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颯汰のお気に入り
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西園千鶴という人に誘拐され、連れてこられたのは、蓮条家にも劣らないほどの豪華な屋敷。
外見は、壁は黄色、屋根は緑。
そして、私が案内された部屋は白と黒のモノトーン調。
「及川サンには悪いけど、しばらくはここで暮らしてもらうから」
え?あの・・・・・・?
「服はクローゼットの中のを使え。風呂は青の扉、トイレは白の扉だ」
西園寺さんは早口で言い終えると、早々に部屋から、出ていった。
ガチャリ
ご丁寧にきちんと鍵を閉めて。
えっ!?監禁された!!?
てか、監禁ってこんなに豪華な部屋に?
なんか、もっと地下室とか屋根裏部屋とかの汚い部屋に監禁されるのかと思ってた。
部屋、広い。
ベッドはキングサイズだし、部屋の電気はミニシャンデリアだし、ソファにテーブル、勉強机まで至れり尽くせりだ。
家具がたくさんあるのは良いけど、本とかテレビがないのはハッキリいって、残念。
とりあえず、暇することは決定らしい。
・・・・お風呂でも入ろうかな・・・・・・。
クローゼットを開けて、バスタオルと水色の無地のワンピースと下着を取り出した。
パッとみ、下着もワンピースもサイズは合ってそう。
えと・・・確か、お風呂は青の扉。
青の扉を開けると、大浴場が・・・・。
これ、もうお風呂じゃない・・・・・。
お風呂を入り終え、髪をドライヤーで乾かしていると、部屋の扉が開いた。
「もう風呂、入ったのか・・・・」
あ、西園寺さん。
「はい」
西園寺さんは近づいてきて、私の髪を一房とった。
まだしっとりしている髪は彼の手にまとわりつく。
「あの、髪、まだ濡れてるので・・・・あの」
シドロモドロで言葉を紡ぐ私をよそに、彼は私の肩に顔を埋めた。
「ひゃっ!!」
くすぐったい~~~~!!
西園寺さんは更に追い討ちをかけるように頭をスリスリする。
「うぅ~~~!くすぐったいです~~~!!」
恥ずかしいのとくすぐったいのとで体が火照る。
「かわい・・・・颯汰が気に入るのが分かる気がする」
へ?颯汰さんが私を気に入ってる!?
外見は、壁は黄色、屋根は緑。
そして、私が案内された部屋は白と黒のモノトーン調。
「及川サンには悪いけど、しばらくはここで暮らしてもらうから」
え?あの・・・・・・?
「服はクローゼットの中のを使え。風呂は青の扉、トイレは白の扉だ」
西園寺さんは早口で言い終えると、早々に部屋から、出ていった。
ガチャリ
ご丁寧にきちんと鍵を閉めて。
えっ!?監禁された!!?
てか、監禁ってこんなに豪華な部屋に?
なんか、もっと地下室とか屋根裏部屋とかの汚い部屋に監禁されるのかと思ってた。
部屋、広い。
ベッドはキングサイズだし、部屋の電気はミニシャンデリアだし、ソファにテーブル、勉強机まで至れり尽くせりだ。
家具がたくさんあるのは良いけど、本とかテレビがないのはハッキリいって、残念。
とりあえず、暇することは決定らしい。
・・・・お風呂でも入ろうかな・・・・・・。
クローゼットを開けて、バスタオルと水色の無地のワンピースと下着を取り出した。
パッとみ、下着もワンピースもサイズは合ってそう。
えと・・・確か、お風呂は青の扉。
青の扉を開けると、大浴場が・・・・。
これ、もうお風呂じゃない・・・・・。
お風呂を入り終え、髪をドライヤーで乾かしていると、部屋の扉が開いた。
「もう風呂、入ったのか・・・・」
あ、西園寺さん。
「はい」
西園寺さんは近づいてきて、私の髪を一房とった。
まだしっとりしている髪は彼の手にまとわりつく。
「あの、髪、まだ濡れてるので・・・・あの」
シドロモドロで言葉を紡ぐ私をよそに、彼は私の肩に顔を埋めた。
「ひゃっ!!」
くすぐったい~~~~!!
西園寺さんは更に追い討ちをかけるように頭をスリスリする。
「うぅ~~~!くすぐったいです~~~!!」
恥ずかしいのとくすぐったいのとで体が火照る。
「かわい・・・・颯汰が気に入るのが分かる気がする」
へ?颯汰さんが私を気に入ってる!?
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