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幼なじみの隼人
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お昼ご飯を食べた後、必ず一服しに職員トイレに篭もる。
何なら、専用の灰皿も置いてあるくらい喫煙者に親切な学校だ。
窓を開け壁に持たれながら大きく深呼吸をすると、入り口の方に見覚えのある人影が見えた。
「りつ?」
「おぅ、お疲れ涼ちゃん!」
「やっぱり…保健室行ったらいなかったから…またタバコ?」
「んぅ…いいじゃん、息抜き息抜き!どぉした?元気ないな?」
「うん…なんか疲れちゃって…」
「ははぁん…充電しに来たの?」
「うん…いい?」
「いいよ」
実は涼ちゃんは大学の時の同級生で、この学校の数学の教師。
俺が一旦この仕事から離れた後も、ずっと俺を支えてくれてた。
この学校に来る事を決めたのも、涼ちゃんがいたからって言う理由は大きい。
だから涼ちゃんが辛い時は俺が癒してあげるし、俺が辛い時は涼ちゃんに甘えちゃうんだよね。
俺はタバコの火を消して窓にふぅーっと煙を吐き出すと、涼ちゃんをギューッと抱き寄せて背中をトントンと撫でた。
「ありがとう…りつ」
「どういたしましてっ!んで?…他には?」
体を少し離してちょっとだけ俺より背の低い涼ちゃんの目を見つめると、顔を真っ赤にして俺から目を逸らした。
「えっ///いや、大丈夫っ…」
「ほんとにぃ…?」
「もぅっ!休み時間明け授業だもんっ…」
「ははっ、そうだよな」
「また今度…行くから…」
「おぅ、頑張れよ」
「うん、ありがとう!」
俺らの関係はただの同級生ってだけでは決して無いが、別に俺としてはそれ以上でもそれ以下でもない。
寂しい時に支え合ってきた、ただそれだけ…
そしてそろそろ体を離そうとしたその時、トイレの入口の方で物音がすると、パタパタと走り去る音が聞こえた。
「あれ…?誰かいたかな?」
「もしかして見られた!?どぉしよ…」
「別に気にすることねぇよ」
「りつは良くても俺は困るよっ!」
「大丈夫だろ!」
涼ちゃんの肩にポンっと手を置いて廊下に出て当たりを見回してみるが、もうそこには誰もいなかった。
気にしても仕方ないと涼ちゃんを励ましながら、その日は一先ずそれぞれ持ち場へと戻って行った。
そしていつも通りの放課後…
暇だなぁ…と思いボケーッと下校を眺めながらコーヒーを飲んでいると、保健室の扉が勢いよく開いた。
「よぉエロセンコー」
「おっ、隼人?将吾、今日は来てないよ?」
「ちげぇーよ。今日はあんたに用があんの」
「へぇ~…珍しい」
どう考えても将吾の事…だよな。
あれ以来将吾に手を出した覚えもないし、別にやましい事は何もしてない…
隼人怒らすと怖いんだよな…
「鍵…閉めてきていい?」
「えっ!?」
「他のやつに聞かれたら困んの」
「え…なんの話だよ…」
状況が把握できなくて焦る俺を尻目に、質問に答えることなく外に看板を掛けて鍵を閉めて戻ってくる隼人。
ここまでして一体何を企んでる!?
「先生っ!!」
「あっ、はいっ!!」
「俺にヤリ方教えてくださいっ!」
「へっ!?」
いつも生意気な隼人が、俺にぺこりと頭を下げながら教えてくださいとは…!?
ヤリ方って…アレの…ですよね…!?
「ん…、だからぁ!ヤリ方だよ!」
「いやっ、あの…ヤリ方って」
「チッ…んだよ面倒くせぇな…俺に男同士のえっちの仕方教えろって言ってんだよ!!わっかんねぇかな!?」
「ごっ、ごめん、言ってる事はわかるんだけど…なんでそんなこと俺に聞くの!?」
「お前保健の先生だろ!?」
や、俺は保健室の先生であって保健の先生では無いのだが…
まぁ、性教育というのはちゃんとしておくに越したことはないから別にいいんだけど、なんで俺が隼人に教えにゃならんのだ。
相手は間違いなく将吾なんだろ!?
思わず冷めたコーヒーを一気飲みすると、隼人は机の上にバンッと手を着き、俺に顔を近ずけて思いっきりガンを飛ばし来たかと思えば、ため息をついて説明を始めた。
「はぁ…あのな?将吾が俺の事怖いって…」
「あぁ…」
「あ?何か聞いたのかよ…」
「えっ?あぁ…ちょっとだけ…」
「マジ!?将吾何て言ってた?何がダメだって?なぁ!?」
「ちょっ、落ち着けよ…そこまで聞いてないって」
「んっだよ…じゃあどこまで聞いたんだよっ」
将吾とはあれから話し合っててないのか?
イライラが前より増してる隼人は、とにかく急かすように詰め寄ってくる。
「あ…いや、俺が聞いたのは…優しくないって…」
「んな事言われてもわっかんねぇんだよ」
「話し合えとは言ったけど…話し合ったの?」
「あぁ…けど話したってわっかんねぇんだもん…俺入れられた事ねぇし…」
「ふはっ!そりゃそうだよな…って、えっ!?…じゃあもう入れたってこと!?」
「はぁ!?ちっげぇーよっ!まだしてねぇし!だから聞きに来たんだろ!?」
「はぁ…ですよねぇ…」
安心したと同時に押し寄せてくる不安の感情…
隼人なら将吾を任せてもいいって思ってたのに。
だけど、どうだろう…
実際、将吾が隼人のものになってしまったらなんて考えたら…
もう将吾は俺の事なんて必要としなくなるだろう。
それに俺は耐えられるのか?
「あいつが…将吾がお前は優しいって言うから…何が違ぇんだよって思って…」
「俺は…別に何もしてねぇよ。ただ…」
「ただ…?」
「寂しい時に側にいてやる。ただそれだけ… それしか出来ねぇもん…俺は」
「ふーん…」
隼人はそう返事をしたものの、不服そうに唇をとがらせる。
でも、俺には本当にそれしか出来ないから…
隼人なら俺よりもっと長い時間側にいてやることも出来るし、色んなことしてやれるだろう?
あいつの寂しさを本当に埋めてやれるのは俺じゃない、ずーっと一緒にいたお前だよ。
ヤリ方が知りたいなら教えてやれないこともないけど、それより大事なことってあるじゃん。
「隼人は将吾としたいの?」
「や…っ、まぁそりゃ…好きだから」
「んじゃ、教えてやるよ…だけどさ、あいつが怖いって言うなら無理にしなくてもいいんじゃね?」
「…うん、そうだな」
納得してくれた隼人に、俺は正直ほっとした…
将吾の気持ちを優先して欲しいけど、俺の心の奥底ににあるもう一つの想いがフツフツと湧き上がる…
俺はそんな想いを押し殺しながら将吾を傷つけることのないようにと、くれぐれも慎重に優しくと、段取りから最後の処理までしっかり隼人に教え込んだ。
そして話が終わりふぅ…っと息を吐き立ち上がると俺は、余所行きの笑顔で隼人の肩にポンポンと触れた。
「まぁ、頑張れよ!」
「…うん、がんばるよ…」
そう答えた隼人の表情はどことなく切なく見えて、俺の作り笑いを見透かされてるような…
そんな気分にさせられて、目を合わすことなく保健室を出ていく隼人を見送った。
何なら、専用の灰皿も置いてあるくらい喫煙者に親切な学校だ。
窓を開け壁に持たれながら大きく深呼吸をすると、入り口の方に見覚えのある人影が見えた。
「りつ?」
「おぅ、お疲れ涼ちゃん!」
「やっぱり…保健室行ったらいなかったから…またタバコ?」
「んぅ…いいじゃん、息抜き息抜き!どぉした?元気ないな?」
「うん…なんか疲れちゃって…」
「ははぁん…充電しに来たの?」
「うん…いい?」
「いいよ」
実は涼ちゃんは大学の時の同級生で、この学校の数学の教師。
俺が一旦この仕事から離れた後も、ずっと俺を支えてくれてた。
この学校に来る事を決めたのも、涼ちゃんがいたからって言う理由は大きい。
だから涼ちゃんが辛い時は俺が癒してあげるし、俺が辛い時は涼ちゃんに甘えちゃうんだよね。
俺はタバコの火を消して窓にふぅーっと煙を吐き出すと、涼ちゃんをギューッと抱き寄せて背中をトントンと撫でた。
「ありがとう…りつ」
「どういたしましてっ!んで?…他には?」
体を少し離してちょっとだけ俺より背の低い涼ちゃんの目を見つめると、顔を真っ赤にして俺から目を逸らした。
「えっ///いや、大丈夫っ…」
「ほんとにぃ…?」
「もぅっ!休み時間明け授業だもんっ…」
「ははっ、そうだよな」
「また今度…行くから…」
「おぅ、頑張れよ」
「うん、ありがとう!」
俺らの関係はただの同級生ってだけでは決して無いが、別に俺としてはそれ以上でもそれ以下でもない。
寂しい時に支え合ってきた、ただそれだけ…
そしてそろそろ体を離そうとしたその時、トイレの入口の方で物音がすると、パタパタと走り去る音が聞こえた。
「あれ…?誰かいたかな?」
「もしかして見られた!?どぉしよ…」
「別に気にすることねぇよ」
「りつは良くても俺は困るよっ!」
「大丈夫だろ!」
涼ちゃんの肩にポンっと手を置いて廊下に出て当たりを見回してみるが、もうそこには誰もいなかった。
気にしても仕方ないと涼ちゃんを励ましながら、その日は一先ずそれぞれ持ち場へと戻って行った。
そしていつも通りの放課後…
暇だなぁ…と思いボケーッと下校を眺めながらコーヒーを飲んでいると、保健室の扉が勢いよく開いた。
「よぉエロセンコー」
「おっ、隼人?将吾、今日は来てないよ?」
「ちげぇーよ。今日はあんたに用があんの」
「へぇ~…珍しい」
どう考えても将吾の事…だよな。
あれ以来将吾に手を出した覚えもないし、別にやましい事は何もしてない…
隼人怒らすと怖いんだよな…
「鍵…閉めてきていい?」
「えっ!?」
「他のやつに聞かれたら困んの」
「え…なんの話だよ…」
状況が把握できなくて焦る俺を尻目に、質問に答えることなく外に看板を掛けて鍵を閉めて戻ってくる隼人。
ここまでして一体何を企んでる!?
「先生っ!!」
「あっ、はいっ!!」
「俺にヤリ方教えてくださいっ!」
「へっ!?」
いつも生意気な隼人が、俺にぺこりと頭を下げながら教えてくださいとは…!?
ヤリ方って…アレの…ですよね…!?
「ん…、だからぁ!ヤリ方だよ!」
「いやっ、あの…ヤリ方って」
「チッ…んだよ面倒くせぇな…俺に男同士のえっちの仕方教えろって言ってんだよ!!わっかんねぇかな!?」
「ごっ、ごめん、言ってる事はわかるんだけど…なんでそんなこと俺に聞くの!?」
「お前保健の先生だろ!?」
や、俺は保健室の先生であって保健の先生では無いのだが…
まぁ、性教育というのはちゃんとしておくに越したことはないから別にいいんだけど、なんで俺が隼人に教えにゃならんのだ。
相手は間違いなく将吾なんだろ!?
思わず冷めたコーヒーを一気飲みすると、隼人は机の上にバンッと手を着き、俺に顔を近ずけて思いっきりガンを飛ばし来たかと思えば、ため息をついて説明を始めた。
「はぁ…あのな?将吾が俺の事怖いって…」
「あぁ…」
「あ?何か聞いたのかよ…」
「えっ?あぁ…ちょっとだけ…」
「マジ!?将吾何て言ってた?何がダメだって?なぁ!?」
「ちょっ、落ち着けよ…そこまで聞いてないって」
「んっだよ…じゃあどこまで聞いたんだよっ」
将吾とはあれから話し合っててないのか?
イライラが前より増してる隼人は、とにかく急かすように詰め寄ってくる。
「あ…いや、俺が聞いたのは…優しくないって…」
「んな事言われてもわっかんねぇんだよ」
「話し合えとは言ったけど…話し合ったの?」
「あぁ…けど話したってわっかんねぇんだもん…俺入れられた事ねぇし…」
「ふはっ!そりゃそうだよな…って、えっ!?…じゃあもう入れたってこと!?」
「はぁ!?ちっげぇーよっ!まだしてねぇし!だから聞きに来たんだろ!?」
「はぁ…ですよねぇ…」
安心したと同時に押し寄せてくる不安の感情…
隼人なら将吾を任せてもいいって思ってたのに。
だけど、どうだろう…
実際、将吾が隼人のものになってしまったらなんて考えたら…
もう将吾は俺の事なんて必要としなくなるだろう。
それに俺は耐えられるのか?
「あいつが…将吾がお前は優しいって言うから…何が違ぇんだよって思って…」
「俺は…別に何もしてねぇよ。ただ…」
「ただ…?」
「寂しい時に側にいてやる。ただそれだけ… それしか出来ねぇもん…俺は」
「ふーん…」
隼人はそう返事をしたものの、不服そうに唇をとがらせる。
でも、俺には本当にそれしか出来ないから…
隼人なら俺よりもっと長い時間側にいてやることも出来るし、色んなことしてやれるだろう?
あいつの寂しさを本当に埋めてやれるのは俺じゃない、ずーっと一緒にいたお前だよ。
ヤリ方が知りたいなら教えてやれないこともないけど、それより大事なことってあるじゃん。
「隼人は将吾としたいの?」
「や…っ、まぁそりゃ…好きだから」
「んじゃ、教えてやるよ…だけどさ、あいつが怖いって言うなら無理にしなくてもいいんじゃね?」
「…うん、そうだな」
納得してくれた隼人に、俺は正直ほっとした…
将吾の気持ちを優先して欲しいけど、俺の心の奥底ににあるもう一つの想いがフツフツと湧き上がる…
俺はそんな想いを押し殺しながら将吾を傷つけることのないようにと、くれぐれも慎重に優しくと、段取りから最後の処理までしっかり隼人に教え込んだ。
そして話が終わりふぅ…っと息を吐き立ち上がると俺は、余所行きの笑顔で隼人の肩にポンポンと触れた。
「まぁ、頑張れよ!」
「…うん、がんばるよ…」
そう答えた隼人の表情はどことなく切なく見えて、俺の作り笑いを見透かされてるような…
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