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彰と歌弥の交際事情 2
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「相月歌弥です。今日はよろしくお願いします」
全くよろしくする気なんてサラサラないような無表情。
でも、俺からすれば、興味がさらに深まるだけだった。
ふーん?歌弥、ね・・・・・?
自己紹介が終わったと同時に俺は神士を連れて部屋から、出た。
「え?どこ行くんだよ!?」
「ドリンクバー」
と、いうのは真っ赤な嘘だが。
「あっ!じゃあ、私も行く~!」
ったく、目障りな女。
「ごめん。俺、神士とちょっと話したいこともあるからさ~。誰が誰を狙うか、とかね?」
とびっきり甘い声色で告げると、歌弥を除いた女どもはキャーだの抱いてーだのとほざいている。
フッ!
女って男より単純じゃん!
「行くぞ」
「あっ!ちょっと待て!彰!俺は・・・・」
(美紗ちゃんとまだ話してたい、だろ?)
(なっ!?なんで、それ・・・・?)
(見てりゃあ、分かる)
(っ~~~!分かったよ!行きゃあ、良いんだろ!?)
そう、行きゃあ、良いんだよ。
そして、神士を連れ出して、人気のないところに来ると、彼にある相談を持ちかけた。
「俺、相月歌弥のこと気になってんだよね~。だから、協力してよ、神士~」
俺の言葉を聞くなり、驚いたように目を見開く神士。
ま、それもそうだよな。
俺はこれまで一度も女に興味示したことなかったし。
「ちょ、おま、はぁ!?」
「んじゃ、よろしく~」
と、自分の言いたいことだけ告げ、一人さっさと皆が・・・・歌弥がいるカラオケルームへと行く。
もちろん、怪しまれないようにコーラが入っているグラスを手に。
全くよろしくする気なんてサラサラないような無表情。
でも、俺からすれば、興味がさらに深まるだけだった。
ふーん?歌弥、ね・・・・・?
自己紹介が終わったと同時に俺は神士を連れて部屋から、出た。
「え?どこ行くんだよ!?」
「ドリンクバー」
と、いうのは真っ赤な嘘だが。
「あっ!じゃあ、私も行く~!」
ったく、目障りな女。
「ごめん。俺、神士とちょっと話したいこともあるからさ~。誰が誰を狙うか、とかね?」
とびっきり甘い声色で告げると、歌弥を除いた女どもはキャーだの抱いてーだのとほざいている。
フッ!
女って男より単純じゃん!
「行くぞ」
「あっ!ちょっと待て!彰!俺は・・・・」
(美紗ちゃんとまだ話してたい、だろ?)
(なっ!?なんで、それ・・・・?)
(見てりゃあ、分かる)
(っ~~~!分かったよ!行きゃあ、良いんだろ!?)
そう、行きゃあ、良いんだよ。
そして、神士を連れ出して、人気のないところに来ると、彼にある相談を持ちかけた。
「俺、相月歌弥のこと気になってんだよね~。だから、協力してよ、神士~」
俺の言葉を聞くなり、驚いたように目を見開く神士。
ま、それもそうだよな。
俺はこれまで一度も女に興味示したことなかったし。
「ちょ、おま、はぁ!?」
「んじゃ、よろしく~」
と、自分の言いたいことだけ告げ、一人さっさと皆が・・・・歌弥がいるカラオケルームへと行く。
もちろん、怪しまれないようにコーラが入っているグラスを手に。
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