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第一章 舞い降りた天使
ゆきとの時間
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冬弥が仕事に向かった後ゆきが寝てる間に、自分の用事をさっさと済ませベットに横になってると、だんだんと眠くなりウトウトと目が閉じてくる…
前みたいに頻繁に夜泣きする事も無くなったみたいで、冬弥も昨日はいつもよりゆっくり寝れたって言ってたなぁ…なんてぼぉっと考えながらも、まだよく分からない俺はとりあえず泣いたら【ミルク】と【オムツ】この二つだけこなせればなんとかなると思っていた。
そしてそこそこ深い眠りについた頃…
ふにゃふにゃと泣き出したゆきの声に気が付き眠たい目を擦りながら起き上がると、いつも通りミルクを作りに下に降りて戻ってくる。
そしてオムツを取り換え抱き抱えると、あぐらの上にゆきを乗っけてミルクを飲ませた。
ん?なんか減らない…?かも?
いつも夢中で飲むのに、哺乳瓶を口から離し泣き出すゆきに
違和感を覚える。
ミルク熱かったのかな?とか不味いとかあんのかな?とか色々考えたけど、いまいち原因がよく分からない…
飲みたくない時もあるよな…と一旦ミルクを置きゲップを促そうと抱き直したその時、ゆきが盛大にミルクを吐き出した。
「えっ!?わっ、まじ!?」
飲ませ方が悪かったのか、はたまた何か大変な事が起きてるのか全然わかんなくて一瞬で頭が真っ白なった。
だけどこのままじゃダメだと思い直して、とりあえず汚れた辺りを掃除してゆきを着替えさせるがなかなか泣き止まない。
自分も着替えながら、何かあったら大変だと思って急いで冬弥に電話した。
何回コールを鳴らしてもなかなか出ない冬弥に!仕事中だし仕方ないと思いながらも諦められず出るまで鳴らし続けた。
(もしもぉーし、どぉーしたぁ?)
「あっ、冬弥!仕事中ごめん、ゆきが吐いてっ…俺っ、何かまずったかな?大丈夫かな?どうしよ…っ」
(落ち着け落ち着け、んで今ゆきは? )
「あっ、と…着替えさせて、けどずっと泣いてて…っミルクもほとんど飲んでないっ…」
(そっか…心配だな…)
「うん…っ、帰って…来れない?」
(うーん、そうだな…わかった。何とかする)
電話を切った後も冬弥の帰りを今か今かと待ちわびながら、ゆきを抱き上げあやしてはみるけど、一向に泣き止む気配もなく不安でいっぱいになる。
ギュッと抱きしめると、何かちょっといつもより暖かいかも…と思いゆきのおでこに手を当てると熱っつい。
もしやこれってお熱!?
前みたいに頻繁に夜泣きする事も無くなったみたいで、冬弥も昨日はいつもよりゆっくり寝れたって言ってたなぁ…なんてぼぉっと考えながらも、まだよく分からない俺はとりあえず泣いたら【ミルク】と【オムツ】この二つだけこなせればなんとかなると思っていた。
そしてそこそこ深い眠りについた頃…
ふにゃふにゃと泣き出したゆきの声に気が付き眠たい目を擦りながら起き上がると、いつも通りミルクを作りに下に降りて戻ってくる。
そしてオムツを取り換え抱き抱えると、あぐらの上にゆきを乗っけてミルクを飲ませた。
ん?なんか減らない…?かも?
いつも夢中で飲むのに、哺乳瓶を口から離し泣き出すゆきに
違和感を覚える。
ミルク熱かったのかな?とか不味いとかあんのかな?とか色々考えたけど、いまいち原因がよく分からない…
飲みたくない時もあるよな…と一旦ミルクを置きゲップを促そうと抱き直したその時、ゆきが盛大にミルクを吐き出した。
「えっ!?わっ、まじ!?」
飲ませ方が悪かったのか、はたまた何か大変な事が起きてるのか全然わかんなくて一瞬で頭が真っ白なった。
だけどこのままじゃダメだと思い直して、とりあえず汚れた辺りを掃除してゆきを着替えさせるがなかなか泣き止まない。
自分も着替えながら、何かあったら大変だと思って急いで冬弥に電話した。
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ギュッと抱きしめると、何かちょっといつもより暖かいかも…と思いゆきのおでこに手を当てると熱っつい。
もしやこれってお熱!?
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