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第一章 舞い降りた天使
甘い時間
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週が明けて、また忙しい日々が始まる。
俺はカフェの仕事を終えて冬弥とバトンタッチする為に、少し早めに店を出て冬弥の家に向かった。
チャイムを鳴らす事なく勝手に家に上がり込むと、家の中はシーンと静まり返っていて、冬弥がいるであろう2階の部屋にそっと入ると、ゆきも冬弥もぐっすり寝ていた。
起こしちゃ悪いかな?と思いつつもすこぶる寝相の悪い冬弥に布団をかけてやると、顔が近付き思わず長いまつ毛に見蕩れてしまう。
ちょっと、触ってもいいかな…
そう思って弾力のある唇に指で触れると、薄目を開けて起きた冬弥にすぐさま腕を捕まれベットに引きずり込まれた。
「ぅあっ、痛い痛いっ…」
「んぅ…春人ぉ…」
「離せって…っ!」
「やだよ…せっかく捕まえたのに…」
「ちょっ…やめっ…」
ガッチリ羽交い締めにされ、身動きが取れないから半分諦めて身を委ねると、冬弥が耳元で囁いた。
「なぁ…抱いていい…?」
「おまっ、寝起きで盛ってんじゃねぇよっ…」
「悪ぃかよ…シたいんだもん…」
「…っ、悪くは…ないけどっ…」
「じゃ、シよ…」
ムクっと起き上がった冬弥にひっくり返されベットに縫い付けられると、もうすぐ目前に冬弥の唇が迫ってきてあっという間に唇を塞がれた。
「んぅっ、んっ…」
「はぁっ、春人っ…昨日一人でした?」
「はぁ…っ///してねぇよっ…」
「じゃあいっぱい出るかなぁ…♡」
「ん…っ、ばかっ、あっ…」
あっという間にベルトに手が伸びズボンを脱がされると、冬弥はまだ反応してない俺のをパクリと咥えジュルジュルと吸いついてくる。
冬弥の分厚い唇が行ったり来たりを繰り返す度、ゾクゾクして
堪らなくて冬弥の頭を掴み必死に快感に耐えた。
「うっ、あ…っ、んっ…」
「んっ、は、おっきくなってきた♡」
「いちいち言うなっ…///」
「後ろも気持ちよくなろうな…」
「だからいちいち…っ、んぅ"っ…」
唾液を纏った冬弥の指がグリグリと奥まで入ってきて中をまさぐられると抑える事が出来なくて、口を手の甲で塞ぎどうにか声が漏れないように抑え込む。
「はぁっ…ふぅ…、ん、ふっ…」
「我慢してる顔…そそるわぁ…」
そう言って口角を上げニヤリと笑う冬弥にゾクッとして、思わず腰が浮く。
痛いくらいに立ち上がった俺のモノをしゃぶりながら冬弥の指が前立腺に触れると、もういよいよ我慢できなくて引き剥がそうと抵抗するけど全く力が入らない。
「とぉっ…やっ、もぉ…っ」
「んっ?イクぅ?」
「んっ…」
「…っ、だひてっ…」
「んん…っ、ダメっ、離して…っ!」
「やらっ、んっ…」
「う…っ、あっ、イク…ッ!」
結局離して貰えなくて冬弥の口の中に欲を放つと、冬弥はゴクリと喉を鳴らし満足気な顔で舌を出し、飲み込んだ事を確認させるように俺に見せてきた。
「んぇ、見てぇ~」
「…っ、いいって////」
冬弥はニヤッと笑うと俺の後ろから指を引き抜き、変わりにパンパンに腫れ上がったソレをゆっくりと動かしながら少しづつ押し込んでくる。
ゆるゆると入り口で遊ばれてるような感覚に我慢出来ずに、冬弥の腕を掴み自ら腰を動かした。
「はぁっ、あ…んっ、もっとぉっ」
「もっとぉ…?なにっ…?」
「奥っ、ん、ふっ」
「ふっ…奥っ?突けって?」
「んっ、そこばっか、や…っ」
同じところばかり行ったり来たりを繰り返す冬弥の焦らしに耐えかねて、自分のモノに手を伸ばそうとするとそれを遮るように根元を握られ、思いっきり奥まで突かれ急な衝撃に身震いする。
律動が早まり中がうねり、出したい衝動に駆られてるのに掴まれてて出せなくて、でも気持ちよすぎてビクビクが止められない。
「はっ、あっ…やだっ、離してっ…」
「だぁめっ、メスイキしてっ…」
「むりっ…んぁっ、あっ…」
「イケよ…っ」
「あっ…あぁっ、イクッイクッ…////』
出してないのに気持ちいい感覚がずっと続いてて、止まってくれと必死に冬弥の腕に爪を立てて訴えても更に律動を早めてくるからもうおかしくなりそう…
そしてやっと根元が開放されたと思ったら、今度はそれを上下に扱かれていよいよ限界。
「あ"っ、イグっ…イッちゃうぅ"…」
「はぁっ、俺も限界っ、出していいっ?」
「んっ、あぁ"っ…イグッッ…」
全身を震わせ中と腹の上に生暖かい感触が広がると、すぅっと意識が遠のき俺はまぶたを閉じた―――
「…おいっ、大丈夫か?」
「んぁ…う…ん…」
「はぁ…仕事行きたくねぇわ…」
「んな事言うな…」
「んふっ、なんで?」
「だってぇ…」
俺だって行って欲しくないもん…
なんてそんな事言えるはずもなくて言葉を飲み込むと、冬弥が俺の頭をポンポンと撫でた。
「俺と同じ気持ちだといいなぁ…♡」
「俺も…そう思ぅ…」
そう答えるのが精一杯で冬弥の顔もまともに見れないから、変わりに覆い被さる冬弥を両手で引き寄せギュッとしがみついた。
はぁ…本当にこのまま時間が止まっちゃえばいいのに…
暖かい体温と冬弥の呼吸を耳元で感じながら徐々に心拍も落ち着いてくると、離れ難い気持ちを抑えながらそろそろ離れなきゃと覚悟を決める。
だけど冬弥はそんな俺の気持ちなんかはお構い無しにグリグリと首元に擦り寄ってきて、俺の耳たぶに舌を這わせピアスごとパクリと咥えた。
「んぁっ…」
「またしたくなっちゃう…」
「んっ…だめっ…ちこくしちゃぅ…」
「ん…いいよ…」
そんな空気を察知したのかゆきがふぇーんと泣き出すと、強制的に二人の時間は終わりを告げた。
お互いに顔を見合せ、名残惜しさも醸し出しながら仕方ないかと
切り替えて、冬弥に回した手を解き重たい体を起こした。
まぁこれがなかったらズルズルと溺れてたななんて思うとゆきに感謝しつつ、自ずと冬弥は仕事に出かける準備俺はゆきの世話を始めた。
「じゃあ、あと頼むな」
「うん、あんま飲みすぎんなよ」
「おぅ、なるべく早く帰るから」
「うん」
「やだ、なんか夫婦みたい♡」
「よくそんな恥ずかしい事普通に言えるな///」
そしてゆきと二人で冬弥を見送ると、ゆきと俺との二人の時間が始まる。
俺はカフェの仕事を終えて冬弥とバトンタッチする為に、少し早めに店を出て冬弥の家に向かった。
チャイムを鳴らす事なく勝手に家に上がり込むと、家の中はシーンと静まり返っていて、冬弥がいるであろう2階の部屋にそっと入ると、ゆきも冬弥もぐっすり寝ていた。
起こしちゃ悪いかな?と思いつつもすこぶる寝相の悪い冬弥に布団をかけてやると、顔が近付き思わず長いまつ毛に見蕩れてしまう。
ちょっと、触ってもいいかな…
そう思って弾力のある唇に指で触れると、薄目を開けて起きた冬弥にすぐさま腕を捕まれベットに引きずり込まれた。
「ぅあっ、痛い痛いっ…」
「んぅ…春人ぉ…」
「離せって…っ!」
「やだよ…せっかく捕まえたのに…」
「ちょっ…やめっ…」
ガッチリ羽交い締めにされ、身動きが取れないから半分諦めて身を委ねると、冬弥が耳元で囁いた。
「なぁ…抱いていい…?」
「おまっ、寝起きで盛ってんじゃねぇよっ…」
「悪ぃかよ…シたいんだもん…」
「…っ、悪くは…ないけどっ…」
「じゃ、シよ…」
ムクっと起き上がった冬弥にひっくり返されベットに縫い付けられると、もうすぐ目前に冬弥の唇が迫ってきてあっという間に唇を塞がれた。
「んぅっ、んっ…」
「はぁっ、春人っ…昨日一人でした?」
「はぁ…っ///してねぇよっ…」
「じゃあいっぱい出るかなぁ…♡」
「ん…っ、ばかっ、あっ…」
あっという間にベルトに手が伸びズボンを脱がされると、冬弥はまだ反応してない俺のをパクリと咥えジュルジュルと吸いついてくる。
冬弥の分厚い唇が行ったり来たりを繰り返す度、ゾクゾクして
堪らなくて冬弥の頭を掴み必死に快感に耐えた。
「うっ、あ…っ、んっ…」
「んっ、は、おっきくなってきた♡」
「いちいち言うなっ…///」
「後ろも気持ちよくなろうな…」
「だからいちいち…っ、んぅ"っ…」
唾液を纏った冬弥の指がグリグリと奥まで入ってきて中をまさぐられると抑える事が出来なくて、口を手の甲で塞ぎどうにか声が漏れないように抑え込む。
「はぁっ…ふぅ…、ん、ふっ…」
「我慢してる顔…そそるわぁ…」
そう言って口角を上げニヤリと笑う冬弥にゾクッとして、思わず腰が浮く。
痛いくらいに立ち上がった俺のモノをしゃぶりながら冬弥の指が前立腺に触れると、もういよいよ我慢できなくて引き剥がそうと抵抗するけど全く力が入らない。
「とぉっ…やっ、もぉ…っ」
「んっ?イクぅ?」
「んっ…」
「…っ、だひてっ…」
「んん…っ、ダメっ、離して…っ!」
「やらっ、んっ…」
「う…っ、あっ、イク…ッ!」
結局離して貰えなくて冬弥の口の中に欲を放つと、冬弥はゴクリと喉を鳴らし満足気な顔で舌を出し、飲み込んだ事を確認させるように俺に見せてきた。
「んぇ、見てぇ~」
「…っ、いいって////」
冬弥はニヤッと笑うと俺の後ろから指を引き抜き、変わりにパンパンに腫れ上がったソレをゆっくりと動かしながら少しづつ押し込んでくる。
ゆるゆると入り口で遊ばれてるような感覚に我慢出来ずに、冬弥の腕を掴み自ら腰を動かした。
「はぁっ、あ…んっ、もっとぉっ」
「もっとぉ…?なにっ…?」
「奥っ、ん、ふっ」
「ふっ…奥っ?突けって?」
「んっ、そこばっか、や…っ」
同じところばかり行ったり来たりを繰り返す冬弥の焦らしに耐えかねて、自分のモノに手を伸ばそうとするとそれを遮るように根元を握られ、思いっきり奥まで突かれ急な衝撃に身震いする。
律動が早まり中がうねり、出したい衝動に駆られてるのに掴まれてて出せなくて、でも気持ちよすぎてビクビクが止められない。
「はっ、あっ…やだっ、離してっ…」
「だぁめっ、メスイキしてっ…」
「むりっ…んぁっ、あっ…」
「イケよ…っ」
「あっ…あぁっ、イクッイクッ…////』
出してないのに気持ちいい感覚がずっと続いてて、止まってくれと必死に冬弥の腕に爪を立てて訴えても更に律動を早めてくるからもうおかしくなりそう…
そしてやっと根元が開放されたと思ったら、今度はそれを上下に扱かれていよいよ限界。
「あ"っ、イグっ…イッちゃうぅ"…」
「はぁっ、俺も限界っ、出していいっ?」
「んっ、あぁ"っ…イグッッ…」
全身を震わせ中と腹の上に生暖かい感触が広がると、すぅっと意識が遠のき俺はまぶたを閉じた―――
「…おいっ、大丈夫か?」
「んぁ…う…ん…」
「はぁ…仕事行きたくねぇわ…」
「んな事言うな…」
「んふっ、なんで?」
「だってぇ…」
俺だって行って欲しくないもん…
なんてそんな事言えるはずもなくて言葉を飲み込むと、冬弥が俺の頭をポンポンと撫でた。
「俺と同じ気持ちだといいなぁ…♡」
「俺も…そう思ぅ…」
そう答えるのが精一杯で冬弥の顔もまともに見れないから、変わりに覆い被さる冬弥を両手で引き寄せギュッとしがみついた。
はぁ…本当にこのまま時間が止まっちゃえばいいのに…
暖かい体温と冬弥の呼吸を耳元で感じながら徐々に心拍も落ち着いてくると、離れ難い気持ちを抑えながらそろそろ離れなきゃと覚悟を決める。
だけど冬弥はそんな俺の気持ちなんかはお構い無しにグリグリと首元に擦り寄ってきて、俺の耳たぶに舌を這わせピアスごとパクリと咥えた。
「んぁっ…」
「またしたくなっちゃう…」
「んっ…だめっ…ちこくしちゃぅ…」
「ん…いいよ…」
そんな空気を察知したのかゆきがふぇーんと泣き出すと、強制的に二人の時間は終わりを告げた。
お互いに顔を見合せ、名残惜しさも醸し出しながら仕方ないかと
切り替えて、冬弥に回した手を解き重たい体を起こした。
まぁこれがなかったらズルズルと溺れてたななんて思うとゆきに感謝しつつ、自ずと冬弥は仕事に出かける準備俺はゆきの世話を始めた。
「じゃあ、あと頼むな」
「うん、あんま飲みすぎんなよ」
「おぅ、なるべく早く帰るから」
「うん」
「やだ、なんか夫婦みたい♡」
「よくそんな恥ずかしい事普通に言えるな///」
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