!?」
 
女の子は、まひるがトカゲに近づこうとするのを大声を出して止めようとしました。

「おーーよしよし、このとかげは、かわいらしいですね!」

まひるは、赤色のトカゲがまひるに顔を近づけましたのでトカゲの首を抱き締めて喉撫でました。 
するとトカゲが大人しくなりました。

「信じられません。
あの、獰猛なレッドドラゴンがこんなにも大人しくなるだなんてありえません!?」

女の子は、まひるがトカゲさんと遊んでいるのだけなのに何故か驚きました。

「こんなにちかわいらしいとかげさんは、はじめてです!
せっかくいせかいにきたのですからこのとかげさんをかいましょう!
せっかくだからなまえをつけましょう!

そうですね……
このとかげさんは、るびーのようにあかくてきれいです……
だからこのとかげさんのるびーちゃんです!」

まひるは、赤色のトカゲさんを抱き締めたまま頬ずりをしました。
そして赤色のトカゲさんにルビーちゃんって名前を付けました。
すると突然トカゲのルビーちゃんが光輝いて赤髪の小さな幼女になりました。

「わーー、るびーちゃんがおんなのこになりました!?
かわいらしいです!?」

私は、幼女姿のルビーちゃんが可愛らしくてニコニコ笑顔でルビーちゃんに抱き着き頬ずりをしました。

「こそばゆいです、主様!?」

ルビーちゃんは、まひるに抱き着かれて頬ずりをされるとこそばゆそうに体を震わせました。

「え、えっと……
助けてくれてありがとうございました。

私の名前は、剣士のイリスです。

そしてこの子が妹で聖女様のシロです。

そして冒険者仲間で武道家のクロです。

そして冒険者仲間で魔法使いのイリヤです」

イリスお姉ちゃんは、頭を軽く下げて挨拶をしました。
そしてシロお姉ちゃん達の事を紹介しました。

「まひるのなまえは、ふろばまひるです!
ろくさいです!」

まひるは、両手を大きく広げて満面な笑みを浮かべて自己紹介をしました。

「っ!?
何なのですか!?
こんなに可愛らしい生き物初めて見ました!?」

イリスお姉ちゃんは、まひるの仕草を見て猛ダッシュでまひるに抱き着きました。

「可愛らしい過ぎます!?
まるで天使ちゃんみたいです!?」

シロお姉ちゃんもまひるの仕草を見て猛ダッシュでまひるに抱き着きました。

「なんて可愛さですか!?
持ち帰って良いですか!?」

クロお姉ちゃんもまひるの仕草を見て猛ダッシュでまひるに抱き着きました。

「はぅっ!?
可愛らしすぎます!?
お姉ちゃんと如何わしい事をしませんか!?」

イリヤお姉ちゃんは、変質者の様に息を荒くて鼻血をダラダラと流してまひるに抱き着きました。

「えへへーー、こそばゆいです」

まひるは、イリスお姉ちゃん達に抱き着かれてこそばゆそうにニコニコ笑顔でイリスお姉ちゃん達を抱き締め返しました。

イリスお姉ちゃん達は、しばらくまひるを抱き締めるとまひるを離してくれました。

「ところで何で幼いまひるちゃんが1人でこんなところにいるのですか?」

イリスお姉ちゃんは、まひるが1人でいるのが不思議そうに首を傾げました。

「うんと、りょこうです!」

まひるは、ニコニコ笑顔で両手を広げて異世界を旅行している事を知らせました。
 
「り、旅行ってまひるちゃん、1人でですか!?
親は、いないのですか!?」

イリスお姉ちゃんは、まひるが1人で旅行って言葉を聞いて驚いた様に声を出しました。

「うん、いつもひとりでりょこうしていましたよ!」

まひるは、両手を大きく広げていつも1人で旅行していた事を知らせました。

イリスお姉ちゃん達は、互いを見つめ合って軽く頷きました。

「ねえ、まひるちゃん、さえ良かったら私達と一緒に旅をしないですか?」

イリスお姉ちゃんは、まひるに一緒に旅をするのを提案をしました。

「えっ!?
いりすおねえちゃんたちといっしょにたびをしてもいいのですか!?
うん、いりすおねえちゃんたちとたびをしたいです!」

まひるは、両手を大きく広げてニコニコ笑顔でイリスお姉ちゃん達と旅をしたい事を即答しました。

「それならば決まりですね。
これからよろしくお願いしますね、まひるちゃん」

イリスお姉ちゃんは、優しく微笑んで軽く頭を下げてこれからのお願いしました。

「うん、よろしくおねがいします、いりすおねえちゃん、しろおねえちゃん、くろおねえちゃん、いりやおねえちゃん」

まひるは、頭を深々と下げてイリスお姉ちゃんとシロお姉ちゃんとクロお姉ちゃんとイリヤお姉ちゃんにこれからの事をお願いしました。

こうしてルビーちゃんとイリスお姉ちゃんとシロお姉ちゃんとクロお姉ちゃんとイリヤお姉ちゃんと旅をする事になりました。
これからの異世界生活が楽しくなりそうでニコニコ笑顔になりました。

~つづく~

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います

霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。 得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。 しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。 傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。 基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。 が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊

北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

異世界楽々通販サバイバル

shinko
ファンタジー
最近ハマりだしたソロキャンプ。 近くの山にあるキャンプ場で泊っていたはずの伊田和司 51歳はテントから出た瞬間にとてつもない違和感を感じた。 そう、見上げた空には大きく輝く2つの月。 そして山に居たはずの自分の前に広がっているのはなぜか海。 しばらくボーゼンとしていた和司だったが、軽くストレッチした後にこうつぶやいた。 「ついに俺の番が来たか、ステータスオープン!」

最恐魔女の姉に溺愛されている追放令嬢はどん底から成り上がる

盛平
ファンタジー
幼い頃に、貴族である両親から、魔力が少ないとう理由で捨てられたプリシラ。召喚士養成学校を卒業し、霊獣と契約して晴れて召喚士になった。学業を終えたプリシラにはやらなければいけない事があった。それはひとり立ちだ。自分の手で仕事をし、働かなければいけない。さもないと、プリシラの事を溺愛してやまない姉のエスメラルダが現れてしまうからだ。エスメラルダは優秀な魔女だが、重度のシスコンで、プリシラの周りの人々に多大なる迷惑をかけてしまうのだ。姉のエスメラルダは美しい笑顔でプリシラに言うのだ。「プリシラ、誰かにいじめられたら、お姉ちゃんに言いなさい?そいつを攻撃魔法でギッタギッタにしてあげるから」プリシラは冷や汗をかきながら、決して危険な目にあってはいけないと心に誓うのだ。だがなぜかプリシラの行く先々で厄介ごとがふりかかる。プリシラは平穏な生活を送るため、唯一使える風魔法を駆使して、就職活動に奮闘する。ざまぁもあります。

あの、神様、普通の家庭に転生させてって言いましたよね?なんか、森にいるんですけど.......。

▽空
ファンタジー
テンプレのトラックバーンで転生したよ...... どうしようΣ( ̄□ ̄;) とりあえず、今世を楽しんでやる~!!!!!!!!! R指定は念のためです。 マイペースに更新していきます。

処理中です...