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第一章 舞い降りた天使
やっと両想い
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信じられないっ…
今の発言も、今の状況も…
俺…もしかして、寒さで頭おかしくなって夢でも見てんのか?
片っ端から女を作って付き合ってたのだって、冬弥を忘れるためだった。
だけどそもそも興味が無い上に、連絡をマメにとるとか時間を割いて会うとか億劫で出来なかったせいか、直ぐに別れを切り出されて、その女たちは何故かみんな冬弥に流れていってたんだ。
あいつはモテるために手段を選ばないから、どうせ上手いこと言って失恋の傷でも癒してたんだろうなんて思ってたのに…
だからと言って毎度毎度、俺の元カノ相手にするって相当悪趣味だとは思ってたけど、まさかそんな理由だったなんて思わねえだろ…?
にしても本当にそうだとしたら、相当恥ずかしくねぇ?
全部バレてんの!?
やだっ、まじで無理っ…
「ねぇ春人…?何考えてんの?」
「はぁ、んっ…あっ、べっ…別にっ////」
「気持ち良くないの…?」
「きっ、気持ちよくなんかないっ…お前っ悪趣味なんだよっ」
「そんな事言うなよぉ…お前だって俺の事、オカズにして抜いたりしてたろ?」
「そっ、そんな事してないっ/////」
「顔真っ赤だよ?可愛い♡俺さ?お前に彼女出来んのマジで嫌だったの…だからぜーんぶ俺が引き受けてたっ!」
「は?」
「春人が長続きしなかったの、多分俺のせい」
「おまっ!てか…なら何で最初から俺んとこに来ないんだよっ…」
「ほんとだよな…その勇気があればこんなに遠回りしなくて済んだのになぁ…」
トロンとした表情で見つめられながら、冬弥の手が俺の頬に優しく触れると心臓がドキッと跳ねた…
だんだんと近づく冬弥に思わず目を瞑ると、再び唇が重なった。
「んっ…」
「最初からこうすればよかったのにな…」
冬弥の唇が離れ再びソレを握られると、今度は溢れ出る先走りを舌で舐め取られながら、冬弥は俺のソレをしゃぶり始めた。
冬弥が俺のを舐めてるなんて信じられなくて、直視出来なくて視線を逸らすけど、気になって少しだけ視線を戻すとバッチリと目が合って恥ずかしくて慌てて腕で目を伏せた。
「んっ、はぁっ、冬弥ぁっ…ダメっ」
「ひもひい…?」
「うん…っ、けど、出ちゃうっ…」
「んぅっ、らひてっ…」
裏筋に舌を這わせながらジュボジュボと音を立て喉を奥を締められれば、いよいよ我慢できなくなくて体を起こし引き剥がそうとするけど冬弥がそれを許してはくれない。
「あっ、あっ、冬弥…っ、ダメッ…!」
「んっ、いいからっ…出せよっ」
「ダメだってぇっ!あっ、もうっ、んぁ…ッ、出るッ!」
ビュルっと冬弥の口内に欲が放たれると、ゴクリと喉を鳴らしそれを飲み込む音がして、俺は慌てて冬弥の頬を両手で抑えた。
「やだぁっ!吐き出してぇ…っ」
「んっ…え~、もう飲んじゃったもんっ」
「もぉっ…ばかぁっ////」
「にがっ…」
「…っ///」
もう恥ずかしくて申し訳なくて、冬弥の顔もまともに見れなくて思わず両手で自分の顔を覆い隠すと、俺の耳元で冬弥がぼそっと呟いた。
「入れてもいい…?」
「…っ、あ…え…」
「あぁ、無理しなくていいからっ…」
「うんっ、あのっ…」
「やめとくかっ…な?焦る事でもねぇし…」
「…っ、いいよ…入れても…」
俺の返事にゴクリと喉を鳴らした冬弥の表情にゾクッとすると、いよいよ緊張が高まる。
いいよなんて言ったものの、あれ以来ココを使った事なんかなくて、試しにちょっとと思った事は何回かあったけど、結局自分ではどうにも出来なかった。
けどあの時のあの感触は今でも忘れてはいない…
冬弥の唾液が後ろに垂らされると、生暖かい感触にビクッと体が反応した。
「大丈夫か…?」
「…うんっ////」
「入れるよ…?」
無言で頷くと冬弥の指が俺の後ろにそっと触れて、クルクルと馴染ませながらゆっくりと入ってくるのがわかる…
前と違って慣れてる感じがそれはそれでちょっと不安で、ゆっくりとでも確実に解され二本三本と本数が増やされていくと、違和感が少しずつ快感に変わっていけばあの日の感覚が蘇る…
「んっ、んぁっ…」
「気持ちよくなってきた…?平気?」
「んっ、へいきっ…」
「力抜いて…?ここ…どう?」
「あっ、だめっ、そこダメっ!んぅ…っ」
「気持ち良いんだろ…?声我慢すんなよ…」
冬弥が指でとある場所を刺激するとビクンっと腰が跳ね、感じるままに声なんか出したらおかしくなっちゃいそうで、唇を噛み腕で顔を隠しながら必死に声を我慢した。
だけどそんな俺を楽しむように、冬弥の指は執拗にソコを刺激してくるから思わずその手を掴んだ。
「ん…っ、ま、待ってぇ…っ!」
「んっ?どうした…?やっぱ嫌か?」
「そうじゃないっ…けど…っ、ちょっと…怖いっ…」
「そっか…じゃあおいで…?」
俺は腕を引っ張られて起き上がると冬弥の上に乗っかる体制になり、グッと引き寄せられ顔と顔が近づき首元に手を回した。
「しがみついてりゃ怖くねぇだろ?」
「ん…っ」
唾を飲み込みながらコクリと頷き少し腰を浮かせれば、冬弥の指が腰を伝い後ろに伸びてきてそしてまた一本二本と入ってくる。
必死で冬弥にしがみつきながら恐怖心を拭えば徐々に気持ちよさが増してきて、思わず耳元で声を上げると冬弥の体がビクッと震えた。
「あぁ…っ、あ、んぅっ…」
「耳元でそれ…ヤバイっ…もっとちょうだいっ…」
「はぁ…っ、ん…っ、はずぃっ…」
「んじゃ、恥ずいとか言ってらんないくらいイかせてやるよ…っ」
一気に指が奥へと入りいい所ばかりを刺激されれば、もう本当に恥ずかしいとか言ってらんないくらい我慢できず声が漏れ出る。
「あっ!あぁっ!ダメ…ッ!」
「ここっ、気持ちいなぁっ…」
「んぁっ!あぁっ!また出ちゃうっ…!」
二人の間に欲が飛び散りビクビクと身体を震わせながら冬弥にしがみつくけど、指が抜かれた後もその震えは治まらず、むしろぽっかりと空いた後ろに物足りなさすら感じて、俺は自分から冬弥の唇に食らいついた。
「はぁっ…んぅっ、ん…っ」
「んっ!?はる…っ」
「ん、はぁっ、はぁ…っ、冬弥ぁ…っ」
「大丈夫か…?」
「だめ、我慢できないっ…」
「へっ…?」
「早く冬弥のぉ…っ、俺の中にちょうだいっ…」
今の発言も、今の状況も…
俺…もしかして、寒さで頭おかしくなって夢でも見てんのか?
片っ端から女を作って付き合ってたのだって、冬弥を忘れるためだった。
だけどそもそも興味が無い上に、連絡をマメにとるとか時間を割いて会うとか億劫で出来なかったせいか、直ぐに別れを切り出されて、その女たちは何故かみんな冬弥に流れていってたんだ。
あいつはモテるために手段を選ばないから、どうせ上手いこと言って失恋の傷でも癒してたんだろうなんて思ってたのに…
だからと言って毎度毎度、俺の元カノ相手にするって相当悪趣味だとは思ってたけど、まさかそんな理由だったなんて思わねえだろ…?
にしても本当にそうだとしたら、相当恥ずかしくねぇ?
全部バレてんの!?
やだっ、まじで無理っ…
「ねぇ春人…?何考えてんの?」
「はぁ、んっ…あっ、べっ…別にっ////」
「気持ち良くないの…?」
「きっ、気持ちよくなんかないっ…お前っ悪趣味なんだよっ」
「そんな事言うなよぉ…お前だって俺の事、オカズにして抜いたりしてたろ?」
「そっ、そんな事してないっ/////」
「顔真っ赤だよ?可愛い♡俺さ?お前に彼女出来んのマジで嫌だったの…だからぜーんぶ俺が引き受けてたっ!」
「は?」
「春人が長続きしなかったの、多分俺のせい」
「おまっ!てか…なら何で最初から俺んとこに来ないんだよっ…」
「ほんとだよな…その勇気があればこんなに遠回りしなくて済んだのになぁ…」
トロンとした表情で見つめられながら、冬弥の手が俺の頬に優しく触れると心臓がドキッと跳ねた…
だんだんと近づく冬弥に思わず目を瞑ると、再び唇が重なった。
「んっ…」
「最初からこうすればよかったのにな…」
冬弥の唇が離れ再びソレを握られると、今度は溢れ出る先走りを舌で舐め取られながら、冬弥は俺のソレをしゃぶり始めた。
冬弥が俺のを舐めてるなんて信じられなくて、直視出来なくて視線を逸らすけど、気になって少しだけ視線を戻すとバッチリと目が合って恥ずかしくて慌てて腕で目を伏せた。
「んっ、はぁっ、冬弥ぁっ…ダメっ」
「ひもひい…?」
「うん…っ、けど、出ちゃうっ…」
「んぅっ、らひてっ…」
裏筋に舌を這わせながらジュボジュボと音を立て喉を奥を締められれば、いよいよ我慢できなくなくて体を起こし引き剥がそうとするけど冬弥がそれを許してはくれない。
「あっ、あっ、冬弥…っ、ダメッ…!」
「んっ、いいからっ…出せよっ」
「ダメだってぇっ!あっ、もうっ、んぁ…ッ、出るッ!」
ビュルっと冬弥の口内に欲が放たれると、ゴクリと喉を鳴らしそれを飲み込む音がして、俺は慌てて冬弥の頬を両手で抑えた。
「やだぁっ!吐き出してぇ…っ」
「んっ…え~、もう飲んじゃったもんっ」
「もぉっ…ばかぁっ////」
「にがっ…」
「…っ///」
もう恥ずかしくて申し訳なくて、冬弥の顔もまともに見れなくて思わず両手で自分の顔を覆い隠すと、俺の耳元で冬弥がぼそっと呟いた。
「入れてもいい…?」
「…っ、あ…え…」
「あぁ、無理しなくていいからっ…」
「うんっ、あのっ…」
「やめとくかっ…な?焦る事でもねぇし…」
「…っ、いいよ…入れても…」
俺の返事にゴクリと喉を鳴らした冬弥の表情にゾクッとすると、いよいよ緊張が高まる。
いいよなんて言ったものの、あれ以来ココを使った事なんかなくて、試しにちょっとと思った事は何回かあったけど、結局自分ではどうにも出来なかった。
けどあの時のあの感触は今でも忘れてはいない…
冬弥の唾液が後ろに垂らされると、生暖かい感触にビクッと体が反応した。
「大丈夫か…?」
「…うんっ////」
「入れるよ…?」
無言で頷くと冬弥の指が俺の後ろにそっと触れて、クルクルと馴染ませながらゆっくりと入ってくるのがわかる…
前と違って慣れてる感じがそれはそれでちょっと不安で、ゆっくりとでも確実に解され二本三本と本数が増やされていくと、違和感が少しずつ快感に変わっていけばあの日の感覚が蘇る…
「んっ、んぁっ…」
「気持ちよくなってきた…?平気?」
「んっ、へいきっ…」
「力抜いて…?ここ…どう?」
「あっ、だめっ、そこダメっ!んぅ…っ」
「気持ち良いんだろ…?声我慢すんなよ…」
冬弥が指でとある場所を刺激するとビクンっと腰が跳ね、感じるままに声なんか出したらおかしくなっちゃいそうで、唇を噛み腕で顔を隠しながら必死に声を我慢した。
だけどそんな俺を楽しむように、冬弥の指は執拗にソコを刺激してくるから思わずその手を掴んだ。
「ん…っ、ま、待ってぇ…っ!」
「んっ?どうした…?やっぱ嫌か?」
「そうじゃないっ…けど…っ、ちょっと…怖いっ…」
「そっか…じゃあおいで…?」
俺は腕を引っ張られて起き上がると冬弥の上に乗っかる体制になり、グッと引き寄せられ顔と顔が近づき首元に手を回した。
「しがみついてりゃ怖くねぇだろ?」
「ん…っ」
唾を飲み込みながらコクリと頷き少し腰を浮かせれば、冬弥の指が腰を伝い後ろに伸びてきてそしてまた一本二本と入ってくる。
必死で冬弥にしがみつきながら恐怖心を拭えば徐々に気持ちよさが増してきて、思わず耳元で声を上げると冬弥の体がビクッと震えた。
「あぁ…っ、あ、んぅっ…」
「耳元でそれ…ヤバイっ…もっとちょうだいっ…」
「はぁ…っ、ん…っ、はずぃっ…」
「んじゃ、恥ずいとか言ってらんないくらいイかせてやるよ…っ」
一気に指が奥へと入りいい所ばかりを刺激されれば、もう本当に恥ずかしいとか言ってらんないくらい我慢できず声が漏れ出る。
「あっ!あぁっ!ダメ…ッ!」
「ここっ、気持ちいなぁっ…」
「んぁっ!あぁっ!また出ちゃうっ…!」
二人の間に欲が飛び散りビクビクと身体を震わせながら冬弥にしがみつくけど、指が抜かれた後もその震えは治まらず、むしろぽっかりと空いた後ろに物足りなさすら感じて、俺は自分から冬弥の唇に食らいついた。
「はぁっ…んぅっ、ん…っ」
「んっ!?はる…っ」
「ん、はぁっ、はぁ…っ、冬弥ぁ…っ」
「大丈夫か…?」
「だめ、我慢できないっ…」
「へっ…?」
「早く冬弥のぉ…っ、俺の中にちょうだいっ…」
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