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ライバル登場!?
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「あれ?もしかして、トモか?」
この懐かしい心地よい大好きな低音の声。
間違いない・・・・・!
「司?なんで、ここに?」
突然現れた彼は柊 司(ひいらぎ つかさ)。
「いや、ちょっとここで友達と待ち合わせしててさ。てか、こいつ誰?トモの彼氏か?」
「違う。友達。ただ一方的にアプローチしてくるだけ。私にはその気は全くない」
キッパリとした口調で淡々と話す私に彼は頬を緩めた。
「やっぱ、変わってねぇな、トモは。俺と付き合ってた頃と全く」
『付き合ってた』という言葉に瑞季は目を見開き、その話題に食いついた。
「付き合ってた、ってどういうことだよ!?トモ!」
「中学のとき、ちょっと付き合ってたってだけ」
「ちょっとってお前なー。軽く一年は付き合ってただろーが」
そうだっけ?
一年ねー。
案外、短かったね!
私が昔を懐かしむように目を細めると、司は私の手をとった。
えっ!?
「なあ、トモ。高校が別だったから、自然消滅みたいな感じで別れちゃったけど、もう一度俺たちやり直せないかな?」
その目は真剣そのもので少し驚いた。
司はあまり熱くならないタイプだから、真剣な顔なんて滅多に見たことがない。
「俺が真剣なんのも、焦るのも、不安になるのも全部トモなんだよ・・・・未だに」
その言葉から、『お前が欲しい』と言っているようだった。
・・・・・・・・。
実は私、この告白は満更でもない。
むしろ、嬉しい限りだった。
私の大好きな人ともう一度やり直せるなんて、またとしてないチャンス。
逃すわけにはいかないし、何より、ここで私がこの申し出を受ければ、さすがの瑞季も諦めがつくかもしれないのだ。
そして、瑞季は新しい恋へ。
自分でもうっとりしてしまうようなハッピーエンド。
「うん。良いよ、二人でまたやり直そう!」
この懐かしい心地よい大好きな低音の声。
間違いない・・・・・!
「司?なんで、ここに?」
突然現れた彼は柊 司(ひいらぎ つかさ)。
「いや、ちょっとここで友達と待ち合わせしててさ。てか、こいつ誰?トモの彼氏か?」
「違う。友達。ただ一方的にアプローチしてくるだけ。私にはその気は全くない」
キッパリとした口調で淡々と話す私に彼は頬を緩めた。
「やっぱ、変わってねぇな、トモは。俺と付き合ってた頃と全く」
『付き合ってた』という言葉に瑞季は目を見開き、その話題に食いついた。
「付き合ってた、ってどういうことだよ!?トモ!」
「中学のとき、ちょっと付き合ってたってだけ」
「ちょっとってお前なー。軽く一年は付き合ってただろーが」
そうだっけ?
一年ねー。
案外、短かったね!
私が昔を懐かしむように目を細めると、司は私の手をとった。
えっ!?
「なあ、トモ。高校が別だったから、自然消滅みたいな感じで別れちゃったけど、もう一度俺たちやり直せないかな?」
その目は真剣そのもので少し驚いた。
司はあまり熱くならないタイプだから、真剣な顔なんて滅多に見たことがない。
「俺が真剣なんのも、焦るのも、不安になるのも全部トモなんだよ・・・・未だに」
その言葉から、『お前が欲しい』と言っているようだった。
・・・・・・・・。
実は私、この告白は満更でもない。
むしろ、嬉しい限りだった。
私の大好きな人ともう一度やり直せるなんて、またとしてないチャンス。
逃すわけにはいかないし、何より、ここで私がこの申し出を受ければ、さすがの瑞季も諦めがつくかもしれないのだ。
そして、瑞季は新しい恋へ。
自分でもうっとりしてしまうようなハッピーエンド。
「うん。良いよ、二人でまたやり直そう!」
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