只人♂はアレなダンジョンで助けようとしたポンコツクソエルフ♀に身体を入れ替えられてしまった!

あかん子をセッ法

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 騒がしい羽音が近づく。
 最中、張型の茎部に、俺の変わり果てた逸物に似た紋様が浮かび上がった。

 「これが”カギ”か……淫魔らしい、悪趣味な仕掛けだ」

 その直上にも、浮かび上がった光によって描かれえた下向き矢印と、“女陰、挿入”の文字が添えられている。
 ご丁寧にどうもだよ、畜生め。

 「はぁ、来るか」

 まず迅速に襲って来たのは、無数の小さな飛行型淫蟲だった。
 対し、綺麗な男声が響き、それらを阻むように緑光が逆巻く。
 
 「仕方ない、ドワーフ娘の身体を運んでく」

 殆どは血煙と化したかに見えたが、気の緩んだ発言の途中で数匹突破してきた。
 彼女は再び詠唱を再開しようとする。

 「はああっ!」

 が、その前に、取り漏らしは横からの一閃を受けて消し飛んだ。

 軌跡の着地点を視線で追う。
 壁が取り払われても残る柱の側、「はぁっ、はぁっ、っ、ううう」と栗色の尾が揺れていた。

 「……身体は、どうなってるんだ? 貴様ら」

 尾は振り返り、顔貌を見せる。
 女ドワーフ、レノワだ。
 しかし、その頭には犬耳が生えており、瞳はとろんと蕩けている。

 「わからない……ただ、あつくて、とけあってて、心地よくて……チカラが、溢れてとまらないんだ……」

 言葉も、不安定に揺れていた。
 ただ様子はおかしいが、内股の間から白濁を滴らせる様とは裏腹に、強者特有の圧がある。
 カリウも感じとっているようで、返事は「お、おお」と困惑を隠せていない。

 「私たち、たたかえそうだから……まかせて、くれないか」
 「それは、たのもしいな」

 風刃の壁を破り、新たに淫蟲とワームが殺到し始めた。
 レノワともオギトとも呼び難いその者は、それに気付くや否や即座に敵の塊へ向かって跳躍。風を切り裂いて一網打尽にしていく。

 「なにがあって、ああなったんだよ」
 「知らない、私は、気付いたら奴らと……ってだだけで……ええい、言わせるな!」

 思わぬ戦力強化だが、原因も、いつまで続くかもわからない。
 となれば、やはり決断は早めに下す必要がある。

 「はー、まあいい、腹くくれ。俺も、覚悟するから」
 「な、なにおう」
 「わかってるだろ」

 彼女らが動ける以上、この“カギ”を開けるのは、動けないリウカの身体の役目だ。
 飛行型の淫蟲は撃ち漏らしが出てきて、壁に張り付き隙を窺う個体が増えた。こうしてはいられない。

 「貴様こそ、わかっているのか? 私のカラダなんだぞ? それを、目の前で」
 「はやくしろ。さすがに、はやく加勢しないと、怪しいぞ」
 「くぅっ」

 歯を食いしばって顔を歪ませたが、流石に背に腹は変えられないようだ。
 迷いながらもほどなく、風の刃で背負子のロープを切り、直にこちらの腰を抱える形で持ち上げた。
 はたり、はたり。汗と淫蜜を滴らせながら、反り勃つ張り型の上へと運ばれる。

 「貴様だっていやだろう? こんなの」
 「いいから!」

 決心が鈍るだろうが! はやく!

 「……っ、ああ、くそっ!」

 ゆっくりと降ろされ、割れ目が先端に触れた。
 瞬間、ビクンッ! 腰は仰け反って、「うぐっ」と息が詰まる。

 「うおっ、暴れるんじゃない!」
 「おれの、意思じゃねえっつのぉっ!」

 「そんなことは百も承知だ! 難しいんだよ!」と彼女は荒々しく叫んでから、「そうだ、ならば」と閃くと、詠唱し、こちらの腰回りへ沿うように、筒状に青の魔光を生成した。
 相変わらず、器用なものだ。余計な動きは完全に抑えられ、身体は重力に従い、作られた道筋に沿って落ちる。
 そして程なく、再び接触。膝が跳ねて、腰は浮いたのち、再び落ちる。
 その勢いで、ずぷり。

 「んおぅっ⁉︎」

 割れ目は、張り型を受け入れた。
 一瞬抵抗で速度が落ちたが、頭さえ挿入ってしまえば後は無常である。
 ずっ、にゅううううぅ……と。奥まで咥え込んで、股間は床に付いた。

 「か、っ……ふおぉ?」

 肺の空気が追い出され、口元から吐き出される。
 暑い。一気に暑くなって、額から汗が噴き出す。
 喉から下の感覚は相変わらずないが、それらだけで、姦通したことを理解させられる。
 
 「く、ふうううぅっ……!」
 「は、挿入ってる、な……よくないが、これで、いいんだよ、な……?」

 狼狽え不安にたじろぐ男声に答えるが如く、台座の四方に光の柱が現れた。
 彼女の眉が顰められる。

 「ああ、そうか。これが満ちるまで待てってことか」
 「みた、ひ……っ、ひゅ」

 同意しようとした俺の言葉は、「ふぎゅっ!」と引き攣った。
 目下で、ぷしぃっ! という音が繰り返し、硬い台座を打つ。
 すると、四方にたった光の柱の内側に、ほんの僅かにだけ光が蓄えられ、コップの中の水の如く揺れた。

 「ふ、ふざけている……あまりにもっ……!」

 彼女は、羞恥と怒り、ないまぜになった表情で、顔を真っ赤にして震えた。
 そのとき、雌のニオイに惹きつけられ、天上の淫蟲が飛びかかってくる。
 俺は声を上げようとしたが、出なかった。蟲はこちらの胸元へ近づき────届く寸前で消し飛んだ。

 小柄な男の周囲で、緑光の風が吹き上がり、逆巻く。その背丈よりもずっと高く、振るえる筈の刃よりもずっと鋭く、疾く回転し、なおも速度を上げ、大気は甲高い悲鳴をあげる。

 「只人よ、ゆっくり垂れ流していろ……! 私は、憂さを晴らしてくる……!」
 「あ……」
 「その光が溜まる前に、この場を鮮血で埋め尽くしてやるわ!」



 壮絶な戦いが始まった。
 ふざけた体勢で体液を垂れ流す、エルフの身体の俺を置き去りにして。



 「はー……っ、う、っ」

 吹き荒れる、風刃と血飛沫の嵐。
 その中央で、俺はただただ享受する。

 へこへこ、へこへこへこへこ。
 朦朧とする視界の下端で、浅ましく前後する腰。
 甘く、悩ましげに喘ぐ喉。

 惨めな自身を、これでもかと。

 「うっ、っ」

 目の前が、濡れて歪んだ。
 もちろん自分の身体ではないし、動きも無意識的なものだ。
 しかし内で燻る劣情は、こうなることを切に望み始めていて、今や自身の心を喰らいつくさんとしている。

 涙を、堪えきれなかった。

 「はっ、っ、ふっぅっ!」

 また、呼吸が強く引き攣れた。身体が丸まって、視界が白黒する。
 碌に見ていないし、周りが五月蝿いので音も聞き取れないが、おそらくまた噴いたのだろう。その証拠に、光がまた少し溜まっている。

 「はっ、はぁっ、ふっ……ふっ、っ……ふーー……!」

 まあ、いいさ。耐えられる。この程度、耐えてみせよう。
 実際楽なもんだ。普通なら身体を起こしているのも厳しそうだが、リウカの魔法によって固定されていて、その苦労はない。
 感覚だって、同様に彼女のおかげで、高熱でうなされているとき程度に抑えられているのだ。呼吸が苦しくなったり顔が熱くなったりしないのであれば、多少の揺れを感じるだけ。心地よく眠ってしまえるほどでしかない。

 そう、心地よく────────あ?

 最初は、本当に些細な違和感だった。
 別にこれまで通りで、変わってないのではないかと思っていたのだが、しかし。

 「はっ……あ?」

 揺れを、感じる……?

 これまで感じなかった肢体の揺れ、ひいては豊満な乳房の揺れを感じ始めたとき、違和感は危機感へと変わった。

 「あっ、あぁ……? っ、ふ、お?」

 気づき始めると、止まらなかった。
 潰れる柔い内股。濡れた肌。圧されるへその裏側。
 全てが徐々に戻っていき、耐えるために閉ざしていた頭の芯が、走る電流にノックされ、こじ開けられていく。

 なんでだ? なんで、魔法が。

 パニックになった俺は、幸か不幸か、すぐに原因に気づいた。
 身体の支えとなっている青い光、それが下側から段々と解けて、挿入物でボコっと膨らんだ下腹部の方へ吸い込まれていくのが見えたのだ。

 「は……? ぶん、かぃ?」

 魔法の分解吸収。
 リドルゾーンでは実によく見かける術だ。それが、張型に施されていた。
 こういったものは、基本的に制約で許される範囲外の行動を咎めるように発動することが多い。小細工まで奪うケースは極めて稀だ。

 ラクをすることを、ハナから許してないってのか……?

 「く、おっ、おおおっ」

 ダメだ。この感じは、おそらくこの身体に掛かっている”遮断”と”鎮静”、二つの魔法がどんどん壊されて、吸収されていっている。
 長らく首から上しか感じなかった、エルフの身体の輪郭が、徐々に強くなるひりつきによって象られて、感じるように、なってきて────

 「らめらっ、こ、へぇっ」

 あの淫魔に壊されかけた際とは根本的に違う。
 端から術が損なわれて、不完全になった場所から効果が弱まっていっている。

 とどのつまり、じわりじわりと、俺は炙られながら、最後には放り込まれるのだ。
 この身体に齎された、破滅的な快楽の灼熱に。

 「あっ、っ……!」

 わかれば、助けを求めずにはいられなかった。
 「りぅ、かぁっ!」と情けなく、みっともなく喚いた。
 しかし、彼女らは今まさに応戦中だ。弱々しい女声など、喧騒に掻き消されてしまう。

 「えんわ、ねんわ、なら……あっ、あああっ!」

 苦し紛れに試みた念話の魔法も、この状況ではまったく構築ができなかった。
 とろ火のような快感で頭はうまく回らないし、そもそも、分解の速度に抗えない。魔力の光はたちどころに解けて、下へと消え入っていく。

 「くそ、ぉ……ん、おあっ⁉︎」

 身体の支えが、前のほうから強度を失って、遂に崩れた。
 弛緩した身体はがくんと前方へ倒れて、硬い台座の上に伏せる。

 「あ、ぐ」

 熱い頬が、胸の先が、冷感とヌメりに晒されている。
 心地いい。身体が、沈んで跳ねてを繰り返す。

 「あっ、っ、んんんっ」

 鈍いが、神経が通い始めた。
 手足が、少しずつ、自身の意思で動かせる。
 当然、腰も。

 「んっ、はぁっ、はぁっ、っ!」

 へその下の圧迫から、途方もない熱が込み上げる。
 元々は存在しない、尻の穴とは違う、玉袋の裏の辺りにある穴。
 それが抱き締めている硬くて太い感触が、甘く愛おしい掻痒を与えてくる。

 「あ、あ」

 堪らず、みじろぎしてしまった。
 すると、こりっと。最奥で発火する、官能の根源たるしこりが、硬い先端に捏ねられた。
 瞬間、熱源が爆ぜて、衝撃が脳天を貫く。「お゛っ」という、自分が出したと信じたくない声と共に、背筋は仰け反った。

 「お゛っ、ぐっ、お゛おおおぉっ!」
 
 悶える。その身体の動きでさらに快感が生じて、つぶさな全身の感覚が暴力的に拓かれていく。
 そうなればもう、止まらない。快楽の無限地獄。その扉がひらき、向こうへと引きずり込まれる。

 いやだ……だめだ、こんなの。
 目の前で、たたかってるんだぞ。それを、こんな。

 「い゛っ、っ、んっ、う゛うううぅっ」

 歯を食いしばって耐えた。
 痛いほどに熱くて、気を抜けば甘く蕩けてしまうような、そんな肢体に力を入れて、必死に動かぬよう固めた。

 「う゛……っ」
 
 喧騒の中、そこにひとときの静寂が生まれる。
 漏れる呻きと、ふーふーと荒い息遣い。
 微かな女肉の震えだけが、光り輝く台座の中で縮こまりながら微かに揺らぐ。

 額からつーっと伝う汗一つ。俺は、崖側の理性を働かせる。
 魔法がどの程度分解されてしまったのかはわからないが、もう手足は十分力が入る。肘をついて、そこから手までつければ、身体を起こすことができるだろう。
 しかし、どう動いても身体のど真ん中。股間から深々と刺さって、下腹部の支柱と化している張型へ力が加わってしまう。

 つまり、何をどうしようと快感に繋がる。
 面目を保つのであれば、このまま動かず時が過ぎ去るのを待つしかない。

 「はー……はー……ぁっ、んんんっ」

 いや、無理だ。完全な制止の維持なんてできない。
 ちょっとした息遣いでも、身体は動く。そうなれば、破裂寸前の水風船が刺激を受けて、爆ぜようとしてしまう。

 「ふ、へへ」

 追い詰められた末、自身で出した結論に、思わず笑ってしまった。
 動いても動かなくても、自分はもう、快楽に溺れる道しか残っていない。
 ならば、潰れる面目などないのではないか。選択肢なんて与えられていないのだから。すべて仕方のないことだったと、説明はつくのではないか。

 加えて、今の自分に与えられた役割は、垂れ流すことだ。
 ここで耐えれば耐えるほど、寧ろ勝算は低くなる。
 抵抗する理由が、見当たらなかった。

 「はーー……っ」

 長く深く、息を吐いたあと。
 ぐいっ。自分の意思で、腰を前に動かす。

 「んお゛っ」

 官能が迸り、意識が灼かれた。








 縦横無尽。風の刃が走り続け、淫猥な怪物たちは尽く血溜まりと化す。
 残骸から溢れる濃密な瘴気も、風の結界によって押し除けられ届かない。

 「いったい! いつになったら! 無駄だと理解する⁉︎」

 中心で舞うのは、小柄な只人の男。
 精神は強大かつ尊大なエルフであるがゆえに、その身に不相応な魔法を操り、大口を開いた強大なワームも、人型に近しい身体から翼と触手を生やした化け物も。雑多な者達と同じ運命を辿らせていく。

 「ふー、こいつらに……理解するアタマは、ないよ」

 それとは別に、赤茶けた閃光が迸り、大量の蛭型淫蟲を轢き潰した道の先で交わる。
 風の幕を突き破り姿を見せるのは、返り血塗れの犬獣鉱人融合娘。
 その手に持った、冒涜的なシルエットの怪物の頭を捥いで潰す。

 「いま……取っちゃったから」

 勇ましい笑みを浮かべる只人の男は、風を巻き上げながら「ふん」と鼻を鳴らした。

 「貴様ら、まだ大丈夫なのか」

 問いかけの返事は、「うん、まだ、っー、だいじょうぶ、だ」と絶え絶えであった。
 そう。無双の個体に見えるが、その実、肩で荒く息をつく姿は危うげで、いつ倒れてもおかしくないのだ。

 「なら、役目を果たせ!」
 「あいあい」

 余裕そうに振る舞っているが、男只人の身体もまた、中身のエルフの憤怒がなければ、忽ち下半身に支配されてしまいかねない。
 綱渡の現状。その瞳は俄かにチラと、後方の光の柱のほうを見た。

 「っ、まだか」

 自身の張った風刃結界によって遮られた先、朧に輝く光の柱は、最初のころとは比べ物にならないほど強い光を放っている。
 童顔は、複雑そうな面持ちにしかめられた。
 と、そのとき、下からズボンごとその股間をかぷり。淫蟲が飲み込んだ。

 「ふぐっ!」

 泥濘に引き摺り込まれるような甘く深い官能を受け、膝が笑う。
 ぐっと堪え風刃で一閃するも、狙いが定まらず空を切った。

 「ふーっ、うううう!」

 深く呼吸し、歯を食いしばり、もう一度放つ。
 捲るような緑光の風が起き、見事に淫蟲を引き剥がした。

 が、剥がれた瞬間、濡れたテントの下、粘液が吹き出す。
 男只人の身体はたちまち弛緩して、膝をついてしまった。

 「く、そぉっ」

 魔物達はその隙を逃さない。一斉に襲いかかってくる。
 そこへ赤茶色の軌跡が割り込んで、吹き飛ばす。
 「だいじょう、ぶ?」と振り返るその胸には、淫蟲が張り付いていた。

 「愚問だっ……!」

 強がるが、立ち遅れを取り戻すには至らない。
 ギリギリで回っていたサイクルは崩壊した。
 風の刃でできた防衛線は、徐々に後退の一途を辿る。
 
 「はぁっ、っ、こ、のぉっ」

 歓喜する淫猥の使徒達。蹂躙の予感。
 最中、劣勢の戦士達は声を聞く。

 「────ぁ──んお゛ぉっ」

 理性なき獣のような、女の喘ぎ声だった。
 男の只人の身体に魂を宿す、エルフの女にとっては、誰よりも聞き馴染みがあるはずの声。
 しかしあまりにみっともなく変わり果てていて、聞くに耐えない声。
 声と呼ぶのも憚られる声。声、こえ、コエ。

 「ふぁっ、っ、あ゛あぁっ……!」

 それが情けなく鳴いた刹那、場に光が満ちた。
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